青や紫といった綺麗な花が特徴的なデルフィニウム。
切り花としても活用され、多くの人に愛されている花です。
また、花の形がイルカのように見える為、ギリシャ語でイルカを意味する「Delphis」が名前の由来とされています。
デルフィニウムは日本の夏の気候に合わないので、夏に枯れてしまうことが多くあります。
季節に合わせた植え付けがポイントになります。
育てやすさは、やや難しいですが、育て方のポイントをわかりやすくお届けします!
デルフィニウムの育て方を早速見ていきましょう!
今回はデルフィニウムについてのポイント、
以上8つの点についてお伝えします。
まずはデルフィニウムの育て方からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
デルフィニウムの育て方!
本来デルフィニウムは、毎年花を咲かせる多年草です。
しかし、日本の気候とは相性が良くないので、秋まきの一年草として知られています。
しかし、夏も涼しい地域であれば多年草として活躍を見せます。
寒冷地以外では、1年だけ綺麗な花を咲かせると考えましょう!
最初は、デルフィニウムが好む環境についてお伝えします!
デルフィニウムの育て方!環境はどうする?
デルフィニウムは、高温多湿に弱いのですが日光は好みますので、日が当たりやすい日陰などに置くと良いでしょう。
特に7月~8月は高温に注意が必要です。
逆にデルフィニウムは寒さには強いので、冬場は特に必要ありません。
夏場は手入れが必要ですけど、冬場は特に無いので楽ですね。
次は、デルフィニウムに適した土についてお伝えします!
デルフィニウムを育てる際に適した用土はなに?
デルフィニウムの用土は、水はけの良い土が適しています。
赤玉土、腐葉土を7:3で合わせたものを使うと良いでしょう。
次は、デルフィニウムに必要な肥料についてお伝えします!
デルフィニウムの育て方!肥料はどうする?
デルフィニウムの肥料は、植えつける際に緩効性化成肥料と油粕を与えておくと良いでしょう。
その後、追肥として3月~5月に緩効性化成肥料を、月に一回与えれば元気に育ちます。
厳しい夏が来る前に肥料を与えて、枯れるのを防ぎたいですね。
次は、デルフィニウムの種まきの時期と方法についてお伝えします!
デルフィニウムの種まきの時期と種まきの方法は?
デルフィニウムの種まきの適期は、9月中旬~10月中旬です。
種は、パーミキュライトや赤玉土を混ぜておいた土に入れ、軽く土をかぶせます。
発芽まで乾かさないように注意しましょう。
では次は、デルフィニウムの水やりポイントについてお伝えします!
デルフィニウムを育てる際の水の量はどうする?
水の量は、土の表面が乾いたらあげましょう。
その際、花や茎に水が掛からないように注意してください。
花や茎に水が掛かると花自体が傷んでしまう 事があるからです。
水をあげる際には注意が必要ですね。
つい忙しくて、急いで水をあげたら花や茎に水が掛かってしまい、傷んでしまったなんて事になったら、もったいないですからね。
以上で基本的なデルフィニウムの育て方は終わりです。
次は、デルフィニウムの開花時期についてお伝えします!
デルフィニウムの開花時期はいつ頃?
デルフィニウムの開花時期は、5月中旬~7月の頭までです。
春ごろに咲くデルフィニウムはきっと気候も相まって、綺麗に咲くでしょうね。
その後の夏を越すのが少し難しいかもしれませんが、綺麗な花の為に頑張りましょう。
次は、デルフィニウムの剪定ポイントについてお伝えします!
デルフィニウムの剪定ポイントは?
咲き終わった花を摘み取る事で、他の花に栄養が多く回りますので長く楽しめます。
それと、新芽が出てきたら遮光している葉を切り取ってあげると日が当たりやすいくなるので切り取りましょう。
次は、デルフィニウムの寄せ植えのポイントについてお伝えします!
デルフィニウムの寄せ植えポイントは?
デルフィニウムは、成長すると茎が60cm~70cmまで成長します。
なので、他の花と組み合わせるとバランスが悪くなってしまうので難しいのですが、あえてサイズがバラバラの花を組み合わせると豪勢な鉢になりそれはそれで、面白いと思います。
次は、デルフィニウムの切り戻しについてお伝えします!
デルフィニウムの切り戻しはどうする?
切り戻しは、基本的には寒冷地のデルフィニウムに限ります。
夏場では、1~2回程しか開花しないので必要ありません。
切り戻しの方法ですが、花が咲き終わるごとに根元から茎まで切ります。
こうする事で寒冷地では、3回~4回まで楽しめるので、試してみて下さい。
次は、デルフィニウムの夏越し、冬越しについてお伝えします!
デルフィニウムの夏越し、冬越しはどうする?
冬越しはデルフィニウム自体が寒さに強いので問題ないのですが、夏越しはしっかりと対策しないと枯れてしまいます。
では、肝心の夏越しですが西日は絶対に避けないといけませんので、当たらない場所に置いて下さい。
それと地植えの場合は、地熱を抑える為に藁などをしいて、なるべく温度を抑えるようにしましょう。
次は、デルフィニウムの花言葉についてお伝えします!
デルフィニウムの花言葉はなに?
デルフィニウムの花言葉は、「高貴」「高慢」「清明」です。
どれもデルフィニウムに似合いそうな言葉ばかりですね。
高貴な雰囲気を醸し出す紫の花の色と清らかさを感じさせる青さは、何処となく他の花と一線を画すような雰囲気を漂わせます。
次は、デルフィニウムの種類と似た花についてお伝えします!
デルフィニウムの種類は何がある?似た花は?
デルフィウムの種類は大きく分けて3つあります。
・長い穂が特徴的なエターラム系のオーロラシリーズやキャンドルシリーズなど。
・華奢な姿で花を小さく咲かせるシネンセ系のミストラルなどが代表的。
・エターラムとシネンセ系の両方を併せ持つベラドンナ系。
この3つの種類で分けられます。
似た花ですが、西洋オダマキやラークスパーという花が色、形がよく似ています。
寄せ植えや庭に一緒に植える時に似た花を植えれば形になりそうですね。
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デルフィニウムのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは8個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①デルフィニウムの育て方(環境、土、肥料、水やり)
本来は多年草ですが、日本の気候では寒冷地以外は一年草として見られます。
環境は、高温多湿を好みませんが陽の光は必要なので判日影に置くなどして暑さから守りましょう。
用土は、水はけが良い土で、赤玉土、腐葉土を7:3で混ぜると育てやすいです。
肥料は、植えつける際に緩効性化成肥料と油粕を与えた後、3月~5月に月に一回緩効性化成肥料を与えます。
種まきの時期と方法は種まきを9月中旬~10月中旬に赤玉土やパーミキュライトを混ぜた土に蒔き、軽く土をかぶせます。
水やりは、土が乾いたらやって下さい。この時、花や茎に水が掛からないように注意が必要です。
②デルフィニウムの開花時期はいつ頃?
デルフィニウムの開花時期は5月中旬~7月の頭までです。
③デルフィニウムの剪定ポイントは?
花が成長しきったら、他の花に栄養を与えるためにその花を切って下さい。
④デルフィニウムの寄せ植えのポイントは?
草丈が長いので合わせづらいですが、アンバランスな寄せ植えも見栄えします。
⑤デルフィニウムの切り戻しはどうする?
寒冷地のデルフィニウムに限りますが、花が咲き終わったら根元から茎まで切って下さい。
⑥デルフィニウムの夏越し、冬越しはどうする?
夏越しが重要です。西日に当たらないようにする事と地熱の対策に藁などを轢いて対策してください。
⑦デルフィニウムの花言葉はなに?
デルフィニウムの花言葉は、「高貴」、「高慢」、「清明」です。
⑧デルフィニウムの種類は何がある?似た花はなに
オーロラ、キャンドルなどに代表されるエターラム系
ミストラルなどが代表的なシネンセ系
エターラム、シネンセ両方の特徴を合わせ持つベラドンナ系
似ている花は、西洋オダマキやラークスパーなどです。
様々な種類があり、どれも綺麗な花を咲かせるデルフィニウム。
育てるのは少し難しいかもしれませんが、それだけの価値はありますので是非植えてみて下さい。
それでは今回は、これで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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