【桔梗(キキョウ)のまとめ!】種まきポイントや花言葉等18個のポイント!








キキョウは控えめな花姿が奥ゆかしく、古くから日本で愛されている花のひとつです。

 

花の印象から育てるのがむずかしそうだなと思いませんか?

じつは繊細そうな見た目とはちがって、意外に丈夫で育てやすい花なんですよ。

 

この記事では、はじめてキキョウを育てる方でもわかりやすいように、育て方のポイントをまとめてみました。

あわせて英名や花言葉などもご紹介するので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。

 

今回は桔梗(キキョウ)についてのポイント、

①桔梗(キキョウ)の育て方(環境、土、肥料、水やり)
②桔梗(キキョウ)の画像(写真)!
③桔梗(キキョウ)の開花時期や季節はいつ頃なの?
④桔梗(キキョウ)の苗の植え付けのポイントは?
⑤桔梗(キキョウ)の鉢植えのポイントは?
⑥桔梗(キキョウ)の地植え(花壇)のポイントは?
⑦桔梗(キキョウ)の植え替えのポイントは?
⑧桔梗(キキョウ)の寄せ植えの仕方!
⑨桔梗(キキョウ)の剪定(切り戻し)のポイントは?
⑩桔梗(キキョウ)の増やし方!
⑪桔梗(キキョウ)の挿し木(挿し芽)のやり方はどうするの?
⑫桔梗(キキョウ)の種まき時期と種まきのポイントは?
⑬桔梗(キキョウ)の株分けのやり方は?
⑭桔梗(キキョウ)のかかりうる病気や害虫の対策方法は?
⑮桔梗(キキョウ)に似た花は何がある?
⑯桔梗(キキョウ)は英語でなんていうの??
⑰桔梗(キキョウ)の花言葉はなに?
⑱桔梗(キキョウ)の種類や品種は何があるの?

 

以上18個の点についてお伝えします。

まずは桔梗(キキョウ)の育て方からお伝えします!

 

目次(クリックで飛べます)

桔梗(キキョウ)の育て方は?

 

桔梗(キキョウ)性質は強健で耐寒性もあるので、地植えでも鉢植えでも育てることができます。

 

「適した環境」で育てることが最も大事なポイントになります。

環境があっていれば毎年、美しい花を咲かせてくれますよ。

 

ここからさらに詳しくお伝えします。

最初は、桔梗(キキョウ)が好む環境についてお伝えします!

 

桔梗(キキョウ)の育て方!環境はどうする?

 

桔梗(キキョウ)は、日当たりと風通しのよい場所で育てます。

高温が苦手なので、夏は直射日光を避けた、涼しく明るい日陰で管理しましょう。

 

 

移植を嫌うので、植える場所はしっかりと選ぶことがポイントになります。

 

耐寒性があるのでマイナス10℃くらいまで耐えることができます。

土が強く凍結する地域では鉢植えにして、冬は霜の当たらない場所に移動させるのがおすすめです。

 

キキョウは〇〇な土であれば土壌は選びません。管理がしやすくなるので、キキョウが好む用土に植え付けしましょう。

 

次は、桔梗(キキョウ)に適した用土についてお伝えします!

 

桔梗(キキョウ)を育てる際の適した用土は何?

 

水はけと通気性のよい土を好みます。

 

市販の培養土は「山野草用」を選びましょう。

配合する場合は「赤玉土6:腐葉土3:川砂1」がおすすめです。

庭土には腐葉土や軽石を加えてよく混ぜ込み、水はけのよい土壌をつくります。

ロックガーデンをつくって植え付けすると、より育てやすくなりますよ。

 

 

適した用土が準備できたら、元肥を加えて植え付けしましょう。元肥には次のようなもの使います。

 

次は、桔梗(キキョウ)に必要な肥料についてお伝えします!

 

桔梗(キキョウ)の育て方!肥料はどうする?

 

元肥として緩効性肥料を使います。

肥料が根に触れると肥料焼けをおこしてしまうので、植穴の底に元肥を入れて用土をかぶせてから植え付けしましょう。

追肥は開花中に、2週間に1回を目安に薄めた液体肥料を施します。

多すぎたり濃すぎる肥料も根を傷める原因になるので注意してくださいね。

 

水やりの管理がむずかしくないところが、育てやすいポイントのひとつとなっています。

では次は、桔梗(キキョウ)の水やりポイントについてお伝えします!

 

桔梗(キキョウ)を育てる際の水の量はどうする?

 

土の表面が乾いたら、たっぷり水やりを行いましょう。

地植えでは降雨で育て、日照りがつづいて強く乾燥する場合のみ、水やりを行います。

 

 

冬は地上部が枯れますが、根は成長しているので、水を切らさないように管理してください。

この時期は表土が乾いたら、土が湿るくらいに水やりをします。

 

以上で基本的な桔梗(キキョウ)の育て方については終わりです。

次は桔梗(キキョウ)の画像(写真)をお見せします!

 

桔梗(キキョウ)の画像(写真)!

 

 

キキョウ科キキョウ属の宿根草です。

 

 

草丈は10~120㎝まで成長し、分岐した花茎の先端に6㎝前後の花を数輪咲かせます。

 

 

日本では古くから親しまれ、秋の七草のひとつとしても有名です。

根に含まれる成分には、咳や痰を抑える効能があり、漢方薬などにも使われます。

 

 

日本各地の野山に自生しており、自生するキキョウは年々減少傾向にあり、「絶滅危惧Ⅱ類」に指定されています。

 

そんなキキョウの花が開花するのはいつ頃なのでしょうか?

次は桔梗(キキョウ)の開花時期や季節についてお伝えします!

 

桔梗(キキョウ)の開花時期や季節はいつ頃なの?

 

キキョウは秋に咲く花で、開花時期は6~10月です。

初夏から花が咲く、早咲き品種も人気が多く流通しています。

 

蕾が徐々にひらいて5つに裂け、青紫色の星形の花を咲かせます。

園芸品種には白やピンクなどの花色もあるんですよ。

 

 

キキョウは花付き苗を購入して、植え付けするのが一般的です。

3号苗で250~500円ほどで販売されています。

 

苗を購入したら、鉢や花だんに植え付けしてみましょう。

次は桔梗(キキョウ)の苗の植え付けのポイントについてお伝えします!

 

桔梗(キキョウ)の苗の植え付けのポイントは?

 

キキョウの根は「宿根性」といって、太い根茎をまっすぐ伸ばして育ちます。

この太い根に傷がつくと、うまく成長できなくなってしまうんです。

 

植え付けの際には根に傷がつかないように注意して、なるべく根鉢を崩さずに植え付けしましょう。

 

周りの細い根が固まっている場合は、周りだけかるくほぐしてから植え付けします。

 

草丈の低い品種は、鉢植えでも育てやすいので人気があります。

次は桔梗(キキョウ)の鉢植えのポイントについてお伝えします!

 

桔梗(キキョウ)の鉢植えのポイントは?

 

5号鉢に1株の植え付けが目安になります。

草丈が高くなる品種は、茎が倒れないように支柱を立ててあげましょう。

 

雨が直接当たらない、屋外のよく日の当たる場所で育てます。

冬は霜が降りない軒下や、ベランダなどで管理するのがよいでしょう。

 

 

暖房のついた部屋に置いておくと、すぐに花がしおれてしまいます。

室内へ置く場合は、暖房のついていない、日のよく当たる場所で管理してください。

 

キキョウは冬になると地上部が枯れて、地中の根だけで越冬します。

暖地では冬越し対策は必要ありませんが、凍結の心配があるようでしたら、次のような対策を行ってみてください。

 

次は桔梗(キキョウ)の地植え(花壇)のポイントについてお伝えします!

 

桔梗(キキョウ)の地植え(花壇)のポイントは?

 

株間を10~20㎝あけて植え付けしましょう。

植え付けの1週間前に庭土を掘り起こし、腐葉土を混ぜ込んで土をやわらかくしておくと根付きがよくなります。

 

地植えで最も重要なのは「水はけ」です。

植え付ける場所は高畝にして、水が株元に溜まらないようにしましょう。

 

 

冬は根が強く凍結すると枯れてしまうので、株元に敷きワラや腐葉土でマルチングしておくと安心です。

 

鉢植えで育てている場合は、根がよく育つので定期的な植え替えを行い、根づまりを予防しましょう。

次は桔梗(キキョウ)の植え替えのポイントについてお伝えします!

 

桔梗(キキョウ)の植え替えのポイントは?

 

キキョウは年に1回、芽出しの前(2~3月頃)に植え替えをします。

 

植え替えの前は水やりを控えて、土を乾燥させておきましょう。

根を傷つけないように注意しながら、一回り大きな鉢と新しい土に植え替えしてください。

 

地植えの場合は株が大きくなってきたら、3~4年に1回を目安に株分けを兼ねた植え替えを行います。

 

淡く清楚なキキョウの花色は、寄せ植えなどのアレンジに加えることで、落ち着きがありながらも華やかな印象にしてくれます。

 

次は桔梗(キキョウ)の寄せ植えの仕方についてお伝えします!

 

桔梗(キキョウ)の寄せ植えの仕方!

 

キキョウを寄せ植えで使う場合は、根を守ることがポイントになります。

根がよく伸びる植物と一緒に植えると、生育が妨害され枯れやすくなってしまう場合があります。

 

一緒に植える植物は「ゴシキトウガラシ」「ダイモンジソウ」などがおすすめです。

花壇に寄せ植えをつくる場合は、根を食害する害虫を防いでくれる、「フレンチマリーゴールド」と一緒に植えるのがおすすめですよ。

 

(写真はフレンチマリーゴールド)

マリーゴールドの育て方はこちら

 

開花中に一度切り戻しを行うと、たくさんの花を楽しむことができます。

次は桔梗(キキョウ)の剪定(切り戻し)のポイントについてお伝えします!

 

桔梗(キキョウ)の剪定(切り戻し)のポイントは?

 

開花時期の最初に咲いた花が終わった頃に、花茎を半分くらいの長さに切り戻します。

新しく花茎が伸びて、もう一度花を咲かせてくれるので試してみてくださいね。

 

しおれた花は早めに切り取って、風通しをよくしてあげましょう。

 

キキョウは次のような方法で、株を増やすことができます。

増やした株は、寄せ植えなどのアレンジや贈り物などにもできるので、ぜひ挑戦してみてくださいね。

 

次は桔梗(キキョウ)の増やし方についてお伝えします!

 

桔梗(キキョウ)の増やし方!

 

キキョウは「挿し木(挿し芽)」「種まき」「株分け」で増やすことができます。

 

挿し木は1回でたくさんの株ができて、やり方も簡単です。

それぞれのやり方を詳しくみてみましょう。

 

まずは桔梗(キキョウ)の挿し木(挿し芽)のやり方についてお伝えします!

 

桔梗(キキョウ)の挿し木(挿し芽)のやり方はどうするの?

 

桔梗(キキョウ)の挿し木(挿し芽)は、5~6月頃が適期です。

 

新芽を先端から2~3節の長さにカットします。

先端の葉を数枚残して残りは取り除き、切り口を30分ほど水に浸しておきます。

湿らせた挿し木用の土に挿して、明るい日陰で土が乾かないように管理しましょう。

発根したら1本ずつ育苗ポットに移して、よく根が張るまで育てます。

 

 

花が終わると花のつけ根に種ができるので、熟して乾燥してきたら花茎ごと摘み取り種を採取します。

 

採取した種は紙封筒に入れてから、密閉容器に入れて冷蔵庫で保管し、時期がきたら種まきをしてみましょう。

 

次は桔梗(キキョウ)の種まき時期と種まきのポイントについてお伝えします!

 

桔梗(キキョウ)の種まき時期と種まきのポイントは?

 

桔梗(キキョウ)の発芽に必要な温度は15~20℃なので、3~4月頃のあたたかくなってきた頃に行いましょう。

 

種まき用の土に重ならないように種をまいたら、5㎜ほど土をかぶせます。

明るい日陰で土が乾燥しないように管理してください。

 

 

本葉が2~3枚になったら、1本ずつ育苗ポットに移します。

本葉が5~6枚になるまで育てたら、鉢植えや花壇に定植させましょう。

 

定期的に株分けを行うことで、生育が衰えていた株も元気にすることができます。

次は桔梗(キキョウ)の株分けのやり方についてお伝えします!

 

桔梗(キキョウ)の株分けのやり方は?

 

桔梗(キキョウ)の株分けは2~3月頃が適期です。

植え替えにあわせて行いましょう。

 

掘り上げた株を、2~3芽がつくくらいの大きさに分けていきます。

このとき太い根を傷つけないように注意してくださいね。

 

分けた株をそれぞれ新しい土へ植え替えしましょう。

 

キキョウの葉や花に異常がある場合は、適した環境を見直すと同時に、病害虫の被害もチェックしておきましょう。

次は桔梗(キキョウ)のかかりうる病気や害虫の対策方法についてお伝えします!

 

桔梗(キキョウ)のかかりうる病気や害虫の対策方法は?

 

キキョウがかかりうる病気に「立枯病」があります。

 

茎のつけ根が腐って株が倒れてしまう病気です。

夏の高温時期に発生しやすいので、この時期はとくに、風通しをよくすることが予防になります。

 

また、「茎腐病」にも注意が必要です。

こちらは茎の根元付近が腐る病気です。

水はけの悪い土だと発症しやすいので、用土の見直して高畝にすることで、水はけのよい環境をつくりましょう。

 

 

注意すべき害虫には「ネキリセンチュウ」がいます。

土の中で根を食害する害虫です。

植え付けのときに薬剤散布しておくか、土壌を熱湯殺菌してから植え付けしましょう。

近くにマリーゴールドを植えると、ネキリセンチュウを追い払ってくれる効果があります。

 

切れ込みの入った花びらや淡い青紫の花色、「キキョウに似ているけどどこか違うような?」

そんなキキョウに似た花の特徴やちがいをご紹介したいと思います。

 

次は桔梗(キキョウ)に似た花についてお伝えします!

 

桔梗(キキョウ)に似た花は何がある?

 

キキョウに似た花には次のようなものがあります。

 

「リンドウ」

 

 

リンドウ科リンドウ属の多年草で、日本各地の野山に自生しています。

 

日が当たると花が開き、曇ると閉じる習性があります。

花径は4~5㎝とキキョウよりもやや小さく、葉は対生するのが特徴です。

リンドウの育て方はこちら!!

 

「ホタルブクロ」

 

 

キキョウ科ホタルブクロ属の多年草です。

開花時期は初夏で、花は釣鐘状でうつむくように咲くのが特徴です。

ホタルブクロの育て方はこちら!

 

「イトシャジン」

 

 

キキョウ科ホタルブクロ属の多年草で、花茎や葉は細く初夏~秋に花が咲くのが特徴です。

 

キキョウの根は薬用として使われるとき「桔梗(キチコウ)」と呼ばれます。

これが変化して「キキョウ」になったと言われているんです。

 

では英語では何と呼ばれているのでしょうか?

次は桔梗(キキョウ)の英名についてお伝えします!

 

桔梗(キキョウ)は英語でなんていうの??

 

キキョウは英語で「Balloon flower(バルーンフラワー)」と呼ばれています。

 

花の蕾が風船のように膨らむことが、英名の由来です。

 

 

キキョウの別名には「アリノヒフキ(蟻の火吹き)」というものがあります。

これはアリがキキョウの花を噛んだ時に、口が蟻酸で赤くなり、火を吹いたようにみえることが由来になっています。

 

では花言葉にはどのような由来があるのかみてみましょう。

次は桔梗(キキョウ)の花言葉についてお伝えします!

 

桔梗(キキョウ)の花言葉はなに?

 

キキョウの花言葉は「永遠の愛」「誠実」「従順」「悲哀」「運命」です。

 

キキョウの花は戦に向かった愛する人を、永遠に待ち続ける女性を表したものとされていました。

このことが「永遠の愛」などの由来になっていると言われています。

 

 

花色別では、紫…「気品」/白…「清楚」などがあります。

 

一重咲きで紫の花色が印象深いキキョウの花ですが、園芸品種が多く改良され、花姿もさまざまなものがあるんですよ。

次は桔梗(キキョウ)の種類や品種についてお伝えします!

 

桔梗(キキョウ)の種類や品種は何があるの?

 

キキョウには「一重花」「二重花」「多重花」「袋花」などがあります。

花色にも「白系」「紫系」「桃系」「絞り」などがあり、絞り模様の入り方にも種類があって、お好みの花姿を選ぶのも楽しみのひとつになります。

 

 

品種を一部ですがご紹介したいと思います。

 

「袋咲き小町」

花びらが裂けずに、コロンとした袋状のまま鑑賞する品種です。高性種で切り花に適しています。

 

「多重咲きキキョウ」
花びらが何層にも重なり、一輪でもとても華やかな品種です。紫や白などの花色があります。

 

「二重咲きキキョウ」

二重に重なった花びらが存在感がありながらも、控えめな印象も残し、どのようなアレンジにもあう品種です。

 

それでは最後に、これまでのおさらいをしていきましょう。

 

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桔梗(キキョウ)のまとめ!

 

いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは18個ありました。

覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!

 

①桔梗(キキョウ)の育て方(環境、土、肥料、水やり)

日当たりと風通しのよい場所で育てましょう。

水はけと通気性のよい土が適しています。

元肥として緩効性肥料を用土に加えます。

追肥は開花中に、2週間に1回を目安に薄めた液体肥料を施してください。

土の表面が乾いたら、たっぷり水やりを行いましょう。

地植えでは降雨で育て、日照りがつづいて強く乾燥する場合のみ、水やりを行います。

 

②桔梗(キキョウ)の画像(写真)!

キキョウの画像をご紹介しました。

万葉集にも載っているキキョウの花を、ぜひチェックしてみてくださいね。

 

③桔梗(キキョウ)の開花時期や季節はいつ頃なの?

キキョウは秋に咲く花で、開花時期は6~10月です。

 

➃桔梗(キキョウ)の苗の植え付けのポイントは?

植え付けの際には根に傷がつかないように注意して、なるべく根鉢を崩さずに植え付けしましょう。

周りの細い根が固まっている場合は、周りだけかるくほぐしてから植え付けします。

 

⑤桔梗(キキョウ)の鉢植えのポイントは?

5号鉢に1株の植え付けが目安になります。

草丈が高くなる品種は、茎が倒れないように支柱を立ててあげましょう。

雨が直接当たらない、屋外のよく日の当たる場所で育てます。

室内へ置く場合は、暖房のついていない、日のよく当たる場所で管理してください。

 

⑥桔梗(キキョウ)の地植え(花壇)のポイントは?

株間を10~20㎝あけて植え付けしましょう。

植え付けの1週間前に庭土を掘り起こし、腐葉土を混ぜ込んで土をやわらかくしておくと根付きがよくなります。

地植えで最も重要なのは「水はけ」です。

植え付ける場所は高畝にして、水が株元に溜まらないようにしましょう。

 

⑦桔梗(キキョウ)の植え替えのポイントは?

年に1回、芽出しの前(2~3月頃)に植え替えをします。

根を傷つけないように注意しながら、一回り大きな鉢と新しい土に植え替えしてください。

地植えの場合は株が大きくなってきたら、3~4年に1回を目安に株分けを兼ねた植え替えを行います。

 

⑧桔梗(キキョウ)の寄せ植えの仕方!

根がよく伸びる植物と一緒に植えると、生育が妨害され枯れやすくなってしまう場合があります。

一緒に植える植物は「ゴシキトウガラシ」「ダイモンジソウ」などがおすすめです。

花壇に寄せ植えをつくる場合は、根を食害する害虫を防いでくれる、「フレンチマリーゴールド」と一緒に植えるのがおすすめですよ。

 

⑨桔梗(キキョウ)の剪定(切り戻し)のポイントは?

開花時期の最初に咲いた花が終わった頃に、花茎を半分くらいの長さに切り戻します。

すると新しく花茎が伸びて、もう一度花を咲かせてくれるので試してみてくださいね。

 

⑩桔梗(キキョウ)の増やし方!

キキョウは「挿し木(挿し芽)」「種まき」「株分け」で増やすことができます。

 

⑪桔梗(キキョウ)の挿し木(挿し芽)のやり方はどうするの?

挿し木(挿し芽)は、5~6月頃が適期です。

新芽を先端から2~3節の長さにカットしたら下葉は取り除き、切り口を30分ほど水に浸しておきます。

湿らせた挿し木用の土に挿して、明るい日陰で土が乾かないように管理しましょう。

 

⑫桔梗(キキョウ)の種まき時期と種まきのポイントは?

発芽に必要な温度は15~20℃なので、3~4月頃のあたたかくなってきた頃に行いましょう。

種まき用の土に重ならないように種をまいたら、5㎜ほど土をかぶせます。

明るい日陰で土が乾燥しないように管理してください。

 

⑬桔梗(キキョウ)の株分けのやり方は?

株分けは2~3月頃が適期です。植え替えにあわせて行いましょう。

掘り上げた株を、2~3芽がつくくらいの大きさに分けていきます。

このとき太い根を傷つけないように注意してくださいね。

 

⑭桔梗(キキョウ)のかかりうる病気や害虫の対策方法は?

キキョウがかかりうる病気に「立枯病」があります。

株の風通しをよくすることが予防になります。

「茎腐病」にも注意が必要です。

水はけの悪い土だと発症しやすいので、用土の見直して高畝にすることで、水はけのよい環境をつくりましょう。

注意すべき害虫には「ネキリセンチュウ」がいます。

植え付けのときに薬剤散布しておくか、土壌を熱湯殺菌してから植え付けしましょう。

 

⑮桔梗(キキョウ)に似た花は何がある?

キキョウに似た花には「リンドウ」「ホタルブクロ」「イトシャジン」などがあります。

 

⑯桔梗(キキョウ)は英語でなんていうの??

キキョウは英語で「Balloon flower(バルーンフラワー)」と呼ばれています。

 

⑰桔梗(キキョウ)の花言葉はなに?

キキョウの花言葉は「永遠の愛」「誠実」「従順」「悲哀」「運命」です。

花色別では、紫…「気品」/白…「清楚」などがあります。

 

⑱桔梗(キキョウ)の種類や品種は何があるの?

キキョウには「一重花」「二重花」「多重花」「袋花」などがあります。

花色にも「白系」「紫系」「桃系」「絞り」などさまざまです。

品種には「袋咲き小町」「多重咲きキキョウ」「二重咲きキキョウ」などがあります。

 

それでは今回はこれで失礼します。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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