みなさんこんにちは。
今回は、ウツギについてまとめていきたいと思います。
ところでみなさん、ウツギには沢山の種類があるのをご存知でしたか?
今回はその種類の中でも有名なウツギを写真付きでご紹介します。
ウツギには、ウノハナ(卯の花)やユキミグサ(雪見草)という美しい異名があります。
ウツギは耐寒性が強く、初心者でも育てやすいのが特徴です。
西日や乾燥にも強いウツギを上手に育てるには、剪定や害虫・病気に気をつけることがポイントになります。
今回はウツギについてのポイント、
以上10個の点についてお伝えします。
種類別のウツギの育て方や、特徴もお伝えしているので、ぜひ最後までご覧ください。
まず最初に、ウツギの剪定ポイントをご紹介します。
目次(クリックで飛べます)
ウツギの育て方!剪定のポイントは?剪定時期も!
ウツギの肥料選びや、水やりポイントなどの育て方は、それぞれのウツギの記事を見てください。
この記事では、ウツギの剪定方法についてご紹介します。
ウツギは、基本的には放置しておいても花はよく咲いてくれます。
剪定をすることによって、日差しが全ての健康な枝に当たりやすくなることだけでなく、
風通しも良くなるために結果的に育ちやすくなります。
自分の大切な樹を切るのは心が痛いですがしっかり剪定しましょう。
剪定をするときに気をつけて欲しいのが、タイミングです。
12月〜3月は、徒長枝や、からみ枝を剪定します。
からみ枝とは、枝と枝が絡み合った枝を指します。
徒長枝とは、伸びっぱなしになって太くなった枝を指します。
特に徒長枝を切らないと、栄養が徒長枝にいってしまい、花の見た目が悪くなってしまいます。
5月〜7月の開花している期間は、間引き剪定を行います。
しかし、剪定には注意も必要です!
ウツギの花の芽は、花が咲き終わった夏から秋にかけて作られます。
このときに強く剪定を行うと花が咲かなくなってしまいます。
なので、花が咲き終わったらできるだけ早く、少し間引く程度に剪定をしてあげましょうね。
次に、ウツギの紅葉の時期や花の匂いなどをお伝えします。
ウツギの紅葉の時期はいつ?特徴は?花の匂いはどんなかんじなの?
ウツギは、全国各地の山野で見られる落葉低木です。
特に多く見られる「マルバウツギ」は、5月~6月に開花したのち、秋に葉が黄色、または赤色に紅葉します。
葉が丸くて表面に毛が多く、可愛らしい姿をしています。
ウツギの多くの種類は、花にほとんど香りがありません。
ですが、花と葉に特徴的な香りを持つ「バイカウツギ」という種類があります。
バイカウツギの花は、香水の材料にされるほど良い香りがします。
また、葉を揉むときゅうりの様な香りがするのも特徴的です。
次は、ウツギの苗木の植え方をお伝えします。
ウツギの苗木の植え方は?
ウツギの植え付けの適期は落葉期である11月~12月、または2月~3月です。
極端に冷え込む時期、雪の時期は避けましょう。
ウツギの苗木を植え付ける際は、あらかじめ土に堆肥や腐葉土を混ぜ込んでおくと良いでしょう。
また、元肥として緩効性の固形肥料を混ぜておくのもおすすめです。
苗木の土はよく落としてほぐし、水を吸わせたのちに植え付けを行います。
土は多く被せるようにするのがおすすめです。植え付け後は水を与えてあげてくださいね。
次は、ウツギを鉢植えで育てる際のポイントについてお伝えします。
ウツギを鉢植えや庭植えで育てる際のポイントは?
ウツギを鉢植えで育てる際には、管理しやすい場所で育てる事がポイントになります。
季節ごとに育てる環境が違うためです。
花が咲く5月から6月までの間は、日当たりの良い所で育てましょう。
秋になるとほとんどの葉が落ちて枝だけになってしまうので、そこまで日当たりに気をつける必要は無くなります。
水やりについてですが、春から秋にかけては、土の表面が乾いてから水を与えれば大丈夫です。
ウツギは、乾燥に弱い植物ではないので、そこまで神経質になる必要はありません。
地植えの場合は、降雨で十分です。好天が続き、土が乾ききっているようであれば与えましょう。
ウツギは、春~初夏にウドンコ病にかかりやすい植物です。
ウドンコ病はカビの一種が原因になりますので、風通しを良くすることが大切です。
葉、茎、根元に白い粉のようなものが見えたら、すぐに殺菌剤を使用しましょう。
またウツギは春から秋、気温が高くなってくると、さび病にかかりやすくなります。
こちらも菌の一種です。葉に白~錆色の斑点が出ていたら、その葉を取り除いた後に薬剤を使用しましょう。
次に、ウツギの増やし方をお伝えします。
ウツギの増やし方!挿し木の時期や方法は?
ウツギは、挿し木で増やすのが一般的です。適期は3月半ば~下旬、ないしは6月~7月です。
まず、挿し木にするための枝を選びます。わき芽が発達したものが良いでしょう。
枝の切り口が斜めになるように注意をしながら、15cmほど切り落とします。
その後、育苗ポットや育苗箱に用意した土に、切り口から挿します。
このとき、1~2個芽が出ているかどうか確認をしてください。
植え替え用の土は、赤玉土:腐葉土:鹿沼土=5:3:2の割合が良いでしょう。
ポット等は半日陰になる場所を選んで置き、木が乾かないよう水を与えるのがポイントです。
根が出て植え付けが可能になるのには、1ヶ月半程かかります。
次は、ウツギの植え替えポイントについてお伝えしたいと思います。
ウツギを植え替えする際に注意する事は?
まず、ウツギを植え替える時期ですが、ウツギの葉が落ちた後に行いましょう。
地植えで育てている場合には、根についた土を落とした後に、約45分間ほど根に水を吸わせてあげます。
植え替える場所には、赤玉土:腐葉土:鹿沼土=5:3:2の割合であらかじめ土を混ぜておきましょう。
鉢植えの場合は、2年に1度、ウツギの大きさにあった鉢に植え替えをしましょう。
次は、ウツギに似た花をお伝えします。
ウツギに似た花はなにがある?
ウツギは、アジサイ科ウツギ属の落葉低木で、ユキノシタ科で分類をされることもあります。
その種類はたいへん多く、◯◯ウツギとウツギの名が付いていても花びらの大きさ、形が多様です。
ウツギの花としてよく知られているのは「卯の花」ともよばれる白くて小さな花をたくさん付けた姿ですが、
このような花を咲かせる種類にはマルバウツギ、サクラウツギ、ヒメウツギなどがあります。
香り高いことで有名なバイカウツギは、その花の姿が梅に似ていることから「梅花」という名が付いています。
次は、ウツギの害虫対策はどうすればいいのかについてお伝えします。
ウツギの害虫対策はどうすればいいの?
ウツギを育てる際は、春から秋にかけてアブラムシが発生しやすいので要注意です!
アブラムシは植物の汁を吸い出してしまううえ、ウイルスを媒介してしまうため、植物にとっては大変危険な害虫です。
春先のウツギの新芽にアブラムシが付いてしまうと、成長が阻害されてしまいます。
日頃からウツギの様子を見て、見つけ次第すぐに除去剤を使用しましょう。
また、予防としてはアブラムシが好むアミノ酸を発生しやすい窒素分を含む肥料を与えすぎないようにすることが挙げられます。
また、風通しを良くしておくことも重要です。
次に、ウツギの花言葉を紹介しますね。
ウツギの花言葉は何がある?漢字でどう書くの?
ウツギの花言葉には、【秘密】【古風】などがあります。
ウツギは幹の中が空洞になっており、その幹の姿から「秘密」という花言葉がつけられたと言われています。
この幹の中に空洞を持つことから、「空ろ木」が変化してウツギ(空木)という名になったそうですよ。
「卯の花」という異名は、旧暦の卯月(5月~6月)に花が咲くことからなのですが、
おから(豆腐の絞りかす)を「卯の花」と呼ぶのは、ウツギの花の姿に似ているためだそうです。
次はたくさんあるウツギの種類やウツギの仲間を紹介します。
それぞれ紹介しているウツギの花言葉も載せているので見ていってくださいね。
ウツギの種類やウツギの仲間はなにがある?画像(写真)付きでご紹介!
ウツギには、本当に多くの種類やウツギの仲間がいるのを知っていましたか?
白色や赤色やピンク色など、それぞれ違う色の花が咲いたり、形が大きく異なったりと
様々なウツギの種類が私達の目を楽しませてくれます。
その中でも今回は有名な4つのウツギを紹介します。
また、それぞれ別の記事でそれぞれウツギについて紹介しているので、ぜひご覧くださいね。
①ヒメウツギ
ヒメウツギの花言葉は「秘密」以外にも「秘めた恋」「夏の訪れ」があります。
※ヒメウツギの育て方や特徴等の詳しい情報はこちらをご覧ください。
②ハコネウツギ
ハコネウツギは「移り気」という花言葉があります。
※ハコネウツギの育て方や特徴等の詳しい情報はこちらをご覧ください。
③ノリウツギ
ノリウツギの花言葉は「しとやかな恋人」です。
※ノリウツギの育て方や特徴等の詳しい情報はこちらをご覧ください。
④バイカウツギ
バイカウツギの花言葉は「回想」です。
※バイカウツギの育て方や特徴等の詳しい情報はこちらをご覧ください。
上記で紹介したウツギの他にもまだまだ多くのウツギが存在します。
この記事では長くなってしまうのでこれ以上は紹介できませんが、もっと多くの種類のウツギがあることを覚えておいてくださいね!
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ウツギのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは10個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①ウツギの育て方!剪定方法のポイントは?
12月〜3月は、徒長枝(伸びっぱなしになって太くなった枝)や、からみ枝(枝と枝が絡み合った枝)を剪定します。
5月〜7月の開花している期間は、間引き剪定を行います。
ウツギの花の芽は、花が咲き終わった夏から秋にかけて作られるため、
このときに強く剪定を行うと花が咲かなくなってしまいます。
②ウツギの紅葉の時期はいつ?特徴は?花の匂いはどんなかんじなの?
ウツギは全国各地の山野で見られる落葉低木で、特に多く見られる「マルバウツギ」は、
5月~6月に開花したのち、秋に葉が黄色、または赤色に紅葉します。
ウツギの多くの種類は、花にほとんど香りがありませんが、花と葉に特徴的な香りを持つ
「バイカウツギ」は、バイカウツギの花は、香水の材料にされるほど良い香りがします。
③ウツギの苗木の植え方は?
ウツギの植え付けの適期は落葉期である11月~12月、または2月~3月です。
ウツギの苗木を植え付ける際は、あらかじめ土に堆肥や腐葉土を混ぜ込んでおくと良いでしょう。
また、元肥として緩効性の固形肥料を混ぜておくのもおすすめです。
苗木の土はよく落としてほぐし、水を吸わせたのちに植え付けを行います。
土は多く被せるようにするのがおすすめです。植え付け後は水を与えてあげてくださいね。
④ウツギを鉢植えや庭植えで育てる際のポイントは?
花が咲く5月から6月までの間は、日当たりの良い所で育てましょう。
春から秋にかけては、土の表面が乾いてから水を与えれば大丈夫です。
地植えの場合は、降雨で十分です。好天が続き、土が乾ききっているようであれば与えましょう。
ウツギは、春~初夏にウドンコ病にかかりやすい植物です。
ウドンコ病はカビの一種が原因になりますので、風通しを良くすることが大切です。
葉、茎、根元に白い粉のようなものが見えたら、すぐに殺菌剤を使用しましょう。
またウツギは春から秋、気温が高くなってくると、さび病にかかりやすくなります。
葉に白~錆色の斑点が出ていたら、その葉を取り除いた後に薬剤を使用しましょう。
⑤ウツギの増やし方!挿し木の時期や方法は?
ウツギは、挿し木で増やすのが一般的です。適期は3月半ば~下旬、ないしは6月~7月です。
わき芽が発達した枝を15cm程切り落とします。切り口は斜めになるようにしましょう。
その後、育苗ポットや育苗箱に用意した土に、切り口から1、2個芽を出して挿します。
植え替え用の土は、赤玉土:腐葉土:鹿沼土=5:3:2の割合が良いでしょう。
ポット等は半日陰になる場所を選んで置き、木が乾かないよう水を与えるのがポイントです。
根が出て植え付けが可能になるのには、1ヶ月半程かかります。
⑥ウツギの植え替えはどの様にするの?
ウツギの植え替えは、落葉後に行いましょう。
地植えで育てている場合には、根についた土を落とした後に、約45分間ほど根に水を吸わせてあげます。
植え替える場所には、赤玉土:腐葉土:鹿沼土=5:3:2の割合であらかじめ土を混ぜておきます。
鉢植えの場合は、2年に1度、ウツギの大きさにあった鉢に植え替えをします。
⑦ウツギに似た花はなにがある?
ウツギの花としてよく知られているのは「卯の花」ともよばれる白くて小さな花をたくさん付けた姿ですが、
このような花を咲かせる種類にはマルバウツギ、サクラウツギ、ヒメウツギなどがあります。
香り高いことで有名なバイカウツギは、その花の姿が梅に似ていることから「梅花」という名が付いています。
⑧ウツギの害虫対策はどうすればいいの?
ウツギは、春から秋にかけてアブラムシが発生しやすい植物です。
日頃からウツギの様子を見て、アブラムシを見つけ次第すぐに除去剤を使用しましょう。
また、予防としてはアブラムシが好むアミノ酸を発生しやすい窒素分を含む肥料を与えすぎないようにすることが
挙げられます。また、風通しを良くしておくことも重要です。
⑨ウツギの花言葉は何がある?漢字でどう書くの?
ウツギの花言葉には、【秘密】【古風】などがあります。
ウツギは漢字で書くと「空木」ですが、これは幹の中が空洞になっていることから付けられたものです。
⑩ウツギの種類やウツギの仲間はなにがある?画像(写真)付きでご紹介!
ウツギには、「ヒメウツギ」「ハコネウツギ」「ノリウツギ」「バイカウツギ」などの種類があります。
それでは今回はこれで失礼します。
最後まで見ていただきありがとうございました。
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