みなさんこんにちは。
本日は、ミヤマキリシマについてまとめていきたいと思います。
ミヤマキリシマは九州各地の高山に自生する植物です。
火山活動により他の植物が追いやられている場合のみ生き残ることができます。
逆に森林化が進むと他の植物に追いやられて生存できなくなるという少し可哀そうな生態を持っています。
今回はそんなミヤマキリシマについて!
以上11個のポイントでまとめました!
まずはミヤマキリシマの育て方からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
ミヤマキリシマの育て方は?
ミヤマキリシマは寒さにも暑さにも強い植物です。
求められる環境の幅が広いので比較的育てるのが簡単でしょう。
しかし、ミヤマキリシマを食用とする虫がいたり寄生虫がいたりと細やかなチェックが必要とされる植物でもあります。
ここからさらに詳しくお伝えします。
最初は、ミヤマキリシマが好む環境についてお伝えします!
ミヤマキリシマの育て方!環境はどうする?
先ほど言った通りミヤマキリシマは耐寒性、耐暑性の強い植物です。
なので、
ミヤマキリシマは日当たりのよく風通しの良い環境を好みます。
しかし、当然ながら鉢の土が凍ってしまうような環境では生きていけません。
冬は毎朝確認して凍ってしまいそうだったら室内に入れてあげましょう!
次は、ミヤマキリシマ適した用土についてお伝えします!
ミヤマキリシマを育てる際の適した用土は何?
ミヤマキリシマは酸性土壌を好みます。
メインに使うのは日向土です、弱酸性で水はけのいい土ですね。
日向土は6割、残りは硬質鹿沼土、鉢底には中粒を、植え付け用土は小粒を使うのが好ましいでしょう!
次は、ミヤマキリシマに必要な肥料についてお伝えします!
ミヤマキリシマの育て方!肥料はどうする?
肥料は庭植えの場合化学肥料のような濃厚な肥料使わないようにしてください。
2月下旬の寒肥と花後のお礼肥を与えるのが一般的です。
鉢植えの場合は大粒の緩効性化成肥料を与えても良いでしょう!
では次は、ミヤマキリシマの水やりポイントについてお伝えします!
ミヤマキリシマを育てる際の水の量はどうする?
鉢植えは表面が乾いたら水をたっぷりあげると良いでしょう。
しかし、水浸しは厳禁!
庭植えの場合は夏なら早朝か夕方、冬なら日中、天候と相談しながらあげるようにしましょう!
以上で基本的なミヤマキリシマの育て方については終わりです。
次はミヤマキリシマの写真をお見せします!
ミヤマキリシマの画像(写真)!
こちらがミヤマキリシマです!
ミヤマキリシマはツツジの一種です。
花期には枝先に2~3個ずつ紫紅色の花をつけます。
桃色や薄紅色の花もつけるようですよ!
次はミヤマキリシマの開花時期についてお伝えします!
ミヤマキリシマの開花時期や季節はいつ頃なの?
ミヤマキリシマの開花時期はおおよそ5月下旬から6月中旬です。
しかし、気候のよく似ている秋にも少し咲くことがあるようですね!
時期ではなく気候によって咲くかどうかを決めるってなんだかおもしろいですよね!
次はミヤマキリシマ植え付けについてお伝えします!
ミヤマキリシマの苗の植え付けのポイントは?
ミヤマキリシマの植え付けは苗から移す作業です。
まず苗から根っこを傷つけないように掘り出し、土を落としていきます。
根っこは切らずとも触れるだけでダメージを受けます。
優しくほぐしてあげてくださいね!
用土は先ほど説明した土を入れます。
まず鉢底に土を入れます。
この時植え付けたミヤマキリシマを固定するために針金を鉢底から挿しておきましょう!
鉢底に入れた土の上に苗から出したミヤマキリシマを置き針金で固定します。
お好みの場所で固定できたらその上から針底以外の土を入れてあげてください。
難しい作業ですがこの先きちんと育ってくれるかに関わる重要な作業ですよ!
次はミヤマキリシマの地植えについてお伝えします!
ミヤマキリシマの地植えのポイントは?
地植えは鉢で育てているときなどに庭に植えなければならない程成長した時の作業です。
基本は植え付けと変わりません。
ただ、苗程小さくないので針金で固定はできません。
地植えの場合もやはり根を傷つけないように気を付けながら作業しましょう!
次はミヤマキリシマの植え替えについてお伝えします!
ミヤマキリシマの植え替えのポイントは?
植え替えもやはり上二つと変わりません。
地植えは地面に「植え替える」作業ですし、植え付けだって苗から鉢に「植え替える」作業です。
注意点も変わらないですね。
次はミヤマキリシマの剪定についてお伝えします!
ミヤマキリシマの剪定(切り戻し)のポイントは?
ミヤマキリシマの剪定は花後なるべく早く行いましょう!
好みの形に早々に整えたら夏には花芽が出てきますのでそれ以降は伸びすぎた枝を剪定する程度にとどめましょう。
剪定をすると次は増やし方が気になりますね。
次はミヤマキリシマの挿し木についてお伝えします!
ミヤマキリシマの挿し木(挿し芽)のやり方はどうするの?
ミヤマキリシマの増やし方ですが、挿し木(挿し芽)で増やすことができます。
剪定などで出た枝や葉を挿し木することでもう一苗増やしてみましょう。
基本的には植え付けのように行いますが挿し木には根っこがないため大変デリケートです。
枝を傷つけないようにこちらも針金で固定しましょう!
また、挿し木は風の当たらない外でないと発根しません。
風対策をしっかり行って挿し木に臨みましょう!
次は絶対知っておきたいミヤマキリシマを育てる際に注意しなければいけない病気や害虫についてお伝えします!
ミヤマキリシマのかかりうる病気や害虫の対策方法は?
ミヤマキリシマに最大の害を与えるのはベニモンアオリンガです!
この虫は蕾を食い漁る害虫で翌年の花が咲かなくなってしまいます。
定期的な薬剤散布が必要ですね!
その他にもアブラムシはグンバイムシが寄生するため冬には石灰硫黄合剤を散布するなど対策を取りましょう!
紹介も終盤に差し掛かりました。
次はミヤマキリシマの花言葉についてお伝えします!
ミヤマキリシマの花言葉はなに?
ツツジには様々な花言葉がありますが花の色によって花言葉が変わります。
紫のツツジの花言葉は「美しい人」です!
とてもきれいな花言葉ですね!
花の中には人に絶対送ってはいけない花言葉を持つものもあります。
しかしミヤマキリシマならささやかな贈り物にピッタリです!
次で最後になりました。
最後はミヤマキリシマの種類についてお伝えします!
ミヤマキリシマの種類や品種は何があるの?
ミヤマキリシマの中にも様々な種類があります。
ここでは12種あるうち3種類をピックアップしていきます。
舞扇-桃花のミヤマキリシマ、花がとてもきれいです。
九重-冒頭の写真のような色のミヤマキリシマです。最高の種類の一つとの呼び声も高いよう!
松月―上の二つとは打って変わって花が白いです。ちなみに白いツツジの花言葉は「初恋」!
色まで変わってしまったら何をもってミヤマキリシマなのか分からなくなってしまいますね!
それでは最後に、これまでのおさらいをしていきましょう。
ミヤマキリシマのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは11つありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①ミヤマキリシマの育て方(環境、土、肥料、水やり)
ミヤマキリシマは、耐寒性、耐暑性共に強いです。
風通しが良く日の当たる環境に置きましょう。
土は酸性土壌の日向土をメインに硬質鹿沼土を混ぜます。
肥料は寒肥とお礼肥の二回、庭植えの場合は化学肥料は厳禁!
水やりは鉢なら表土が乾いたらたっぷりあげましょう。
庭植えなら天候との相談が必須です!
②ミヤマキリシマの画像(写真)!
紫色のツツジ、花期には枝先に2~3個の花をつけます!
③ミヤマキリシマの開花時期や季節はいつ頃なの?
開花時期は5月下旬から6月中旬!秋口にも少し咲きます!
④ミヤマキリシマの苗の植え付けのポイントは?
根っこを傷つけないように植え付けてください!針金でしっかり固定するのも忘れないこと!
⑤ミヤマキリシマの地植えのポイントは?
地植えなら針金は必要なし!こちらも根っこにご用心!
⑥ミヤマキリシマの植え替えのポイントは?
植え替えも植え付けと同じ!
⑦ミヤマキリシマの剪定(切り戻し)のポイントは?
花後に速やかに剪定をしましょう!夏花芽が出てからは伸びすぎた枝を切る程度に留めてください!
⑧ミヤマキリシマの挿し木(挿し芽)のやり方はどうするの?
風が当たらず日当たりのいいとこでないと育ちません!室内では発根しないので注意!
⑨ミヤマキリシマのかかりうる病気や害虫の対策方法は?
蕾を食い散らかすベニハンアオリンガに注意!アブラムシやグンバイムシの寄生にも気を付けましょう!
⑩ミヤマキリシマの花言葉はなに?
ツツジは色ごとに花言葉が決まっています!紫のツツジは「美しい人」という花言葉!
⑪ミヤマキリシマの種類や品種は何があるの?
12種のミヤマキリシマがあり個性豊かです!中には花が白いものも!
植物を育てるのって色々な工程があって面白いですよね。
これを読んで花に興味を持っていただけたら嬉しく思います。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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