みなさんこんにちは。
今回は、カキドオシについてまとめていきたいと思います。
カキドオシは、シソ科カキドオシ属(グレコマ属)に属するツル性の山野草です。
日本の北海道~九州に分布し、海外では朝鮮半島、中国、台湾、シベリア、などに分布していて、野原、原野の草地、土手、道端、畑のわきなどに自生しています。
学名は、「Glechoma hederacea ssp. grandis」です。
今回は、カキドオシについてのポイント、
以上9個の点についてお伝えします。
まずはカキドオシの育て方からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
カキドオシの育て方(栽培方法)は?
カキドオシは、とても丈夫な植物なので比較的どんな環境でも育ちます。
しかし、成長の仕方がほかの植物と違い、はじめのうちは上にまっすぐ伸びていきますが、そのうち倒れて横に伸びるようになり、その後ツルを出して成長します。
ツルは横に伸びて垣根を超えるほどに成長するので、「カキドオシ」と呼ぶそうです。
横に伸びる性質があるので、蒸れには注意が必要です。
ここからさらに詳しくお伝えします。
最初は、カキドオシが好む環境についてお伝えします!
カキドオシの育て方!環境はどうする?
カキドオシは、日当たりの良い適度に湿度が保てる場所で育てましょう。
しかし、とても丈夫な植物なので育てる環境はあまり選びません。
自生地は日向が多いですが、半日蔭でも十分に育ちます。
次は、カキドオシに適した用土についてお伝えします!
カキドオシを育てる際の適した用土は何?
カキドオシを育てる場合は、適度に保湿ができる用土で育てましょう。
市販の山野草用培養土でも十分ですが、自分で土を配合する場合は、赤玉土(小粒)7:腐葉土3で混ぜ合わせましょう。
次は、カキドオシに必要な肥料についてお伝えします!
カキドオシの育て方!肥料はどうする?
カキドオシは、肥料がなくても十分に育ちます。
成長が悪い場合は、春か秋に緩効性の置き肥か液体肥料を追肥しましょう。
では次は、カキドオシの水やりポイントについてお伝えします!
カキドオシを育てる際の水の量はどうする?
カキドオシを地植えしている場合は、ほぼ降雨のみで育ちます。
鉢植えで育てている場合は、土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをしましょう。
以上で基本的なカキドオシの育て方については終わりです。
次はカキドオシの写真をお見せします!
カキドオシの画像(写真)!花や香りの特徴は?
カキドオシの花は、薄い紫色~淡紅紫色の唇形花です。
淡い紫色をした花が咲くと、とても目立ってお庭のアクセントになりますよ。
カキドオシの花が付く頃は5cm~20cmほどの草丈ですが、花が終わると徐々に横に伸びてツルを出し、ツルから根を出してどんどん横に広がっていきます。
その性質を生かして、グランドカバーに使用するのもおすすめです。
葉や茎全体には細い毛が生えていますが、ミントとバジルの中間のような、爽やかな香りがするそうです。
次に、カキドオシの開花時期をお伝えします!
カキドオシの開花時期や季節はいつ頃なの?
カキドオシの開花時期は、4〜5月です。
また、多年草なので毎年花が観られます。
次は、カキドオシの値段や販売価格はいくらぐらいなのかをお伝えします!
カキドオシの値段や販売価格はいくらぐらいなの?
カキドオシの苗は、400円~600円ほどで販売されています。
数株がセットになって販売されている苗もありますので、お好みに合わせて購入してくださいね。
それでは次に、カキドオシの苗の植え付け(植え方)や種まきのポイントをお伝えします!
カキドオシの苗の植え付け(植え方)や種まきのポイントは?
カキドオシの植え付けは、3月初旬~6月下旬か、10月〜11月に行いましょう。
言い換えれば、真夏や真冬を除いていつでも植え付けが可能です。
植え付けたら根付くまでは、乾燥させないように水やりを続けるのが一番のポイントです。
カキドオシの種まきは、種まきポットに2粒~3粒づつ撒いてもよいですが直播でも十分でしょう。
しかし、増やしたい場合は種まきよりも伸びたツルを切って増やす、株分けのほうが適しています。
次は、カキドオシに似た花(植物)をお伝えします!
カキドオシに似た花(植物)は何がある?グレコマに似ている?見分け方はあるの?
(バリエガタ)
グレコマとは、グレコマ属に属する植物の総称です。
グレコマ属はヨーロッパからアジアに数種が分布していて、日本にはカキドオシが自生しています。
グレコマ属の中でも、ヨーロッパ原産のセイヨウカキドオシの斑入り品種、「バリエガタ」が日本で一番流通しているグレコマです。
そのため、班入りのものがグレコマで班が無いのがカキドオシと言われることもありますが、カキドオシにも班入り品種がありますので注意が必要です。
バリエガタは、班が不規則で、葉に白い斑がなく全体が淡緑色になることもありますが、カキドオシの班入り品種はムラが無く、白い班が散らばるように入るのが特徴です。
次に、カキドオシの食べ方をお伝えします!
カキドオシの食べ方は?お茶にして飲むの?効能や効果は?
カキドオシは、日本で昔から薬草として用いられてきました。
生薬名は「連銭草(れんせんそう)」と言い、利尿、消炎作用、血糖値上昇を抑制する作用があると言われています。
また、「子どもの疳(かん)の虫」を取ってくれることから「かんとりそう」とも呼ばれているそうです。
お茶としてもとても人気があるカキドオシですが、生葉は、サラダや天ぷら、パスタ、炒め物にも利用できます。
次は、カキドオシの花言葉をお伝えします!
カキドオシの花言葉はなに?
カキドオシの花言葉は、「楽しみ」・「享楽」です。
このような花言葉は、春に美しい花を咲かせるカキドオシが待ち遠しい様子から名付けられたのでしょうか。
それでは最後に、カキドオシの種類や品種をお伝えします!
カキドオシの種類や品種は何があるの?
カキドオシには、「ライム・ミント」という班入りの品種があります。
上述したように、葉全体に白い斑が散らばるように入るのが特徴です。
それでは最後に、これまでのおさらいをしていきましょう。
カキドオシのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは9個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①カキドオシの育て方(環境、土、肥料、水やり)
カキドオシは、日当たりの良い適度に湿度が保てる場所で育てましょう。
適度に保湿ができる用土で育て、肥料はあまりいりません。
カキドオシを地植えしている場合は、ほぼ降雨のみで育ちます。
鉢植えで育てている場合は、土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをしましょう。
②カキドオシの画像(写真)!花や香りの特徴は?
カキドオシの花は、薄い紫色~淡紅紫色の唇形花です。
花が付く頃は5cm~20cmほどの草丈ですが、花が終わると徐々に横に伸びてツルを出し、ツルから根を出してどんどん横に広がっていきます。
葉や茎全体には細い毛が生えていますが、ミントとバジルの中間のような、爽やかな香りがするそうです。
③カキドオシの開花時期や季節はいつ頃なの?
カキドオシの開花時期は、4〜5月です。
④カキドオシの値段や販売価格はいくらぐらいなの?
カキドオシの苗は、400円~600円ほどで販売されています。
⑤カキドオシの苗の植え付け(植え方)や種まきのポイントは?
カキドオシの植え付けは、3月初旬~6月下旬か、10月〜11月に行いましょう。
植え付けたら根付くまでは、乾燥させないように水やりを続けるのが一番のポイントです。
カキドオシの種まきは、種まきポットに2粒~3粒づつ撒いてもよいですが直播でも十分でしょう。
しかし、増やしたい場合は種まきよりも伸びたツルを切って増やす、株分けのほうが適しています。
⑥カキドオシに似た花(植物)は何がある?グレコマに似ている?見分け方はあるの?
グレコマとは、グレコマ属に属する植物の総称です。
グレコマ属はヨーロッパからアジアに数種が分布していて、日本にはカキドオシが自生しています。
グレコマ属の中でも、ヨーロッパ原産のセイヨウカキドオシの斑入り品種、「バリエガタ」が日本で一番流通しているグレコマです。
そのため、班入りのものがグレコマで班が無いのがカキドオシと言われることもありますが、カキドオシにも班入り品種がありますので注意が必要です。
バリエガタは、班が不規則で、葉に白い斑がなく全体が淡緑色になることもありますが、カキドオシの班入り品種はムラが無く、白い班が散らばるように入るのが特徴です。
⑦カキドオシの食べ方は?お茶にして飲むの?効能や効果は?
カキドオシは、日本で昔から薬草として用いられてきました。
生薬名は「連銭草(れんせんそう)」と言い、利尿、消炎作用、血糖値上昇を抑制する作用があると言われています。
お茶としてもとても人気があるカキドオシですが、生葉は、サラダや天ぷら、パスタ、炒め物にも利用できます。
⑧カキドオシの花言葉はなに?
カキドオシの花言葉は、「楽しみ」・「享楽」です。
⑨カキドオシの種類や品種は何があるの?
カキドオシには、「ライム・ミント」という班入りの品種があります。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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