【アップルゼラニウムのまとめ!】育て方(増やし方や剪定)と花言葉等10個のポイント!








 

みなさんこんにちは。

今回は、アップルゼラニウムについてまとめていきたいと思います。

 

アップルゼラニウムはフウロソウ科テンジクアオイ属に分類される“ゼラニウム”の一種です。

 

四季咲きの多年草であり、本種の他にも花色やその香りが異なる改良品種が多く見られます。

ゼラニウムの中でも香りを楽しむ園芸種『センテッドゼラニウム』として知られており、近年はハーブとして愛用する方が増えつつあります。

 

今回は、アップルゼラニウムについてのポイント、

①アップルゼラニウムの育て方(環境、土、肥料、水やり)
②アップルゼラニウムの画像(写真)!香り(匂い)の特徴は?使い方は?お茶(ハーブティー)や虫除けとして使われるの?効果や効能は?
③アップルゼラニウムの開花時期や季節はいつ頃なの?
④アップルゼラニウムの値段や販売価格はいくらぐらいなの?
⑤アップルゼラニウムの地植えで育てる際の苗の植え付け(植え方)や植え替えの時期とやり方は?
⑥アップルゼラニウムの寄せ植えに合う植物はなにがあるの?
⑦アップルゼラニウムの剪定(切り戻し)の時期とやり方は?
⑧アップルゼラニウムの増やし方!挿し木(挿し芽)や種まき時期と種まきのポイントは?
⑨アップルゼラニウムの花言葉はなに?
⑩アップルゼラニウムの種類や品種は何があるの?

 

以上10個の点についてお伝えします。

まずはアップルゼラニウムの育て方からお伝えします!

 

目次(クリックで飛べます)

アップルゼラニウムの育て方(栽培方法)は?

 

アップルゼラニウムは基本的には、地植え・鉢植え共に可能です。

 

ただ、南アフリカ原産種であり寒さにはもちろん弱いのですが、日本の高温多湿の夏場にも脆い面があります。

地植えできるタイミングは秋・春頃に限定した方が良いでしょう。

 

そして、アップルゼラニウムは乾燥と日差しを強く好む植物です。

 

大気中・用土内の水分に気をつけ、なるべく長時間日の差す場所で育て上げる様にしましょう。

 

ここからさらに詳しくお伝えします。

最初は、アップルゼラニウムが好む環境についてお伝えします!

 

アップルゼラニウムの育て方!環境はどうする?

 

アップルゼラニウムは極端な暑さ・寒さを共に苦手とします。

 

気温が20℃後半を上回ると弱り切ってしまうため、夏場の育成には注意が必要です。

かと言い冬場に強い訳でもなく、冬風や霜などで呆気なく枯れてしまいます。

秋と春以外はなるべく鉢植えに移行し、屋内で生育しましょう。

 

更にアップルゼラニウムは加湿状態も苦手とします。

風通しが良く通気性の良い場所に置くのも、長期育成のコツとなります。

 

アップルゼラニウムは日の光を非常に好むので、上記の点を踏まえた半日陰や日向で、十分に日の光を浴びれる様にして下さい。

 

次は、アップルゼラニウムに適した用土についてお伝えします!

 

アップルゼラニウムを育てる際の適した用土は何?

 

アップルゼラニウムの育成に適した用土は『草花用培養土』や『ハーブ用培養土』です。

初心者の方は、なるべく専用培養土を用いた方がスムーズに栽培できますよ。

 

アップルゼラニウム用に自作する際は「赤玉土」「腐葉土」「パーライト」をそれぞれ4:4:2の割合にした、混合用土を用いましょう。

 

次は、アップルゼラニウムに必要な肥料についてお伝えします!

 

アップルゼラニウムの育て方!肥料はどうする?

 

アップルゼラニウムは痩せた土地の方が香りが強くなる特徴を持ちます。

リンゴの香りを楽しみたいのなら、施す肥料を少なめにしましょう。

 

アップルゼラニウムには基本的に『緩効性肥料』のみで構いません。

年2回、春と秋頃に与える様にしましょう。

 

では次は、アップルゼラニウムの水やりポイントについてお伝えします!

 

アップルゼラニウムを育てる際の水の量はどうする?

 

アップルゼラニウムは地植えの場合、一度根付いたら余程乾燥しない限り、水やりは不要です。

 

基本的に鉢植え・地植え共に、水分は降雨のみで賄えます。

鉢植えで屋内育成の場合は、表土が乾いたらその都度、水やりを行う程度で構いません。

 

以上で基本的なアップルゼラニウムの育て方については終わりです。

次はアップルゼラニウムの写真(画像)をお見せします!

 

アップルゼラニウムの画像(写真)!香り(匂い)の特徴は?使い方は?お茶(ハーブティー)や虫除けとして使われるの?効果や効能は?

 

画像がアップルゼラニウムです。

 

アップルゼラニウムは白く細長い花を咲きつけ、その葉は緑色をしており長い葉柄を有します。

 

その独特の香り(匂い)は主に葉が発生源であり、文字通りリンゴの様な香りを周囲に漂わせます。

熟しきったリンゴ・甘ったるいリンゴの様な芳香という表現がしっくりくるでしょう。

 

アップルゼラニウムが属するテンジクアオイ属の植物は、古くは南アフリカで『下痢止め』として使われていました。

 

現在はその抽出物の抗菌作用に着目し『ハーブ薬』として用いられています。

その精油はリラックス効果を求める『アロマセラピー』、そして食品・化粧品などへの香り付けにも使用されています。

 

アップルゼラニウムはハーブティーとしても使用できますが、葉はかなり苦味が強く、あくまで香りを足す用途のみに限られます。

自然界ではその香りで害虫を忌避しており、窓辺や玄関等に置くと、蚊や蝿などの侵入を防ぐ効果を持ちます。

 

次に、アップルゼラニウムの開花時期や季節はいつ頃なのかについてお伝えします。

 

アップルゼラニウムの開花時期や季節はいつ頃なの?

 

アップルゼラニウムは四季咲き草であり、開花時期は夏期を跨ぐ年2回となります。

 

4〜11月頃までの約半年間と長期間の開花時期を持ち、夏場には一旦花を落とします。

夏期・冬期を除く秋と春が、最もアップルゼラニウムの花が咲き誇る時期でしょう。

 

次に、アップルゼラニウムの値段や販売価格はいくらぐらいなのかについてお伝えします。

 

アップルゼラニウムの値段や販売価格はいくらぐらいなの?

 

アップルゼラニウムは一般的にハーブ苗として販売されています。

 

初期の苗状態で300〜500円ほど、充分育った状態でも600〜700円ほどとなります。

実店舗・通信販売共に安価で価格帯も変わりません。

 

次に、アップルゼラニウムの地植えで育てる際の苗の植え付け(植え方)や植え替えの時期とやり方についてお伝えします。

 

アップルゼラニウムの地植えで育てる際の苗の植え付け(植え方)や植え替えの時期とやり方は?

 

アップルゼラニウムの地植えは、原則として春期と秋期に限定されます。

 

熱帯・亜熱帯が原産地ですが日本の夏場には耐えることができません。

また、ある程度の耐寒性を持つと言われますが、地植えで越冬できるほどの強い耐寒性ではありません。

アップルゼラニウムを地植えする際は、この2点を考慮して下さい。

 

アップルゼラニウムの地植えはまず、土壌改良から始めます。

 

適度な肥沃さと水捌けの良さを求めるので、有機物の多い土壌や粘土質の土壌は適していません。

庭土を取り除きハーブ用培養土に入れ替えるか?赤玉土などを足し栄養分を薄めましょう。

水捌けが悪い際はパーライトや軽石を足し、通気性を高めて下さい。

 

アップルゼラニウムの地植えの植え付け適期は、開花期前の3月と9月頃の初春・晩夏が適しているでしょう。

植え替えは夏期・冬期前に必ず行います。

 

非常に良く繁茂するので、植え付け場所のスペースは十分取る様にします。

古土をよく落とし改良した土壌に植え付け、ごく少量の水を与え馴染ませます。

水捌けを更に良くするため、約10cmほど盛土をしても良いでしょう。

 

アップルゼラニウムを植え替える際は、丁寧に周囲の土壌ごと掘り起こし、根株より2回りほど大きな鉢に植え付けて下さい。

 

庭土を落とし伸びすぎた根をある程度切り取ったのち、鉢植えに移行します。

本種は弱アルカリ性を好み、鉢内環境は変化しやすいので、予め「苔土石灰」を少量混ぜ込んでおきます。

 

アップルゼラニウムは5℃以下の外気・高温多湿の夏場を乗り切るには、かなりの知識と経験・労力と経済力がかかります。

初心者ではまず枯死させてしまうので、年間を通じての地植え栽培は充分な経験を積んでから臨んで下さい。

 

次は、アップルゼラニウムの寄せ植えに合う植物はなにがあるのかについてお伝えします。

 

アップルゼラニウムの寄せ植えに合う植物はなにがあるの?

 

アップルゼラニウムの寄せ植えに合う植物は、やはり同系統の『ゼラニウム種』でしょう。

特にアップルゼラニウムも含まれる『センテッド・ゼラニウム』のグループは、性質も似通るので育成も容易です。

 

まず代表的な種類が『アプリコットゼラニウム』です。

 

本種は同時期に真紅の花を咲かせ、アップルゼラニウムの白い花との対比により、非常に見映えが良くなります。

香りもアップルゼラニウムと同系統なので、他の香りが苦手な方にも最適です。

 

その他のセンテッド・ゼラニウムには「アーモンド・オレンジ・シナモン・ジンジャーゼラリウム」の4種が挙げられます。

それぞれの花色は、明るいピンクの大輪・薄ピンク色に大きめの班模様・ローズピンク・より濃いローズピンク色です。

名前の通りの匂いを持ち、香りの部分でも多様性を楽しむことができるでしょう。

 

センテッド・ゼラニウムにはこれ以外にも数えきれないほどの品種が存在します。

お好みの香りや花色を持つ種を探すのも、育成における楽しみの一つでしょう。

 

アップルゼラニウムを始めとするハーブは、同じ性質を持つハーブ種と寄せ植えをする事がコツです。

特にアップルゼラニウムは乾燥や弱アルカリ性の土壌を好むので、寄せ植え相手を選びます。

 

次は、アップルゼラニウムの剪定(切り戻し)の時期とやり方についてお伝えします。

 

アップルゼラニウムの剪定(切り戻し)の時期とやり方は?

 

アップルゼラニウムの剪定は【花柄摘み】【樹型を整える切り戻し】の2通りになります。

切り戻しの時期は初春と初夏、花柄摘みは初春〜初夏と開花時期に行います。

 

アップルゼラニウムの切り戻しですが、初春は冬場に弱ったり枯れた葉や茎を適宜剪定し、これ以降の成長を促すために行います。

 

初夏の切り戻しは通気性の確保と、湿気を逃す事が目的です。

この時は茎に近い部分から「強剪定」を行う様にしましょう。

 

次に花柄摘みですが初春〜初夏には摘心(新芽摘み)を行い、茎数・開花数の増加に繋げます。

 

開花時期には元気なく萎れた花や枯花をターゲットにし、開花を待つ蕾に栄養を回す事が目的となります。

この作業を行う事で開花の持続が期待できる様になります。

 

それでは、アップルゼラニウムの増やし方についてお伝えします!

 

アップルゼラニウムの増やし方!挿し木(挿し芽)や種まき時期と種まきのポイントは?

 

アップルゼラニウムは5・6月と9月が挿し木の適期です。

種まきは屋内であれば、年間を通じいつでも可能となります。

 

アップルゼラニウムを挿し木で増やすには、まず“挿し穂”を作って下さい。

 

状態の良い枝を約10cm程の長さに切り落とし、3〜4枚の葉を残します。

残りの葉や蕾・花を取り除き、半日から1日ほどかけて、じっくりとその切り口を乾かしたら“挿し穂”の完成です。

 

その後は挿し穂の数に応じた鉢に、赤玉土・腐葉土を6:4に混ぜ合わせたものを培養土として用います。

挿し木の場合は成木とは真逆で、常に鉢皿に水を切らさない様にし、腰水状態で約2ヶ月ほど日陰に置き育成します。

この時点で問題なく鉢上げでき、通常の育て方が行えるでしょう。

 

アップルゼラニウムの開花時期が終わり、結実が見られたら種を採取し、種まきに備えて下さい。

種まきは基本、屋内の安定した温度下で行う様にします。

 

アップルゼラニウムの種まきは屋内であれば一年を通じて可能であり、種の採取直後から行う事ができます。

 

ただ種にも寿命があるので、2年以内には必ず使用する様にして下さい。

種まき用の用土は清潔な赤玉土・パーライト・バーミキューライトを等量に混ぜた物を用います。

 

育成用の鉢を用土で満たし、1〜2cmほどの等間隔にアップルゼラニウムの種を巻きつけて下さい。

 

細かい赤玉土で種が僅かに隠れる程度、覆土を行います。

水分は挿し木同様に鉢皿に常に新鮮な水を溜め、用土に吸わせる形を取り、発芽まで培養土は決して乾燥させてはいけません。

 

アップルゼラニウムの種は発芽までに要する時間は、外気温に強く依存します。

短ければ3〜4日、最長で2週間かかるケースもあるので、早急に死種と判断しない様にしましょう。

 

ある程度アップルゼラニウムの苗が育ったら、個別の育成鉢に植え替え、成長に比例する様に水分量を徐々に減らします。

 

草丈が10cm程になったら鉢に植え替えます。

用土は赤玉土・腐葉土を6:4で混ぜ合わせた物を使い、石灰をごく少量加えて弱アルカリ性に傾けて下さい。

葉が増え脇芽の発生が見られたら、緩効性化成肥料を表土にひとつまみほど施します。

 

その後順調に育成する様でしたら、通常育成に切り替えて構いません。

 

それでは次に、アップルゼラニウムの花言葉はなにかをお伝えします!

 

アップルゼラニウムの花言葉はなに?

 

ゼラニウム全般の花言葉は「尊敬」「信頼」「真の友情」です。

 

花の色ごとに花言葉が異なり、白い花をつけるアップルゼラニウムは「私はあなたの愛を信じない」です。

花言葉の意味は、種ごとの香りから名づけられています。

 

またゼラニウムには“西洋の花言葉”もあり、白い花のアップルゼラニウムは「indecision(優柔不断)」という西洋花言葉を意味します。

 

最後に、アップルゼラニウムの種類や品種は何があるのかをお伝えします!

 

アップルゼラニウムの種類や品種は何があるの?

 

アップルゼラニウムが属するテンジクアオイ属は、約250超の種類を内包し、改良品種も数多く存在します。

 

海外では200年以上の歴史があり、日本には幕末・江戸時代末期に渡来し、明治と昭和初期にブームを起こしました。

1940年(昭和15年)に作成された『葉変葵名鑑』には、実に品種番付として118種のゼラニウムが明記されています。

全てはとても紹介しきれませんが、店頭やWEB上で目にする機会の多い種類・改良品種を順にご紹介しましょう。

 

◎ ハナテンジクアオイ(ゼラニウム)

写真がゼラニウムです。

 

モンテンジクアオイとテンジクアオイの交雑種で、日本国内で一般的に「ゼラニウム」の名を冠する種類です。

四季咲き系統種の基本種であり、その園芸用の改良品種は把握できているだけで約2000種とされ、国内にも数百種流通すると言われています。

仄かな芳香を持ち、この匂いを元に様々なハーブ系統の改良品種が作出されてきました。

 

◎ ニオイテンジクアオイ(ローズゼラニウム)

画像がニオイテンジクアオイです。

 

ピンク色の花弁に赤い斑紋が入る花を咲かせ、その名の通り茎や葉から、バラの様な芳香を発します。

この種を蒸留生成した「精油」は別名「ゼラニウム油」とも呼ばれ、古くから香料として使用された歴史を持ちます。

 

◎ ペパーミントゼラニウム

ミント(ハッカ)系の香りを持つゼラニウムです。

ミント系のゼラニウムの中では、グランドカバー種の様に横ばいに広く徒長し、一株が100〜150cm程にも達します。

料理…特に製菓用のハーブとして用いられる事が多く、ケーキやゼリー・洋菓子などに入れ香りや装飾のアクセントとして楽しまれています。

 

◎ レモンゼラニウム

本種の最大の特徴はそのレモンの芳香が自然の殺虫作用を持つ点です。

レモンの香りの主成分は“シトロネラール”と呼ばれ、二酸化炭素や発汗の匂いに釣られやって来る蚊の「センサー」を完全麻痺させる作用を持ちます。

ただ完全に蚊を避けるためには、レモンゼラニウムの鉢を置くだけでは少し不十分で、精油等を直接肌に塗る必要があります。

 

◎ ミセステイラー・ゼラニウム

真っ赤な花弁が美しいゼラニウムの一種です。

名前からは分かりづらいのですが、ニオイテンジクアオイと同様に、仄かなローズ臭を持つ品種です。

葉や茎自体の後味が非常に悪いので、あくまで料理やスイーツ等の香り付けのみに用いられます。

 

◎ シナモンゼラニウム

ミント・スパイス系のセンテッドゼラニウムに分類され、シナモンの香りを主体とした匂いを楽しむ用途で育成されます。

葉は触れる事で初めてシナモンの香りを発し、その香りが辺りに漂いやすいため、玄関先など人との接触が多い場所に置かれる事が多くなります。

ポプリ(室内香)などアロマテラピーの分野で多用されています。

 

アップルゼラニウムを筆頭にセンテッド・ゼラニウムは多くの種類・改良品種を含みます。

用途も種類ごとに異なる部分があり、一概に「匂いを楽しむ植物」だけとは言い切れません。

自分好みの芳香や特徴を持つゼラニウムを探し出すことも、ハーブ種を育てる上での大きな楽しみになります。

 

それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!

 

アップルゼラニウムのまとめ!

 

いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは10個ありました。

覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!

 

①アップルゼラニウムの育て方(環境、土、肥料、水やり)

半耐寒性を一応持ち合わせますが、国内の冬場と夏場を乗り切る事はできません。

地植えは秋・春のみ可能であり、基本的には鉢植えで育てる植物です。

日照量を多く必要とし、乾燥環境を好みます。

用土は自作の場合は赤玉土・腐葉土・パーライトを4:4:2の割合で混合して下さい。

基本的には草花用培養土・ハーブ用培養土等の市販品で構いません。

肥料は緩効性肥料を春と秋の年二回、施す程度にとどめます。

水やりは表土が乾き切ったら与える程度で十分です。

 

②アップルゼラニウムの画像(写真)!香り(匂い)の特徴は?使い方は?お茶(ハーブティー)や虫除けとして使われるの?効果や効能は?

よく熟したリンゴの芳香を持ちます。

料理やスイーツの香り付け・害虫などの忌避・精油を用いたアロマテラピー・香料など、幅広く使われています。

ハーブティーとしては、葉の苦味が強すぎるので、あくまで香り付けのみに使われます

その匂いで自身に害虫がつくのを避けるので、ごく僅かですが玄関などに置きつけると、害虫などの侵入を防ぐケースもあります。

 

③アップルゼラニウムの開花時期や季節はいつ頃なの?

四季咲きを行い、夏場に一度落花し一休みしますが、4〜11月と開花時期は春から初冬と約半年に及びます。

 

④アップルゼラニウムの値段や販売価格はいくらぐらいなの?

初期苗で300〜500円、成木で600〜700円ほどになります。

 

⑤アップルゼラニウムの地植えで育てる際の苗の植え付け(植え方)や植え替えの時期とやり方は?

地植えは基本的に春・秋に限定され、夏と冬は鉢植えに移行し、屋内育成に切り替えなければなりません。

肥沃な土地・粘土質の場合は土壌改良が必要となります。

また石灰などで庭土を弱アルカリ性に傾けましょう。

植え付けは3・4月と9月頃、植え替えは本格的な夏場・冬場に入る前に必ず行います。

非常に成長速度が早いので植え付ける際は、かなり広めのスペースを選んで下さい。

植え替えは根株を傷つけない様に周囲の土ごと丁寧に掘り出し、庭土を十分払い鉢植えに移行します。

 

⑥アップルゼラニウムの寄せ植えに合う植物はなにがあるの?

寄せ植えは同じ特徴を持つセンテッド・ゼラニウムの仲間が最も適しています。

 

⑦アップルゼラニウムの剪定(切り戻し)の時期とやり方は?

剪定は【花柄摘み】【樹型を整える切り戻し】の2通りです。

切り戻しの時期は初春と初夏、花柄摘みは初春〜初夏と開花時期に行います。

切り戻しは、初春は冬場に弱ったり枯れた葉や茎を切り、成長を促すために行います。

初夏のは通気性の確保と湿気を逃すため、強剪定しましょう。

花柄摘みは初春〜初夏の場合、摘心(新芽摘み)を行い茎数・開花数の増加に繋げます。

開花時期には萎れた花や枯花を取り除き、蕾に栄養を回す事が目的となります。

 

⑧アップルゼラニウムの増やし方!挿し木(挿し芽)や種まき時期と種まきのポイントは?

5・6月と9月が挿し木の適期です。

種まきは屋内であれば、年間を通じいつでも可能です。

状態の良い枝を約10cm程の長さに切り落とし、3〜4枚の葉を残します。

残りの葉や蕾・花を取り除き、半日から1日その切り口を乾かし“挿し穂”の作り上げます。

挿し穂の数に応じた鉢に、赤玉土・腐葉土を6:4に混ぜ合わせたものを培養土として用いましょう。

常に鉢皿に水を満たし、約2ヶ月ほど日陰に置き育成した後、鉢上げをします。

種まきは開花時期が終わり、結実が見られたら種を採取し備えて下さい。

屋内であれば一年を通じて可能であり、種の採取直後から行えます。

種の寿命は約2年なので気をつけましょう。

用土は清潔な赤玉土・パーライト・バーミキューライトを等量に混ぜた物を用います。

1〜2cmほどの等間隔にアップルゼラニウムの種を巻きつけて細かい赤玉土で種が僅かに隠れる程度、覆土します。

鉢皿には常に新鮮な水を溜め、用土に吸わせる形を取り、発芽まで培養土は乾燥させてはいけません。

発芽までに要する時間は、外気温に強く依存します。

最短3〜4日、最長で2週間の期間が必要です。

その後順調に育成する様でしたら、通常育成に切り替えて構いません。

 

⑨アップルゼラニウムの花言葉はなに?

白い花をつけるアップルゼラニウムの花言葉は「私はあなたの愛を信じない」です。

 

⑩アップルゼラニウムの種類や品種は何があるの?

ローズゼラニウム・ニオイテンジクアオイ・シナモンゼラニウム・ミセステイラーゼラニウム・レモンゼラニウム等がよく流通する品種群です。

 

それでは今回はこれで失礼します。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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