【アスター(エゾギク)のまとめ!】花言葉や増やし方等13個のポイント!








アスターは和名を「蝦夷菊(エゾギク)」と呼び、「宿根アスター」とは別の植物なんです。

 

今回は一般的に「アスター」と呼ばれる、エゾギクの育て方をご紹介します!

難易度は初心者~中級者向き。

 

成長速度にあわせた、水やりや肥料などの生育環境について、わかりやすく解説します。

どうぞ最後まで、ご覧くださいね。

 

今回はアスターについてのポイント、

①アスターの育て方(環境、土、肥料、種まき、水やり)
②アスターの開花時期(季節)はいつ?
③アスターの花の画像は!
④アスターの植え方のポイントは?
⑤アスターの発芽するまでの日数は?
⑥アスターを花壇で育てるポイントは?
⑦アスターを寄せ植えで育てるポイントは?
⑧アスターの切り戻しの仕方は?
⑨アスターのかかりうる病気や害虫の対処法は?
⑩アスターの増やし方は?
⑪アスターを挿し木で増やすポイントは?
⑫アスターの花言葉は?
⑬アスターの種類や品種は何があるの?

 

以上13個の点についてお伝えします。

まずはアスターの育て方からお伝えします!

 

目次(クリックで飛べます)

アスターの育て方は?

 

アスターは鉢植えや花壇に植えて、1年草として育てます。

 

バランスのよい形に育てるには、「日照」が大きなポイントです。

植え付けする前には、必ず土壌改良を行いましょう。

 

ここからさらに詳しくお伝えします。

最初は、アスターが好む環境についてお伝えします!

 

アスターの育て方!環境はどうする?

 

アスターは日当たりのよい場所で育てます。

 

日照不足だと茎が異常に伸びてしまい、花つきも悪くなります。

鉢植えで育てる場合も、なるべく屋外でよく日に当てて育てましょう。

 

 

アスターを植え付けする前に、土壌をチェックすることが、とても大切なポイントです!

次は、アスターに適した用土についてお伝えします。

 

アスターを育てる際の適した用土は何?

 

アスターは水はけのよい、中性の土を好みます。

 

鉢植えの場合は、市販の草花用の培養土でよく育ちます。

自分で配合する場合は「赤玉土6:腐葉土4」がおすすめです。

庭植えにする場合は、連作障害を避けるため、アスター(キク科の植物)を植えたことがない場所を選びましょう。

 

植え付けの2週間前に、植穴を大きめに耕します。

苦土石灰と腐葉土を加えて、よく混ぜ込みます。

pH試験紙や土壌酸度計があるなら、pHを7.0に調整してください。

 

花の蕾がたくさんつくように、肥料を与えてサポートしてあげましょう。

次は、アスターに必要な肥料についてお伝えします!

 

アスターの育て方!肥料はどうする?

 

元肥に有機質肥料をしっかりと施します。

 

追肥は、蕾がつくまでのあいだ、月1回を目安に固形肥料を置き肥してください。

液肥の場合は、週1回が目安になります。

 

1年草として育てるアスターを翌年も楽しむなら、種を採取して種まきをしてみましょう!

次は、アスターの種まき時期と種まきのポイントについてお伝えします。

 

アスターの種まき時期と種まきのポイントは?

 

アスターの種まきに適した時期は、3~4月です。

 

花後に種ができるので、それを採取します。

密閉容器に乾燥剤と種を入れて、冷蔵庫で保管しましょう。

春になったら直まきします。

 

本葉が出てきたら間引きを行ってください。

種まきトレイにまく場合は、本葉が3~4枚まで育てて、鉢や花壇に植え付けします。

アスターの水やりには、いくつかポイントがあるんです。

ぜひチェックしておきましょう!

 

では次は、アスターの水やりポイントについてお伝えします。

 

アスターを育てる際の水の量はどうする?

 

蕾が付くまでは、表土が乾いたらたっぷり水やりを行います。

たくさん蕾ができてきたら、やや乾燥気味で育てましょう。

 

庭植えでは降雨のみで育てます。

日照りが続くときは、水やりを行ってください。

 

以上で基本的なアスターの育て方については終わりです。

次はアスターの開花時期(季節)についてお伝えします!

 

アスターの開花時期(季節)はいつ?

 

アスターの開花時期は7~8月、初夏に咲く花です。

 

赤、ピンク、黄、白、青、紫などの花色があります。

咲き方にも、八重咲きやポンポン咲きなど、さまざまな形があるんです。

 

仏花として使われてきたアスターですが、品種改良がすすみ、現在では園芸用として人気があります。

 

次はアスターの花の画像をご紹介したいと思います!

 

アスターの花の画像は?

 

 

花の中心が白や黄色になっているのが、基本の花色。

 

 

可愛らしいカラーが人気です!

 

 

ポンポン咲きの品種もあります。

 

 

小さな花は3~4㎝、大きなものは10~15㎝になります。

 

 

アスターの苗を購入したら、さっそく鉢植えや花壇に植え付けしてみましょう!

次はアスターの植え方のポイントについてお伝えします。

 

アスターの植え方のポイントは?

 

植え付けはあたたかくなった、4月以降に行います。

 

庭植えでは高畝にして、株間を15~20㎝あけましょう。

プランターや鉢植えに植える場合は、株間を10㎝以上あけます。

 

深植えにならないように植えることがポイントです。

 

株の周りに支柱を立てておくと、風で株が倒れるのを防ぐことができます。

大きくなる前に、支柱を立てておきましょう。

 

種まきをしたら発芽するまで待ち遠しいですよね。

 

アスターはどのくらいの期間で発芽するのでしょうか?

次はアスターの発芽日数についてお伝えします!

 

アスターの発芽するまでの日数は?

 

種まきをしてから、芽が出るまでの日数は約10日です。

 

発芽温度は15℃前後。

水を切らさないように管理して、温度を保つことが上手に発芽させるポイントになります。

 

アスターはたくさんの日光を浴びることで、丈夫な株に育ちます。

お庭があるご家庭では、ぜひ花壇などに植えてみてください。

 

次はアスターを花壇で育てるポイントについてお伝えします!

 

アスターを花壇で育てるポイントは?

 

アスターを花壇で育てる場合は、必ず土壌改良を行いましょう。

 

よく日が当たり、水はけのよい場所に植え付けします。

強い風の当たらない場所を選ぶことも大切です。

 

 

雨が降って泥水がはね返ると、病気の原因になってしまいます。

株元はマルチングをして、はね返りを予防しましょう。

 

切り花としても人気のあるアスターは、寄せ植えなどのアレンジで楽しむこともできます。

ポイントをチェックして、ぜひ寄せ植えに挑戦してみてくださいね!

 

次はアスターを寄せ植えで育てるポイントについてお伝えします。

 

アスターを寄せ植えで育てるポイントは?

 

アスターと寄せ植えにする植物は、生育環境の似ているものを選びましょう。

「インカビレア」「シモツケ」などがおすすめです。

 

アスターにはとても多くの品種があるので、品種違いで寄せ植えにするのもいいですね。

 

 

寄せ植えを長く楽しむためのポイントはこちらです。

・花がらはこまめに摘む

・乾燥気味に管理する

「蒸れ」に注意することで、長く楽しむことができますよ!

 

アスターの草丈は大きいもので90㎝にもなります。

大きすぎて困っている場合は、切り戻しをして高さを調整しましょう。

 

次はアスターの切り戻しの仕方についてお伝えします!

 

アスターの切り戻しの仕方は?

 

アスターは、切り戻しをいつでも行うことができます。

 

好みの高さの位置で切って、高さを整えてください。

 

短く切り過ぎると花が咲くのが遅くなったり、花芽が減る場合もあります。

短くし過ぎないように注意しましょう。

 

アスターには注意が必要な害虫がいるのをご存知ですか?

枯れた葉や咲き終わった花を、そのままにしておくと、病気の原因にもなります。

 

病害虫の種類や対処方法をチェックしておきましょう。

次はアスターのかかりうる病気や害虫の対処法についてお伝えします!

 

アスターのかかりうる病気や害虫の対処法は?

 

アスターがかかりうる病気には次のようなものがあります。

 

「うどんこ病」

葉や茎に白い粉のようなカビが生える病気です。

乾燥のし過ぎに注意をして、風通しをよくすることで予防できます。

 

「立枯病」

土壌感染によって起こる病気です。

植え付けする場所は、連作を避けましょう。

 

「灰色カビ病」

低温多湿で発生しやすい病気です。

高畝にして水はけをよくすることで、予防することができます。

 

「斑点病」

葉に病斑が出て、やがて落葉してしまいます。

通気性と水はけをよくして、適した肥料を与えることが予防になります。

 

発症した部分はすぐに除去して、薬剤散布で消毒しましょう。

 

 

注意しなければいけないのが害虫です。

 

「エゾギクトリバ」

蕾の表面に黒い粉がついていて、形がいびつになっているときは、この害虫の被害を受けている可能性があります。

体の細い蛾で4~10月に発生し、蕾や茎の中に入って食害します。

見つけ次第すぐに駆除して、被害を受けた蕾や茎も、焼却処分しましょう。

連作を避けることが、防虫にもつながります。

 

よく育ったアスターの種や茎を使って、増やすこともできます。

ご自宅のアスターから増やした苗を使って、翌年も花を楽しんでみてはいかがですか!

 

次はアスターの増やし方についてお伝えします。

 

アスターの増やし方は?

 

アスターは「種まき」と「挿し木」で増やすことができます。

種まきのやり方は「種まきのポイント」をご覧くださいね。

 

挿し木よりも、種まきが一般的な増やし方です。

しかし剪定で落とした茎などを使って、挿し木にも挑戦してみましょう。

 

次はアスターを挿し木で増やすポイントについてお伝えします!

 

アスターを挿し木で増やすポイントは?

 

アスターの挿し木は5~6月頃に行います。

剪定した茎や、若くて元気な茎を使いましょう。

 

先端から5~8㎝にカットして、下部分の葉を取り除きます。

切り口を1時間ほど水に浸してから、挿し木用の土に挿していきます。

乾燥しないように管理して、しっかりと根が張ったら定植させましょう。

 

「アスター(Aster)」は、ギリシャ語とラテン語で「星」という意味があります。

「星に願いをかける」ということを連想させる、花言葉があるんです。

 

次はアスターの花言葉についてお伝えします!

 

アスターの花言葉は?

 

 

アスターの花言葉は「信じる恋」「思い出」「追憶」「変化」「同感」です。

 

アスターの花は「願いを込めて」恋占いに使われていました。

恋人を信じているけど、ほんとうに好きでいてくれるのか、占ってしまう乙女心を表したのが「信じる恋」といった花言葉の由来になっています。

 

アスター(エゾギク)にはたくさんの品種があります。

咲き方や花色もさまざまで、お好みの花姿のものを選ぶのも、楽しみのひとつになりますね。

 

次はアスターの種類や品種についてお伝えします!

 

アスターの種類や品種は何があるの?

 

「サカタのタネ」から、人気のあるアスターの品種を一部ご紹介します。

 

 

「松本シリーズ」

茎が丈夫で、立ち枯れ病に強い品種です。

花色は、イエロー、スカーレット、パステルミックスなどがあります。

 

「あずみシリーズ」

ポンポン咲きの品種で、まとまって咲く花姿が特徴です。

花色は、ブルー、ローズ、ホワイトなどがあります。

 

「ステラシリーズ」

高く伸びた花茎に、小ぶりの花がたくさんつく品種です。

切り花や花壇に向いています。

花色は、トップローズ、ミックス。ホワイトなどがあります。

 

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アスターのまとめ!

 

いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは13個ありました。

覚えているでしょうか?1個づつ振り返っていきましょう!

 

①アスターの育て方(環境、土、肥料、種まき、水やり)

日当たりのよい場所で育てます。

水はけのよい、中性の土を使いましょう。

元肥に有機質肥料をしっかりと施します。

追肥は、蕾がつくまでのあいだ、月1回を目安に固形肥料を置き肥してください。

種まきに適した時期は、3~4月です。

花後の種を採取して、密閉容器に乾燥剤と種を入れ、冷蔵庫で保管しましょう。

春になったら直まきします。

蕾が付くまでは、表土が乾いたらたっぷり水やりを行います。

たくさん蕾ができてきたら、やや乾燥気味で育てましょう。

 

②アスターの開花時期(季節)はいつ?

アスターの開花時期は、7~8月です。

赤、ピンク、黄、白、青、紫などの花色があります。

 

③アスターの花の画像は?

アスターの花の画像をご紹介しました。

ぜひもう一度チェックしてみてくださいね!

 

④アスターの植え方のポイントは?

植え付けはあたたかくなった、4月以降に行います。

庭植えでは高畝にして、株間を15~20㎝あけましょう。

深植えにならないように注意してください。

 

⑤アスターの発芽するまでの日数は?

種まきをしてから、芽が出るまでの日数は約10日です。

発芽温度は15℃前後を保ちましょう。

 

⑥アスターを花壇で育てるポイントは?

花壇で育てる場合は、必ず土壌改良を行いましょう。

よく日が当たり、水はけのよい場所に植え付けします。

 

⑦アスターを寄せ植えで育てるポイントは?

寄せ植えを長く楽しむためのポイントはこちらです。

・花がらはこまめに摘む

・乾燥気味に管理する

「蒸れ」に注意することで、長く楽しむことができますよ!

 

⑧アスターの切り戻しの仕方は?

切り戻しはいつでも行うことができます。

好みの高さの位置で切って、高さを整えてください。

短くし過ぎないように注意しましょう。

 

⑨アスターのかかりうる病気や害虫の対処法は?

アスターがかかりうる病気には「うどんこ病」「立枯病」「灰色カビ病」

「斑点病」などがあります。

発症した部分はすぐに除去して、薬剤散布で消毒しましょう。

注意しなければいけないのが「エゾギクトリバ」という害虫です。

見つけ次第すぐに駆除して、被害を受けた蕾や茎も、焼却処分しましょう。

連作を避けることが、防虫にもつながります。

 

⑩アスターの増やし方は?

アスターは「種まき」と「挿し木」で増やすことができます。

 

⑪アスターを挿し木で増やすポイントは?

挿し木は5~6月頃に行います。

剪定した茎や、若くて元気な茎を使いましょう。

先端から5~8㎝にカットして、下部分の葉を取り除きます。

切り口を1時間ほど水に浸してから、挿し木用の土に挿していきます。

 

⑫アスターの花言葉は?

アスターの花言葉は「信じる恋」「思い出」「追憶」「変化」「同感」です。

 

⑬アスターの種類や品種は何があるの?

「サカタのタネ」から、人気のあるアスターの品種を一部ご紹介します。

「松本シリーズ」「あずみシリーズ」「ステラシリーズ」などがあります。

ぜひチェックしてみてくださいね!

 

それでは今回はこれで失礼します。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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