みなさんこんにちは。
今回は、ペチュニア・ギュギュについてまとめていきたいと思います。
ペチュニア・ギュギュは、タキイ種苗が開発したナス科ペチュニア属ペチュニアの品種です。
品種改良により、通常のペチュニアより手間がかからず、長い間きれいな花を育てられます。
ペチュニア・ギュギュは、枝が短く「ギュギュ」ッとまとまった姿になるのが特徴のお花です。
どんな鉢サイズでもギュギュっと小花が高密度で咲き、株がコンパクトにまとまっていることから名前がつけられたそうです。
今回は、ペチュニア・ギュギュについてのポイント、
以上12個の点についてお伝えします。
まずはペチュニア・ギュギュの育て方からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
ペチュニア・ギュギュの育て方は?
ペチュニア・ギュギュは、日当たりが良く、水はけや風通しが良い場所が適しています。
なので、ペチュニア・ギュギュは、よく陽の当たるところで、肥料や水もたくさんあげて育てると良いです。
ここからさらに詳しくお伝えします。
最初は、ペチュニア・ギュギュが好む環境についてお伝えします!
ペチュニア・ギュギュの育て方!環境はどうする?
ペチュニア・ギュギュは、日当たりを好みますが、夏の暑さに若干弱い品種です。
もし暑さで生育が弱っている場合は、半日陰に移動させましょう。
他のペチュニアよりも暑さに強いので、夏でも基本的には半日陰に移動しなくても大丈夫ですが、あまりに用土が乾くようなら、少し遮光してあげてください。
酸性雨にあたると花がしおれしまいますから、できるだけ雨のあたらないところがベストです。
次は、ペチュニア・ギュギュに適した用土についてお伝えします!
ペチュニア・ギュギュを育てる際の適した用土は何?
ペチュニア・ギュギュは、腐葉土など有機質が多く、水はけのよい土にしましょう。
連作障害が起こるので、他の植物を植えていた古い土を使わず、新しい土を使うのがポイントです。
赤玉土小粒と腐葉土の割合が7:3で混ぜ合わせた土か、草花用として市販で販売されている培養土を使用します。
ペチュニアは弱アルカリ性から中性の土も好んでいるので、苦土石灰を混ぜあわせた土を使用するのもいいでしょう。
ペチュニア・ギュギュは、強酸性の土を苦手にしているので、ピートモスや鹿沼土は使用しないようにします。
また、連作障害が起きやすいので、ナス科の植物を植えた土にペチュニア・ギュギュを植えないようにしてください!
次は、ペチュニア・ギュギュに必要な肥料についてお伝えします!
ペチュニア・ギュギュの育て方!肥料はどうする?
ペチュニア・ギュギュは、肥料切れに注意してください。
次から次へと花が咲き、花数の多い種類ですので、肥料も多く必要とします。
肥料があれば数多くの花を咲かせるので、リンが含まれている肥料を多めに与えましょう。
たくさんの花を楽しむためには、1週間に1回程度液体肥料または1ヶ月に1回固形肥料を与えます。
注意点としては、真夏の時期は根を痛めて弱るので、肥料を与えないようにすることです。
では次は、ペチュニア・ギュギュの水やりポイントについてお伝えします!
ペチュニア・ギュギュを育てる際の水の量はどうする?
ペチュニアギュギュは、梅雨を除いた春から秋の間は、土が乾いたらしっかりと水をやるようにします。
成長スピードが早いので、水もぐんぐん吸います。
土の乾き具合をこまめに見てあげるようにしましょう。
しかし、土が濡れているうちに水を与えると、根腐れの原因になります。
真夏に蒸発が激しく水やりが追いつかない場合は、半日陰に移動させてください。
以上で基本的なペチュニア・ギュギュの育て方については終わりです。
次はペチュニア・ギュギュの写真(画像)をお見せします!
ペチュニア・ギュギュの画像(写真)!特徴は?多年草なの?
(画像はInstagram hotaru.garden様より)
こんもりと花が咲く様子がかわいいペチュニア・ギュギュです。
花は小ぶりですが、次から次へと開花します。
ペチュニア・ギュギュは梅雨や夏に弱い、摘芯・切り戻しが必要といったペチュニアの欠点を解消した品種です。
ペチュニア・ギュギュは半耐寒性多年草ですが、寒さに弱いため日本では1年草扱いになっています。
ただ、株が弱りますので1年間のような力強さはなくなるようです。
毎年咲かせられるものではなく、いずれ弱って枯れてしまいます。
1年で枯れてしまう1年草ですが、加温して越冬させれば翌年も花をつけます。
枝が間延びしづらく、分枝力(枝がたくさん出る力)が強いので、ドーム型に満開になります。
ペチュニア・ギュギュは、手間がかからず、小花をたくさんつけるという特徴があります。
次に、ペチュニア・ギュギュの開花時期をお伝えします!
ペチュニア・ギュギュの開花時期や季節はいつ頃なの?
ペチュニア・ギュギュは5月頃から9月頃まで花を咲かせてくれます。
きれいに長く花を楽しみたい場合は、花ガラをこまめに摘んであげましょう。
そして、1度花がおわったあとはバッサリと切り戻しをします。そうすることで、新たに花芽が作られ長期間花を楽しむことができます。
花の期間中、2度ほど切り戻して3回満開の花を見ることが出来ますよ!
次は、ペチュニア・ギュギュの値段や販売価格をお伝えします!
ペチュニア・ギュギュの値段や販売価格はいくらぐらいなの?
ペチュニア・ギュギュの販売価格は、3号鉢で500円~600円程度です。
パンジーやマリーゴールドが100円くらいで販売されていることを考えると、高価な部類に入りますよね。
時期になるとホームセンターなどにも並ぶことがありますし、通販でも購入することが可能です。
それでは次に、ペチュニア・ギュギュの苗の植え付け(植え方)や植え替えの時期とやり方をお伝えします!
ペチュニア・ギュギュの苗の植え付け(植え方)や植え替えの時期とやり方は?
ペチュニア・ギュギュの植え付け時期は4〜5月です。
まず鉢底石を鉢の底が見えなくなる程度に入れ、上から用土を入れます。
ペチュニア・ギュギュは高温多湿にそれほど強くないので、梅雨の時期は避けて植え付けや植え替えを行うようにしてください。
花がこんもりと膨らむように広がりますので、植え付けは株間30cm以上、鉢植えの場合は10号くらいの鉢を用意してあげてください。
用土は、市販の培養土で問題ありません。
黄色い葉や花がらを取り除き、根を軽くほぐした苗を深すぎないよう植えるのがコツです。
通気性をよくするために株元の葉と元気な葉っぱを少し取り除き、株が潜ってしまわない程度に土をかぶせます。
ペチュニア・ギュギュに鉢底から流れ出るまで、たっぷりとお水を与えます。
花数を増やすため、植え付け後に茎の先端を摘む「摘心(てきしん)」をおこないましょう。
次は、ペチュニア・ギュギュの鉢植えや地植え(花壇)で育てる際のポイントをお伝えします!
ペチュニア・ギュギュの鉢植えや地植え(花壇)で育てる際のポイントは?鉢の大きさはどうする?
先ほども述べたとおり、ペチュニア・ギュギュは株間を広くとります。
ペチュニア・ギュギュの植えるときのポイントは、株と株の間を20cm以上離すことです。
鉢植えの場合は、根詰まりして水切れしないよう、鉢は大きめに10号鉢(直径30センチ)で1株です。
枯れた花は取ってあげましょう。
肥料を切らすと花付きが悪くなるので、1週間に1度は液肥をあげるようにしてください。
次に、ペチュニア・ギュギュの寄せ植えに合う植物をお伝えします!
ペチュニア・ギュギュの寄せ植えに合う植物はなにがあるの?
ペチュニア・ギュギュは寄せ植えに適しています。
しかし、あまり多くの花色を入れてしまうと、まとまりがなく見えてしまうので注意が必要です。
また、ペチュニア・ギュギュは、単体でもこんもりとまとまってくれるので見応えがありますよ。
寄せ植えをする場合は、ペチュニア・ギュギュのよさを壊さない植物を選んであげると良いでしょう。
夏は、青や紫・白などの涼しげな色の花を組み合わせ、ハーブ系との組み合わせでさわやかな寄せ植えが作れます。
秋は周りの木々に雰囲気が合った落ち着いた色合いにしてあげるとよいでしょう。
日当たりと風通しのよい場所を好むロベリア、花色や品種のバリエーションが多いバーベナ、ペチュニアに似た小さな花カリブラコアなどがおすすめです。
もちろんペチュニア同士や花色の多いユーフォルビア、ヒューケラやラミウムなどもよいでしょう。
また、アイビーやヒューケラなどの葉を楽しむ植物をまわりに植えると、とてもきれいに仕上がりますのでおすすめです。
また、夏の時期であれば、プランター用の背丈の低いヒマワリを後ろに配置してあげると季節感を感じる寄せ植えになります。
次は、ペチュニア・ギュギュの剪定(切り戻し)の時期とやり方をお伝えします!
ペチュニア・ギュギュの剪定(切り戻し)の時期とやり方は?
ペチュニア・ギュギュの剪定の時期は、花がおおかた咲き終わった直後です。
ペチュニア・ギュギュは、ムレ対策に梅雨前に切り戻すのをおすすめします。
ペチュニア・ギュギュは、剪定(切り戻し)することでよりきれいな状態を保つことができます。
摘芯(ツルの先を切ることで花を咲かせる方法)をすることで、脇芽が増えて花が増えます。
全体を半分か3分の1に切り戻すことで、花がたくさん咲くことになります。
切り戻す位置は根元から10cmぐらいの場所で、つぼみは剪定しないよう気をつけましょう。
咲いた花を放置していると、花に種子を作ろうと株が栄養を回して次の花が咲きづらくなるので、花がしぼんだらこまめに摘みます。
満開のピークをすぎて、もうほぼ開花しないかな?という頃になった、もとの大きさの半分くらいまで切り戻します。
そうするとまた新しい葉や花芽が出てきて、2ヶ月頃くらいには満開の花を咲かせてくれます。
それでは次に、ペチュニア・ギュギュの増やし方をお伝えします!
ペチュニア・ギュギュの増やし方!挿し芽(挿し木)や種まき時期と種まきのポイントは?
ペチュニア・ギュギュの増やし方は、挿し芽をおすすめします。
挿し芽の適した時期は、5〜7月です。
5~10cmの脇芽のついた新芽を必ずハサミで斜めに切ります。
下の方の葉・ツボミ・花は取り除き、用土は肥料分のない清潔な赤玉土単用の苗床に挿します。
切り口に発根促進剤を使用すると、発根率が上がるのでおすすめです。
ペチュニアの種まきをする時期は、4~5月が適期です。
発芽温度は20〜25℃なので、気温が低い場合は室内で種まきをするようにしましょう。
土はピートモスや赤玉土・パーミキュライトのような水はけのいい土か、種まき用土を使います。
ポットや育苗箱・セルトレイなどの底が浅くなっている箱に湿らせた土を入れ、種が重なることがないように、5cmほどの間隔でまいていきます。
明るさを感じないと種子は発芽しないので、土を深くかぶせないようにしましょう。
用土が乾燥しないように霧吹きで水をやり、その上からラップやビニールをかぶせ半日陰で管理します。
ペチュニアの種子は非常に小さく、取り扱いづらいので気をつけましょう。
芽が出ればビニールをはずし、本葉が2枚から4枚が出たら、鉢やプランター・庭に植え替えましょう。
次は、ペチュニア・ギュギュの冬越しのやり方をお伝えします!
ペチュニア・ギュギュの冬越しのやり方は?耐寒性はあるの?
ペチュニア・ギュギュの耐寒性は低いです。
秋に最後の花を咲かせたら、それでおしまいと考えるのが一般的ですが、室内に取り込んでずっと暖かい状態を保てれば、冬越しは可能です。
春にはまた花を見せてくれますが、株自体が寿命で弱ってきているので、前年のような力強さが感じられないかも知れません。
多年草のように、何年も育て続けられるわけではありません。
絶やしたくないのであれば、毎年秋頃に挿し穂をとって、冬の間加温して成長させる必要があります。
なので結論は、ペチュニア・ギュギュは基本的には冬になると枯れますが、霜に当てず暖かい環境ならば冬を越せます。
冬の間は暖かい室内で育てましょう。
次に、ペチュニア・ギュギュの花言葉をお伝えします!
ペチュニア・ギュギュの花言葉や英語名はなに?
ペチュニア・ギュギュとしての花言葉はありませんでした。
ペチュニア全般の花言葉には、「あなたと一緒なら心がやわらぐ」、「心のやすらぎ」、「心がなごむ」「心の安定」といった意味がつけられています。
八重咲きペチュニアは「変化に富む」、ピンク は「自然な心」、紫は「人気者」です。
また、英語名は「petunia」です。
ギュギュは日本で開発された商品名ですので、英語でもそのまま「ギュギュ」と名がつくと思われます。
それでは最後に、ペチュニア・ギュギュの種類や品種をお伝えします!
ペチュニア・ギュギュの種類や品種は何があるの?
ペチュニア・ギュギュはタキイが開発したペチュニアの品種です。
「ギュギュ」のほか八重咲の「ギュギュダブル」もあります。
ペチュニア・ギュギュは色幅が広いです。
ピンク、紫、黄色など、好みの花色を選ぶ楽しさがありますね。
ギュギュには「バイオレットアイス」や、黄芯が珍しい「ピンクアイス」、今までにない濃い「イエロー」他計10種類の色があります。
「ギュギュダブル」の花色は、「ダブルイエロー」「ダブルブルー」「ダブルパープル」「ダブルベリー」などの6色あります。
また、ペチュニア・ギュギュダブルという八重咲きの品種もあります。
ただでさえ花数の多いペチュニア・ギュギュですが、八重咲きになることでさらにモコモコと花で埋め尽くされる感じがかわいいです!
それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!
ペチュニア・ギュギュのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは12個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①ペチュニア・ギュギュの育て方(環境、土、肥料、水やり)
ペチュニア・ギュギュは日当たりが良く、水はけや風当たりが良い場所が適していますが、夏の暑さに若干弱い品種です。
赤玉土小粒と腐葉土の割合が7:3で混ぜ合わせた土か、草花用として市販で販売されている培養土を使用します。
ペチュニア・ギュギュは肥料切れに注意し、1週間に1回程度液体肥料または1ヶ月に1回固形肥料を与えます。
ペチュニアギュは、土が乾いたらしっかりと水をやるようにします。
②ペチュニア・ギュギュの画像(写真)!特徴は?多年草なの?
ペチュニア・ギュギュは半耐寒性多年草ですが、寒さに弱いため日本では1年草扱いになっています。
枝が間延びしづらく、分枝力(枝がたくさん出る力)が強いので、たくさんの小花をつけてドーム型に満開になります。
③ペチュニア・ギュギュの開花時期や季節はいつ頃なの?
ペチュニア・ギュギュの開花時期は、4~10月です。
④ペチュニア・ギュギュの値段や販売価格はいくらぐらいなの?
ペチュニア・ギュギュは、インターネットで500円程度から販売しています。
⑤ペチュニア・ギュギュの苗の植え付け(植え方)や植え替えの時期とやり方は?
ペチュニア・ギュギュの植え付け時期は4〜5月です。
まず鉢底石を鉢の底が見えなくなる程度に入れ、根を軽くほぐした苗を深すぎないよう植えるのがコツです。
黄色い葉や花がら、株元の葉と元気な葉っぱを少し取り除き、鉢底から流れ出るまでたっぷりとお水を与えます。
花数を増やすため、植え付け後に茎の先端を摘む「摘心(てきしん)」をおこないましょう。
⑥ペチュニア・ギュギュの鉢植えや地植え(花壇)で育てる際のポイントは?鉢の大きさはどうする?
ペチュニア・ギュギュは、株と株の間を20cm以上離し、10号の鉢で1株植えます。
⑦ペチュニア・ギュギュの寄せ植えに合う植物はなにがあるの?
ハーブ類・ロベリア・バーベナ・ペチュニア・カリブラコア・ペチュニア同士・ユールフォルビア、ヒューケラやラミウムなどおすすめします。
⑧ペチュニア・ギュギュの剪定(切り戻し)の時期とやり方は?
ムレ対策に梅雨前に切り戻すのをおすすめします。
切り戻す位置は根元から10cmぐらいの場所で、全体を半分か3分の1に切り戻し、つぼみは剪定しないよう気をつけましょう。
⑨ペチュニア・ギュギュの増やし方!挿し芽(挿し木)や種まき時期と種まきのポイントは?
ペチュニア・ギュギュの挿し芽の適した時期は、5〜7月です。
5~10cmの脇芽のついた新芽を必ずハサミで斜めに切り、下の方の葉・ツボミ・花は取り除き、用土は肥料分のない清潔な赤玉土単用の苗床に挿します。
ペチュニアの種まきをする時期は、4~5月が適期で、発芽温度は20〜25℃です。
底が浅くなっている箱に湿らせた種まき用土などを入れ、5cmほどの間隔でまき、土を浅くかぶせます。
用土が乾燥しないように霧吹きで水をやり、その上からラップやビニールをかぶせ半日陰で管理します。
⑩ペチュニア・ギュギュの冬越しのやり方は?
ペチュニア・ギュギュは基本的には冬になると枯れやすいので、冬の間は暖かい室内で管理します。
⑪ペチュニア・ギュギュの花言葉はなに?
ペチュニア全般の花言葉は、「あなたと一緒なら心がやわらぐ」「心のやすらぎ」、「心がなごむ」です。
⑫ペチュニア・ギュギュの種類や品種は何があるの?
ペチュニア・ギュギュはタキイが開発したペチュニアの品種で、「ギュギュ」のほか八重咲の「ギュギュダブル」もあります。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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