みなさんこんにちは。
今回は、アンスリウム(アンセリウム)についてまとめていきたいと思います!
赤やピンク色のハート型お皿(仏炎苞ぶつえんほう)が特徴的なアンスリウム。
「アンスリウム」という名前ってなんだか不思議な感じがしませんか?
暑い中に涼しげな印象を受けます。
そんなアンスリウムの名前の由来を簡潔にご紹介したいと思います。
「アンスリウム」は、「アンサス」と「オウラ」に分けることが出来ます。
「アンサス」はギリシャ語で「花」、「オウラ」は「シッポ」を意味します。
またハワイでは、アンスリウムのことを「Heart of Hawaii」なんて言ったりもします。
昔からハワイでは、バレンタインデーにチョコを送るようにこのアンスリウムを送る習慣があるらしいですよ。
「アンスリウムの花が咲かない。どうして?」
「せっかく育てたアンスリウムが枯れてしまった!」
といったお悩みを解決するためにポイントをまとめてみましたので、ぜひご覧ください!
今回はアンスリウムついてのポイント、
以上18個の点についてお伝えします。
まずはアンスリウムの育て方からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
アンスリウムの育て方(栽培)は?
アンスリウムの開花時期は、5月〜10月です。
ハワイのイメージがあるアンスリウムは、暑さに強い特徴があります。
しかし、寒さにはちょっとだけ弱いんですね。
そんなアンスリウムをしっかりと育てられるように、ポイントを詳しくお伝えしたいと思います。
最初は、アンスリウムが好む環境についてお伝えします!
アンスリウムの育て方!環境はどうする?
アンスリウムは日当たりがよく、風通しのよい場所で育てます。
日当たりを好みますが、直射日光にはとても弱い植物です。
強い日差しに当ててしまうと、葉が白く焼けたような葉焼けをおこしてしまいます。
直射日光には当てずに、必ず日陰に置きましょう。
また、霜に当てると枯れてしまうので、冬は室内で育てます。
室内で育てる場合は、カーテンで遮光された光がアンスリウムにとても適しています。
春から秋の時期は窓際で育てましょう。
冬はリビングなどに暖かい場所に置き、窓際で数時間日光浴させてあげましょうね。
ただし、エアコンなどの風が直接当たると葉が傷んでしまうので、直接当たらない場所に置いてくださいね。
次は、アンスリウムに適した用土についてお伝えします!
アンスリウムを育てる際の適した用土は何?
アンスリウムは高温多湿を好みますが、水はけの悪い土を使ってしまうと根腐れを起こしてしまう可能性があります。
配合する場合は、「鹿沼土、パーライト(粒状)、ピートモス」を同じ割合で混ぜた土を使ってください。
また、ヤシ殻に植え付けるのも適してします。
配合が難しいなという方には、アンスリウム栽培専用の土が市販されていますのでそちらを使ってください。
次は、アンスリウムに必要な肥料についてお伝えします!
アンスリウムの育て方!肥料はどうする?
アンスリウムの肥料を与える時期としては春から秋の成長期に、肥料を与えます。
休眠期の冬は肥料を与えても効果がありません。
冬に肥料を与えると、根腐れを起こすことがありますので、注意しましょう。
また、肥料を与え過ぎは肥料焼けを起こしてしまいます。
月に1回の目安で生育状況を見ながら速効性肥料を与えるようにしましょう。
では次は、アンスリウムの水やりポイントについてお伝えします!
アンスリウムを育てる際の水の量はどうする?
春から秋の成長期は、土が乾いてから水を与えます。
冬は、土が乾いてから数日後に水を与えましょう。
アンスリウムは、真冬に水を与え過ぎると、根腐れの原因になるので注意してくださいね。
水やりとセットで覚えておきたいのが「葉水」です。
※葉水とは霧吹きなどで葉に直接水を吹きかけることです。
アンスリウムは土が常に湿っているような過湿は嫌いますが、空気中の湿度が高いところを好むので、時々霧吹きなどで葉水をするのががとても効果的です。
特に冬のエアコンをつけた室内はとても乾燥しやすいので、こまめな葉水で乾燥を防ぎましょう。
また、アンスリウムにつきやすいハダニの発生も葉水で防ぐことができます。
害虫予防のためにも、葉の表側だけでなく葉の裏側にも忘れず葉水をしましょう。
以上で基本的なアンスリウムの育て方については終わりです。
次に、アンスリウムの画像(写真)をお見せします!
アンスリウムの画像(写真)!特徴は?
アンスリウムはサトイモ科アンスリウム属の多年草です。
なんだか南国風のトロピカルな雰囲気がありますよね。
暖色系のハート型をした部分が花のように見えますが、実は違うんです。
その部分は仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれているもので、そこから出てくる細く黄色い突起が花なんですよ!
花名の由来はギリシャ語の「anthos(花)」と「oura(尾)」からだそうです。
ハワイではバレンタインデーに贈る花として人気があるんだとか。素敵な風習ですね!
次は、アンスリウムの開花時期や季節はいつ頃なのかをお伝えします。
アンスリウムの開花時期や季節はいつ頃なの?
アンスリウムの開花時期は5〜10月です。
開花期間が長いので焦ることなく生育できますし、じっくりと楽しめそうですね。
次は、アンスリウムの値段や販売価格はいくら位なのかをお伝えします。
アンスリウムの値段や販売価格はいくら位なの?
アンスリウムの相場は、大体3000〜5000円です。
ただこれはある程度小さな鉢の場合で、もっと大きいものになると10000円前後の価格になってきます。
手元に置きたいと思っているアンスリウムのサイズをしっかり決めてから、購入に臨むのがおすすめです。
それでは次に、アンスリウムの苗の植え付けや植え替えの時期と方法をお伝えします。
アンスリウムの苗の植え付けや植え替えの時期と方法は?用土はどうする?
アンスリウムの植え付けの適期は5〜8月です。
用土についてですが、できるだけ水はけの良いものが好ましいです。
鹿沼土に粒状のパーライトとピートモスを同じ比率で混ぜたものや、ヤシ殻専用の用土がおすすめですよ。
用意した鉢の3分の1ほどの深さまで用土を入れたら、株を入れた上から優しく土をかぶせていきます。
このとき、肥料を少量混ぜ込んでも構いません。
鉢の縁下5cmほどまで用土を満たしたら十分です。
アンスリウムの植え替えについてですが、2~3年に1回を目安に、株分けを兼ねて行うのがよいでしょう。
「もしかしたら根詰まりを起こしているかも……」というときなども、思い切って植え替えてあげるのがよいかもしれません。
植え替えの適期は植え付けと同じく5月〜8月です。
根についた古い土を丁寧にはらい、子株を分けてから、新しい土と一緒に植え付けと同じ要領で植え替えてあげましょう。
次に、アンスリウムの鉢植えや地植え(花壇)、水耕栽培(ハイドロカルチャー)で育てる際のポイントをお伝えします。
アンスリウムの鉢植えや地植え(花壇)、水耕栽培(ハイドロカルチャー)で育てる際のポイントは?
アンスリウムは、通常の用土の場合には根腐れを起こしやすいため、庭植えに向きません。
また、屋外の生育の場合はこまめな遮光調整が必要になります。
あまり手間をかけたくないという方は、持ち運びや移動が楽な鉢植えでの栽培をおすすめします。
アンスリウムを育てる際のポイントは、日当たりです。
直射日光は強すぎて葉焼けしてしまいますが、かといって日当たりが悪いと花が咲かない原因にもなります。
室内で鉢植えを置く際には、レースのカーテン越しなど、半日陰の場所に置いてあげましょう。
ハイドロカルチャーの場合は、
・ハイドロボール
・根腐れ防止剤
・底穴が無い器
・ピンセット
を用意して植え替えます。
まずアンスリウムの根についた土を、根を傷つけないようしっかりと落とします。
次に、容器に根腐れ防止剤を入れ、続けてハイドロボールも容器の4分の1ほどまで入れてください。
そこにアンスリウムを配置したら、かぶせるようにしてハイドロボールを加えていきます。
できるだけ根が見えないところまで入れたら完成です!
ハイドロカルチャーのポイントは水やりです。
水が常に溜まっていると、酸素不足により根腐れやカビが発生することがあります。
ですので、必ず水がなくなったことを確認してから水やりをしてあげてくださいね。
次に、アンスリウムの寄せ植えに合う植物はなにがあるのかをお伝えします。
アンスリウムの寄せ植えに合う植物はなにがあるの?
アンスリウムは真っ直ぐに立ち上がる成長の仕方が特徴です。
ですので、こんもりとした印象のものを根本部分に植えてあげると、全体的にバランスのよい寄せ植えになりますよ。
これは寄せ植えの鉄則ですが、栽培方法の似ている植物を寄せ植えの相手に選ぶのが鍵です。
カラジウムやベゴニア、ドラセナなどの模様がついた葉物と合わせれば、よりお互いが引き立つでしょう。
つる性のポトスやシンゴニウムと合わせて、ハンギングにするのもよいですね!
次に、アンスリウムの剪定(切り戻し)のポイントをお伝えします。
アンスリウムの剪定(切り戻し)のポイントは?
アンスリウムは飛躍的に成長することがあります。
特に春~秋の成長期はその傾向が顕著ですね。
この時期に合わせて、古い葉や邪魔な葉は思い切って剪定してしまいましょう!
また、花をよく咲かせるために花茎を根本から切り落とす花茎切りや、地上に露出している根をなるべく多くつけて切り戻す仕立て直しの作業なども、並行して行うとよいでしょう。
ちなみに、サトイモ科の植物の樹液によって、皮膚がかぶれることがあります。
作業する際にはゴム手袋などがあると安心ですね。
次はアンスリウムの株分けについてお伝えします!
アンスリウムの増やし方!挿し木や株分けの方法はどうするの?
アンスリウムは、2〜3年に1回、植え替えを兼ねて株分けをします。
アンスリウムの株分けに適した時期は、5月から8月です。
アンスリウムの株分けポイントをお伝えします。
まずは植木鉢から取り出し、古い用土をていねいに取り除きましょう。
※もとからある株を親株といい、親株のまわりに発生した小さな株を子株といいます。
親株から子株を取り分け、親株は一回り大きな鉢に植え替えます。
取り分けた子株は、水ゴケかバーミキュライトに植えつけます。
またアンスリウムの増やし方として、「挿し木」で増やす方法もあります。
挿し木の時期も5月から8月です。
挿し木の方法は、伸びすぎた茎を10センチの長さに切って葉を数枚残してからバーミキュライトか挿し木専用土に挿します。
次は、アンスリウムの種まき時期とポイントについてお伝えします!
アンスリウムの種まき時期と種まきのポイントは?
アンスリウムの種まきの時期は、アンスリウム自身の耐寒性の弱さを考えて暖かい時期に行いましょう。
5〜8月が理想ですね。
アンスリウムの種まきのポイントは、採取後すぐに植えること。
アンスリウムの種は鮮度が命のため、採取から時間が経つと発芽率が大きく落ちてしまいます。
すぐに植え付けに移れる体制を整えてから、採取を行ってくださいね。
次は、アンスリウムのかかりうる病気や害虫についてお伝えします!対策方法はあるのでしょうか?
アンスリウムのかかりうる病気や害虫の対策方法は?
アンスリウムがかかりやすい病気は特にありませんが、害虫被害は多いです。
・カイガラムシ
・ハダニ
・アブラムシ
見つけ次第こまめに駆除することによって、頻繁な発生は防げます。
また、ある程度の風通しや湿度を保つことも予防につながります。
次はアンスリウムの花が咲かない原因についてお伝えします。
アンスリウムの花が咲かない原因や枯れる(枯れた)原因と対策方法は?根腐れの対処はどうする?
アンスリウムは葉が増えることで、次々に花を咲かせます。
「葉がたくさん茂っているのに花が咲かない。」
このような場合は、日光不足が原因と考えられます。
アンスリウムは暗いところでも耐えることはできますが、暗い所に置くと花芽が上がってきません。
栽培場所が室内であれば、照明なしでも本が読める明るさの明るい日陰に置きましょう。
屋外の場合は、曇り空くらいの明るさの日陰を目安に場所を移動してください。
葉が増えない場合は、根詰まりか肥料不足が原因と考えられます。
根詰まりは植え替えをし、肥料不足はリン酸を多く含んだものを与えましょう。
また、アンスリウムは春から秋まで長く開花を楽しめますが、いつまでも咲かせておくと次の花が咲きにくくなります。
花の色が褪せてきたら、早めに切り取ってしまいましょう。
アンスリウムの葉先が茶色く変色してくるなど、枯れる原因は3つ考えられます。
1・水の与えすぎによる根腐れ
2・根詰まりによる水不足
3・空気中の湿度不足
この3つです。
対策ですが、まずアンスリウムは地上部に異変がでるのが遅い植物であるということを覚えておきましょう!
アンスリウムはゆっくり育つ植物ですので、症状が出るまでにも時間がかかるのです。
特に「根腐れが原因」の場合、手遅れの状態にまで進行していることが多いです。
その場合は、水を控えて風通しが良く明るいところで様子を見ます。
根がまだ生きている場合はやがて復活し、新しい葉が生えてきます。
根詰まりは植え替えをし、葉水でしっかりと空気中の湿度不足を防ぎましょう。
栽培環境が良くなっても、新しい葉が出てくるまで1~2ヶ月はかかりますので、じっくり待ってあげてくださいね。
次に、アンスリウムが赤くならないのはなぜかをお伝えします。
アンスリウムが赤くならないのはなぜ?
アンスリウムが上手く色づかない原因としては、日光不足や湿度不足が考えられます。
日当たりのいい場所に移してあげたり、いつもより多めに水やりをするか、霧吹きなどで湿度を保ってあげましょう。
また、根詰まりしているということも原因のひとつかもしれません。
その場合は、早急に植え替えを行ってくださいね。
次は、アンスリウムに似た花は何があるのかをお伝えします。
アンスリウムに似た花は何がある?スパティフィラムとの違いは?
アンスリウムと似た花に、スパティフィラムという花があります。
アンスリウムと同じくサトイモ科に属しており、同形の仏炎苞を持ちます。
しかし仏炎苞自体は、アンスリウムと比べてすっきりとした爽やかな印象があるんですよ。
色も白か緑が多いので、判別するにはそこで見分けるとよいかもしれませんね。
次に、アンスリウムの冬越しのやり方をお伝えします!
アンスリウムの冬越しのやり方は?
アンスリウムは耐寒性に欠けるため、冬場は室内での栽培をおすすめします。
最低でも10℃以上の気温を保てる場所に置きましょう。
また、水やりも2週間に1回程度に減らして乾燥気味に管理します。
しかし、エアコンの温風が直接当たるなど、極度に乾いてしまう状態にはしないよう注意してください。
次はアンスリウムの花言葉についてお伝えします。
アンスリウムの花言葉はなに?英語でなんていう?何日の誕生花なの?
アンスリウムの花言葉は色によって様々な花言葉があります。
赤のアンスリウムの花言葉は「情熱」
白のアンスリウムの花言葉は「熱心」
ピンクのアンスリウムの花言葉は「飾らない美しさ」
緑のアンスリウムの花言葉は「無垢な心」
以上がアンスリウムの花言葉になります。
また、アンスリウムは英語で「Anthurium」といい、読み方は日本語と同じですね。
そして、誕生花についてですが、
1/14、1/22、2/13、3/17、8/7、8/8、8/10、8/25、11/13、12/11、2/16
のようです。
次に、アンスリウムと風水の関係をお伝えします。
アンスリウムと風水の関係は?玄関に置くといいの?方角はどうする?
アンスリウムのハート型の仏炎苞は、恋愛運アップに効果があると言われいます。
特にピンクや赤色の仏炎苞を持つ品種が効果が高いとされ、とても人気です。
恋愛運を高めたい場合はピンク色を品種を選び、西側に置きましょう。
結婚運上昇や、良縁を望む場合は、赤色の品種を選び東南に置きます。
アンスリウムが枯れてしまっては運気が下がってしまいます。
アンスリウムが苦手な強すぎる西日や、日光不足にならないように注意ながらアンスリウムを栽培し、運気アップを狙いましょう。
次はアンスリウムの品種や種類についてお伝えします。
アンスリウムの種類や品種は何があるの?珍しい品種はなに?
アンスリウムの品種は600種類以上あります。
代表的な品種は赤い仏炎苞を持つ「アンスリウム・アンドレアヌ」
白い大型の仏炎苞の「アンスリウム・アクロポリス」
ピンク色の仏炎苞の「アンスリウム・フローネ」
様々な大きさや色のアンスリウムがありますので、お好みのアンスリウムを見つけてください。
それでは最後に、これまでのおさらいをしていきましょう。
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アンスリウムのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは18個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①アンスリウムの育て方(環境、土、肥料、水やり)
アンスリウムは直射日光に弱いが、日当たりのいい場所で育てましょう。
土は水はけの良いものを選びます。
肥料は春から秋の成長期に速効性肥料を与えましょう。
水やりは春から秋の成長期は土が乾いてから水を与え、冬は土が乾いてから数日後に水を与えます。
葉水は年中通して葉の表と裏に行いましょう。
②アンスリウムの画像(写真)!特徴は?
アンスリウムはサトイモ科アンスリウム属の多年草です。
暖色系のハート型をした部分が花のように見えますが、実は違うんです。
その部分は仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれているもので、そこから出てくる細く黄色い突起が花なんですよ!
ハワイではバレンタインデーに贈る花として人気があるんだとか。素敵な風習ですね!
③アンスリウムの開花時期や季節はいつ頃なの?
アンスリウムの開花時期は5〜10月です。
④アンスリウムの値段や販売価格はいくら位なの?
アンスリウムの相場は、大体3000〜5000円です。
⑤アンスリウムの苗の植え付けや植え替えの時期と方法は?用土はどうする?
アンスリウムの植え付けの適期は5〜8月です。
鹿沼土に粒状のパーライトとピートモスを同じ比率で混ぜたものや、ヤシ殻専用の用土がおすすめですよ。
用意した鉢の3分の1ほどの深さまで用土を入れたら、株を入れた上から優しく土をかぶせていきます。
鉢の縁下5cmほどまで用土を満たしたら十分です。
植え替えについてですが、2~3年に1回を目安に、株分けを兼ねて行うのがよいでしょう。
適期は植え付けと同じく5月〜8月です。
根についた古い土を丁寧にはらい、子株を分けてから、新しい土と一緒に植え付けと同じ要領で植え替えてあげましょう。
⑥アンスリウムの鉢植えや地植え(花壇)、水耕栽培(ハイドロカルチャー)で育てる際のポイントは?
アンスリウムを育てる際のポイントは、日当たりです。
直射日光は強すぎて葉焼けしてしまいますが、かといって日当たりが悪いと花が咲かない原因にもなります。
室内で鉢植えを置く際には、レースのカーテン越しなど、半日陰の場所に置いてあげましょう。
ハイドロカルチャーのポイントは水やりです。
水が常に溜まっていると、酸素不足により根腐れやカビが発生することがあります。
ですので、必ず水がなくなったことを確認してから水やりをしてあげてくださいね。
⑦アンスリウムの寄せ植えに合う植物はなにがあるの?
カラジウムやベゴニア、ドラセナなどの模様がついた葉物と合わせれば、よりお互いが引き立つでしょう。
つる性のポトスやシンゴニウムと合わせて、ハンギングにするのもよいですね!
⑧アンスリウムの剪定(切り戻し)のポイントは?
春~秋の成長期の時期に合わせて、古い葉や邪魔な葉は思い切って剪定してしまいましょう!
また、花をよく咲かせるために花茎を根本から切り落とす花茎切りや、地上に露出している根をなるべく多くつけて切り戻す仕立て直しの作業なども、並行して行うとよいでしょう。
⑨アンスリウムの増やし方!挿し木や株分けの方法はどうするの?
アンスリウムは、2〜3年に1回、植え替えを兼ねて株分けをします。
アンスリウムの株分けに適した時期は、5月から8月です。
まずは植木鉢から取り出し、古い用土をていねいに取り除きましょう。
親株から子株を取り分け、親株は一回り大きな鉢に植え替えます。
取り分けた子株は、水ゴケかバーミキュライトに植えつけます。
挿し木の方法は、伸びすぎた茎を10センチの長さに切って葉を数枚残してからバーミキュライトに挿します。
⑩アンスリウムの種まき時期と種まきのポイントは?
アンスリウムの種まきの時期は、アンスリウム自身の耐寒性の弱さを考えて5〜8月頃に行いましょう。
アンスリウムの種まきのポイントは、採取後すぐに植えること。
すぐに植え付けに移れる体制を整えてから、採取を行ってくださいね。
⑪アンスリウムのかかりうる病気や害虫の対策方法は?
アンスリウムがかかりやすい病気は特にありませんが、害虫被害は多いです。
・カイガラムシ
・ハダニ
・アブラムシ
見つけ次第こまめに駆除することによって、頻繁な発生は防げます。
また、ある程度の風通しや湿度を保つことも予防につながります。
⑫アンスリウムの花が咲かない原因や枯れる(枯れた)原因と対策方法は?根腐れの対処はどうする?
葉がたくさん茂っているのに花が咲かない場合は日光不足が考えられます。
室内は照明なしでも本が読める明るい日陰に、屋外は曇り空くらいの明るさの日陰の場所に移動させましょう。
葉が葉が増えない場合は、根詰まりか肥料不足が考えられます。
植え替えで根詰まりを解消し、リン酸を多く含む肥料で肥料不足を解消できます。
根腐れは手遅れなことが多いですが、水やりを控え日当たりと風通しの良い場所で様子を見ましょう。
植え替えで根詰まりを解消し、葉水で湿度を上げることで空気中の乾燥を防ぐことができます。
栽培環境をよくしても新しい葉が出てくるまで1ヶ月から2ヶ月はかかるので、ゆっくり見守ってあげましょう。
⑬アンスリウムが赤くならないのはなぜ?
アンスリウムが上手く色づかない原因としては、日光不足や湿度不足が考えられます。
また、根詰まりしているということも原因のひとつかもしれません。
⑭アンスリウムに似た花は何がある?スパティフィラムとの違いは?
スパティフィラムはアンスリウムと同じくサトイモ科に属しており、同形の仏炎苞を持ちます。
しかし仏炎苞自体は、アンスリウムと比べてすっきりとした爽やかな印象があるんですよ。
色も白か緑が多いので、判別するにはそこで見分けるとよいかもしれませんね。
⑮アンスリウムの冬越しのやり方は?
アンスリウムは耐寒性に欠けるため、冬場は室内での栽培をおすすめします。
最低でも10℃以上の気温を保てる場所に置きましょう。
また、水やりも2週間に1回程度に減らして乾燥気味に管理します。
しかし、エアコンの温風が直接当たるなど、極度に乾いてしまう状態にはしないよう注意してください。
⑯アンスリウムの花言葉はなに?英語でなんていう?何日の誕生花なの?
赤のアンスリウムの花言葉は「情熱」
白のアンスリウムの花言葉は「熱心」
ピンクのアンスリウムの花言葉は「飾らない美しさ」
緑のアンスリウムの花言葉は「無垢な心」
以上がアンスリウムの花言葉になります。
また、アンスリウムは英語で「Anthurium」といい、読み方は日本語と同じですね。
誕生花についてですが、
1/14、1/22、2/13、3/17、8/7、8/8、8/10、8/25、11/13、12/11、2/16
のようです。
⑰アンスリウムと風水の関係は?玄関に置くといいの?方角はどうする?
ハート型の仏炎苞が、恋愛運アップに効果があると言われており、ピンクや赤色の仏炎苞を持つ品種が効果が高いとされています。
ピンク色を品種を西側に置くと恋愛運アップ。
赤色の品種を東南に置くと結婚運上昇、良縁アップ。
強い西日や日光不足に注意しながら、風水の運気を高めましょう。
⑱アンスリウムの種類や品種は何があるの?珍しい品種はなに?
アンスリウムの品種や仲間は600種類以上あります。
代表種は、赤色の「アンスリウム・アンドレアヌ」白色の「アンスリウム・アクロポリス」ピンク色の「アンスリウム・フローネ」などがあります。
これで、今回のアンスリウムについての記事は終わりです。
自分で育てても良し、プレゼントにしても良しのアンスリウムを大切に育ててあげてくださいね。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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