【バーベナ(ビジョザクラ)のまとめ!】花の時期や花言葉等9個のポイント!








バーベナは、小花が集まって咲く形がとても愛らしく、人気があります。

草姿は花のカーペットのように横へ伸びていくものから、1メートルを超えるものまで種類がとても豊富です。

 

 

はじめて育てる方にも、うまく育てられなかったという方にも、バーベナの育て方のポイントを、わかりやすくお伝えします!

 

今回はバーベナについてのポイント、

①バーベナの育て方(環境、土、肥料、水やり)
②バーベナの剪定方法は?
③バーベナを鉢植えで育てる際のポイントは?
④バーベナを地植えで育てる際のポイントは?
⑤バーベナの枯れる原因は?
⑥バーベナの病気や害虫対策はどうする?
⑦バーベナの開花時期は?
⑧バーベナの種類は何がある?
⑨バーベナの花言葉は?

 

以上9つの点についてお伝えします。

まずはバーベナの育て方からお伝えします!

 

目次(クリックで飛べます)

バーベナの育て方は?

 

バーベナは開花期が長く、初心者でも育てやすいのが特徴です。

 

 

種類も豊富で、花の色や葉の形など、環境に合った品種を選ぶことができます。

 

真夏の暑さや日光には強いのですが、寒いのが少し苦手。

しかし、種類によっては暖地であれば越冬することもできます。

 

ここからさらに詳しくお伝えします。

 

最初は、バーベナが好む環境についてお伝えします!

バーベナが好む最適な環境で育ててあげましょう!

 

バーベナの育て方!環境はどうする?

 

バーベナが好む環境は、日当たりと風通しの良い場所です。

そして乾燥に強く、多湿を嫌います。

 

 

庭に植える際には、霜に注意して花だんの状態も、水はけの良い状態を保ちましょう。

 

もしも水はけが悪い場合は、植える前に「パーライト」などを土に加えて、土壌改良すると良いでしょう。

 

鉢植えにする場合は、日当たりが良く風通しの良い場所に置いてあげましょう。

品種によって暑さへの強さは若干異なりますが、どの品種も寒さにはあまり強くありません。

 

次は、バーベナに適した用土についてお伝えします!

 

バーベナを育てる際の適した用土は何?

 

バーベナは酸性土壌を嫌います。

植え付け前に土壌改良を行いましょう。

 

水はけと通気性が良く、有機質が豊富な土を好みます。

配合する場合は「培養土:6、腐葉土:3、牛ふん堆肥:1」もしくは「赤玉土:5、腐葉土:3、川砂:2」の割合がおすすめです。

 

花だんの土は、苦土石灰や腐葉土を加えてよく耕しておきましょう。

 

元気の源の肥料。しかし与え方には注意も必要です。

次は、バーベナに必要な肥料についてお伝えします!

 

バーベナの育て方!肥料はどうする?

 

鉢植えの場合は、緩効性化成肥料(肥料の効き方がゆっくりで効果が長持ち)を用土に混ぜます。

 

庭植えの場合は化成肥料を施します。

定期的に置き肥(固形)か液体肥料を2~3週間に1回与えましょう。

夏は肥料をあげると株が弱ってしまうので、あまりあげない方が良いでしょう。

 

バーベナは多湿が苦手です。上手な水やりで長持ちさせましょう。

では次は、バーベナの水やりポイントについてお伝えします!

 

バーベナを育てる際の水の量はどうする?

 

庭植えの場合は、植え付けの時にたっぷり水を与えて、あとはほぼ水やりは必要ありません。

 

 

真夏に乾燥し過ぎると、葉の色が薄くなります。

それが水が足りない合図です。その時にまた、たっぷりと与えましょう。

 

鉢植えの場合は土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れるくらい与えます。

 

バーベナは乾燥に強いです。

水の与え過ぎは株を弱らせてしまう原因になるので注意しましょう。

 

以上で基本的なバーベナの育て方については終わりです。

次はバーベナの剪定方法についてお伝えします!

 

バーベナの剪定方法は?

 

最後の小花が咲き終わったら、花の茎の付け根から切り取ります。

咲き終わった花をそのままにしておくと、種に栄養を取られて株が弱ってしまうので、咲き終わったものから切り取っていきましょう。

 

葉も枯れてしまったものは、害虫がつきやすくなるので定期的に取ってあげましょう。

 

切り戻しは宿根性のバーベナの形が乱れている時や、目安として8月中旬~下旬に行います。

 

草丈の半分~3分の1くらいの節の上で切り、葉は数枚残しましょう。

約1週間~10日でわき芽が伸び始めます。

 

地植えのイメージが強いバーベナですが、鉢植えに向いている種類もあります。

鉢植えでも、きれいに育てられるように、ポイントをいくつかあげてみます。

次は鉢植えで育てるポイントをお伝えします。

 

バーベナを鉢植えで育てる際のポイントは?

 

バーベナには「一年草タイプ」と多年草の「宿根性タイプ」があります。

 

この、「一年草タイプ」のバーベナは、特に寒さに弱いので鉢植え向きです。

 

 

「宿根性」は鉢でも地植えでも育てることができます。

苗は購入したらすぐに定植しましょう。

 

植え替えの時期の目安は、夏の切り戻しの後、鉢底から根が出てきたとき、土の水はけや水持ちが悪くなった時に行います。

 

宿根性の場合は、わき芽が伸びてきた頃に、根をほぐして植え替えましょう。

 

鉢植えのときのポイントは、植え替えの時に必ず新しい土を用意することです。

古い土には雑菌がたくさんいます。

 

バーベナの病気の原因にもなるので必ず新しい土を用意してあげましょう。

 

地植えすることで、まるでカーペットのように広がるバーベナはとてもきれいで、バーベナの最大の魅力と言ってもいいでしょう。

次は地植えで育てる時のポイントをお伝えします。

 

バーベナを地植えで育てる際のポイントは?

 

地植の場合植え替えは必要ありません。

宿根性のバーベナは、暑さや寒さに強く育てやすいので地植え向きです。

 

 

関東より西の地域では、霜対策などしなくても越冬できます。

寒い地域の方は秋の花が咲き終わったら、根を掘り起こしてプランターなどに入れ、室内での越冬をおすすめします。

 

多湿が苦手なので水のあげ過ぎに注意が必要です。

地植えの場合は降雨だけで十分です。

 

真夏の時期の「サイン」が出たときにあげるようにしてください。

 

比較的育てやすいバーベナですが「すぐ枯れてしまった・・・」という悩みも多いと思います。

せっかく育てたバーベナが枯れてしまうのは悲しいですよね。枯れてしまう原因はなんでしょうか?

次はバーベナの枯れる原因についてお伝えします。

 

バーベナの枯れる原因は?

 

主な原因は「水のあげ過ぎ」「霜対策をしていない」「適切な切り出しを行っていない」などがあげられます。

また、夏場の肥料も株を弱らせてしまう原因の一つです。

 

鉢植えの場合は、株の大きさに対して鉢が小さかったり、鉢の中が多湿になってしまい株が弱くなるなどの原因が考えられます。

 

土の状態によっては、乾燥し過ぎているということもあります。

水切れが悪い、または乾燥し過ぎる場合は新しい土に変えてあげましょう。

 

また枯れる原因の一つに「病気」があります。

次ではバーベナの病気や害虫対策についてお伝えします。

 

バーベナの病気や害虫対策はどうする?

 

バーベナは清潔な土と日光があれば、害虫が付きにくい性質をもっています。

 

バーベナがかかりやすい病気に「うどんこ病」があります。

春と秋に葉や茎が白い粉を被ったようになる病気です。

発症した場合はすぐに病気部分を取り除いて、うどんこ病の薬剤をかけましょう。

予防策として、株が蒸れないようにする、ごくたまに葉に優しく水をかけてあげるなどがあります。

 

対策をしっかり取っていれば長く花を咲かせてくれるバーベナですが、開花時期はどのくらいあるのでしょうか?

次ではバーベナの開花時期についてお伝えします。

 

バーベナの開花時期は?

 

開花時期は5月中旬~11月中旬ととても長い期間花を咲かせてくれます。

 

 

花の色や葉の形は種類によって違います。

バーベナはとても種類が豊富です。

次ではバーベナの種類を一部ご紹介します。

 

バーベナの種類は何がある?

 

バーベナは別名「ビジョザクラ(美女桜)」でクマツヅラ科のクマツヅラ属(バーベナ属)です。

種類は次のようなものがあります。

 

「テナラ」

葉に細かい羽状の切れ込みがあり、宿根性タイプで育てやすいのが特徴です。

 

「ピンクパフェ」

花びらの外側がピンクで内側が赤色をしています。

 

「タピアン」

縦に伸びるタイプで寄せ植えに適しています。暖地では対策をしなくても越冬可能です。

 

「花手毬」

大きな花房を持っていて花つきが良いのが特徴です。

横に広がって伸びるタイプで暖地では外で越冬できます。

ビブリダとテネラのかけあわせの品種です。

 

「ボナリエンシス」

丈が1メートル以上になる大型種です。紫色の花を咲かせるのが特徴です。

 

「ハスタータ」

立ち上がって咲くタイプです。丈は60~180センチになり、葉はハーブティーなどに使われます。

 

「レモンバーベナ」

茎からレモンの香りがするのが特徴です。

若葉は特に香りが強いのでハーブティーにおすすめですよ。

その他、料理や香水の原料などにも使われます。

乾燥させた葉は長く香るので、ポプリやリースの材料として使われます。

 

レモンバーベナのハーブティーの効能は、不眠症、胃腸の調子を整える、消化を助ける、気管支の炎症を抑える、ストレス性頭痛・腹痛の軽減、生理不順などです。

 

 

色々な種類のあるバーベナですが、色によって花言葉が違うのをご存知でしたか?

次はバーベナの花言葉についてお伝えします。

 

バーベナの花言葉はなに?

 

バーベナには別名「ビジョザクラ」とお伝えしましたね。

しかし他にも名前があるんです。それは・・・

「魔女の薬草」

可憐な見た目とは違って怪しげです。

 

こうした名前からか、バーベナの花言葉は「魔力」「魅力」です。

「マジョ」と「ビジョ」の要素が花言葉に現れています。

 

そして色別の花言葉があります。

赤いバーベナ・「団結」

白いバーベナ・「私のために祈ってください」

ピンクのバーベナ・「家族の和合」

紫のバーベナ・「私はあなたに同情します」「後悔」

 

ちなみにバーべナの誕生花は6月24日・7月18日です。

 

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バーベナのまとめ!

 

いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは9個ありました。

覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!

 

①バーベナの育て方(環境、土、肥料、水やり)

バーベナは開花期が長く初心者でも育てやすいのが特徴です。

日当たりと風通しの良い場所を好みます。

乾燥に強く、多湿を嫌います。

夏場の肥料は株を弱らせてしまうため控えましょう。

水のあげ過ぎに注意が必要です。

 

②バーベナの剪定方法は?

最後の小花が咲き終わったら、花の茎の付け根から切り取りましょう。

切り戻しはバーベナの形が乱れている時や目安として8月中旬~下旬に行います。

草丈の半分~3分の1くらいの節の上で切ります。葉は数枚残しましょう。

 

③バーベナを鉢植えで育てる際のポイントは?

鉢植えのときのポイントは植え替えの時に必ず新しい土を用意することです。

古い土には雑菌がたくさんいます。

病気の原因にもなるので必ず新しい土を用意してあげましょう。

 

④バーベナを地植えで育てる際のポイントは?

多湿が苦手なので水のあげ過ぎに注意が必要です。

地植えの場合は降雨だけで十分です。

 

⑤バーベナの枯れる原因は?

主な原因は水のあげ過ぎ、(寒冷地の場合)霜対策をしていない、適切な切り出しを行っていない、などがあげられます。

鉢植えの場合は、株の大きさに対して鉢が小さかったり、鉢の中が多湿になってしまい株が弱くなるなどの原因が考えら

れます。

 

⑥バーベナの病気や害虫対策はどうする?

バーベナがかかりやすい病気に「うどんこ病」というものがあります。

発症した場合はすぐに病気部分を取り除いてうどんこ病の薬剤をかけましょう。

予防策として、株が蒸れないようにするごくたまに葉に優しく水をかけてあげるなどがあります。

 

⑦バーベナの開花時期は?

開花時期は5月中旬~11月中旬ととても長い期間花を咲かせてくれます。

 

 

⑧バーベナの種類は何がある?

「テナラ」「ピンクパフェ」「タピアン」「花手毬」「ボナリエンシス」「リギダ」「ラナイ」「ハスタータ」「レモンバーベナ」などがあります。

 

 

⑨バーベナの花言葉は?

主なバーベナの花言葉は、「魔力」「魅力」です。

色別では

赤いバーベナ・「団結」

白いバーベナ・「私のために祈ってください」

ピンクのバーベナ・「家族の和合」

紫のバーベナ・「私はあなたに同情します」「後悔」

でした。

 

 

それでは今回はこれで失礼します。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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