【勿忘草(ワスレナグサ)のまとめ!】増やし方や花言葉等15個のポイント!








古くから日本で愛されているワスレナグサ。

寒さにとても強いので、寒冷地向きの植物です。

 

ご自宅の環境に合った育て方で、控えめでありながらも美しいワスレナグサの花を咲かせてみませんか?

 

この記事では、枯らさずに育てるためのポイントや、名前につながる花言葉などもご紹介します。

どうぞ最後までご覧くださいね!

 

今回は勿忘草(ワスレナグサ)についてのポイント、

①勿忘草(ワスレナグサ)の育て方(環境、土、肥料、水やり)
②勿忘草(ワスレナグサ)の画像(写真)!
③勿忘草(ワスレナグサ)の開花時期や季節はいつ頃なの?
④勿忘草(ワスレナグサ)の苗の植え付けのポイントは?
⑤勿忘草(ワスレナグサ)の鉢植えのポイントは?
⑥勿忘草(ワスレナグサ)の地植え(花壇)のポイントは?
⑦勿忘草(ワスレナグサ)の植え替えのポイントは?
⑧勿忘草(ワスレナグサ)の寄せ植えの仕方!
⑨勿忘草(ワスレナグサ)の剪定のポイントは?
⑩勿忘草(ワスレナグサ)の増やし方!
⑪勿忘草(ワスレナグサ)の種まき時期と種まきのポイントは?
⑫勿忘草(ワスレナグサ)に似た花は何がある?
⑬勿忘草(ワスレナグサ)は英語でなんていうの?
⑭勿忘草(ワスレナグサ)の花言葉はなに?
⑮勿忘草(ワスレナグサ)の種類や品種は何があるの?

 

以上15個の点についてお伝えします。

まずは勿忘草(ワスレナグサ)の育て方からお伝えします!

 

目次(クリックで飛べます)

勿忘草(ワスレナグサ)の育て方は?

 

本来は多年草ですが、日本の夏の気候に耐えられず、花後に枯れてしまうため一年草として育てます。

寒さには強く、寒冷地では夏越しさせることも可能です。

 

鉢植えや地植えにして、水の管理に注意しながら育てましょう。

 

ここからさらに詳しくお伝えします。

最初は、勿忘草(ワスレナグサ)が好む環境についてお伝えします!

 

勿忘草(ワスレナグサ)の育て方!環境はどうする?

 

勿忘草は日当たりと風通しのよい場所が適しています。

 

寒冷地で夏越しさせる場合は、直射日光を避けた半日陰の環境で育てます。

風通しをよくして涼しい環境をつくってあげることがポイントです。

 

 

湿地に自生するワスレナグサですが、花壇や鉢植えに植える場合は、次のような用土が適しています。

次は、勿忘草(ワスレナグサ)に適した用土についてお伝えします!

 

勿忘草(ワスレナグサ)を育てる際の適した用土は何?

 

水はけと通気性がよく、ほどよい保水性のある土で育てましょう。

 

市販の培養土は「草花用」を使います。

配合する場合は「赤玉土6:腐葉土3:バーミキュライト1」がおすすめの割合です。

 

庭土には植え付けの1週間前に、1㎡あたりに腐葉土と完熟堆肥を各3リットルずつ加えて、よく混ぜ込んでおきましょう。

 

地植えは堆肥が元肥になります。では鉢植えの元肥には、どのようなものを使えばよいのでしょうか?

次は、勿忘草(ワスレナグサ)に必要な肥料についてお伝えします!

 

勿忘草(ワスレナグサ)の育て方!肥料はどうする?

 

元肥として緩効性化成肥料を使います。

培養土や配合土によく混ぜ込んでから植え付けしましょう。

 

追肥は生育中に、チッソ成分の少ない配合の液体肥料を施します。

 

生育が悪いときに与えるようにして、あげ過ぎに注意してください。

肥料が多すぎたり、チッソ成分が多いと、葉ばかり育って花つきが悪くなってしまいます。

 

ワスレナグサは多湿を嫌いますが、反対に水切れにも注意しなければいけません。

では次は、勿忘草(ワスレナグサ)の水やりポイントについてお伝えします!

 

勿忘草(ワスレナグサ)を育てる際の水の量はどうする?

 

鉢植えの表土が乾き始めたら、たっぷりの水を与えます。

地植えの場合も土が乾燥するようでしたら、水やりを行ってください。

 

 

乾燥すると傷みやすくなるので、水切れしないように管理することがポイントになります。

たくさん水を与えるので、用土は必ず水はけがよい状態にして蒸れを防ぎましょう。

 

以上で基本的な勿忘草(ワスレナグサ)の育て方については終わりです。

次は、勿忘草(ワスレナグサ)の画像をご紹介します!

 

勿忘草(ワスレナグサ)の画像(写真)!

 

 

「勿忘草(ワスレナグサ)」は、ムラサキ科ワスレナグサ属の植物の総称です。

 

 

ワスレナグサと呼ばれるのは、「シンワスレナグサ」「ノハラワスレナグサ」「エゾムラサキ」またはこれらの交配種を指しています。

 

 

属名は「Myosotis(ハツカネズミの耳)」といいます。

葉や茎が細かい軟毛に覆われていることが属名の由来です。

 

 

ひかえめな花姿は古くから親しまれ、俳句などでは春の季語として使われています。

 

そんなワスレナグサの花は、いつ頃みることができるのでしょうか?

次は、勿忘草(ワスレナグサ)の開花時期や季節についてお伝えします!

 

勿忘草(ワスレナグサ)の開花時期や季節はいつ頃なの?

 

ワスレナグサは春に咲く花で、開花時期は4~6月です。

 

花色は紫や淡青色で、園芸品種には白やピンクもあります。

花の中心部分は黄色から白へと変化し、花蕾はサソリの尾のように反り返るのが特徴です。

 

 

花茎の先端が分岐して、6~9㎜の小さな花をまとまって咲かせます。

寒冷地では7月頃まで開花することもありますよ。

 

ワスレナグサの苗は、秋または春に流通します。苗を購入したら鉢や花壇に植え付けしてみましょう。

次は、勿忘草(ワスレナグサ)の苗の植え付けのポイントについてお伝えします!

 

勿忘草(ワスレナグサ)の苗の植え付けのポイントは?

 

ワスレナグサの植え付けは、春(3~4月)または秋(10~11月中旬)が適期です。

 

秋に植える場合は早めに植え付けをして、冬になる前にしっかりと根付かせておくことがポイントになります。

時期が遅くなる場合や寒冷地では、翌春に植え付けするのがよいでしょう。

 

 

鉢植えには小型の矮性品種がおすすめで、5号鉢に1株が目安になります。

地植えでは根が横に広がって育つので、株間を20~30㎝あけてください。

 

鉢植えで育てる場合は、次のポイントをチェックしておきましょう!

「〇〇の状態」をよく観察することが大切ですよ。

次は、勿忘草(ワスレナグサ)の鉢植えのポイントについてお伝えします!

 

勿忘草(ワスレナグサ)の鉢植えのポイントは?

 

屋外の日当たりのよい場所で育てます。

土の凍結の心配があるような場合は、冬のあいだは暖房の効いていない室内へ取り込みましょう。

 

 

夏は水切れに注意しながらやや乾燥気味に管理して、風通しをよくして管理します。

鉢植えは蒸れやすくなるので、土の状態をよくみて水分管理することがポイントです!

 

ワスレナグサの淡い花色は、花壇をやさしく彩ってくれます。

次は、勿忘草(ワスレナグサ)の地植え(花壇)のポイントについてお伝えします!

 

勿忘草(ワスレナグサ)の地植え(花壇)のポイントは?

 

冬は霜柱に押し上げられて、根が地上に出てしまう場合があります。

バークチップなどのマルチング材や、不織布製のべたがけシートを株元に敷いて、霜対策をしておくと安心です。

 

寒風や長雨に当たらないように、樹木の下や寒冷紗を利用して植えましょう。

 

 

1年草として育てる場合は植え替えは必要ありません。

多年草として育てる場合は、年々株が大きくなってくるので、定期的な植え替えを行いましょう。

 

次は、勿忘草(ワスレナグサ)の植え替えのポイントについてお伝えします!

 

勿忘草(ワスレナグサ)の植え替えのポイントは?

 

ワスレナグサの植え替えは3月頃が適期です。

移植を嫌うので2~3年に1度が目安になります。

 

古い土をかるく落として、一回り大きな鉢と新しい土へ植え替えしましょう。

秋に行うこともできますが、植え付けと同じく時期が遅れないようにすることがポイントになります。

 

控えめな花色のワスレナグサは、どのような植物とも合わせやすいので、寄せ植えなどのアレンジにも人気があります。

次は、勿忘草(ワスレナグサ)の寄せ植えの仕方についてお伝えします!

 

勿忘草(ワスレナグサ)の寄せ植えの仕方!

 

生育環境の合う植物と一緒に植えると、管理がしやすくなります。

「ガーデンシクラメン」「マーガレット」「ブルーデイジー」などがおすすめですよ。

*マーガレットの育て方や花言葉等はこちらをご覧ください!

*ブルーデイジーの育て方や花言葉等はこちらをご覧ください!

 

 

株間に余裕をもって植え付けして、蒸れないように管理しましょう。

 

花つきをよくするためには、次のような剪定作業が必要です。

次は、勿忘草(ワスレナグサ)の剪定のポイントについてお伝えします!

 

勿忘草(ワスレナグサ)の剪定のポイントは?

 

咲き終わった花は、根元付近から花茎ごと切り取りましょう。

根元から切ることで、風通しがよくなり病害虫の予防にもなります。

 

 

花は早めに摘み取ることで、株の消耗を防ぐことができるので、こまめに行ってください。

 

一年草として枯れてしまう前に、次のような方法で株を更新しておくと、翌年もワスレナグサの花をみることができます。

次は、勿忘草(ワスレナグサ)の増やし方についてお伝えします!

 

勿忘草(ワスレナグサ)の増やし方!

 

ワスレナグサは「種まき」で増やすことができます。

地植えにしていると、こぼれ種で増えることもあるんです。

 

 

花後には果実ができます。熟して茶色くなったら摘み取って、種を採取しましょう。

採取した種は紙封筒などに入れて冷暗所で保管します。

 

時期がきたら種まきに挑戦してみましょう!

次は、勿忘草(ワスレナグサ)の種まきについてお伝えします!

 

勿忘草(ワスレナグサ)の種まき時期と種まきのポイントは?

 

ワスレナグサの発芽に必要な温度は15~20℃です。

種まきは、寒冷地では春まきに、暖地では秋まき(9月下旬~10月)にします。

 

種を一晩水に浸して、よく吸水させておきましょう。

 

花壇や鉢植えに直まきにして、重ならないように種をまいたら、しっかりと覆土します。

土が乾燥しないように、風通しのよい日陰で管理してください。

ワスレナグサのように、小さな淡い花色の植物はほかにもあるので、いくつかご紹介したいと思います。

次は、勿忘草(ワスレナグサ)に似た花についてお伝えします!

 

勿忘草(ワスレナグサ)に似た花は何がある?

 

「ヤマルリソウ」

 

 

ムラサキ科ルリソウ属の多年草です。

地際から葉が出る根生葉で、花茎の先端に小花をまとまって咲かせます。

花色は薄ピンク色から薄青色へと変化し、白い花を咲かせるものもあります。

 

「キュウリグサ」

 

 

ムラサキ科キュウリグサ属の植物です。

日本中どこでも見ることができ、雑草として扱われています。

淡紫色の花びらと中心の黄色い目は、ワスレナグサに似ています。

弓なりに伸びた花茎に、穂状に花をつけるのが特徴です。

 

「ハナイバナ」

ムラサキ科ハナイバナ属の植物です。

キュウリグサと同じく、ムラサキ科の雑草の分類になります。

淡紫色の花の中心に、白い目が入ります。

花はとても小さく3㎜ほどしかありません。

葉と葉のあいだに花が咲くのが特徴です。

 

「勿忘草」は英名をもとにつけられた名前なんです。

次は、勿忘草(ワスレナグサ)は英語でなんていうのかについてお伝えします!

 

勿忘草(ワスレナグサ)は英語でなんていうの?

 

ワスレナグサは英語で「forget-me-not」といい、「私を忘れないで」という意味があります。

 

 

英名の由来にはいくつか説があるんです。

 

ひとつは、15世紀のドイツでのことです。騎士と貴婦人が川辺を散策していました。騎士が貴婦人のために川の近くに咲いた小さな花を摘みに行くと、誤って川に落ちてしまいます。鎧の重さで体は沈み、騎士は摘んだ花を貴婦人へ投げ「私を忘れないでくれ」と叫んだというお話です。

 

もうひとつはドイツ神話のお話で、創造神が花に名前を与えているときに「わたしを忘れないで」とささやいた花に、神様はその名を与えたというものです。

 

花言葉も花の名前に大きく関係しているんですよ。

次は、勿忘草(ワスレナグサ)の花言葉についてお伝えします!

 

勿忘草(ワスレナグサ)の花言葉はなに?

 

ワスレナグサの花言葉は「真実の愛」「真実の友情」「私を忘れないで」です。

英名の由来の物語が、花言葉の由来にもなっています。

 

 

ワスレナグサには栽培用に改良させた品種が多くあります。

切り花や寄せ植え、花壇に鉢植えなど、用途に合わせた品種を選んでみてくださいね。

 

次は、勿忘草(ワスレナグサ)の種類や品種についてお伝えします!

 

勿忘草(ワスレナグサ)の種類や品種は何があるの?

 

ワスレナグサの品種には次のようなものがあります。

 

「ブルームッツ」

花は小輪で穂状につきます。切り花用として改良された品種で、花茎がよく伸びるので、花だんや寄せ植えなどにもおすすめです。

 

「ミオマルク」

大輪で淡い水色の花が、こんもりと咲くのが特徴。株一面に花が咲くので鉢植えやコンテナ植えなどがおすすめです。

 

「ドワーフブルー」

草丈30㎝ほどの矮性品種です。耐寒性が強いので花壇に植えるのに適しています。淡紫色の小輪の花が穂状につくのが特徴です。

 

「モナミブルー」

冬の寒さに当てなくても花が咲く品種です。ライトブルーの花色が可愛らしく、寄せ植えなどによく使われます。

 

それでは最後に、これまでのおさらいをしていきましょう。

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ワスレナグサのまとめ!

 

いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは15個ありました。

覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!

 

①勿忘草(ワスレナグサ)の育て方(環境、土、肥料、水やり)

日当たりと風通しのよい場所が適しています。

水はけと通気性がよく、ほどよい保水性のある土で育てましょう。

元肥として緩効性化成肥料を使います。

追肥は生育中に、チッソ成分の少ない配合の液体肥料を施してください。

鉢植えの表土が乾き始めたら、たっぷりの水を与えます。

地植えの場合も土が乾燥するようでしたら、水やりを行いましょう。

 

②勿忘草(ワスレナグサ)の画像(写真)!

ワスレナグサの画像をご紹介しました。

小さく控えめな風情ある花を、ぜひチェックしてみてくださいね!

 

③勿忘草(ワスレナグサ)の開花時期や季節はいつ頃なの?

ワスレナグサは春に咲く花で、開花時期は4~6月です。

 

➃勿忘草(ワスレナグサ)の苗の植え付けのポイントは?

植え付けは、春(3~4月)または秋(10~11月中旬)が適期です。

秋に植える場合は早めに植え付けをして、冬になる前にしっかりと根付かせておくことがポイントになります。

 

⑤勿忘草(ワスレナグサ)の鉢植えのポイントは?

土の凍結の心配があるような場合は、冬のあいだは暖房の効いていない室内へ取り込みましょう。

夏は水切れに注意しながらやや乾燥気味に管理して、風通しをよくして管理します。

 

⑥勿忘草(ワスレナグサ)の地植え(花壇)のポイントは?

冬は霜柱に押し上げられて、根が地上に出てしまう場合があります。

バークチップなどのマルチング材や、不織布製のべたがけシートを株元に敷いて、霜対策をしておくと安心です。

 

⑦勿忘草(ワスレナグサ)の植え替えのポイントは?

植え替えは3月頃が適期です。移植を嫌うので2~3年に1度が目安になります。

古い土をかるく落として、一回り大きな鉢と新しい土へ植え替えしましょう。

 

⑧勿忘草(ワスレナグサ)の寄せ植えの仕方!

生育環境の合う植物と一緒に植えると、管理がしやすくなります。

「ガーデンシクラメン」「マーガレット」「ブルーデージー」などがおすすめです。

 

⑨勿忘草(ワスレナグサ)の剪定のポイントは?

咲き終わった花は、根元付近から花茎ごと切り取りましょう。

根元から切ることで、風通しがよくなり病害虫の予防にもなります。

 

⑩勿忘草(ワスレナグサ)の増やし方!

ワスレナグサは「種まき」で増やすことができます。

 

⑪勿忘草(ワスレナグサ)の種まき時期と種まきのポイントは?

種まきは、寒冷地では春まきに、暖地では秋まき(9月下旬~10月)にします。

種を一晩水に浸して、よく吸水させておきましょう。

花壇や鉢植えに直まきにしたら、しっかりと覆土します。

土が乾燥しないように、風通しのよい日陰で管理してください。

 

⑫勿忘草(ワスレナグサ)に似た花は何がある?

同じムラサキ科の花に「ヤマルリソウ」「キュウリグサ」「ハナイバナ」などがあります。

 

⑬勿忘草(ワスレナグサ)は英語でなんていうの?

ワスレナグサは英語で「forget-me-not」といい、「私を忘れないで」という意味があります。

 

⑭勿忘草(ワスレナグサ)の花言葉はなに?

ワスレナグサの花言葉は「真実の愛」「真実の友情」「私を忘れないで」です。

 

⑮勿忘草(ワスレナグサ)の種類や品種は何があるの?

ワスレナグサの品種には「ブルームッツ」「ミオマルク」「ドワーフブルー」「モナミブルー」などがあります。

 

それでは今回はこれで失礼します。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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