みなさんこんにちは。
今回は、ケナフについてまとめていきたいと思います。
ケナフはアオイ科の植物で、アフリカが原産です。
放牧地や荒地などに自生し、温帯〜熱帯の環境で生育します。
名前はペルシャ語で「麻」という意味の「KENAB」に由来します。
学名は「Hibiscus cannabinus」といいます。
今回は、ケナフについてのポイント、
以上9個の点についてお伝えします。
まずはケナフの育て方からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
ケナフの育て方(栽培)は?
ケナフを育てる際は、苗の時に乾かさないように注意して管理すればその後は放任でも大丈夫です。
ケナフは成長が早く大きく育つため、広めの場所を確保できる庭植えがオススメです。
耐暑性、耐寒性のどちらも強いため夏と冬にも特に対処する必要はありません。
栽培中にアブラムシが高確率で発生するため、適宜駆除する必要があります。
ここからさらに詳しくお伝えします。
最初は、ケナフが好む環境についてお伝えします!
ケナフの育て方(栽培)!環境はどうする?
ケナフを育てる際は、日当たりと水はけの良い場所で管理します。
湿気に弱い植物であるため、梅雨の時期の前に刈り込みを行い風通しを良くすると長く咲いてくれます。
次は、ケナフに適した用土についてお伝えします!
ケナフを育てる際の適した用土は何?
ケナフを育てる際は、水はけの良い用土を使用します。
市販の草花用培養土または赤玉土7:腐葉土3の割合で混ぜたものを使用します。
次は、ケナフに必要な肥料についてお伝えします!
ケナフの育て方(栽培)!肥料はどうする?
ケナフを育てる際は、肥料は必要ありません。
大きく育てたい場合は、緩効性の肥料を与えます。
ただし、肥料を与えすぎにより茎が伸びすぎたり、花が咲かない場合もあるため注意が必要です。
では次は、ケナフの水やりポイントについてお伝えします!
ケナフを育てる際の水の量はどうする?
ケナフは乾燥には強いため、土の表面が乾いてきたらたっぷりと水を与えます。
庭植えの場合は、自然の降雨のみで大丈夫です。
以上で基本的なケナフの育て方については終わりです。
次はケナフの写真をお見せします!
ケナフの画像(写真)!特徴は?花や葉はどんな感じ?
ケナフは二酸化炭素を吸収して空気を浄化するエコ植物として、環境の観点から注目されている植物です。
ケナフは、直径が10cmほどの一重花を咲かせます。
花色は白、黄色、紫があり、中心部分は暗紫色で色合いが鮮やかです。
葉は、長さ10cmほどになり、切れ込みが深く掌状になります。
葉の縁には鋸歯を持ちますが、先端になるほど切れ込みはなく、槍状に尖ります。
茎はあまり分岐せず直立し、高さ3~5mになります。
次に、ケナフの開花時期をお伝えします!
ケナフの開花時期や季節はいつ頃なの?
ケナフの開花時期は冬(10~11月)です。
花は朝方から開花し夕方には萎んでしまいますが、次々と新しい花を咲かせます。
次は、ケナフの苗や種の販売場所をお伝えします!
ケナフの苗や種の販売場所は?価格は?値段はいくら位なの?
ケナフは成長が早い植物であるため、苗よりも種子での流通が多いです。
ケナフの種子は100g(3000粒)あたりで3500円ほどで販売されています。
値段は少し高めですが、丈夫で育てやすい植物ですので育ててみるのもオススメです。
次に、ケナフの種まき時期と種まきのポイントをお伝えします!
ケナフの種まき時期と種まきのポイントは?
ケナフの種まきの適期は5~6月です。
発芽には気温条件が重要で、20℃以上で発芽します。
発芽しやすい種の見分け方として、少量の水に浸して、水に沈む種は発芽しやすい種になります。
実際に種を植える際は、深さは2cmほどの穴に2~3粒一緒に植えると発芽率が上がります。
種まき後は発芽までは毎日水をやり、乾燥しないように注意して管理します。
次は、ケナフのおすすめの食べ方と料理法をお伝えします!
ケナフは食用?おすすめの食べ方や料理法は?
ケナフの葉や花は食用として扱われています。
ケナフの葉は牛乳の4倍ものカルシウムを含み、蜂蜜と混ぜてジュースとして飲まれたり、若葉を天ぷらにして食べられたりしています。
また、ケナフの花も同様にしてジュースにして飲まれています。
次に、ケナフは何の素材になるかをお伝えします!
ケナフは何の素材になる?ボードやクロスや壁紙、コーヒーフィルターなど
ケナフは木材パルプの代替品として注目されており、製紙に用いられています。
実製品としては「建材用ボード」「シャツ」「あぶらとり紙」「コーヒーフィルター」「水切り袋」など様々なものに使用されています。
次は、ケナフの紙すきの方法をお伝えします!
ケナフで紙を作ろう!紙すきの方法は?
ケナフを使った紙すきの方法について紹介します。
1. ケナフの茎を切り、皮を剥がします。
2. 剥がした皮を10日ほど水に浸け、柔らかくなったら細かく切ります。
3. 細かく切ったケナフの皮を水酸化ナトリウムで柔らかくなるまで煮込みます。
※水酸化ナトリウムを入れることで皮の色が白から茶色に変わります。
4. 柔らかくなったなるまで煮込んだケナフを水で洗い、水酸化ナトリウムを洗い落とします。
5. ケナフに水と洗濯のりを入れてミキサーで混合します。
6. 混ぜ込んだケナフを紙すきの道具にしきつめ、形を整えます。
7. タオルで水気を取り、最後にアイロンをかければ完成です。
それでは最後に、ケナフの花言葉をお伝えします!
ケナフの花言葉はなに?
ケナフの花言葉は「開放感」です。
花言葉は、ケナフの花がハイビスカスのようにパッと開く様子が由来となっているようです。
それでは最後に、これまでのおさらいをしていきましょう。
ケナフのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは9個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①ケナフの育て方(環境、土、肥料、水やり)
ケナフを育てる際は、日当たりと水はけの良い場所で管理します。
育てる際の用土は、水はけの良いものを使用します。
育てる際の肥料は必要なく、大きく育てたい場合に緩効性の肥料を与えます。
ケナフは乾燥には強いため、土の表面が乾いてきたらたっぷりと水を与えます。
庭植えの場合は、自然の降雨のみで大丈夫です。
②ケナフの画像(写真)!特徴は?花や葉はどんな感じ?
ケナフは二酸化炭素を吸収して空気を浄化するエコ植物として、環境の観点から注目されている植物です。
ケナフは、直径が10cmほどの一重花を咲かせます。
花色は白、黄色、紫があり、中心部分は暗紫色で色合いが鮮やかです。
葉は、長さ10cmほどになり、切れ込みが深く掌状になります。
葉の縁には鋸歯を持ちますが、先端になるほど切れ込みはなく、槍状に尖ります。
③ケナフの開花時期や季節はいつ頃なの?
ケナフの開花時期は冬(10~11月)です。
④ケナフの苗や種の販売場所は?価格は?値段はいくら位なの?
ケナフは成長が早い植物であるため、苗よりも種子での流通が多いです。
ケナフの種子は100g(3000粒)あたりで3500円ほどで販売されています。
⑤ケナフの種まき時期と種まきのポイントは?
ケナフの種まきの適期は5~6月です。
発芽には気温条件が重要で、20℃以上で発芽します。
実際に種を植える際は、深さは2cmほどの穴に2~3粒一緒に植えると発芽率が上がります。
種まき後は発芽までは毎日水をやり、乾燥しないように注意して管理します。
⑥ケナフは食用?おすすめの食べ方や料理法は?
ケナフの葉や花は食用として扱われています。
ケナフの葉は牛乳の4倍ものカルシウムを含み、蜂蜜と混ぜてジュースとして飲まれたり、若葉を天ぷらにして食べられたりしています。
⑦ケナフは何の素材になる?ボードやクロスや壁紙、コーヒーフィルターなど
ケナフは木材パルプの代替品として注目されており、製紙に用いられています。
実製品としては「建材用ボード」「シャツ」「あぶらとり紙」「コーヒーフィルター」「水切り袋」など様々なものに使用されています。
⑧ケナフで紙を作ろう!紙すきの方法は?
紙すきの方法について紹介します。
1. ケナフの茎を切り、皮を剥がします。
2. 剥がした皮を10日ほど水に浸け、柔らかくなったら細かく切ります。
3. 細かく切ったケナフの皮を水酸化ナトリウムで柔らかくなるまで煮込みます。
※水酸化ナトリウムを入れることで皮の色が白から茶色に変わります。
4. 柔らかくなったなるまで煮込んだケナフを水で洗い、水酸化ナトリウムを洗い落とします。
5. ケナフに水と洗濯のりを入れてミキサーで混合します。
6. 混ぜ込んだケナフを紙すきの道具にしきつめ、形を整えます。
7. タオルで水気を取り、最後にアイロンをかければ完成です。
⑨ケナフの花言葉はなに?
ケナフの花言葉は「開放感」です。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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