【スプレーマム(スプレー菊)のまとめ!】寄せ植えや花言葉等8個のポイント!








 

複数の花1本の茎に咲かせるヨーロッパ生まれでおしゃれな雰囲気のスプレーマム。

仏花としてなじみのある菊の一種で、スプレー状に枝咲きしている姿は

 

お盆などにお墓参りをする際にもよく見受けられます。

 

今回は、そんなスプレーマムの育て方や花言葉をご紹介します。

今回はスプレーマムについてのポイント、

①スプレーマム(スプレー菊)の育て方(環境、土、肥料、水やり)
②スプレーマム(スプレー菊)の季節
③スプレーマム(スプレー菊)を鉢植えで育てるポイント
④スプレーマム(スプレー菊)を寄せ植えで育てるポイント
⑤スプレーマム(スプレー菊)の挿し木(挿し芽)ポイント
⑥スプレーマム(スプレー菊)の摘心のポイント
⑦スプレーマム(スプレー菊)の花言葉
⑧スプレーマム(スプレー菊)の種類や品種

 

以上8つの点についてお伝えします。

まずはスプレーマムの育て方からお伝えします!

 

目次(クリックで飛べます)

スプレーマム(スプレー菊)の育て方(栽培方法)は?

 

通常の菊のように大きくないスプレーマムは、可愛らしい花を一本にたくさん華やかに咲かせてとても魅力的です。

 

スプレーマムは日当たりが良くないと、花がつきにくくなってします。

また、霜に当たってしまうと枯れてしまうので日が少しでも当たり、霜が降ってこないところに置いて育ててあげましょう。

 

剪定するポイントは、ツボミができる前にすることです。

そしてツボミが初めてついた時は、成長点を切って分枝してあげましょう。

 

また、成長期の春から夏頃に茎先を摘んであげると、

枝先が分かれていくのでボリュームができます。

 

ここからさらに詳しくお伝えします。

最初は、スプレーマムが好む環境についてお伝えします!

 

スプレーマムの育て方!環境はどうする?

 

 

日光を好み、寒さに弱いスプレーマムは和菊と比べて成長が早くたくさんの花を咲かせることができます。

 

しかし、開花するには日照時間が短ければならない短日植物であるスプレーマムは直射日光がよく当たる場所に置くよりも、半日陰で育ててあげることをオススメします。

 

お店に出ているスプレーマムで開花しているものは、春咲・秋咲に調整しているのでご購入する前には、ラベルなどで確認してみると良いでしょう。

 

次は、スプレーマムに適した用土についてお伝えします!

 

スプレーマムを育てる際の適した用土は何?

 

世界の国々と比べて降水確率の高い日本の土の多くは、酸性土壌であるため、スプレーマムをその環境で育てていくのは非常に難しいです。

ですので、庭植えなどでスプレーマムを育成する時はカルシウムイオン効果のある石灰で土壌の酸化性質を中和させて土壌改良肥料に変化してあげると良いでしょう。

 

スプレーマムは専用の培用土が市販されているのですが、土壌は肥料ができるだけ長く持ち、ちょうど良い保水性があるものがオススメです。

 

自分で用土をつくるのに最適な配合は、腐葉土を3割・赤玉を2割・鹿沼土を4割・パーライトを1割となります。

 

次は、スプレーマムに必要な肥料についてお伝えします!

 

スプレーマムの育て方!肥料はどうする?

 

 

植え込みの際、用土に少しずつ効いていく固形肥料を一緒に混ぜてあげるとスプレーマムが元気に育ちます。(窒素分を多く含まない肥料を選びましょう。)

 

肥料の吸収が早い植物なので植付けの時の元肥はタップリしましょう。

 

世界各国と比べて降水量の多い日本の土は酸化しているものが多いのですがスプレーマムなどの植物だけでなく野菜も上手く育ちません。

植付けから2週間前に石灰を蒔いて、1週間立つ頃に肥料を撒いて酸化を抑えます。

 

水ハケの良い用土に植えたスプレーマムが咲いてる間は、水で濃度を下げた液体肥料を、1度程度あげると良いおしょう。

 

では次は、スプレーマムの水やりポイントについてお伝えします!

 

スプレーマムを育てる際の水の量はどうする?

 

 

スプレーマムの水やりには一般的な土が乾いたら水を与える方法です。

季節関係なく土が乾いてきた時に、水やりをする時は鉢底に水が染み出てくる程度与えましょう。

 

また、水やりを過剰に与えると枯れてしまうことがありますのでスプレーマムの水やりには気を付けてあげましょう。

 

以上で基本的なスプレーマムの育て方については終わりです。

次はスプレーマムの季節についてお伝えします!

 

スプレーマム(スプレー菊)の季節っていつなの?

 

 

スプレーマムの季節は、秋の10月頃~11月頃までが通常のスプレーマムの季節です。

一般的に秋に咲く短日植物のスプレーマムだったのですが、品種開発をしていくうちに、スプレーマムの特性でいくつかの種類に分かれました。

 

暑い時期の積算温度で咲いていく「夏菊」、積算温度と日長時間が関わって咲く「夏秋菊」、スプレーマムで日長時間だけで咲く「秋菊」があります。

 

一般的にスプレーマムは秋咲きのものが多く、日長時間が13時間以下になると花芽分化を始めます。

 

次はスプレーマムを鉢植えで育てる際のポイントをお伝えしますね!

 

スプレーマム(スプレー菊)を鉢植えで育てるポイントは?

 

スプレーマムは小さい鉢でない限り、植え替える必要はありません。

 

鉢植えで育てるときには、鉢を小さいものではなく最初から少し大き目な鉢を選んで、育ててあげると良いでしょう。

次は、スプレーマムの寄せ植えのポイントをお伝えします!

 

スプレーマム(スプレー菊)を寄せ植えで育てるポイントは?

 

一重や八重の他に管咲きとポンポン咲きなど花びらの形が豊富なスプレーマムは、寄せ植えにとてもオススメする植物です。

 

和風や洋風いずれにも対応可能なスプレーマムは多様なシュチュエーションで使用できます。

アキランサスやラベンダー、ランタムなどを、ポンポン咲きスプレーマムと寄せ植えするのもオススメです。

 

次はスプレーマムの挿し木のポイントをお伝えします。

 

スプレーマム(スプレー菊)の挿し木(挿し芽)のポイントは?

 

スプレーマムを挿し木する時期ですが、初夏の5月に入った頃に行います。

まず、挿し木をする下準備ですが、春に成長した新しい枝を切っておきます。

この枝を挿し穂と言います。

 

そして、この挿し穂がちゃんと発根できるようにハサミで斜めに切っておいたものを準備します。

その後に挿し穂を葉っぱを3枚にして1時間程度水につけておきます。

 

それをビニールポットに赤玉土鹿沼土を入れておきそれに挿して挿し木は完了です。

 

次は、スプレーマムの摘心のやり方をお伝えします。

 

スプレーマム(スプレー菊)の摘心のポイントは?

 

多種類あるスプレーマムは同じ品種でも一輪花だけでなく多輪花も

趣きが変えて柔軟な対応ができます。

 

一輪花

一番上の頂点にある蕾はそのままにして

周りの蕾をすべて摘蕾することで、

一番頂点にあるスプレーマムは大きく育ちます。

多輪花

 

一番上の頂点にある蕾だけでなくわき目もそのままにして花を咲かせるようにします。

 

その後、スプレーマムの根が地に着いたことを確認したら柔らかい先端の部分を指先で摘みとって、芯を止めましょう。

 

次はスプレーマムの花言葉をお伝えします!

 

スプレーマム(スプレー菊)の花言葉は?

 

スプレーマムは国内や中国が原産の菊をアメリカで品種改良して作りだされたことから、「洋菊(西洋菊)」とも呼ばれます。

 

そんなスプレーマムの花言葉に、「高潔」がありますが、気高い花姿のスプレーマムにピッタリな由来です。

その他にも、「清らかな愛」という純粋な花言葉もあり、ウェディングブーケに用いられることが多くあります。

 

最後にスプレーマムの種類や品種をお伝えします。

 

スプレーマム(スプレー菊)の種類や品種は?

 

古来から菊はお供えとして伝統文化にも携わる日本にとっても特別な花です。

そして、西欧に渡りヨーロッパ風に改良されたものがスプレーマムとなります。

 

様々な品種がありますが、草丈が短く鉢植えに適した品種は「ポットマム」と呼ばれます。

また、小輪の花がドーム状に咲くものは「クッションマム」という名前で流通しています。

 

 

次にいくつか代表的な種類をご紹介します。

 

セイアメリ

1~2㎝ほどのピンク色の花をつける品種で、イエロー、サーモン、ピーチ、ピンク、ルージュなど花色ごとの品種があります。

葉っぱの緑色も鮮やかで、他の花とも合わせやすいことから、アレンジメントや花束に人気です。

 

セイアイシス

夏から秋にかけて、6~7cmほどの淡いピンク色の花を咲かせます。

生育がよく、花もよく開くことから使用用途が幅広く、花束やアレンジメント、仏花に用いられます。

 

ジャーマンガーデンマム

鉢植え(ポットマム)として、ヨーロッパではガーデニングには欠かせない花となっています。

花色が豊富で、鉢を覆うようにドーム状に花を咲かせます。

 

それでは最後に、これまでのおさらいをしていきましょう。

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スプレーマムのまとめ!

 

いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは9つありました。

覚えているでしょうか?1個づつ振り返っていきましょう!

 

①スプレーマム(スプレー菊)の育て方(環境、土、肥料、水やり)

日光を好むが、短日植物なので半日陰で育ててあげることをオススメします。

また、肥料の吸収が早い植物なので植付けの時の元肥はタップリしましょう。

 

②スプレーマム(スプレー菊)の季節

一般的に10月から11月いっぱいまでの秋に楽しむことができるが

積算温度と日長時間によって咲く時期が異なり

「夏菊」「夏秋菊」「秋菊」といいます。

 

③スプレーマム(スプレー菊)を鉢植えで育てるポイント

小さい鉢でない限り、植え替える必要はありませんので鉢植えで育てるときには、

鉢を小さいものではなく

最初から少し大き目な鉢を選んで、育ててあげると良いでしょう。

 

④スプレーマム(スプレー菊)を寄せ植えで育てるポイント

和風や洋風いずれにも対応可能なスプレーマムは多様なシュチュエーションで使用できます。

アキランサスやラベンダーなどを寄せ植えするのもオススメです。

 

⑤スプレーマム(スプレー菊)の挿し木(挿し芽)ポイント

成長した新しい枝を春頃に切り挿し穂にして葉を3枚にして1時間程度水から上げておいて、ビニールポットに赤玉土もしくは鹿沼土の用土をつくって置き挿し木をしましょう。

 

⑥スプレーマム(スプレー菊)の摘心のポイント

一番上の頂点にある蕾はそのままにして周りの蕾をすべて摘蕾する一輪花、一番上の頂点にある蕾だけでなくわき目もそのままにして花を咲かせるようにし柔らかい先端を摘みとる多輪花があります。

 

⑦スプレーマム(スプレー菊)の花言葉

スプレーマムには「高潔」の他にも、「清らかな愛」という純粋な花言葉もあり、ウェディングブーケに用いられることが多くあります。

 

⑧スプレーマム(スプレー菊)の種類や品種

草丈が短く鉢植えに適した品種は「ポットマム」と呼ばれます。また、小輪の花がドーム状に咲くものは「クッションマム」という名前で流通しています。

 

それでは今回はこれで失礼します。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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