みなさんこんにちは。
今回は、アオハダについてまとめていきたいと思います。
アオハダは秋に葉の色が変わり、季節の移り変わりを教えてくれて、木にできる赤い実も可愛らしく人気があります。
木の長さが、8m~10mになるので、立派なシンボルになりそうですね。
比較的育てやすい品種ですが、幼苗の時期は手をかけてあげる必要があります。
立派なシンボルツリーにするために、上手に育てるポイントをまとめました!
今回はアオハダについてのポイント、
以上12個の点についてお伝えします。
まずはアオハダの育て方からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
アオハダの育て方は?
アオハダは、雌雄異株という、雄と雌が分かれている樹木です。
実を作るのは雌のアオハダなので、もし実をつけたアオハダを栽培したいと思うなら、雄と雌を対にして植えると実ができやすいです。
若葉はおひたしやお茶など食用の葉としても活用できます。
最初は、アオハダが好む環境についてお伝えします!
アオハダの育て方!環境はどうする?
アオハダは、日当たりが良く、水はけが良い場所を好みます。
寒さに強く、植え付けの適期は12月~3月です。
また、アオハダは根を浅く張るので、植え付けの際は支柱などで支えて、風で倒れないようにしてあげると良く育ちます。
次は、アオハダに適した用土についてお伝えします!
アオハダを育てる際の適した用土は何?
アオハダに使用する用土は、環境が合っていれば特に気にする必要はありません。
水が溜まりやすい場所に植えると、根腐れが起こり枯れてしまう恐れがありますので、そこだけは注意しましょう!
後は、大きくなるので、庭のシンボルになるように人目に付きやすい場所を選ぶと、お家を引き立てるのにいいかもしれませんね。
次は、アオハダに必要な肥料についてお伝えします!
アオハダの育て方!肥料はどうする?
アベリアを利用する際の肥料としては、「堆肥や腐葉土」を植える際に混ぜてあげると良く育ちます。
具体的には、大きめの植え穴を掘り、そこに堆肥と腐葉土を混ぜこみます。
腐葉土は、土の保水性を高め乾燥を防いでくれます。
立派に育てる為には、良い土壌を作る必要があります。
しっかりと肥料を施して、よい土壌を作ってあげましょう。
では次は、アオハダの水やりポイントについてお伝えします!
アオハダを育てる際の水の量はどうする?
水やりですが、アオハダを地植えで育てる場合は必要ありません。
ただし、根が十分に伸びていない植えて間もない時期は、水枯れを防ぐために土が乾いたら水をあげるようにしてください。
以上で基本的なアオハダの育て方については終わりです。
次に、アオハダの花や木の画像(写真)をお見せします。
アオハダの花や木の画像(写真)!特徴や樹形は?紅葉は楽しめるの?
アオハダは、モチノキ科モチノキ属の落葉高木です。
日本各地の山や林中に自生し、樹高12メートルほどにもなります。
アオハダという名前ですが、幹は灰白色をしていますよ。
アオハダは、9月から10月頃に赤い実をつけます。
他のモチノキ科の樹木と同様に、赤い実が縁起が良いとされていますよ。
花も実も可愛いですが、葉にも特徴があり、色がきれいで丸みを帯びた卵形をしています。
モチノキやヒイラギなどに似ていますが、ヒイラギのような鋭いギザギザはついていません。
そして落葉性なので、秋には紅葉が楽しめます!
アオハダの木は、常緑の部類に入りますので、紅葉は遅いです。
具体的には11月頃に紅葉が見れます。
※育てる地域によって多少変わります。
黄色い葉は本当にきれいなので、一見の価値あり。
ぜひ鑑賞してくださいね。
また、アオダハは12月~3月にかけて、落葉します。
春の若芽から秋の紅葉、落葉まで、四季折々の変化を楽しめますよ。
毎年、11月頃になると筑波山で紅葉のライトアップが行われているようです。
アオハダは勿論の事、モミジやカエデなど他にも紅葉が美しい木が沢山ありますので、是非もみじ狩りに行かれてはいかがでしょうか?17414
次に、アオハダの開花時期や季節はいつ頃なのかをお伝えします。
アオハダの開花時期や季節はいつ頃なの?
アオハダは、春5月から6月頃にかけて、枝や梢に緑白色の花をつけます。
赤い実も紅葉の黄色い葉も鑑賞に値しますが、ひそかにこの花のファンという方も多いことでしょう。
葉の陰にひっそりと咲く可愛い花なので、ぜひ気をつけて見てくださいね。
それでは次に、アオハダの値段や販売価格はいくらぐらいなのかをお伝えします。
アオハダの値段や販売価格はいくらぐらいなの?
アオハダの販売価格は、単木・株立ちともに、1.2メートルで12000円が相場です。
手入れが簡単で葉色のきれいなシンボルツリーをお探しの方はぜひチェックしてみてください。
大きく立派な木になるよう育ててあげましょうね。
次は、アオハダの成長速度についてお伝えします。
アオハダの苗の植え付け(植え方)のポイントは?成長速度は早いの?
アオハダの成長速度は緩やかです。
庭植えで育てる方が、鉢植えよりも地中で根が深く張るため、大きく成長することができます。
山地の林内では、樹高12メートルほどのアオハダもみられますよ。
ゆっくりと成長するため、あわてて剪定する必要もなく、管理がしやすいのもポイントです。
庭植えで大きくなると8~10m以上になる場合もあります。
更に四季折々で変化する様も一見の価値がありますね。
植え付け適期は12月〜3月。
アオハダは大きくなるので、庭植えで育てるのがおすすめです。
植え付けのポイントは、日当たりと水はけの良い場所を選ぶこと。
大きく成長することを想定して、住環境や他の植物への日当たりも考慮しましょう。
次に、アオハダの鉢植えや庭植えでシンボルツリーとして育てる際のポイントをお伝えします。
アオハダの鉢植えや庭植えでシンボルツリーとして育てる際のポイントは?
アオハダという名前を聞いてもピンとこない方も多いかもしれませんが、株立ちも楽しめる庭木として、最近じわじわと人気が出てきています。
大きく育つ木なので、鉢植えで小さく育てたい方もいるでしょうが、アオハダは庭植えがおすすめですよ。
和風のお庭はもちろんのこと、ナチュラルな洋風の雑木風ガーデンにもとても似合います。
耐寒性があって手入れもとても簡単なので、シンボルツリーとしても植えてみてはいかがでしょうか。
その際に気をつけたいポイントは2つあります。1つ目は水やり、2つ目は雄雌の株に注意することです。
この木がほかの植物とは大きく違う特徴に、雌雄異株があげられます。
ですので、赤い実をつけるためには、雄雌をペアにして植える必要があるんですよ。
これから育ててみようと検討中の方は、購入時に気を付けてくださいね。
次は、アオハダの剪定方法についてお伝えします。
アオハダの剪定のポイントは?
アオハダは大きく育つので、庭木は剪定してコントロールするとよいでしょう。
アオハダの剪定は、休眠期に当たる12月~3月に行うのがおすすめです。
自然の姿が様になるシンボルツリーなので、剪定は軽めに整える程度でOKです。
木の上部は枝が絡みにくいのですが、中腹部は絡みやすいです。絡んでいる部分は取り除き、全体の状態を見ながら剪定していくのがポイントです。
細かい剪定は必要ありませんが、日や風が通りやすいように、絡んだ枝を分岐部分で切っておきましょう。
また、木がある程度大きくなったら、下の部分の脇木を切りましょう。
剪定のとき、根元の樹木を切らないように注意すれば、見栄えが良い株立ちに仕立てることも可能です。
狭い庭でも奥行きがでて広く見えますよ。
木が生い茂ると、どうしても庭とのバランスが崩れてしまいます。
大切な庭木なので庭との調和を大切に剪定しましょう。
アオハダの増やし方!挿し木のやり方はどうするの?
アオハダは成長が遅いので、苗を購入して増やすのが一般的です。
でも、お気に入りのアオハダが庭に植えてあって、もう一本あったらいいなと思うときはありませんか。
そんなときは、ぜひ挿し木に挑戦してみましょう。
挿し木は、親木と同じ性質を受け継いだレプリカを確実に速く増やす方法です。
アオハダのような落葉樹は、春3月~4月頃、新芽が出る前に作業にとりかかりましょう。
まず、前年伸びた枝から健康で充実した小枝を選び、挿し穂として使います。
カットした挿し穂は、1時間ほど水に浸けて給水させてください。
挿し木用培養土を入れた鉢に挿して水をたっぷり与えます。
明るめの日陰に置き、水を欠かさないように注意しながら管理します。
根付くまでに、水やりをおろそかにしてしまうと、枯れてしまうことがあるので注意しましょう。
挿し穂は複数本用意しておくことおすすめします。
1年ほど経過してしっかりと根付いたのを確認したら、一回り大きめの鉢に植え替えるか、地植えでさらに大きく育てましょう。
次はアオハダの害虫対策についてお伝えします!
アオハダのかかりうる病気や害虫(毛虫)の対策方法は?
アオハダは、基本的に害虫被害に遭いにくいので、気にする必要はないでしょう。
ですが、たまに「テッポウムシ」の被害に遭う事があります。
木の地面付近におがくずがついた穴と木の幹に穴が空いていたら、侵入しています。
その場合は急いで駆除しましょう。
また、日当たりや風通しが悪いと、「黒斑病」になる事があります。
※黒斑病とは、最初は葉などに白い斑点ができ、徐々に色が濃い色に変わっていき最終的に葉が枯れる病気です。
白い斑点を見つけたら、その葉を取り除き、薬剤で治療しましょう。
上で紹介した病気や害虫は枯れの原因になることもので、注意してあげて下さい。
次は、アオハダが夏に枯れる原因や芽が出ない原因と対策方法をお伝えします。
アオハダが夏に枯れる原因や芽が出ない原因と対策方法は?
アオハダは、夏の乾燥と水不足によって枯れてしまうことがあります。
夏の植え替えは絶対にNGです。
夏の直射日光や肥料の与えすぎによっても株に負担がかかってしまいます。
夏は気温が低い朝と夕方、日に2度しっかり水を与えて対策をしてください。
また、夏の高温多湿によって黒斑病という病気にかかって枯れることががあります。
葉っぱに白い斑点が出ていたら、この病気を疑ってください。
放っておくと病斑がしだいに褐色から黒色に変わって枯れてしまいます。
見つけ次第すぐに対応してください。防除効果のある殺菌剤を散布しておきます。
また、日当たりや風通しがよい場所で管理することでアオハダを病気から守ってあげましょう。
次に、アオハダとアオダモの違いはなにかをお伝えします。
アオハダとアオダモの違いはなに?
アオハダとアオダモは、名前が似ているため、お店などでもよく混同されますが、全く違う植物です。
アオハダはモチノキ科ですが、アオダモはモクセイ科の落葉樹。
葉も花も実も全く異なっているので、見分け方はさほど難しくありません。
アオハダとアオダモの大きな違いは次の3つです。
- アオハダの葉は丸い普通の葉っぱですが、アオダモは小葉が集まって1組の葉を形成します。
- アオハダの花は葉陰に小さくひっそりとつきますが、アオダモの花は枝先にびっしりと咲かせます。
- アオハダの実は赤くて丸いのに対し、アオダモは豆状のさやのような実をぶらさげます。
また、アオダモはバットの木としても知られます。
雌雄異株で、花の色は白又はクリーム色。
春4~5月に雪が降り積もったように開満に咲かせます。
アオハダと同じように、株立ちで涼しげな枝ぶりが人気で、庭木として植えられています。
次は、アオハダの名前の由来についてお伝えします。
アオハダの花言葉はなに?名前の由来は?
アオハダは漢字で「青膚」や「青肌」と書きますよね。
樹自体は青くないのに、なぜ「アオハダ」という名前は付いたのでしょうか。
それは樹皮の下に青い肌を隠していることが由来しています。
実は、アオハダの樹皮はとても薄く、剥がれた内部が青緑色をしていることがわかります。
この色は「葉緑素」の色で、このようになる植物は珍しいと言われています。
アオハダは小さくてかわいい花も咲きますよ。
花言葉は残念ながらありません。
葉陰にひっそりと咲くため見過ごしてしまいそうですが、ぜひ見つけてくださいね。
それでは最後に、これまでのおさらいをしていきましょう。
- オススメ記事
アオハダのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは12個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①アオハダの育て方(環境、土、肥料、水やり)
アオハダが好む環境は日当たりと水はけ良い場所です。
植え付けの適期は12月~3月です。
アオハダは雌雄異株で、実を作るのは雌のアオハダなので、もし実をつけたアオハダを栽培したいなら、雄と雌を対にして植えます。
アオハダに使用する用土は、環境が合っていれば特に気にする必要はありません。
肥料は「堆肥や腐葉土」を植える際に混ぜてあげると良く育ちます。
水やりですが、アオハダを地植えで育てる場合は必要ありません。
ただし、根が十分に伸びていない植えて間もない時期は、水枯れを防ぐために土が乾いたら水をあげるようにしてください。
②アオハダの花や木の画像(写真)!特徴や樹形は?紅葉は楽しめるの?
アオハダは、モチノキ科モチノキ属の落葉高木。
日本各地の山や林中に自生し、樹高12メートルほどにもなります。
アオハダという名前ですが、幹は灰白色をしていますよ。
アオハダは、9月から10月頃に赤い実をつけます。葉は丸みを帯びた卵形をしています。
落葉性なので、秋11月頃には紅葉が楽しめます!
③アオハダの開花時期や季節はいつ頃なの?
アオハダは、春5月から6月頃にかけて、枝や梢に緑白色の花をつけます。
葉の陰にひっそりと咲く可愛い花なので、ぜひ気をつけて見てくださいね。
④アオハダの値段や販売価格はいくらぐらいなの?
アオハダの販売価格は、単木・株立ちともに、1.2メートルで12000円が相場です。
庭木としては少し高価な部類なので大事に育ててくださいね。
⑤アオハダの苗の植え付け(植え方)のポイントは?成長速度は早いの?
アオハダの成長速度は緩やかです。
樹高10~12メートル位に大きくなる木です。
日当たりと水はけの良い場所を選び、庭植えで育てるのがおすすめです。
植え付け適期は12月〜3月。
大きく成長することを想定して、住環境や他の植物への日当たりも考慮して植え付けましょう。
⑥アオハダの鉢植えや庭植えでシンボルツリーとして育てる際のポイントは?
アオハダは株立ちも楽しめる庭木として、シンボルツリーとして人気が出てきています。
耐寒性があって手入れもとても簡単ですが、気をつけたいポイントは2つあります。
1つ目は水やり、2つ目は雄雌の株に注意して購入することです。
雌雄異株なので、赤い実をつけるためには、雄雌をペアにして植える必要があります。
⑦アオハダの剪定のポイントは?
アオハダは大きく育つので、庭木は剪定してコントロールするとよいでしょう。
アオハダの剪定は、休眠期に当たる12月~3月に行うのがおすすめです。
自然の姿が様になるので、剪定は軽めに整える程度でOKです。
木の上部は枝が絡みにくいのですが、中腹部は絡みやすいです。絡んでいる部分は取り除き、全体の状態を見ながら剪定していくのがポイントです。
日や風が通りやすいように、絡んだ枝を分岐部分で切っておきましょう。
また、木がある程度大きくなったら、下の部分の脇木を切りましょう。
⑧アオハダの増やし方!挿し木のやり方はどうするの?
アオハダを増やすときは挿し木に挑戦しましょう。
確実に速く増やせる方法です。
アオハダのような落葉樹は、春3月~4月頃、新芽が出る前に作業にとりかかりましょう。
まず、前年伸びた枝から健康で充実した小枝を選び、カットして挿し穂にします。
1時間ほど水に浸けて給水させてから、赤玉小粒か挿し木用培養土を入れた鉢に挿していきます。
根付くまでは、水やりに注意して管理します。1しっかりと根付いたら、大きめの鉢に植え替えるか、地植えでさらに大きく育てましょう。
⑨アオハダのかかりうる病気や害虫(毛虫)の対策方法は?
アオハダは、基本的に害虫被害に遭いにくい植物です。
ですが、たまに「テッポウムシ」の被害に遭う事があります。
木の地面付近におがくずがついた穴と木の幹に穴が空いていたら、急いで駆除しましょう。
また、日当たりや風通しが悪いと、「黒斑病」になる事があります。
最初は葉などに白い斑点ができ、徐々に色が濃い色に変わっていき最終的に葉が枯れる病気です。
白い斑点を見つけたら、その葉を取り除き、薬剤で治療しましょう。
⑩アオダモが夏に枯れる原因や芽が出ない原因と対策方法は?
アオハダは、夏の乾燥と水不足によって枯れてしまうことがあります。
夏の植え替え、直射日光や肥料の与えすぎによっても株が弱って夏枯れの原因になります。
夏は気温が低い朝と夕方、日に2度水を与えて、しっかりと対策をしてください。
また、夏の高温多湿によって黒斑病にかかって枯れることががあります。
葉っぱに白い斑点が出ていたら、すぐに殺菌剤を散布して対応してください。
鉢植えは、夏は風通しがよい場所で管理することでアオハダを病気から守ってあげましょう。
⑪アオハダとアオダモの違いはなに?
アオハダの葉は丸い葉っぱですが、アオダモは小葉が集まって1組の葉を形成します。
アオハダの花は小さくひっそり葉陰につきますが、アオダモの花は枝先にびっしりと咲かせます。
アオハダの実は赤くて丸いのに対し、アオダモは豆状のさやのような実をぶらさげます。
⑫アオハダの花言葉はなに?名前の由来は?
アオハダは漢字で「青膚」や「青肌」と書きますが、それは樹皮の内部が青緑色をしているからです。
アオハダは小さくてかわいい花も咲きますよ。花言葉は残念ながらありません。葉陰にひっそりと咲くため見過ごしてしまいそうですが、ぜひ見つけてくださいね。
最初の手入れは手がかかりますが、ある程度成長すれば手がかからないアオハダ。
是非お庭に植えてみてはいかがですか?
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
コメントを残す