バーガンディーカラーの深紅が美しいアークトチスはガーベラにもよく似ていて一重の凛とした花の形となっています。
また、白い毛が生えていることから緑ではなく白い葉のように見えるところも特徴的です。
また、高温多湿に弱く夏には枯れてしまうというという特徴がアークトチスにはあります。
今回はアークトチスについてのポイント、
以上8つの点についてお伝えします。
まずはアークトチスの育て方からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
アークトチスの育て方は?
花期も長くて花つきも良いアークトチスは天気の良い日のような明るい時に花を開き、雨や夜間など暗い時には花を閉じます。
なので、育てる時は日陰ではなく日当たりがよい場所に植えてあげましょう。
また、原種が分布している南アフリカからアンゴラの地域は日本と比べてとても湿度が低い環境です。
湿度の高い環境を嫌うアークトチスは水ハケと風通しの良い用土で育ててあげましょう。
日本の梅雨時期や湿度の高い環境に気おつけてあげるとよく育ち花も長く咲くこともあります。
また、30℃以上になる夏日は花の元気がなくなり、花が小さくなります。
また、色は深紅から濃いピンク色へと変化し、花びらも尖った形で枚数も少なくなりますので、深紅のアークトチスを育てたい方は30℃以下のできるだけ涼しい環境で育ててください。
ここからさらに詳しくお伝えします。
最初は、アークトチスが好む環境についてお伝えします!
アークトチスの育て方!環境はどうする?
高温多湿に弱いアークトチスですが、冬の寒さにもとても弱く、0℃以下になると高い確率で枯死状態になり、耐寒性は-4℃と言われています。
なので寒い冬を越すには霜だけでなく雪、そして寒さ対策は必ずしてください。
次は、アークトチスに適した用土についてお伝えします!
アークトチスを育てる際の適した用土は何?
乾燥している環境を好むアークトチスは、高温多湿な季節がある日本の環境に弱く、特に夏越えは難しいです。
湿気を多く吸い取ってしまう土で育てると茎が細く元気がなくなってしまいます。
最悪の場合、腐って枯れてしまうこともありますので、水ハケのよい土で育ててください。
土は市販のもので構いませんが、水はけの良い土を選びそこに赤玉土と7対3の割合で混ぜて、植え付けをしてください。
次は、アークトチスに必要な肥料についてお伝えします!
アークトチスの育て方!肥料はどうする?
アークトチスは他の花と比べて開花している時期が長いですが、肥料が切れてしまうと花は咲かなくなりますので開花している時期には追肥してあげましょう。
液体の肥料は一週間に一度程の間隔で、緩効性の肥料であればリンを多く含んだものを、一ヶ月に一度与えてください。
次はアークトチスの種まきのポイントをお伝えします。
アークトチスの種まき時期と種まきのポイントは?
種まきは春頃や秋頃の時期に種を撒いて苗をつくるのですが種子から育てるよりも、春に苗が買うことができるのでその苗を植えた方が上手く育ちます。
春に種子を土に撒く時は5mm程度の土を上から掛けてあげて、アークトチスが発芽して、本葉が3枚でてきたら植え付けてください。
その時、発芽した芽が乾燥しないように注意してあげましょう。
秋撒きをする時は、次の年の春に開花して楽しむように育てましょう。
冬越しをするので、露や寒風で枯れないように気をつけてください。
では次は、アークトチスの水やりポイントについてお伝えします!
アークトチスを育てる際の水の量はどうする?
アークトチスは乾燥した環境を好みます。
なので、地植えや鉢植えの場合は、水はけが良く、できるだけ溜まらないような斜面にするなど場所を選んであげると育ちやすくなります。
水をやり過ぎると腐ってしまい、最悪枯れてしまうこともありますので土が湿っている時は、水やりは行わず、春や秋は土がパサパサに乾いていたら水やりをしてください。
また、7月〜9月中旬の水やりは株全体に1日2・3回繰り返してかけてください。
蒸発量が少なめな冬も、土が乾きにくいのですが一ヶ月に一回程度は水やりをしてあげましょう。
以上で基本的なアークトチスの育て方については終わりです。
次はアークトチスの開花時期についてお伝えします!
アークトチスの花の時期はいつ頃なの?
日中に花が咲き、日が暮れると花が閉じるアークトチスの開花時期は品種によって異なりますが、おおよそ4月~7月頃となります。
花期には花茎の頂部に、細く舌状の花びらで7㎝程のガザニアのような花を咲かせます。
次はアークトチスの苗の植えるポイントをお伝えします。
アークトチスの苗の植え方は?
太い根が傷ついてしまうと、生育不良を起こしてしまい枯れることもあるアークトチスは、庭に一度植えたら移植をすることは出来ません。
鉢植を行う時は土は取り出したままほぐさないで、土も落とさない状態で、植えてください。
アークトチスを植え替える際も、崩さずにそのままの状態で新しい土を入れた一回り大きな鉢に植え替えをしてください。
次はアークトチスの寄せ植えで育てるポイントをお伝えします!
アークトチスを寄せ植えにするポイントは?
まず、アークトチスは寄せ植えをするのにメインとして人気のある花で、クリーム色や薄ピンク色も可愛らしくてオススメです。
深紅色が美しいアークトチスバーガンディーを主にして草花のビルウォーリスなどとの寄せ植えは相性ピッタリです。
寄せ植えは暖かくなる春先から秋頃まで長く楽しむことができます。
次はアークトチスの夏越しのやり方をお伝えします。
アークトチスの夏越しのポイントは?
高温多湿に弱いので夏越しが難しく、基本的には一年草が多いアークトチスですが自生地の多年草タイプの種類もあります。
ホームセンターなどで多年草と記載してあるアークトチスを見かけることがあり、図鑑や分類上は多年草となっていますが、ほぼ一年草と思って育ててください。
アークトチスを夏越しさせる時には、半日陰で風がよく通る涼しい環境で育ててください。
次はアークトチスの挿し木のやり方をお伝えします!
アークトチスの挿し木(挿し芽)のやり方は?
挿し木で増やすことが可能なアークトチスは、よく成長している新しい茎をカットして、水に数時間付けてから挿し木用土に植えてあげ活着させましょう。
また、茎を切ったばかりのアークトチスには切り口に水を掛けてしまうとそこから壊死することがあります。
その際には、株全体に水をやらず、数日間は土にのみ水やりをしてください。
次はアークトチスの花言葉をお伝えします。
アークトチスの花言葉はなにがあるの?
アークトチスは主としてカラフルな花色です。
しかしホワイトカラーのアークトチスはシルバーリーフが多いので、花が咲かない時期にも、魅力的な葉が楽しませてくれます。
個性的な葉のアークトチスの花言葉は「個性豊か」というのがあります。
また、南アフリカからアンゴラの地域では懐かしい思い出の花としているのか、別の花言葉として「若き日の思い出」あります。
それでは最後に、これまでのおさらいをしていきましょう。
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アークトチスのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは7つありました。
覚えているでしょうか?1個づつ振り返っていきましょう!
①アークトチスの育て方(環境、土、肥料、種まき、水やり)
また、原種が分布している南アフリカからアンゴラの地域は
日本と比べてとても湿度が低い環境です。
寒い冬を越すには霜だけでなく雪、そして寒さ対策は必ずしてください。
②アークトチスの花の時期はいつ頃なの?
日中に花が咲き、日が暮れると花が閉じるアークトチスの開花時期は
品種によって異なりますが、おおよそ4月~7月頃となります。
③アークトチスの苗の植え方は?
庭に一度植えたら移植をすることは出来ません。
鉢植を行う時は土は取り出したままほぐさないで、
土も落とさない状態で、植えてください。
④アークトチスを寄せ植えにするポイントは?
深紅色が美しいアークトチスバーガンディーを主にして
草花のビルウォーリスなどとの寄せ植えは相性ピッタリです。
寄せ植えは暖かくなる春先から秋頃まで長く楽しむことができます。
⑤アークトチスの夏越しのポイントは?
図鑑や分類上は多年草となっていますが、ほぼ一年草と思って育ててください。
アークトチスを夏越しさせる時には、半日陰で風がよく通る涼しい環境で育ててください。
⑥アークトチスの挿し木のやり方は?
よく成長している新しい茎をカットして、
水に数時間付けてから土に植えてあげ活着させましょう。
⑦アークトチスの挿し芽のポイントは?
また、茎を切ったばかりのアークトチスには
切り口に水を掛けてしまうとそこから壊死することがあるので
株全体に水をやらず、数日間は土にのみ水やりをしてください。
⑧アークトチスの花言葉はなにがあるの?
個性的な葉のアークトチスの花言葉は個性豊かと
南アフリカからアンゴラの地域では懐かしい思い出の花としているのか
花言葉として若き日の思い出があります。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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