みなさんこんにちは。
今回は、アイスランドポピーについてお伝えしていきます。
アイスランドポピーが属するケシ属の植物は約60種ほどありますが、寒帯から亜寒帯など広い範囲で分布しています。
日本には大正時代に渡来した品種で、春から初夏まで開花する植物ですので花壇を賑やかに彩ります。
多年草である植物ではありますが、暑さには強くないので夏越しをすることが難しい植物となります。
今回はアイスランドポピーについてのポイント、
以上11つの点についてお伝えします。
まずはアイスランドポピーの育て方からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
アイスランドポピーの育て方は?
寒さにはとても強いアイスランドポピーですが、霜に当たると痛んでしまいますので対策が必要となります。
花がらをそのままにしておくと、株に負担がかかりますので早めに摘み取ってあげましょう。
用土は、市販の草花用培養土を使用してもじゅうぶん育成が可能な植物となりますのでとても育てやすい品種です。
ここからさらに詳しくお伝えします。
最初は、アイスランドポピーが好む環境についてお伝えします!
アイスランドボピーの育て方!環境はどうする?
アイスランドポピーは、シベリアやヨーロッパ、アジアなど世界の広い範囲に分布するの多年草の植物です。
アイスランドポピーは約60種もあるケシ属の植物の一種で、寒帯から亜寒帯の山岳地帯や河川、砂地など様々な環境で自生することが可能となります。
耐寒性が非常に高い植物で、特に冬越しの対策を行う必要はございませんが、霜に当たってしまうと蕾が傷んで枯れてしまうことがあります。
次は、アイスランドボピーに適した用土についてお伝えします!
アイスランドボピーを育てる際の適した用土は何?
アイスランドポピーは水ハケが良く、中性に近い弱アルカリ性の用土を好む植物です。
また、酸性土壌を嫌いますので、植え付け場所の土壌が酸性である場合には、事前に苦土石灰を混ぜ合わせて土壌を中和する必要があります。
鉢植えでの育成では、市販の草花用培養土を使用して育成をすることが可能となりますが、自身でつくる場合は赤玉土(小粒)6割と腐葉土4割を混ぜ合わせた配合土にしてください。
次は、アイスランドボピーに必要な肥料についてお伝えします!
アイスランドボピーの育て方!肥料はどうする?
肥料を必要としなくても育成することができる植物なので多くの肥料を必要とせず元肥は控えめにして、追肥も必要としなくてもじゅうぶん育ちます。
用土を自身でつくる場合には、緩効性化成肥料を一緒に混ぜ合わせ、庭植えの場合は、元肥として緩効性化成肥料を混ぜておきましょう。
元肥だけでも良いですが、初春の開花時期前に、置き肥として有機固形肥料を与えることをオススメします。
では次は、アイスランドボピーの水やりポイントについてお伝えします!
アイスランドボピーを育てる際の水の量はどうする?
アイスランドポピーは日当たりと水ハケの良い環境を好む植物となり、
日照時間が少なかったり、水ハケが悪いところですと根腐れを起こすことがあります。
ですので、水やりは用土の表面が乾燥してきた場合に与えるように注意してあげましょう。
庭植えの場合ですと、ほとんど水やりをする必要はなく真夏の乾燥した日が何日も続く時にあげるようにしましょう。
以上で基本的なアイスランドボピーの育て方については終わりです。
次はアイスランドポピーの画像をお見せします!
アイスランドポピーの画像(写真)!
寒冷地を主に分布しているアイスランドポピーは、他の植物と比べても開花時期が早い品種となります。
初春の時期から花壇を彩る植物となりますが、開花シーズン後には細かい種をたくさんつくっていきます。
大きなものでは最長約50㎝に成長していき、葉は株元でロゼット状に茂っていきます。
アイスランドポピーの写真はこちらになります。
次は、アイスランドポピーの開花時期をお伝えします。
アイスランドポピーの開花時期や季節はいつ頃なの?
アイスランドポピーの開花時期は、春先の3月~5月頃となります。
花期になりますと、花茎は株元から30~50㎝程度に成長していき、頂部に花径10㎝程度の花を一輪だけ咲かせます。
花色は赤やオレンジや黄色などの明るい花色が多く、4枚の花弁は薄く光沢があります。
次に、アイスランドポピーの苗の植え方をお伝えします。
アイスランドポピーの苗の植え付けのポイントは?
アイスランドポピーは、寒さにはとても強い植物となり、環境が良ければ何も手を施さなくても花を咲かせることができます。
植え付けの適時期は秋頃の9月中旬~11月初旬となります。
移植を嫌う植物となりますので、植え付けを行う時は根を傷付けてしまわないようにしてあげましょう。
本葉が8枚程に成長してきたら、根鉢を崩さないように注意して株間は20㎝間隔で植え付けてください。
次は、アイスランドポピーの地植えにするポイントをお伝えします。
アイスランドポピーの地植え(花壇)のポイントは?
寒さにはある程度耐えることができるアイスランドポピーは、庭植えの場合での育成でも放任状態でも開花することができます。
水やりもほとんど行う必要はありませんが、夏時期にとても乾燥した日が何日も続くようであれば行ってあげましょう。
元肥として用土にはゆっくりと効果が持続する緩効性化成肥料を混ぜ込んであげましょう。
次に、アイスランドポピーの寄せ植えのやり方をお伝えします!
アイスランドポピーの寄せ植えの仕方!
アイスランドポピー小さなホームガーデンとして一般的にも人気のある植物となります。
広い範囲に植えて花畑にすることでより魅力的になる植物となりますので、鉢植えの寄せ植えとして使用するよりも地植えでの寄せ植えをオススメします。
地植えの場合では洋風の庭との相性がよく、アイスランドポピーを活用することで鮮やかなガーデンを演出できます。
次は、アイスランドポピーの種まきのポイントと直播にしてよいのかについてお伝えします。
アイスランドポピーの種まき時期と種まきのポイントは?直播きで大丈夫なの?
発芽温度が約15℃となっていますので涼しい気候になってから種まきを行う必要があります。
ですのでアイスランドポピーは通常秋に種を蒔いておき、春頃から花を咲かせていく植物となります。
アイスランドポピーの種はとてもに細かく、移植も嫌う植物なので、種まきを行う時はポットに約5粒ずつ蒔いてあげましょう。
次に、アイスランドポピーに関する病気や害虫についてお伝えします。
アイスランドポピーのかかりうる病気や害虫の対策方法は?
アイスランドポピーは他の植物と比べると病害虫があまり付きにくい品種となります。
ですが春先になるとアブラムシが葉や蕾に発生する場合があり、特に新芽や茎に集団で群がって汁を吸っていきます。
発生した時はパイベニカ乳剤などの薬剤を使用して駆除してあげましょう。
低温多湿の状態になると株の至るとことに灰色のかびが生えてくる灰色かび病になることがあります。
次に、アイスランドポピーの花が咲かない原因をおつたえしますね!
アイスランドポピーの花が咲かない原因は?対策方法は?
寒さにはつよいのですが、霜が当たると蕾が傷んでしまい花が咲かない原因となります。
また、日光にあまり当たっていなかったり、水ハケが悪い状態では根腐れを起こして開花することができません。
その他にも移植を嫌うアイスランドポピーは、植え付けを行う時に根を傷付けやすいのでじゅうぶん注意して花を咲かせてあげましょう。
次は、アイスランドポピーの花言葉をお伝えします。
アイスランドポピーの花言葉はなに?
アイスランドポピーは北極探検隊に加わっていた植物学者シベリアで発見した植物で、和名ではシベリアヒナゲシという名が付けられています。
ですのでアイスランドはシベリアと環境が似ていたことが流通名の由来になっています。
花言葉である慰めは、ギリシア神話の豊穣の神デメテルがアイスランドポピーで自身の心を慰めたことでこの花言葉が付けられています。
次に、アイスランドポピーの種類や品種をお伝えします。
アイスランドポピーの種類や品種は何があるの?
アイスランドポピーと同じケシ科ケシ属に属する植物は約60種ございます。
その中でもアイスランドポピーと同じ寒冷地であるアイスランドに分布している品種にヒナゲシやオリエンタルポピーがございます。
アイスランドポピーの近縁種となり、開花時期はヒナゲシの方が少し遅いです。
アイスランドポピーは株元から茎が高く伸ばしているのに比べて、ヒナゲシは茎を分枝した先に花を咲かせています。
オリエンタルポピー
オリエンタルポピーは牡丹のように華やかな花でとても魅力のある植物です。
蕾も他の品種とは異なり上向きに直立しており、花の色彩はとても鮮やかなので遠くでも一目でわかります。
それでは最後に、これまでのおさらいをしていきましょう。
アイスランドポピーのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは11つありました。
覚えているでしょうか?1個づつ振り返っていきましょう!
①アイスランドポピーの育て方(環境、土、肥料、水やり)
寒さにはとても強いアイスランドポピーですが、霜に当たると痛んでしまいますので対策が必要となります。
花がらをそのままにしておくと、株に負担がかかりますので早めに摘み取ってあげましょう。
用土は、市販の草花用培養土を使用してもじゅうぶん育成が可能な植物となりますのでとても育てやすい品種です。
②アイスランドポピーの画像(写真)!
寒冷地を主に分布しているアイスランドポピーは、他の植物と比べても開花時期が早い品種となります。
初春の時期から花壇を彩る植物となりますが、開花シーズン後には細かい種をたくさんつくっていきます。
大きなものでは最長約50㎝に成長していき、葉は株元でロゼット状に茂っていきます。
③アイスランドポピーの開花時期や季節はいつ頃なの?
アイスランドポピーの開花時期は、春先の3月~5月頃となります。
花期になりますと、花茎は株元から30~50㎝程度に成長していき、頂部に花径10㎝程度の花を一輪だけ咲かせます。
花色は赤やオレンジや黄色などの明るい花色が多く、4枚の花弁は薄く光沢があります。
④アイスランドポピーの苗の植え付けのポイントは?
アイスランドポピーは、寒さにはとても強い植物となり、環境が良ければ何も手を施さなくても花を咲かせることができます。
植え付けの適時期は秋頃の9月中旬~11月初旬となります。
移植を嫌う植物となりますので、植え付けを行う時は根を傷付けてしまわないようにしてあげましょう。
本葉が8枚程に成長してきたら、根鉢を崩さないように注意して株間は20㎝間隔で植え付けてください。
⑤アイスランドポピーの地植え(花壇)のポイントは?
寒さにはある程度耐えることができるアイスランドポピーは、庭植えの場合での育成でも放任状態でも開花することができます。
水やりもほとんど行う必要はありませんが、夏時期にとても乾燥した日が何日も続くようであれば行ってあげましょう。
元肥として用土にはゆっくりと効果が持続する緩効性化成肥料を混ぜ込んであげましょう。
⑥アイスランドポピーの寄せ植えの仕方!
アイスランドポピー小さなホームガーデンとして一般的にも人気のある植物となります。
広い範囲に植えて花畑にすることでより魅力的になる植物となりますので、鉢植えの寄せ植えとして使用するよりも地植えでの寄せ植えをオススメします。
地植えの場合では洋風の庭との相性がよく、アイスランドポピーを活用することで鮮やかなガーデンを演出できます。
⑦アイスランドポピーの種まき時期と種まきのポイントは?直播きで大丈夫なの?
発芽温度が約15℃となっていますので涼しい気候になってから種まきを行う必要があります。
ですのでアイスランドポピーは通常秋に種を蒔いておき、春頃から花を咲かせていく植物となります。
アイスランドポピーの種はとてもに細かく、移植も嫌う植物なので、種まきを行う時はポットに約5粒ずつ蒔いてあげましょう。
⑧アイスランドポピーのかかりうる病気や害虫の対策方法は?
アイスランドポピーは他の植物と比べると病害虫があまり付きにくい品種となります。
ですが春先になるとアブラムシが葉や蕾に発生する場合があり、特に新芽や茎に集団で群がって汁を吸っていきます。
発生した時はパイベニカ乳剤などの薬剤を使用して駆除してあげましょう。
低温多湿の状態になると株の至るとことに灰色のかびが生えてくる灰色かび病になることがあります。
⑨アイスランドポピーの花が咲かない原因は?
寒さにはつよいのですが、霜が当たると蕾が傷んでしまい花が咲かない原因となります。
また、日光にあまり当たっていなかったり、水ハケが悪い状態では根腐れを起こして開花することができません。
その他にも移植を嫌うアイスランドポピーは、植え付けを行う時に根を傷付けやすいのでじゅうぶん注意して花を咲かせてあげましょう。
⑩アイスランドポピーの花言葉はなに?
アイスランドポピーは北極探検隊に加わっていた植物学者シベリアで発見した植物で、和名ではシベリアヒナゲシという名が付けられています。
ですのでアイスランドはシベリアと環境が似ていたことが流通名の由来になっています。
花言葉である慰めは、ギリシア神話の豊穣の神デメテルがアイスランドポピーで自身の心を慰めたことでこの花言葉が付けられています。
⑪アイスランドポピーの種類や品種は何があるの?
アイスランドポピーと同じケシ科ケシ属に属する植物は約60種ございます。
その中でもアイスランドポピーと同じ寒冷地であるアイスランドに分布している品種にヒナゲシやオリエンタルポピーがございます。
ヒナゲシ
アイスランドポピーの近縁種となり、開花時期はヒナゲシの方が少し遅いです。
アイスランドポピーは株元から茎が高く伸ばしているのに比べて、ヒナゲシは茎を分枝した先に花を咲かせています。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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