みなさんこんにちは。
今回は、イベリスについてまとめていきたいと思います。
フワフワしたお花がかわいいイベリス。
英名では「キャンディータフト」と呼ばれています。
イベリスは〇〇がデリケートなので、傷めないように注意しなければいけません!
ポイントに注意しながら、かわいい花を咲かせてみましょう!
今回はイベリスについてのポイント、
以上15個の点についてお伝えします!
まずは、イベリスの育て方からお伝えしますね!
目次(クリックで飛べます)
イベリスの育て方は?手入れはどうする?
イベリスは丈夫な性質をもっています。
一年草のイベリスもありますが、現在は多年草の方が人気です。
多年草イベリスは「宿根イベリス」として売られていることがあります。
育て方は、一年草イベリスと多年草イベリスで異なります。
一年草イベリスは秋に「タネ」をまいて育て、多年草イベリスは春に売られている「苗」から育てます。
注意するポイントは植え替えです。
イベリスは根が弱く植え替えを嫌います。
園芸店などから購入してきた苗を植え付けるとき以外は、なるべく植え替えをしないようにしましょう。
多年草イベリスは、植える場所をしっかり考えてから植え付けてください!
植え替えをするときは、一回り大きな鉢を用意します。
根に傷がつくと成長が悪くなり枯れてしまうこともあります。
土を崩さず根を傷つけないように慎重に植え替えをしてくださいね。
まずはイベリスを好む環境についてお伝えします。
イベリスの育て方!環境はどうする?日陰でも育つの?
イベリスは日当たりのいいところで育てましょう。
一年草イベリスは寒さの厳しい地域では「防寒対策」をします。
花が終わると枯れる性質ですので冬越し対策はしません。
多年草は寒さに強く防寒対策の必要はないですが、気温が高い時期の多湿には弱いです。
夏は水はけと、風通しをよくして蒸れによる根腐れを防いてあげましょう。
次はイベリスに適した用土についてお伝えします。
イベリスを育てる際の適した用土は何?
イベリスの用土は水はけのいい土が適しています。
イベリスは酸性の土質を嫌いますので、庭植えする場合は石灰を混ぜて中和させてから植えましょう。
鉢植えする場合は市販の草花用の土でも、しっかりと育てることができます。
土を配合するならば「赤玉土・腐葉土=6:4」の割合で配合してくださいね。
次はイベリスに必要な肥料についてお伝えします。
イベリスの育て方!肥料はどうする?
イベリスを育てる際には、春と秋に液体肥料、または固形の肥料を根元に置きます。
花つきが悪くなりますので、6月以降の土に肥料分が残らないように注意します。
頻繁に肥料を与えなくても育つ植物ですので、植物の様子を見ながら与えてください。
次はイベリスの水やりのポイントについてお伝えします。
イベリスを育てる際の水の量はどうする?
土が乾いていたら水をしっかりとやりましょう。
イベリスは、常に土が湿っているなどの多湿をとても嫌います。
土が乾いているのを確認してから水を与えましょうね。
水やりの後は風通しのいい場所においてあげましょう。
以上で基本的なイベリスの育て方については終わりです。
次はイベリスの写真をお見せします!
イベリスの画像(写真)!花の特徴は?一年草?それとも多年草?
イベリスはアブラナ科マガリバナ属で、イベリス属と呼ばれることもあります。
砂糖菓子のように小さな姿が愛らしいですよね。
イベリスには40種ほどの種類があり、その中で一年草であるものと多年草であるものに分かれています。
例えばイベリス属の一年草には、「ヒアシンスフラワー」とも呼ばれるアマラ種や、花色の多いウンベラータ種などがあります。
多年草には、トキワナズナやトキワマガリバナとも呼ばれる、常緑性で耐寒性の強いセンペルビレンス種などがあります。
イベリスは一つ一つの小さな花が集まって花房となります。また、咲き始めは平らですが、咲き進むと花穂が全体的に盛り上がってきます。
控えめながらも胸を張っているようで、凛々しく見える花姿が微笑ましいですよ。
次はイベリスの開花時期についてお伝えします。
イベリスの開花時期や季節はいつ頃なの?冬に咲くの?
イベリスの開花時期は「4月~6月」です。
品種によっては「10〜11月」に咲くものもあります。
多年草イベリスは花が茶色くなりはじめたら、花のすぐ下で切り落としましょう。
そうすることで、次の花が咲きやすくなって長く開花を楽しむことができます。
一年草イベリスは花の後にできる種を収穫し、秋に種まきするとまた楽しめますので種は保存しておいてくださいね。
次に、イベリスの苗の植え付け(植え方)のポイントをお伝えします。
イベリスの苗の植え付け(植え方)のポイントは?
イベリスは、日当たりがよく湿気の少ない環境を好みます。
特に夏の時期は、乾燥気味の環境が保てる場所に植えるとよいでしょう。
日に当たる時間を十分取れば、毎年たくさんの花を咲かせてくれますよ。
また、イベリスは品種によっておすすめできる育て方が違います。
例えば、イベリス属の中で一年草の部類に位置するウンベラータ種などは、防寒対策をしっかり取ることのできる場所に植え付けます。
イベリス属の中で多年草に分類されるセンペルビレンス種などは、高温多湿に弱いです。
ですので、特に夏場などは、上でも言った通り乾燥した場所で育ててあげることが大切です。
ポット苗を購入した時期によっては根周りが異なるため、すでに弱っている株は、屋外ではなく室内で育ててあげるのもよいかもしれません。
次は、イベリスの鉢植えや地植え(花壇)で育てる際のポイントをお伝えします。
イベリスの鉢植えや地植え(花壇)で育てる際のポイントは?
鉢植え、地植えともに、先に説明した植え付けのポイントを参考にすれば問題なく育てることができます。
イベリスを植え付ける際の土については、水はけがよく、保水性に優れたものを使用してください。
また、庭植えに際して庭の土をそのまま使う場合は、事前に土を掘り上げ天地返ししておきます。
鹿沼土や赤玉土の大粒もすき込んでおくとよいでしょう。
また、多年草のセンペルビレンス種などは夏越しが難しいため、山野草用培養土などを使用してあげるのもおすすめです。
次に、イベリスの植え替えのポイントをお伝えします。
イベリスの植え替えのポイントは?
イベリスは直根性の植物のため、基本的に移植を好みません。
地植えの場合は、よほどのことがなければ植え替えはしないと思ってください。
イベリスを鉢植えで育てている場合は、根詰りしてきたら植え替えが必要となります。
今までのものより一回り大きく深い鉢と、柔らかく新鮮な土を用意し、根を崩さないように植え替えてあげましょう。
ちなみに一年草のイベリスの場合は、花が終わると枯れてしまうのでそもそも植え替えは必要ありません。
次はイベリスの寄せ植えについてお伝えします。
イベリスの寄せ植えに合う植物はなにがあるの?
花つきもよく丈夫なイベリスは寄せ植えの主役として活躍します。
春に苗が出回るので、これを寄せ植え材料として使います。
また、多年草イベリスは挿し芽で増やすことができます。
花が終わった後に10cmぐらいに切ったイベリスを土に挿しておくと根が出て育ちます。
挿し芽で増やしたイベリスを、寄せ植えの材料として使うこともオススメですよ。
一年草イベリスは挿し芽で増やせませんので注意してくださいね。
イベリスは多湿に弱いので、合わせる植物も乾燥を好むものにしましょう。
花色の違うイベリス同士で寄せ植えすると、かわいい仕上がりになりますよ。
次に、イベリスの剪定(切り戻し)のポイントをお伝えします。
イベリスの剪定(切り戻し)のポイントは?
イベリスの剪定の適期は、主に花が終わったあとや冬前、または株が乱れたときです。
1度の剪定の際に思い切ってバッサリ刈り込んでおくと、綺麗な株の状態を維持できます。
刈り込みを怠ると株元が蒸れやすくなり、全体の風通しが悪くなってしまうので、定期的にお手入れしてくださいね。
また、枯れた花についてもそのままにしておかないよう注意しましょう。
花が枯れたら、こまめに花がら摘みを行います。
そうすることで、種作りに栄養を取られることなく、次の花が咲きやすい状態や脇芽の増加が促進されます。
大株になりすぎた多年草のイベリスは、花が終わったころ切り戻してみると、秋頃にまた花を咲かせはじめることもあります。
次に、イベリスの増やし方をお伝えします。
株分けのやり方はどうするのでしょうか。
イベリスの増やし方!株分けのやり方は?
イベリスの多年草種は株分けによって増やすこともできます。
開花後すぐか、または気候が涼しくなってきた秋などの時期に行うのがベストですね。
なるべく根を傷付けないように丁寧に根を3〜4つに分け、それぞれの株を植え付けと同じ要領で植えてあげましょう。
特に大株であったり古株であったりするほど蒸れやすく、枯れてしまいやすくなるので、新しい株に更新しておくことをおすすめします。
次に、イベリスの挿し木(挿し芽)のやり方はどうするのかをお伝えします。
イベリスの挿し木(挿し芽)のやり方はどうするの?
多年草種のイベリスの増やし方として、挿し木(挿し芽)という方法もあります。
適期は花が終わった5月頃、または10月頃です。
5~10cm程度の長さに茎を切り落とし、下部に生えている葉も取り除きます。
数時間水揚げさせたあと、挿し木用の土に挿し、明るい日陰で発根させるまで育てます。
このとき、水を切らさないよう注意してくださいね。
発根したら、鉢植えや、またはお庭などの育てたい場所に根を傷つけないよう気をつけて植え付けましょう。
それでは次は、イベリスの種まき時期と種まきのポイントをお伝えします。
イベリスの種まき時期と種まきのポイントは?こぼれ種でも育つの?
イベリス属の一年草は株分けや挿し木で増やすことはできませんが、種まきという方法があるんです!
イベリスの種まきの適期は、多年草種は3月~4月、一年草種は9月下旬~10月頃が目安です。
イベリスは直根性なので、お庭などの土へ直まきするのが向いています。
ですが、ポットや育苗箱などに種まきをするのもありです。その場合は早めに移植してくださいね。
発芽まではなるべく乾かさないように管理するのが望ましいですが、イベリスは多湿に弱いため、水のやりすぎには十分注意してください。
こぼれ種の場合ですが、種が埋まった場所が元種の生育条件に合致した場所であれば咲くことはあります。
しかしイベリス自体、とても繁殖力の強い植物というわけではないので、しっかり育てたいのであれば人の手での種まきをおすすめします。
また、ウンベラータ種は元の花色が多く、個体差があるため、親株とは異なる花色になることもあります。
次は、イベリスの枯れる原因や花が咲かない原因と対策方法をお伝えします。
イベリスの枯れる原因や花が咲かない原因と対策方法は?
イベリスの花が咲かない際に、一番考えられる原因は、肥料の与えすぎです。
肥料を与えすぎると茎ばかりが伸び、花が咲きにくくなります。
6月以降の土には肥料分が残らないように肥料の量を調節しましょう。
日光不足も花つきが悪くなる原因の一つです。
しっかりと日光にあててくださいね。
次はイベリスの夏越しや冬越しについてお伝えします。
イベリスの夏越しや冬越しのやり方は?
多年草イベリスは寒さに強いので、特に対策の必要はありません。
一年草イベリスは少し寒さに弱いので、霜の当たらない場所で管理、または霜よけなどで防寒対策をしましょう。
次に、イベリスの花言葉はなにかをお伝えします。
イベリスの花言葉はなに?
イベリスの花言葉は「心をひきつける」「初恋の思い出」「甘い誘惑」などがあります。
花言葉の「心をひきつける」は、太陽を目指すようにして花茎が曲がりやすい特徴に因むことから。
「初恋の思い出」「甘い誘惑」の花言葉は、イベリスの甘やかな香りや愛らしい見目に由来していることからと言われています。
どの花言葉も、イベリスの可憐な印象にぴったりですね。
しかし対照的に、イベリスの花言葉について、英語では「indifference(無関心)」というものもあるんです。
なんだか冷たい響きですが、西洋ではまた違ったイメージのある花なのかもしれませんね。
次はイベリスの種類や品種についてお伝えします。
イベリスの種類や品種は何があるの?
イベリスの仲間や品種は50種類ほどあります。
代表的な品種として、一年草イベリスの「アマラ種」「オドラータ種」「ウンベラータ種」などがあります。
多年草イベリスは「センペルビレンス種」です。
各種のイベリスをより育てやすくした改良品種も多くありますので、是非探してみてくださいね。
それでは最後に、これまでのおさらいをしていきましょう。
- オススメ記事
イベリスのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは15個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①イベリスの育て方(環境、土、肥料、水やり)
イベリスは、日当たりのいい場所で育て、多年草イベリスは夏の多湿に気をつけましょう。
土は水はけのいいものを選びます。
6月以降の土に肥料分残さないように気を付けましょう。
土が乾燥してから水やりを行います。
②イベリスの画像(写真)!特徴は?一年草?それとも多年草?
イベリスはアブラナ科マガリバナ属で、イベリス属と呼ばれることもあります。
イベリスには40種ほどの種類があり、その中で一年草であるものと多年草であるものに分かれています。
イベリスは一つ一つの小さな花が集まって花房となります。また、咲き始めは平らですが、咲き進むと花穂が全体的に盛り上がってきます。
③イベリスの開花時期や季節はいつ頃なの?冬に咲くの?
イベリスの開花時期は4月~6月です。
品種によって10〜11月に咲くものもあります。
多年草は花が枯れはじめたら、切り落としましょう。
一年草は種を収穫して保存すると、秋にまくことができます。
④イベリスの苗の植え付け(植え方)のポイントは?
イベリスは、日当たりがよく湿気の少ない環境を好みます。
特に夏の時期は、乾燥気味の環境が保てる場所に植えるとよいでしょう。
また、イベリスは品種によっておすすめできる育て方が違います。
ポット苗を購入した時期によっては根周りが異なるため、すでに弱っている株は、屋外ではなく室内で育ててあげるのもよいかもしれません。
⑤イベリスの鉢植えや地植え(花壇)で育てる際のポイントは?
鉢植え、地植えともに、植え付けのポイントを参考にすれば問題なく育てることができます。
イベリスを植え付ける際の土については、水はけがよく、保水性に優れたものを使用してください。
また、庭植えに際して庭の土をそのまま使う場合は、事前に土を掘り上げ天地返ししておきます。
鹿沼土や赤玉土の大粒もすき込んでおくとよいでしょう。
⑥イベリスの植え替えのポイントは?
イベリスは直根性の植物のため、基本的に移植を好みません。
地植えの場合は、よほどのことがなければ植え替えはしないと思ってください。
イベリスを鉢植えで育てている場合は、根詰りしてきたら植え替えが必要となります。
今までのものより一回り大きく深い鉢と、柔らかく新鮮な土を用意し、根を崩さないように植え替えてあげましょう。
⑦イベリスの寄せ植えに合う植物はなにがあるの?
春に苗が出回るので、これを寄せ植え材料として使います。
挿し芽で増やしたイベリスを、寄せ植えの材料として使うこともオススメですよ。
イベリスは多湿に弱いので、合わせる植物も乾燥を好むものにしましょう。
花色の違うイベリス同士で寄せ植えすると、かわいい仕上がりになりますよ。
⑧イベリスの剪定(切り戻し)のポイントは?
イベリスの剪定の適期は、主に花が終わったあとや冬前、または株が乱れたときです。
1度の剪定の際に思い切ってバッサリ刈り込んでおくと、綺麗な株の状態を維持できます。
刈り込みを怠ると株元が蒸れやすくなり、全体の風通しが悪くなってしまうので、定期的にお手入れしてくださいね。
⑨イベリスの増やし方!株分けのやり方は?
イベリスの多年草種は株分けによって増やすこともできます。
開花後すぐか、または気候が涼しくなってきた秋などの時期に行うのがベストですね。
なるべく根を傷付けないように丁寧に根を3〜4つに分け、それぞれの株を植え付けと同じ要領で植えてあげましょう。
⑨イベリスの挿し木(挿し芽)のやり方はどうするの?
適期は花が終わった5月頃、または10月頃です。
5~10cm程度の長さに茎を切り落とし、下部に生えている葉も取り除きます。
数時間水揚げさせたあと、挿し木用の土に挿し、明るい日陰で発根させるまで育てます。
発根したら、鉢植えや、またはお庭などの育てたい場所に根を傷つけないよう気をつけて植え付けましょう。
⑩イベリスの種まき時期と種まきのポイントは?こぼれ種でも育つの?
イベリスの種まきの適期は、多年草種は3月~4月、一年草種は9月下旬~10月頃が目安です。
イベリスは直根性なので、お庭などの土へ直まきするのが向いています。
ですが、ポットや育苗箱などに種まきをするのもありです。その場合は早めに移植してくださいね。
こぼれ種の場合ですが、種が埋まった場所が元種の生育条件に合致した場所であれば咲くことはあります。
⑪イベリスの枯れる原因や花が咲かない原因と対策方法は?
一番の原因は肥料の与えすぎが考えられます。
もしくは、日光不足になっていないか確認しましょう。
⑫イベリスの夏越しや冬越しのやり方は?
多年草は、寒さに強く防寒対策の必要はありません。
一年草は、やや寒さに弱く、霜に当てない事がポイントです。
⑬イベリスの花言葉はなに?
イベリスの花言葉は「心をひきつける」「初恋の思い出」「甘い誘惑」などがあります。
⑭イベリスに似た花や種類や品種は何があるの?
一年草イベリスの代表種は「アマラ種」「オドラータ種」「ウンベラータ種」があります。
多年草イベリスの代表種には「センペルビレンス種」があります。
以上で今回のイベリスについての記事は終わりです。
白色、赤色、ピンクなど色んな花色も楽しめて丈夫な植物ですので、色々なイベリスを是非育ててみてくださいね!
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
イベリスを挿し木してポットから鉢に植え替えるのに、春まで待てず、この冬の時期にやってしまいました!白い蕾までついて、伸び伸びさせてあげたかったのですが、植え替えを嫌うとのことで、大丈夫か心配です!様子見です。