みなさんこんにちは。
本日は、コバノズイナについてまとめていきたいと思います。
コバノズイナは、ズイナ科ズイナ属の樹木です。
ブラシのような穂に、たくさんの可愛らしい白い花を咲かせるコバノズイナ。
秋には、紅葉木と言われるほどに美しく葉が色づきます。
コバノズイナは花付きがよく、丈夫な性質が特徴です。
育てやすいので、初心者の方におすすめです。
丈夫なコバノズイナですが、あることに注意しないと、枯れる原因になってしまいますよ!
このあとコバノズイナを枯らさないための対策法を詳しくお伝えします!
今回はコバノズイナについてのポイント、
以上9つの点についてお伝えします。
まずはコバノズイナの育て方からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
コバノズイナの育て方は?
コバノズイナの開花時期は5〜6月頃で、花付きよく、最盛期には株全体が花に覆われます。
コバノズイナの苗の植え付けは、11〜12月、または2月〜3月頃が適しています。
鉢植えは根鉢よりも一回り大きい鉢に、地植えは根鉢よりも一回り大きい穴を掘って植え付けましょう。
鉢植えは2〜3年に一度植え替えをしてあげてくださいね。
また、コバノズイナは病害虫の被害がほとんどありません。
ではここからはさらに詳しく。
最初は、コバノズイナが好む環境についてお伝えします!
コバノズイナの育て方!環境はどうする?
コバノズイナは、日当たりのよい場所を好みます。
半日陰でも育ちますが、日当たりよい場所で育てたものと比べると、花数が少なくなってしまいますよ。
また、もしもあまりにも日が当たらない場所で育ててしまうと枝だけ伸びてしまって見た目が悪くなってしまうので、なるべく日が当たるところを選んであげるといいですね。
暑さにも寒さにも強く、とても丈夫です。
次は、コバノズイナに適した用土についてお伝えします!
コバノズイナを育てる際の適した用土は何?
コバノズイナは、水はけよい用土が適しています。
鉢植えで育てる際は、赤玉土:腐葉土を7:3の割合で混ぜた基本的な用土を使うとよいですよ。
庭植えの場合は、掘り起こした土に腐葉土を混ぜ込みましょう。
上記の腐葉土は、国産の腐葉土で不純物がほかのものよりも少ないと考えられるので、このサイトではおすすめしています。
もしも新しく腐葉土を購入しようと考えているのであれば、上記の腐葉土を検討してみてはいかがでしょうか。
次は、コバノズイナに必要な肥料についてお伝えします!
コバノズイナの育て方!肥料はどうする?
コバノズイナは、肥料が多いと葉ばかりが茂り花付きが悪くなってしまいます。
寒肥として1〜2月にゆっくり効くタイプの化成肥料と、6月頃花が咲き終わった後に同様のものを与えましょう。
では次は、コバノズイナの水やりポイントについてお伝えします!
コバノズイナを育てる際の水の量はどうする?
コバノズイナは日当たりが良いところが好きですが、乾燥に弱い特徴があります。
なので、もしも鉢植えで育てる場合には、土の表面が乾いたら鉢の底から水が滲み出るくらいたっぷりと与えましょう。
地植えの場合は、朝に一度たっぷり水やりをして、日照りが続き乾燥がひどい時には適宜水やりをしてください。
夏は特に水切れに注意し、水を与えるときは朝か夕方の涼しい時間帯にしましょう。
以上で基本的なコバノズイナの育て方については終わりです。
それでは、コバノズイナの写真を見ていきましょう!
コバノズイナの画像(写真)!
こちらがコバノズイナの写真になります。
小さい花をたくさんつけることで知られていますね。
このような花のつき方は少しだけすずらんに似ていると思いませんか?
(すずらん)
すずらんは春に咲く花で、開花時期は3月中旬~5月中旬です。
もしも、すずらんに興味があれば、こちらをご覧ください。
コバノズイナは、紅葉を鑑賞することができます。一体紅葉の見頃はいつなのでしょうか?
次は、コバノズイナの紅葉の時期についてお伝えします!
コバノズイナの紅葉時期はいつ?
コバノズイナの紅葉の見頃は、育てている地域やその年の気候にもよりますが、10月上旬〜11月下旬頃です。
暖かい地方でもよく紅葉しますよ。
また、コバノズイナの紅葉の様子は、下の写真のとおりです!
いかがですか?
よく想像する茶色のような紅葉ではなく、まっかっかの紅葉ですね。
もしも、コバノズイナがお家や近くの近所にあるならば、開花時期の春だけでなく秋にも鑑賞したいですね。
次に、コバノズイナの苗の植え方をお伝えします!
コバノズイナの苗の植え方は?
まずは、コバノズイナの苗の相場をお伝えすると、楽天市場で1000円から5000円ほどで購入することが出来るようです。
もちろん、これは、大きさ等によるので植える場所を考慮して購入するとよいでしょう。
さて、苗の植え方ですが、鉢植えで育てる場合には、根を傷つけないように購入した際よりも一回り大きめの鉢に植え替えてあげましょう。
その際に使用する用土は、上記でお伝えした用土を使用するとよいでしょう。
肥料は、最初は使用しないで、花に元気がないなと思ったら使用するようにしましょう。
また、鉢植え、地植え同様に苗を植えたあとにはたっぷりと水を与えましょう!
コバノズイナは、盆栽でもその自然な樹形を楽しむことができます。
次は、コバノズイナを盆栽で育てる方法についてお伝えします!
コバノズイナを盆栽として育てるにはどうする?庭で植える際のポイントは?
コバノズイナは、ミニサイズの盆栽にして楽しむ方が多いんですよ。
ミニサイズの盆栽のうち、樹高20cm以下のものを「小品盆栽(しょうひんぼんさい)」、樹高10cm以下のものを「ミニ盆栽」と呼びます。
まず、お気に入りの鉢を準備したら、鉢の底にネットを敷きましょう(お茶碗などの器を使う場合は、排水用の穴を底に開けてくださいね)。
鉢の裏から、針金をV字になるようにネットに通し、針金の両端を鉢に沿うように外側に広げてネットを固定します。
コバノズイナの苗木についている土を落としたら丁寧に根をほぐし、根を鉢に入るくらいの長さに切り揃えます。
用土は赤玉土:腐葉土:桐生砂を5:3:2で混ぜたものなどを用意し、それを鉢に入れ、コバノズイナを置いたら株の周りに残りの用土を入れます。
このとき、箸などを使って隙間がないよう根の間にも用土が行きわたるようにしましょう。
植え付けが終わったら、鉢の底から水が滲み出るくらいたっぷりと水を与えてくださいね。
その後の育て方は基本、先にお伝えした内容と同じです。
もしコバノズイナをミニ盆栽にしてお部屋での鑑賞を楽しみたい方は、冷暖房による急激な温度変化や、風通しの悪い環境は枯れる原因となってしまうので、屋外との併用をお勧めします。
一定時間楽しんだら、あとは屋外の日当たりよく風通しのよい場所に出してあげてくださいね。
次は、コバノズイナの剪定方法についてお伝えします!
コバノズイナの剪定はどうする?
コバノズイナの剪定は、落葉期の12月〜3月頃におこなうと枯らす心配が少なくなります。
新芽が出始めた4月頃に太い枝を剪定すると、枯れる恐れがありますよ。
コバノズイナは、放っておいても自然な樹形が十分に楽しめるので、剪定は無駄に伸びてしまった枝や絡みあった枝、ひこばえ(根元から生えてくる若芽のこと)の切除などで十分です。
生命力旺盛のため強い剪定にも耐えられますが、そうすると樹形が崩れ、コバノズイナのよさが失われてしまいます。
また、剪定する際は必ず枝が分かれる部分で剪定して下さいね。
枝の途中で切ってしまうと、その後の成長で樹形が乱れてしまいます。
次はコバノズイナの挿し木についてお伝えします!
コバノズイナの増やし方!挿し木の方法は?
コバノズイナを増やしたいのであれば、挿し木という手法で増やしましょう。
コバノズイナを挿し木する適期は6月~7月中旬です。
挿し木のやり方ですが、枝の先端を10㎝~15㎝程度に切り取り、挿し穂(土に挿すために切り取った枝、茎、葉のこと)にします。
挿し穂は、必ず鋭利なナイフで切り口が粗くならないように切ってくださいね。
切り口が粗いと、うまく水分や養分を吸えません。
切り取った挿し穂は、1時間以上水に浸けて吸水させます。
吸水が終わったら挿し穂の切り口に発根促進剤を塗り、挿し木用の土に挿し穂の1/3程度をまっすぐに挿します。
挿し木用の土は、必ず新しいものを用意してくださいね。
鹿沼土やピートモス、赤玉土などを配合してもいいですが、挿し木専用の土が売られているので、それを使うと安心ですよ。
土に挿し終わったら少し多めに水をやり半日陰で管理します。
発根するまで水を切らすことがないよう気をつけてください。
コバノズイナはとても生命力が強いので、小さくても翌年には花を咲かせますよ。
生命力が強くのびのびと成長するコバノズイナ。
樹形を整えるにはどうすればよいのでしょうか?
紅葉だけでなく、小さな白い花も魅力的なコバノズイナ。
その花言葉はご存知ですか?
次は、コバノズイナを花言葉についてお伝えします!
コバノズイナの花言葉はなに?
コバノズイナの花言葉は「少し欲望」です。
「欲望」ではなく「少し欲望」としたところには、何か意図があるのか…。
ちょっと不思議な花言葉ですね。
ちなみに、コバノズイナは別名でヒメリョウブやアメリカズイナとも呼ばれることがあるんですよ~。
豆知識として覚えておくといいですね!
ところで、コバノズイナにはどのような種類があるのでしょうか。
次は、コバノズイナの種類についてお伝えします!
コバノズイナの種類や品種は何があるの?
コバノズイナは、北アメリカが原産です。
園芸品種をいくつかご紹介しますね。
「ヘンリーズガーネット」
葉が細めで、花穂がやや長めです。赤から濃い紫になる紅葉がとても美しく、花が木いっぱいに咲き、香りも楽しめます。
「リトルヘンリー」
リトルと名につく通り、ヘンリーズガーネットよりもコンパクトな品種です。
「サライブ」
小花のガクと柄がピンクに色づくかわいらしい品種です。
それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!
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コバノズイナのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは7つありました。
覚えているでしょうか?1個づつ振り返っていきましょう!
①コバノズイナの育て方(環境、土、肥料、水やり)
コバノズイナの開花時期は5〜6月頃です。
植え付けは、11〜12月、または2月〜3月頃が適しています。
鉢植えならば赤玉土:腐葉土を7:3で混ぜたものを使用し、地植えは植え付ける場所の土に腐葉土を混ぜてください。
肥料は、寒肥として1〜2月にゆっくり効くタイプの化成肥料と、6月頃花が咲き終わった後に同様のものを与えましょう。
鉢植えの場合は、土の表面が乾いたら鉢の底から水が滲み出るくらいたっぷりと与えましょう。
地植えは、日照りが続き乾燥がひどい時は水やりをしてくださいね。
②コバノズイナの画像(写真)!
コバノズイナは、白い花をたくさんつけます。
すずらんに似ているという声も。
③コバノズイナの紅葉時期はいつ?
コバノズイナの紅葉の見頃は、育てている地域やその年の気候にもよりますが、10月上旬〜11月下旬頃です。
④コバノズイナの苗の植え方は?
買ってきた苗のポットよりも少し大きな鉢を用意しましょう。
⑤コバノズイナを盆栽として育てるにはどうする?庭で育てる際のポイントは?
コバノズイナは、ミニサイズの盆栽にして楽しむ方が多いです。
まず、お気に入りの鉢を準備したら、鉢の底にネットを敷きましょう。
鉢の裏から、針金をV字になるようにネットに通し、針金の両端を鉢に沿うように外側に広げてネットを固定します。
コバノズイナの苗木についている土を落としたら丁寧に根をほぐし、根を鉢に入るくらいの長さに切り揃えます。
用土は赤玉土:腐葉土:桐生砂を5:3:2で混ぜたものなどを用意し、それを鉢に入れ、コバノズイナを置いたら株の周りに残りの用土を入れます。
このとき、箸などを使って隙間がないよう根の間にも用土が行きわたるようにしましょう。
植え付けが終わったら、鉢の底から水が滲み出るくらいたっぷりと水を与えてくださいね。
もしコバノズイナをミニ盆栽にしてお部屋での鑑賞を楽しみたい方は、冷暖房による急激な温度変化や、風通しの悪い環境は枯れる原因となってしまうので、屋外との併用をお勧めします。
⑥コバノズイナの剪定はどうする?
コバノズイナの剪定は、落葉期の12月〜3月頃におこなうと枯らす心配が少なくなります。
放っておいても自然な樹形が十分に楽しめるので、剪定は無駄に伸びてしまった枝や絡みあった枝、ひこばえ(根元から生えてくる若芽のこと)の切除などで十分です。
剪定する際は必ず枝が分かれる部分で剪定して下さいね。
枝の途中で切ってしまうと、その後の成長で樹形が乱れてしまいます。
⑦コバノズイナの増やし方!挿し木の方法は?
コバノズイナを挿し木する適期は6月~7月中旬です。
枝の先端を10㎝~15㎝程度に切り取り、挿し穂(土に挿すために切り取った枝、茎、葉のこと)にします。
切り取った挿し穂は、1時間以上水に浸けて吸水させてくださいね。
吸水が終わったら挿し穂の切り口に発根促進剤を塗り、挿し木用の土に挿します。
土に挿し終わったら少し多めに水をやり日陰で管理します。
発根するまで水を切らすことがないよう気をつけてください。
⑧コバノズイナの花言葉はなに?
コバノズイナの花言葉は、「少し欲望」です。
⑨コバノズイナの種類や品種は何があるの?
コバノズイナの園芸品種には、ヘンリーズガーネット、リトルヘンリー、サライブなどがあります。
初夏に咲く可愛らしい花と、秋になると真っ赤に色づく美しい葉を、ぜひご自宅で楽しんでくださいね!
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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