みなさんこんにちは。
今回は、ナスタチウム(キンレンカ)についてまとめていきたいと思います。
ナスタチウムは南米原産の草花で、江戸時代末期に渡来したと言われています。
サフィニアとペチュニアって同じ種類なのですが、何が違うか知っていますか?
実は違いは〇〇だけなんです….
サフィニアの育て方や特徴等はこちらをご覧ください。
赤やピンク、オレンジなど、色彩豊かな花色は、私たちを明るい気分にさせ、楽しませてくれますよね。
今回はキンレンカについてのポイント、
以上16個の点についてお伝えしたいと思います。
まずはナスタチウム(キンレンカ)の育て方からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
ナスタチウム(キンレンカ)の育て方(栽培)は?
ナスタチウム(キンレンカ)は、種から育てることも、苗を購入して育てることもできます。
種から育てる場合も、苗を植える場合のどちらの場合も植え付けは4月〜5月に行いましょう。
種から育てる場合は、種を一晩水に浸けてから蒔くとよく発芽しますよ。
等間隔にばらまいて、芽が出るまではしっかりと水を与えてくださいね。
苗を植え付けるときは、根を触らないように気をつけましょう。
ナスタチウム(キンレンカ)は「直根性」といって、根が途中で分かれることなく下に伸びていく性質があります。
少しでもその根を傷めてしまうと、生育が悪くなってしまいます!
では、ここからはさらに詳しく解説しますね。
まずはナスタチウム(キンレンカ)の好む環境についてお伝えします!
ナスタチウム(キンレンカ)の育て方!環境はどうする?
ナスタチウム(キンレンカ)は日当たりのよい場所を好みます。
日当たりが悪いと、十分に育つことができず花付きが悪くなってしまいます。
ただ、真夏の直射日光に当たると枯れてしまう場合があるので注意が必要です。
鉢植えであれば半日陰に移動させるか、スダレなどで日よけをしてあげましょう。
次は、ナスタチウム(キンレンカ)に適した用土についてお伝えします!
ナスタチウム(キンレンカ)を育てる際の適した用土は何?
ナスタチウム(キンレンカ)は水はけと通気性のよい土を好みます。
なので、使用する用土としては市販の草花用培養土でも大丈夫ですよ。
自分でブレンドした土を使いたい方は、「赤玉土5:腐葉土3:黒曜石パーライト2」の割合で混ぜたものを使うとよいでしょう。
※黒曜石パーライトとは、土壌をよくする資材の1つで、排水性と通気性に優れています。
次は、ナスタチウム(キンレンカ)に必要な肥料についてお伝えします!
ナスタチウム(キンレンカ)の育て方!肥料はどうする?
ナスタチウム(キンレンカ)を育てる際に肥料は、植え付けのときに土の中にゆっくり効くタイプの「化成肥料」を少しだけ混ぜます。
あとは花の咲く時期に、2週間に1度程度水で薄めた液体肥料を与えましょう。
少ないように感じるかもしれませんが、ナスタチウムは、肥料を与え過ぎると逆に花付きが悪くなってしまうのです。
特に、油かすなどの窒素を多く含む肥料は、葉ばかりを茂らせてしまうので注意しましょうね。
次は、ナスタチウム(キンレンカ)の水やりのポイントについてお伝えします!
ナスタチウム(キンレンカ)を育てる際の水の量はどうする?
キンレンカは加湿に弱く、乾燥を好みます。
水を与え過ぎると弱々しく育ったり、肥料の与えすぎと同じように、葉ばかりが茂って花付きが悪くなります。
鉢植えの場合、土の表面が乾いていたら、鉢の底から水が滲み出るくらいたっぷりと水を与えましょう。
土が乾いてから、水やりをするのが重要ポイントですよ!
地植えの場合は雨だけで十分です。
以上で基本的なナスタチウム(キンレンカ)の育て方については終わりです。
次に、ナスタチウム(キンレンカ)の画像(写真)をお見せします!
ナスタチウム(キンレンカ)の画像(写真)!花や香りの特徴は?多年草なの?
こちらがナスタチウム(キンレンカ)の画像です。
キンレンカは、ハスに似た丸い花をつけ、赤や黄色の花を咲かせます。
花は一重や八重のものや、葉に班がある品種もあります。
香りは独特でコンパニオンプランツとして利用されることもあります。
キンレンカは、1年性のつる草で多年草ではありません。
次は、ナスタチウム(キンレンカ)の開花時期についてお伝えします!
ナスタチウム(キンレンカ)の開花時期や季節はいつ頃なの?
ナスタチウム(キンレンカ)の開花時期は、4月下旬〜7月、9月〜11月上旬です。
キンレンカは春と秋の年に2回、花を楽しむことができます!
次に、ナスタチウム(キンレンカ)の値段や販売価格はいくらぐらいなのかをお伝えします。
ナスタチウム(キンレンカ)の値段や販売価格はいくらぐらいなの?
ナスタチウムは、楽天市場で苗は1000円ほどで購入することが出来ます。
また、種まき用の種も販売されており、輸入物で650円で購入できます。
店頭で購入する際にはこの値段と比較するとよいでしょう。
ただし、肥料や腐葉土も一緒に購入する予定であればオンラインサイトで購入して、同時に家に届けてもらう方が都合が良いのではないでしょうか。
次に、ナスタチウム(キンレンカ)の苗の植え付けや植え替えのポイントをお伝えします。
ナスタチウム(キンレンカ)の苗の植え付けや植え替えのポイントは?
キンレンカの苗の植え付けに最適な時期は、3月下旬から5月下旬です。
苗を入手したら速やかに植え付けましょう。
キンレンカは、1年草のため、植え付けた後植え替える必要はありません。
次に、ナスタチウム(キンレンカ)の鉢植え(プランター)や地植え(花壇)、水耕栽培で育てる際のポイントをお伝えします。
ナスタチウム(キンレンカ)の鉢植え(プランター)や地植え(花壇)、水耕栽培で育てる際のポイントは?
キンレンカを鉢植えする際は、5~6号鉢に1株植えましょう。
地植えをする場合は、20~30cm間隔を取って1株ずつ植えて下さい。
水耕栽培の場合は、発芽した後水を入れた容器に移し替えて下さい。
水に挿したままでもぐんぐん育ちますよ。
次に、ナスタチウム(キンレンカ)の寄せ植えに合う植物はなにがあるのかをお伝えします。
ナスタチウム(キンレンカ)の寄せ植えに合う植物はなにがあるの?
キンレンカは草丈が低いため、寄せ植えの適性は抜群です。
相性の良い植物としては、バーベナやペチュニア等の小ぶりな花がおすすめです。
寄せ植えをする事で色鮮やかな花壇になりますよ。
次は、ナスタチウム(キンレンカ)の切り戻しの時期についてお伝えしますね。
ナスタチウム(キンレンカ)の剪定(切り戻し)や摘心のポイントは?
切り戻しとは、植物を綺麗な姿で長く楽しむために、伸びた枝や茎を途中まで切り詰める作業のことを言います。
ナスタチウム(キンレンカ)は真夏の暑さや蒸れがとても苦手で、極端に生育が悪くなります。
そのため、花が咲き終わる夏前に切り戻して風通しをよくすることで、また秋に綺麗な花を咲かせることができます。
あまり神経質にならず、半分くらいの丈に切り詰めてあげるとよいですよ。
そうすると必ず新芽が出てきます!
次に、ナスタチウム(キンレンカ)の増やし方をお伝えします。
挿し木や挿し芽の仕方はどのようにやるのでしょうか。
ナスタチウム(キンレンカ)の増やし方!挿し木や挿し芽の仕方は?
キンレンカを増やす方法には、挿し芽と種まきで増やす方法があります。
挿し芽の場合は、6月位に茎を3本ほど切り落として下部分の葉を取り、別のポットに水はけのよい土を入れて挿しましょう。
日陰に置き10日ほど立つと発根してきます。
種まきの場合は、2月下旬に室内でプランターなどに土を入れ、一晩水に浸した種をまき、土で覆いましょう。
種は固いため、プランターにまく前に必ず水に一晩浸けて下さい。
そうすることで発芽しやすくなります。
次に、ナスタチウム(キンレンカ)の種まき時期と種まきのポイントをお伝えします。
ナスタチウム(キンレンカ)の種まき時期と種まきのポイントは?どれくらいで発芽するの?
キンレンカの種まきに最適な時期は春先なら3月下旬~4月下旬、秋先なら9月頃です。
種まきをする際は、種は一晩水に浸して、1つのポットに種は1粒植えましょう。
ポットは日陰に置き、土が乾燥しないように水やりをすると1週間ほどで発芽します。
次はナスタチウム(キンレンカ)の冬越しのポイントについてお伝えします!
ナスタチウム(キンレンカ)の冬越しのやり方は?
ナスタチウム(キンレンカ)は一年草の植物です。
4~5月に植え付けしたキンレンカは、その後花を咲かせ、冬には枯れてしまいます。
しかし、秋に植え付けをした場合、苗の状態で冬を越さなければなりません。
ナスタチウム(キンレンカ)は寒さに弱いので、気温が5℃を下回るときは室内の日当たりよい場所で管理するのがよいでしょう。
それでは次は、ナスタチウム(キンレンカ)のかかりうる病気や害虫の対策方法をお伝えします。
ナスタチウム(キンレンカ)のかかりうる病気や害虫の対策方法は?
キンレンカがかかりやすい病気としては立ち枯れ病があり、高温多湿な環境で、葉が密接していると枯れてしまいます。
対策としては、枯れてしまった場合は枯れた部分と周囲の土を取り除いて下さい。
予防する場合は、きれいな土を使い、密接した葉を剪定して湿気がこもらないようにしましょう。
また、害虫についてはハダニとハモグリバエに注意しましょう。
ハダニが葉裏につくと葉に白い斑点がつき、放っておくとクモの巣状の網を張り株が茶色く弱ってしまいます。
対策としては、梅雨明けに葉裏に水をかけるか、薬剤を散布して駆除して下さい。
ハモグハエは、葉につくと葉に白くうねった線が出ます。
対策としては、指でつぶすか、葉を取り除きましょう。
次に、ナスタチウム(キンレンカ)の花が咲かない原因をお伝えします。
ナスタチウム(キンレンカ)の花が咲かない原因は?
キンレンカの花が咲かない原因としては、
・水を与えすぎている。
・日光が不足している。
・窒素の多い肥料を与えている。
ことが考えられます。
対策としては、
・土が湿っている間は水をやらない。
・日当たりの良い場所で育てる。
・肥料は与えないか、花が咲いた後に与える。
これらの対策をすることで花が咲きやすくなりますよ。
次は、ナスタチウム(キンレンカ)は食用なのかについてお伝えします!
ナスタチウム(キンレンカ)は食用なの?食べ方は?効能はある?
ナスタチウム(キンレンカ)は鑑賞用としてだけでなく、花・茎・葉を食用とするためにも栽培されています。
花と葉にはピリッとした刺激があり、花はそのままサラダにして食べたり、葉はマスタード代わりにサンドイッチに入れて食べたりします。
また、若い種子はすりおろして薬味として使うこともできるんですよ!
ナスタチウムは、ビタミンCや鉄分などの栄養も豊富で、抗菌効果や育毛促進、女性にうれしい美肌効果まであるんです!
見てよし、食べてよしとは、素晴らしいですね!
では次は、ナスタチウム(キンレンカ)の花言葉についてお伝えします!
ナスタチウム(キンレンカ)の花言葉はなに?
ナスタチウム(キンレンカ)の花言葉は「愛国心」「困難に打ち勝つ」「勝利」です。
可愛らしい花の見た目からは想像し辛い花言葉ですよね!
これらは、赤いナスタチウムの花を、槍に突かれて血に染まった鎧に例えたことから生まれたとされています。
スポーツをしている方や、試験勉強に打ち込んでいる方などへのプレゼントに喜ばれそうですね!
ナスタチウム(キンレンカ)は英語で「nasturtium(ナスターチウム)」または「Indian cress (インディアン クレェス)」と呼びます。
「cress」 とはカラシナ類の植物のことで、特にクレソンをさします。
最後に、ナスタチウム(キンレンカ)の種類や品種はなにがあるのかをお伝えします!
ナスタチウム(キンレンカ)の種類や品種はなにがあるの?
ナスタチウムには以上80以上の種類があり、一般的にはつるを短く品種改良したヒメキンレンカとの交雑品種が流通しています。
代表的な品種としては、花弁と蕾が変化した距のないタイプのホワイトバードシリーズと、
距があるタイプのジュエルシリーズがあります。
両品種とも、カラーバリエーションが豊富で黄色やオレンジ、赤やクリーム色の花を咲かせます。
それでは最後に、これまでのおさらいをしていきましょう。
- オススメ記事
ナスタチウム(キンレンカ)のまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは16個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①ナスタチウム(キンレンカ)の育て方(環境、土、肥料、水やり)
キンレンカは日当たりのよい場所を好みます。
日当たりが悪いと、十分に育つことができず花付きが悪くなってしまいます。
キンレンカは水はけと通気性のよい土を好みます。
市販の草花用培養土でも大丈夫です。
肥料は、植え付けのときに土の中にゆっくり効くタイプの「化成肥料」を少しだけ混ぜます。
キンレンカは加湿に弱く、乾燥を好みます。
鉢植えの場合、土の表面が乾いていたら、鉢の底から水が滲み出るくらいたっぷりと水を与えましょう。
地植えの場合は雨だけで十分です。
②ナスタチウム(キンレンカ)の画像(写真)!花や香りの特徴は?多年草なの?
ナスタチウムは、ハスに似た丸い花をつけ、赤や黄色の花を咲かせます。
香りは独特でコンパニオンプランツとして利用されることもあります。
1年性のつる草で多年草ではありません。
③ナスタチウム(キンレンカ)の開花時期や季節はいつ頃なの?
キンレンカの開花時期は、4月下旬〜7月、9月〜11月上旬です。
④ナスタチウム(キンレンカ)の値段や販売価格はいくらぐらいなの?
苗は1000円ほどで購入することができます。
種は輸入物で650円で販売されています。
⑤ナスタチウム(キンレンカ)の苗の植え付けや植え替えのポイントは?
苗の植え付けに最適な時期は、3月下旬から5月下旬です。苗を入手したら速やかに植え付けましょう。
また、1年草のため植え付けた後植え替える必要はありません。
⑥ナスタチウム(キンレンカ)の鉢植え(プランター)や地植え(花壇)、水耕栽培で育てる際のポイントは?
ナスタチウムを鉢植えする際は、5~6号鉢に1株植えましょう。
地植えをする場合は、20~30cm間隔を取って1株ずつ植えて下さい。
水耕栽培の場合は、発芽した後、水を入れた容器に移し替えて下さい。
⑦ナスタチウム(キンレンカ)の寄せ植えに合う植物はなにがあるの?
寄せ植え合う植物としては、バーベナやペチュニア等の小ぶりな花がおすすめです。
⑧ナスタチウム(キンレンカ)の剪定(切り戻し)や摘心のポイントは?
キンレンカは真夏の暑さや蒸れがとても苦手で、極端に生育が悪くなります。
そのため、花が咲き終わる夏前に切り戻して風通しをよくすることで、また秋に綺麗な花を咲かせることができます。
⑨ナスタチウム(キンレンカ)の増やし方!挿し木や挿し芽の仕方は?
増やす方法には、挿し芽と種まきで増やす方法があり、
挿し芽の場合は、6月位に茎を3本ほど切り落として下部分の葉を取り、別のポットに水はけのよい土を入れて挿しましょう。
種まきの場合は、2月下旬に室内でプランターなどに土を入れ、一晩水に浸した種をまき、土で覆いましょう。
⑩ナスタチウム(キンレンカ)の種まき時期と種まきのポイントは?どれくらいで発芽するの?
種まきに最適な時期は春先なら3月下旬~4月下旬秋先なら9月頃です。
種まきをする際は、種は一晩水に浸して1つのポットに種は1粒植えましょう。
ポットは日陰に置き、土が乾燥しないよう水やりをすると1週間ほどで発芽します。
⑪ナスタチウム(キンレンカ)の冬越しのやり方は?
ナスタチウム(キンレンカ)を秋に植え付けをした場合、苗の状態で冬を越さなければなりません。
キンレンカは寒さに弱いので、気温が5℃を下回るときは室内の日当たりよい場所で管理するのがよいでしょう。
⑫ナスタチウム(キンレンカ)のかかりうる病気や害虫の対策方法は?
かかりやすい病気としては立ち枯れ病があります。
対策としては、枯れてしまった場合は枯れた部分と周囲の土を取り除いて下さい。
害虫についてはハダニとハモグリバエに注意しましょう。
ハダニの対策としては、梅雨明けに葉裏に水をかけるか、薬剤を散布して駆除して下さい。
ハモグリバエの対策としては、指でつぶすか、葉を取り除きましょう。
⑬ナスタチウム(キンレンカ)の花が咲かない原因は?
花が咲かない原因としては、水を与えすぎているか、日光が不足しているか、窒素の多い肥料を与えていることが考えられます。
対策としては、土が湿っている間は水をやらず、日当たりの良い場所で育てて、肥料は与えないか、花が咲いた後に与えて下さい。
⑭ナスタチウム(キンレンカ)は食用なの?食べ方は?効能はある?
キンレンカは鑑賞用としてだけでなく、花・茎・葉を食用とするためにも栽培されています。
⑮ナスタチウム(キンレンカ)の花言葉はなに?英語でなんていうの?
キンレンカの花言葉は、「愛国心」「困難に打ち勝つ」「勝利」です。
キンレンカは英語で「nasturtium(ナスターチウム)」または「Indian cress (インディアン クレェス)」と呼びます。
⑯ナスタチウム(キンレンカ)の種類や品種はなにがあるの?
80以上の種類があり、一般的にはヒメキンレンカとの交雑品種が流通しています。
代表的な品種としては、花弁と蕾が変化した距のないタイプのホワイトバードシリーズと距があるタイプのジュエルシリーズがあります。
いかがでしたか?
ぜひご自宅でキンレンカを育て、見て、食べて、楽しんでくださいね!
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
コメントを残す