みなさんこんにちは。
今回は、ライスフラワーについてまとめていきたいと思います。
小さな蕾が可愛らしいライスフラワー。
鉢植えや花壇で育てるほかに、切り花やドライフラワーのアレンジでも人気があります。
枯らさずに育てるためには、ある時期の管理の仕方にポイントがあります。
ライスフラワーは適した管理をすることで、大きくよく育つ花なんですよ!
今回はライスフラワーについてのポイント、
以上12個の点についてお伝えします。
まずはライスフラワーの育て方からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
ライスフラワーの育て方は?
ライスフラワーは、乾燥した環境に自生する植物なので、夏の高温多湿が少し苦手。
冬も霜や雪に当たらないように、冬越しが必要になります。
鉢植えにして夏や冬は軒下や、室内へ入れる方法が一番おすすめです。
ここからさらに詳しくお伝えします。
最初は、ライスフラワーが好む環境についてお伝えします!
ライスフラワーの育て方!環境はどうする?
強すぎる日差しは、葉焼けの原因になります。
夏は風通しのよい半日陰の環境で育てましょう。
午前中はよく日が当たり、午後から日陰になるような場所が適しています。
それ以外の季節は、よく日が当たり風通しのよい場所で管理してください。
ライスフラワーは市販の培養土を使う場合も一手間加えて、より育ちやすい用土をつくってあげましょう。
次は、ライスフラワーに適した用土についてお伝えします!
ライスフラワーを育てる際の適した用土は何?
水はけがよく通気性のある土が適しています。
市販の草花用培養土にパーライトを2割、よく混ぜ込みましょう。
配合する場合は「赤玉土5:腐葉土3:パーライト2」がおすすめです。
花にとって肥料は花を咲かせるためのエネルギーです。
しかしライスフラワーは「施す量」に注意しないと、逆効果になってしまうんです!
次は、ライスフラワーに必要な肥料についてお伝えします!
ライスフラワーの育て方!肥料はどうする?
生育期である、春(4~6月)と秋(9~10月)に、油かすを置き肥します。
ライスフラワーは肥料が多すぎると、株が弱って生育不良を起こしてしまいます。
肥料のあげ過ぎに注意しましょう。
次はライスフラワーの種まきの時期と種まきのポイントについてお伝えします!
ライスフラワーの種まきの時期や種まきのポイントは?
まずは、用意するものですが、育苗箱と種まき用の用土が必要になります。
そして、育苗箱にこの土を入れて、湿らせておきます。
ライスフラワーの種を重ならないようにまいたら、かるく覆土してたっぷり水を与えましょう。
明るい日陰の環境で、土が湿らないように管理します。
よく根が張るまで育ったら、鉢植えなどに植え付けしましょう。
ライスフラワーは乾燥した環境を好みます。
水やりはやや乾燥気味にすることで、元気に育てることができますよ。
では次は、ライスフラワーの水やりポイントについてお伝えします!
ライスフラワーを育てる際の水の量はどうする?
表土が乾いてから2~3日経ったら、たっぷり水やりを行います。
多湿にならないために注意するポイントは、土に湿り気のあるうちは水やりをしないこと。
土の中も乾燥していることを確かめてから水をあげましょう。
割りばしや指を土に挿してみると、わかりやすいですよ。
以上で基本的なライスフラワーの育て方については終わりです。
次はライスフラワーの季節や時期についてお伝えします!
ライスフラワーの季節や時期はいつ頃?
ライスフラワーの開花時期は、3月下旬~6月上旬です。
枝分かれした花茎の先端に、小さな蕾をたくさんつけます。
この蕾が米粒のように見えることから、「ライスフラワー」という名前が付けられました。
ライスフラワーはよく育ちます。放っておくと草丈が3mになることもあるんですよ。
定期的な剪定(切り戻し)をおこない、適度な草丈や樹形を保ちましょう。
次はライスフラワーの剪定(切り戻し)の時期とやり方についてお伝えします!
ライスフラワーの剪定(切り戻し)の時期はいつ?やり方は?
花が終わったころに、草丈の半分くらいの位置で切り戻しをします。
散らずに残ってしまった花も、一緒に切ってしまいましょう。
切り戻しの時期が遅くなると、樹形の乱れや、下葉が枯れる原因になってしまいます。
はじめてライスフラワーを育てるなら、苗を購入して植え付けするのが一般的です。
次はライスフラワーの苗の植え方についてお伝えします!
ライスフラワーの苗の植え方は?
ライスフラワーの植え付けに適した時期は、5月中旬~6月上旬です。
苗よりも2回りほど大きな鉢、または庭に植え付けします。
ライスフラワー苗ですが、市場に回ることはあまり多くありません。
もしも見つからない場合は、インターネットで購入しましょう。
使用する用土は、上記でお伝えしたものを使用しましょう。
もう一度お伝えすると、用土は「赤玉土5:腐葉土3:パーライト2」を配合したものを使用します。
鉢植えと地植え(庭植え)それぞれの育て方のポイントをみてみましょう。
まずはライスフラワーを鉢植えで育てるポイントについてお伝えします!
ライスフラワーを鉢植えで育てるポイントは?
ライスフラワーの鉢植えの場合は、季節に合わせて置き場所を、移動することができます。
夏は直射日光と雨の当たらない場所、冬は霜と凍結が避けられる場所に置きましょう。
鉢植えにした場合は、「根腐れ」しやすいので注意してください。
適した水やりを行い、定期的に植え替えをして根腐れを予防しましょう。
植え替えの適期は上記の、植え付けの時期と同じです。
1~2回り大きな鉢に植え替えします。
あまり大きく育てたくないときは、鉢を大きくしないで同じ大きさの鉢に、根をほぐしてから植え替えしてください。
地植えにする場合は、いくつか注意が必要です。
ポイントをおさえて、お庭でも上手にライスフラワーを育ててみましょう!
次はライスフラワーを地植えで育てるポイントについてお伝えします。
ライスフラワーを地植えで育てるポイントは?
地植えにする場合は、まず植える場所に3つのポイントがあります。
「水はけのよい土」「雨が直接当たらない」「日当たりがよく風通しがよい」このような場所です。
庭土が粘土質な場合は、川砂や軽石などをよく混ぜ込んで、土壌改良をしてください。
雨が直接当たると、花が枯れる原因になります。
軒下などに植えて、雨が当たらないように注意しましょう。
夏は直射日光を避けたいので、遮光ネットなどを使って対策をとります。
ライスフラワーの鉢植えと地植えどちらで育てるか迷っている場合には、鉢植えで育てるようにしましょう。
なぜかというと、ライスフラワーは、温度調節がキーポイントになります。
鉢植えで育てると、鉢を移動するだけで温度を調節できますよね。
ライスフラワーの蕾はどんな花色とも合うので、寄せ植えにするのもおすすめです。
お好みのアレンジを楽しんでみてくださいね!
次はライスフラワーの寄せ植えのポイントについてお伝えします。
ライスフラワーの寄せ植えのポイントは?
ライスフラワーは丈が高いので、寄せ植えの中心として使われます。
ライスフラワーを中心に置いて、周りを囲んでいくように作ると、全体のバランスが取れますよ。
寄せ植えの鑑賞期間は、だいたい2~3カ月です。
そのため開花時期の合う花や、水や肥料などの生育環境の近いものと植え付けしましょう。
たとえば「カンパニュラ」「アルメリア」「カーネーション」「ブラキカム」「ラベンダー」「ルピナス」などがおすすめです。
咲き終わった花をこまめに摘むことで、より長い期間きれいな寄せ植えを楽しむことができます。
大切に育ててきたライスフラワーが突然枯れてしまったら。
原因はなんだったのか、どうすればよいのか、すぐにはわかりませんよね。
いざというときのために、ライスフラワーが枯れてしまう原因を知っておきましょう。
早めに対策をすれば、処分せずに済みます!
次はライスフラワーが枯れる原因と対策についてお伝えします。
ライスフラワーが枯れる原因はなに?対策はどうする?
ライスフラワーが枯れてしまう原因で最も多いのが「多湿」です。
土の中も乾いているか確認してから、たっぷり水やりを行いましょう。
葉や花に水がかからないように、あげることも大切です。
雨にも弱いので、直接当たらない場所で管理してください。
「強い直射日光」は葉焼けの原因になり、やがて枯れてしまいます。
夏は半日陰の環境においてあげてくださいね。
「肥料が多すぎる」と株が弱って、蕾がつきにくくなります。
肥料は与え過ぎないことがポイントです。
「切り戻し過ぎる」と葉が少なくなり、光合成ができずに枯れてきてしまいます。
必ず葉が残るくらいの位置で切り戻します。
剪定時期が遅れてしまうと、枯れる原因になるので、しっかりと時期を守りましょう。
切り戻した枝をただ捨ててしまうのは、もったいないです!
その枝を利用して、ご自宅のライスフラワーを増やしてみませんか?
次はライスフラワーの増やし方についてお伝えします。
ライスフラワーの増やし方は?
ライスフラワーは「挿し木」で増やすことができます。
挿し木には、増やす以外にも目的があります。
株が枯れてしまいそうなときに、まだ元気な枝を挿し木にすることで、新しい株がつくれるんです。
では次はライスフラワーを挿し木で増やす方法についてお伝えします!
ライスフラワーを挿し木で増やす方法は?
ライスフラワーの挿し木は切り戻しの時期に合わせて行いましょう。
先端から5~7㎝の長さに切り、上の方の葉を数枚残して、残りは取り除いてください。
切り口を2時間ほど水に浸してから、挿し木用の土に挿します。
土が乾かないように、明るい日陰で管理しましょう。
よく根が張るまで育ったら、植え付けします。
ライスフラワーは英語でも「Rice flower」といいます。
花弁よりも名前の由来にもなっている、蕾を楽しみます。
花言葉もこの蕾に関係があるんです。
次はライスフラワーの花言葉についてお伝えします!
ライスフラワーの花言葉はなに?
ライスフラワーの花言葉は「豊かな実り」や「豊かさ」などがあります。
米がたくたん実っているような花姿から、この花言葉が付けられました。
挙式のときに米をかけるのは、夫婦に「子宝に恵まれますように」「食べ物に困りませんように」という願いが込められているためです。
これがライスフラワーにもあてはまり、「豊かな実り」がありますように、という願いも花言葉に込められています。
それでは最後に、ライスフラワーの種類や品種をお伝えします!
ライスフラワーの種類や品種は何があるの?
ライスフラワーは、キク科オゾタムヌス属に分類される植物です。
ライスフラワーの種類としては、ホワイト系、ゴールド系、ピンク(ロイヤルピンク)系、ブラウン系に分けることができます。
ホワイト系
ライスフラワー・クックスパールホワイト
ゴールド系
ライスフラワー・ゴールド
ピンク(ロイヤルピンク)系
クックストールピンク
ブラウン系
サックスシルバー
以上のように分類することができます。
それでは、今回お伝えしたことを最後にまとめたいと思います!
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ライスフラワーのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは12個ありました。
覚えているでしょうか?1個づつ振り返っていきましょう!
①ライスフラワーの育て方(環境、土、肥料、種まき、水やり)
よく日が当たり風通しのよい場所で管理してください。
水はけがよく通気性のある土が適しています。
生育期である、春(4~6月)と秋(9~10月)に、油かすを置き肥します。
ライスフラワーの種を重ならないようにまいたら、かるく覆土してたっぷり水を与えましょう。
明るい日陰の環境で、土が湿らないように管理します。
表土が乾いてから2~3日経ったら、たっぷりの水を与えましょう。
やや乾燥気味に育てることがポイントです。
②ライスフラワーの季節や時期はいつ頃?
ライスフラワーの開花時期は、3月下旬~6月上旬です。
③ライスフラワーの剪定(切り戻し)の時期はいつ?やり方は?
花が終わったころに、草丈の半分くらいの位置で切り戻しをします。
時期が遅れないように注意しましょう。
④ライスフラワーの苗の植え方は?
ライスフラワーの植え付けに適した時期は、5月中旬~6月上旬です。
苗よりも2回りほど大きな鉢、または庭に植え付けします。
⑤ライスフラワーを鉢植えで育てるポイントは?
鉢植えの場合は、季節に合わせて置き場所を、移動することができます。
夏は直射日光と雨の当たらない場所、冬は霜と凍結が避けられる場所に置きましょう。
鉢植えにした場合は、「根腐れ」しやすいので注意してください。
定期的な植え替えも大切なポイントです。
⑥ライスフラワーを地植えで育てるポイントは?
地植えで育てる場合は「水はけのよい土」「雨が直接当たらない」「日当たりがよく風通しがよい」の3つのポイントに注意してください。
⑦ライスフラワーの寄せ植えのポイントは?
ライスフラワーを中心に置いて、周りを囲んでいくように作ると、全体のバランスが取れますよ。
開花時期の合う花や、水や肥料などの生育環境の近いものと植え付けしましょう。
⑧ライスフラワーが枯れる原因はなに?対策はどうする?
ライスフラワーが枯れてしまう原因には「多湿」「強い直射日光」「肥料が多すぎる」「切り戻し過ぎる」があります。
土の中が乾いているか確認してから、たっぷり水やりを行いましょう。
夏は半日陰の環境においてあげてくださいね。
肥料は与え過ぎないことがポイントです。
必ず葉が残るくらいの位置で切り戻しましょう。
⑨ライスフラワーの増やし方は?
ライスフラワーは「挿し木」で増やすことができます。
⑩ライスフラワーを挿し木で増やす方法は?
切り戻しの時期に合わせて行いましょう。
先端から5~7㎝の長さに切り、上の方の葉を数枚残して、残りは取り除いてください。
切り口を2時間ほど水に浸してから、挿し木用の土に挿します。
⑪ライスフラワーの花言葉はなに?
ライスフラワーの花言葉は「豊かな実り」です。
⑫ライスフラワーの種類や品種は何があるの?
ライスフラワーの種類は、ホワイト系、ゴールド系、ピンク(ロイヤルピンク)系、ブラウン系に分けることができます。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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