30cmにも及ぶ花穂をつけるミソハギ。
まっすぐに茎を伸ばし、多くの花をつける姿は非常に見ごたえがあります。
ミソハギ科ミソハギ属の多年草です。
ミソハギは、とあることが原因で花が咲かないことがあったり、害虫の被害によって枯れてしまうこともあります。
原因や対策についても紹介していますので、チェックしてみてくださいね。
今回はミソハギについてのポイント、
以上の11個についてお伝えします。
まずはミソハギの育て方からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
ミソハギの育て方は?
ミソハギを育てる上で注意すべきポイントはなんといっても、水分です。
ミソハギは湿地や水辺で見かけることの多い植物です。
鉢植えでも庭植えでも育てることができますが、水や湿度に注意しましょう。
また、害虫への注意も必要です。
枯れさせないためにも、注意を払って育てていきましょうね。
ここからさらに詳しくお伝えします。
最初は、ミソハギが好む環境についてお伝えします!
ミソハギの育て方!環境はどうする?
ミソハギは日当たりのいい場所が適しています。
また、ミソハギは湿度の高い環境で育てるようにしましょう。
元々、水辺などで自生している植物であるため、乾燥に弱いです。
水が足りないと花つきが悪くなったり、最悪の場合には枯れてしまうこともあります。
注意してくださいね。
次は、ミソハギに適した用土についてお伝えします!
ミソハギを育てる際の適した用土は何?
ミソハギは水持ちのいい土が適しています。
水生植物用培養土などがいいでしょう。
一般的な草花用培養土を使うこともできます。
注意点としては、鹿沼土や軽石など水に浮くようなものは向いていません。
できるだけ、泥質の土を使いましょう。
次は、ミソハギに必要な肥料についてお伝えします!
ミソハギの育て方!肥料はどうする?
ミソハギは、4~6月にかけて肥料を与えます。
緩効性の三要素等量配合のものがいいでしょう。
頻度としては月に1度、5号の鉢では3つまみほど与えます。
たくさん与えないようにしましょう。
次は、ミソハギの種まきについてお伝えします!
ミソハギの種まき時期と種まきのポイントは?
ミソハギの種まきは2~3月が適期です。
種をまく土は、赤玉土(小粒)などがいいでしょう。
また、採取した種を使うのであれば、湿らせた川砂と混ぜ、1ヶ月ほど冷蔵庫で保存するとよいでしょう。
そうすることで、発芽をそろえることができます。
2~3月にまいた種は、8月には開花するでしょう。
次は、ミソハギの水やりポイントについてお伝えします!
ミソハギを育てる際の水の量はどうする?
ミソハギは鉢植えの場合、腰水にするとよいでしょう。
もしくは、水槽などに沈めても構いません。
水深は鉢の土から上5cmほどになるようにします。
庭植えの場合、土の表面が乾燥していたら水を与えましょう。
以上で基本的なミソハギの育て方については終わりです。
次はミソハギの開花時期についてお伝えします!
ミソハギの開花時期はいつ頃?
ミソハギの開花時期は7~9月です。
まっすぐと空へ向かって1~2mほど茎を伸ばし、その先端部分に花を咲かせます。
花は小さく、1cm弱ほどの大きさです。
ですが、穂のようにまとまって咲かせるため、存在感があります。
色は濃いピンク色で、とても鮮やかです。
次は、ミソハギの鉢植えについてお伝えします!
ミソハギを鉢植えで育てるポイントは?
ミソハギを鉢植えで育てる場合、腰水にするとよいでしょう。
腰水とは、水の入ったバケツなどの中に鉢を置いて、水を鉢底から与える方法です。
ミソハギは湿度が高い環境を好むため、置き場所にも注意してくださいね。
また、ミソハギは霜に当たると枯死してしまいます。
冬越しさせたい場合には、室内へと取り込みましょう。
次は、ミソハギの植え替えについてお伝えします!
ミソハギの植え替えのポイントは?
ミソハギの植え替えは、2~3月が適期です。
頻度としては、1年に1度行うようにしましょう。
庭植えの場合にも、3年に1度、掘り上げて植え直すようにしましょう。
盆栽づくりの場合には数年間植えたままでも構いません。
植え替えと同時に株分けを行うのもオススメです。
次は、ミソハギの増やし方についてお伝えします!
ミソハギの増やし方は?
ミソハギの増やし方には、種まき、挿し木、株分けの3つがあります。
種まきについては既に紹介したので、挿し木と株分けについて紹介します。
まずは挿し木について。
ミソハギの挿し木は5~6月が適期です。
新芽の先の部分を切り、赤玉土に挿せば完了です。
このとき、乾燥させないように浅い腰水にして管理するとよいでしょう。
次に株分けについて。
ミソハギの株分けは植え替えと同時に、2~3月に行うとよいでしょう。
主に地下茎を切り分けていきます。
親株に連なっている地下茎を切るのですが、このとき、地下茎が短くなりすぎないように、親株の近くから切っていきましょう。
次は、ミソハギの剪定方法(切り戻し)についてお伝えします!
ミソハギの剪定方法(切り戻し)は?
ミソハギを低い状態で維持したい場合には切り戻していきます。
ミソハギの切り戻しは5月が適期です。
株を水平に切っていきましょう。
このとき、下から3節ほど残すようにしてください。
上の方から切り戻してしまうと、枝分かれが起きてしまうので注意してくださいね。
次は、ミソハギのかかりうる病気や害虫についてお伝えします!
ミソハギのかかりうる病気や害虫は?対策方法は?
ミソハギのかかりうる病気は特にありません。
ですが、害虫には注意してください。
ミソハギが注意すべき害虫には、ヨトウムシやコナガがいます。
ヨトウムシやコナガがつくと葉を食べられてしまい、最悪の場合枯れてしまいます。
ですので、よく確認するようにしましょう。
葉の表だけでなく裏も確認してくださいね。
見つけ次第、駆除していきましょう。
次は、ミソハギの花が咲かない原因についてお伝えします!
ミソハギの花が咲かない原因は?
ミソハギは乾燥に弱いため、水が足りないと花つきが悪くなることがあります。
土質や水やりに十分に注意しましょう。
根詰まりが原因で花がつかないこともあります。
鉢で長く育てたい場合には、植え替えも行ってくださいね。
他にも、害虫の被害に合うことで花へ栄養がいかなくなることもあります。
害虫は見つけ次第駆除したりと、対応していきましょう。
次は、ミソハギに似た花についてお伝えします!
ミソハギに似た花は何があるの?
ミソハギに似た花にはアンゲロニアという花があるそうです。
ミソハギと同じく、アンゲロニアも茎をまっすぐに生やします。
アンゲロニアの花は主に紫色のものが多いみたいです。
また、よく見ると花の付き方や花の形も異なります。
見分けるときに注目してみてください。
次は、ミソハギの花言葉についてお伝えします!
ミソハギの花言葉はなに?
ミソハギの花言葉は「愛の悲しみ」「純真な愛情」「慈悲」などがあります。
ミソハギは供え花として、お墓などに供えられることが多いです。
そんなミソハギはお盆の時期に花を咲かせます。
そんなお盆の時期にミソハギを見て、亡くなった方のことを思い出す様子から「愛の悲しみ」という花言葉がついたそうです。
次は、ミソハギの種類や品種についてお伝えします!
ミソハギの種類や品種は何があるの?
ミソハギの属するミソハギ科は、29属600種ほど存在しているそうです。
日本に自生する種類もいくつかあるそうです。
ミソハギはほとんどの品種が濃いピンク色ですが、淡いピンク色のものもたまにあるそうです。
品種としては、ブラッシュというものが淡いピンク色の花を咲かせるそうです。
お気に入りの品種をぜひ見つけてみてくださいね。
それでは、最後に今回お伝えした事をまとめたいと思います。
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ミソハギのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは11個ありました。
覚えているでしょうか?1個づつ振り返っていきましょう!
①ミソハギの育て方(環境、土、肥料、水やり)
日当たりのいい場所が適しています。
土は、水持ちのいいものが適しています。
肥料は、4~6月にかけて緩効性の三要素等量配合のもの与えます。
種まきは、2~3月が適期です。
水は、鉢植えの場合には腰水にするとよいでしょう。
庭植えの場合には土の表面が乾燥していたら与えましょう。
②ミソハギの開花時期はいつ頃?
ミソハギの開花時期は7~9月です。
③ミソハギを鉢植えで育てるポイントは?
鉢植えで育てる場合、腰水にするとよいでしょう。
冬越しさせたい場合には、室内へと取り込みましょう。
④ミソハギの植え替えのポイントは?
ミソハギの植え替えは、2~3月が適期です。
1年に1度行うようにしましょう。
⑤ミソハギの増やし方は?
ミソハギの増やし方には、種まき、挿し木、株分けの3つがあります。
⑥ミソハギの剪定方法(切り戻し)は?
ミソハギの切り戻しは5月が適期です。
下から3節ほど残すように、株を水平に切っていきましょう。
⑦ミソハギのかかりうる病気や害虫は?対策方法は?
ミソハギのかかりうる病気は特にありません。
ミソハギが注意すべき害虫には、ヨトウムシやコナガがいます。
見つけ次第、駆除していきましょう。
⑧ミソハギの花が咲かない原因は?
ミソハギは乾燥に弱いため、水が足りないと花つきが悪くなることがあります。
他には、根詰まりや害虫の被害に合うことで花が咲かないこともあります。
⑨ミソハギに似た花は何があるの?
ミソハギに似た花にはアンゲロニアという花があるそうです。
⑩ミソハギの花言葉はなに?
ミソハギの花言葉は「愛の悲しみ」「純真な愛情」「慈悲」などがあります。
⑪ミソハギの種類や品種は何があるの?
ミソハギの属するミソハギ科は、29属600種ほど存在しているそうです。
品種には、淡いピンク色の花を咲かせるブラッシュというものがあります。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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