みなさんこんにちは。
今回は、セイヨウオダマキについてまとめていきたいと思います。
セイヨウオダマキは、キンポウゲ科オダマキ属に属す宿根草です。
日本でセイヨウオダマキと呼ばれているのは、欧州原産のアクイレギアブルガリスと北米原産の数種を交配させた品種です。
今回は、セイヨウオダマキについてのポイント、
以上8個の点についてお伝えします。
まずはセイヨウオダマキの育て方からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
セイヨウオダマキの育て方は?
セイヨウオダマキには多くの園芸品種があります。
カラフルで華やかな姿が印象的な品種や、淡い色の可憐な花を咲かせる品種など、その種類は多岐に渡ります。
丈夫で、知らないうちに庭に生えていたということもあるようです。
育てやすく初心者にもチャレンジできるお花として知られているお花です。
ここからさらに詳しくお伝えします。
最初は、セイヨウオダマキが好む環境についてお伝えします!
セイヨウオダマキの育て方!環境はどうする?日陰でも育つの?
セイヨウオダマキを育てる際は、水はけと日当たりが良い場所を選びましょう。
午前中に日が当たり、午後には明るい日陰になるような場所が良いでしょう。
夏の日差しには弱いので、7月~9月上旬は30~40%の遮光を施して葉焼けや高温障害を防ぎます。
次は、セイヨウオダマキに適した用土についてお伝えします!
セイヨウオダマキを育てる際の適した用土は何?
セイヨウオダマキを育てる際に使用する土は、水はけが良ければ余り選ばないとされています。
赤玉土7:腐葉土3で配合した土や、市販の草花用培養土であれば問題ないでしょう。
水はけが心配であれば、鹿沼土小粒・赤玉土小粒・軽石小粒を等配分した土を使うと良いです。
庭植えする場合には、10~20cm盛り土して植えるとよく育ちます。
次は、セイヨウオダマキに必要な肥料についてお伝えします!
セイヨウオダマキの育て方!肥料はどうする?
肥料は、植え替え時に元肥として、リン酸とカリウムを多く含む緩効性化成肥料を4号鉢に対して3つまみの割合で与えます。
3~9月には1,500~2,000倍に薄めた液肥を週に一回与えます。
真夏には液肥を3,000倍に薄めるようにしましょう。
では次は、セイヨウオダマキの水やりポイントについてお伝えします!
セイヨウオダマキを育てる際の水の量はどうする?
セイヨウオダマキを育てる際の水やりは、表土が乾いたら十分に水を与えるようにしましょう。
庭植えの場合は、晴天が続いて乾燥しない限りは不要です。
乾燥すると弱ってしまうので、夏は特に注意しましょう。
以上で基本的なセイヨウオダマキの育て方については終わりです。
次はセイヨウオダマキの写真をお見せします!
セイヨウオダマキの画像(写真)!特徴や寿命は?毒性はあるの?
セイヨウオダマキは、株の中心からまっすぐ伸びた茎に、赤・黄・白・青紫・ピンクなどの花を多数咲かせます。
セイヨウオダマキは30~50cmの高さまで育ち、葉は根元にまとまって付きます。
花びらの様に見える部分は、萼という葉が変化したもので、花はその内側にあります。
萼の後ろにある角のような部分は距(きょ)といい、長い距がセイヨウオダマキの特徴ですが、距がない品種もあります。
セイヨウオダマキは、3~4年で良い花がつかなくなるので、その時期が花を楽しめる寿命と言えるでしょう。
また、草全体にプロトアネモニンという有毒成分を含んでいます。
切り取った際などに出る液が皮膚につくと、炎症を起こしたり水疱が出来てしまうので、取り扱う時は必ずビニール手袋をつけるようにしましょう。
次に、セイヨウオダマキの開花時期や季節についてお伝えします!
セイヨウオダマキの開花時期や季節はいつ頃なの?
セイヨウオダマキの開花時期は5~6月(春~梅雨)です。
緑多い時期に、ぱっと華やかなセイヨウオダマキが咲いていると、爽やかな印象を受けることが出来ますね。
花と萼の部分が、折り紙のようでもあり、フリルを重ねたようでもある姿をしているセイヨウオダマキ。
ずっと鑑賞していても飽きないですね。
次は、セイヨウオダマキの寄せ植えに合う植物にはなにがあるのかお伝えします!
セイヨウオダマキの寄せ植えに合う植物はなにがあるの?
特徴ある姿とインパクトのある紫色の品種が多いセイヨウオダマキは、寄せ植えのアクセントとして使うと良いでしょう。
グリーンやおとなしい色目の花の中に、数本、綺麗な色のセイヨウオダマキを入れるだけでも全体がまとまります。
茎の高さを生かしたアレンジもよさそうです。
ナチュラル系の植物の中に無造作に入れるのも、草原の様な雰囲気の寄せ植えとなって素敵ですね。
次に、セイヨウオダマキの増やし方と種まき時期についてお伝えします!
セイヨウオダマキの増やし方!種まき時期と種まきのポイントは?どれくらいで発芽するの?
セイヨウオダマキは、種で増やすことが出来ます。
6~7月に、花茎ごと切り取って紙の上などで種を取ります。
採取した種は冷蔵庫に保管し、翌年の2~3月上旬に撒きましょう。
種を撒く際はよく湿らせた土を用い、浅い鉢などに密にならないように撒いた後、薄く覆土します。
発芽の適温は20℃くらいです。
発芽までは2~4週間かかりますので、その間は霧吹きなどで土を湿らせて乾燥させないように注意しましょう。
本葉が数枚育ったらポット上げします。
順調に育てば、2年後に開花します。
次は、オダマキとセイヨウオダマキの違いについてお伝えします!
オダマキとセイヨウオダマキの違いはなに?
オダマキは、セイヨウオダマキとミヤマオダマキに分かれます。
セイヨウオダマキは、欧州種と北米種の交配品種です。
ミヤマオダマキは日本原産の品種で、高亜山・高山地帯に自生する草丈10~20cmの高山植物です。
オダマキとは日本原産のミヤマオダマキを指すことがほとんどです。
次は、セイヨウオダマキの花言葉はなにかお伝えします!
セイヨウオダマキの花言葉はなに?
セイヨウオダマキの花言葉は、「愚か」「思い出の恋人」「勝利の誓い」です。
「愚か」は、セイヨウオダマキの英語名であるcolumbineが、西洋の喜劇に出てくる道化師の妻の名前で、花の形が妻が手にしている盃に似ているという事から、道化を意味する愚かという花言葉がついたと言われています。
「勝利の誓い」は、ライオンがオダマキの葉を食べることから、両手にオダマキの葉をこすりつけると強くなるとされていた事が由来とされています。
最後に、セイヨウオダマキの種類や品種についてお伝えします!
セイヨウオダマキの種類や品種は何があるの?バローやピンクペチコート等
セイヨウオダマキを含むオダマキは、交配しやすい事でも知られています。
北半球に70種もの品種があります。
セイヨウオダマキには、バロー・ブラックベリー・クレメンタインなど様々な園芸品種があります。
バローは、うつむき加減に咲く花の花びらが八重の品種で、花の色は多岐に渡ります。
ブラックベリーは、シックな紫色の花が特徴的な品種です。
クレメンタインは、バローと同じく花びらが八重の品種ですが、花は上向きに咲きます。
この他にも、ピンクペチコートやヴェルヴァエネアナなどの品種があります。
それでは最後に、これまでのおさらいをしていきましょう。
セイヨウオダマキのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは8個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①セイヨウオダマキの育て方(環境、土、肥料、水やり)
セイヨウオダマキを育てる際は、水はけと日当たりが良い場所を選びましょう。
午前中に日が当たり、午後には明るい日陰になるような場所が良いでしょう。
夏の日差しには弱いので、7月~9月上旬は30~40%の遮光を施して葉焼けや高温障害を防ぎます。
セイヨウオダマキを育てる際に使用する土は、水はけが良ければ余り選ばないとされています。
赤玉土7:腐葉土3で配合した土や、市販の草花用培養土であれば問題ないでしょう。
水はけが心配であれば、鹿沼土小粒・赤玉土小粒・軽石小粒を等配分した土を使うと良いです。
庭植えする場合には、10~20cm盛り土して植えるとよく育ちます。
肥料は、植え替え時に元肥として、リン酸とカリウムを多く含む緩効性化成肥料を4号鉢に対して3つまみの割合で与えます。
3~9月には1,500~2,000倍に薄めた液肥を週に一回与えます。
真夏には液肥を3,000倍に薄めるようにしましょう。
水やりは、表土が乾いたら十分に水を与えるようにしましょう。
庭植えの場合は、晴天が続いて乾燥しない限りは不要です。
乾燥すると弱ってしまうので、夏は特に注意しましょう。
②セイヨウオダマキの画像(写真)!特徴や寿命は?毒性はあるの?
セイヨウオダマキは、株の中心からまっすぐ伸びた茎に、赤・黄・白・青紫・ピンクなどの花を多数咲かせます。
30~50cmの高さまで育ち、葉は根元にまとまって付きます。
花びらの様に見える部分は、萼という葉が変化したもので、花はその内側にあります。
萼の後ろにある角のような部分は距(きょ)といい、長い距がセイヨウオダマキの特徴ですが、距がない品種もあります。
3~4年で良い花がつかなくなるので、その時期が花を楽しめる寿命と言えるでしょう。
また、草全体にプロトアネモニンという有毒成分を含んでいます。
切り取った際などに出る液が皮膚につくと、炎症を起こしたり水疱が出来てしまうので、取り扱う時は必ずビニール手袋をつけるようにしましょう。
③セイヨウオダマキの開花時期や季節はいつ頃なの?
セイヨウオダマキの開花時期は5~6月(春~梅雨)です。
④セイヨウオダマキの寄せ植えに合う植物はなにがあるの?
特徴ある姿とインパクトのある紫色の品種が多いセイヨウオダマキは、寄せ植えのアクセントとして使うと良いでしょう。
グリーンやおとなしい色目の花の中に、数本、綺麗な色のセイヨウオダマキを入れるだけでも全体がまとまります。
茎の高さを生かしたアレンジもよさそうです。
ナチュラル系の植物の中に無造作に入れるのも、草原の様な雰囲気の寄せ植えとなって素敵ですね。
⑤セイヨウオダマキの増やし方!種まき時期と種まきのポイントは?どれくらいで発芽するの?
セイヨウオダマキは、種で増やすことが出来ます。
6~7月に、花茎ごと切り取って紙の上などで種を取ります。
採取した種は冷蔵庫に保管し、翌年の2~3月上旬に撒きましょう。
種を撒く際はよく湿らせた土を用い、浅い鉢などに密にならないように撒いた後、薄く覆土します。
発芽の適温は20℃くらいです。
発芽までは2~4週間かかりますので、その間は霧吹きなどで土を湿らせて乾燥させないように注意しましょう。
本葉が数枚育ったらポット上げします。
順調に育てば、2年後に開花します。
⑥オダマキとセイヨウオダマキの違いはなに?
オダマキは、セイヨウオダマキとミヤマオダマキに分かれます。
オダマキとは、日本原産のミヤマオダマキを指すことがほとんどです。
⑦セイヨウオダマキの花言葉はなに?
セイヨウオダマキの花言葉は、「愚か」「思い出の恋人」「勝利の誓い」です。
⑧セイヨウオダマキの種類や品種は何があるの?バローやピンクペチコート等
セイヨウオダマキを含むオダマキは、交配しやすい事でも知られています。
北半球に70種もの品種があります。
セイヨウオダマキには、バロー・ブラックベリー・クレメンタインなど様々な園芸品種があります。
バローは、うつむき加減に咲く花の花びらが八重の品種で、花の色は多岐に渡ります。
ブラックベリーは、シックな紫色の花が特徴的な品種です。
クレメンタインは、バローと同じく花びらが八重の品種ですが、花は上向きに咲きます。
この他にも、ピンクペチコートやヴェルヴァエネアナなどの品種があります。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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