みなさんこんにちは。
今回は、タイワンホトトギスについてまとめていきたいと思います。
タイワンホトトギスは、ユリ科ホトトギス属の多年草で台湾や沖縄県の西表島に自生する高さ25~80cmの植物です。
日陰のやや湿った斜面や崖・岩場に見られ、直径2~3cmで紫色の斑点のある花を1~3輪上向きに咲かせます。
今回は、タイワンホトトギスについてのポイント、
以上9個の点についてお伝えします。
まずはタイワンホトトギスの育て方からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
タイワンホトトギスの育て方は?
タイワンホトトギスは風通しが良い、明るい半日陰で育てます。
日陰を好むホトトギスの中では日光に耐性がある丈夫な品種で、通常は日に当て、夏は直射日光に当たらない明るい日陰で管理するようにしましょう。
ここからさらに詳しくお伝えします。
最初は、タイワンホトトギスが好む環境についてお伝えします!
タイワンホトトギスの育て方!環境はどうする?
タイワンホトトギスは空中湿度が高い環境を好み、乾燥しやすい場所を避け、半日陰で湿り気のある場所で育てます。
葉を傷めないように空中湿度を50~60%に保ち、乾燥しやすい場所では風を防ぎ、マルチングや打ち水をするとよいでしょう。
庭植えの場合、余分な水につからないよう、少し土を盛り上げて植えます。
次は、タイワンホトトギスに適した用土についてお伝えします!
タイワンホトトギスを育てる際の適した用土は何?
タイワンホトトギスは水はけのよい用土を好み、市販の草花用培養土か山野草の土、赤玉土小粒・腐葉土・パーライトをそれぞれ3割混ぜたものを使用します。
次は、タイワンホトトギスに必要な肥料についてお伝えします!
タイワンホトトギスの育て方!肥料はどうする?
タイワンホトトギスは、元肥としてリン酸分が多めの緩効性化成肥料を3~4号鉢で一つまみ施します。
3~5月に親指大の固形油かすを3~4号鉢で月に1個施し、6~10月にリン酸が多めの液体肥料を週1回、2000倍に薄めて施します。
では次は、タイワンホトトギスの水やりポイントについてお伝えします!
タイワンホトトギスを育てる際の水の量はどうする?
タイワンホトトギスは湿り気を好むので、春から秋は毎日水やりします。
鉢植えの場合は土の表面が乾いたらたっぷりと与え、地植えの場合は夏に晴天が続いてひどく乾燥しないかぎりは降雨にまかせます。
7~9月の暑く乾燥する時期に湿度を保つため、1日に2~3回株の周囲に打ち水をし、霧吹きで株全体に水をかけ葉水を行います。
冬はタイワンホトトギスの休眠期なので、乾燥してから数日後水やりをします。
以上で基本的なタイワンホトトギスの育て方については終わりです。
次はタイワンホトトギスの写真をお見せします!
タイワンホトトギスの画像(写真)!花や色の特徴は?絶滅危惧種なの?
タイワンホトトギスの花は、漏斗状鐘形で約25mmの6枚の花びらをもち、中には噴水のような雄しべと雌しべが伸びています。
花の基部はぷっくりとふくらみ、鳥のホトトギスの胸のまだら模様に似ている斑点をつけた花を上向きにつけます。
花被片は斜めに開き、白色で先端が紫色で、花の内側には赤紫色の斑点があり、基部には黄色い斑点があります。
長い地下茎や毛がはえた茎はよく枝分かれして、葉は互生する単葉で長楕円形で、葉の裏面には毛がはえています。
タイワンホトトギスは、絶滅危惧1類Aに指定されています。
次に、タイワンホトトギスの開花時期や季節はいつ頃なのかについてお伝えします。
タイワンホトトギスの開花時期や季節はいつ頃なの?分布は?原産地はどこ?
タイワンホトトギスの開花時期は9~11月で、秋が見ごろとなっています。
タイワンホトトギスの原産地は台湾で、分布している地域は日本(西表島)・台湾です。
次に、タイワンホトトギスの値段や販売価格はいくらぐらいなのかについてお伝えします。
タイワンホトトギスの値段や販売価格はいくらぐらいなの?
タイワンホトトギスの苗は、1,000円程度~ネット販売されています。
次は、タイワンホトトギスの鉢植えや庭植えで育てる際の苗の植え付け(植え方)や植え替えの時期とやり方についてお伝えします。
タイワンホトトギスの鉢植えや庭植えで育てる際の苗の植え付け(植え方)や植え替えの時期とやり方は?
タイワンホトトギスの植え付け・植え替え適期はは2~3月で、庭植えの場合は3年に1回掘り上げて株を整理し、植え直します。
鉢の大きさは6〜7号鉢に1株を目安に植え付け、鉢植えの場合は1~2年に1回植え替えが必要です。
鉢植えの植え付けは、鉢底ネットと軽石を入れてから用土と苗を植え付け、鉢底からたっぷりと流れ出すまで十分に水を与えます。
植え替えの場合は水やりを控えて土を乾燥させ、株を取り出し根鉢を少しずつ崩し不要な根を切り取り、1/3くらいまでを目安に根鉢を小さくします。
タイワンホトトギスの根を大きく分け、株を新たに植え付けて増やすこともできます。
次は、タイワンホトトギスの剪定(切り戻し)の時期とやり方についてお伝えします。
タイワンホトトギスの剪定(切り戻し)の時期とやり方は?
タイワンホトトギスは基本的に剪定は必要ありませんが、5月下旬~6月に背丈を詰める摘心として茎を切り取ることもできます。
それでは、タイワンホトトギスの増やし方についてお伝えします!
タイワンホトトギスの増やし方!挿し木(挿し芽)のやり方はどうするの?
タイワンホトトギスは5~6月が挿し木の適期で、葉を3~4枚つけた茎を3節に切り赤玉土など清潔な用土にさし、日陰で水やりをして管理します。
株分けでも殖やすことができ、植え替えの際に自然に分かれている部分で分け、植え付けます。
タイワンホトトギスの種が11~12月上旬にとれるので、乾燥させて保存し、2~3月に用土にまいて増やすこともできます。
それでは次に、タイワンホトトギスの花言葉や和名や学名や英語名はなにかをお伝えします!
タイワンホトトギスの花言葉や和名や学名や英語名はなに?名前の由来はなに?何日の誕生花なの?
タイワンホトトギスの花言葉は、「秘めた意志」「永遠にあなたのもの」「永遠の若さ」です。
タイワンホトトギスの和名は「台湾杜鵑草」、別名は「ツルタイワンホトトギス (蔓台湾杜鵑草) 」「ホソバホトトギス (細葉杜鵑草)」です。
タイワンホトトギスの学名は「Tricyrtis formosana」、英語名は「Tricyrtis formosus」です。
斑点模様が鳥のホトトギスの胸の模様に似ていて、台湾で自生する植物から名前が付けられました。
ホトトギスは、9月11・12・16日、10月9・18日、11月29日の誕生花です。
最後に、タイワンホトトギスの種類や品種は何があるのかをお伝えします!
タイワンホトトギスの種類や品種は何があるの?ホトトギスとの違いや見分け方はなに?
ホトトギス属の植物は東アジアに19種生息して、日本には12種分布しており、この内の10種は日本固有種です。
山の斜面など湿気の多い場所を好み、ホトトギスに似た斑点模様の花を咲かせる特徴をもっています。
仲間には「ヤマホトトギス」「タマガワホトトギス」「シロバナヤマジノホトトギス」「キバナホトトギス」などがあります。
ホトトギスは日本の特産種で、「ホトトギス」と「タイワンホトトギス」との間の交配種も「ホトトギス」の名で流通しています。
タイワンホトトギスは茎の上部が枝分かれして花だけを複数つけ、長い地下茎をもっているのが、葉腋に花を付けるホトトギスとの違いです。
それでは最後に、これまでのおさらいをしていきましょう。
タイワンホトトギスのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは9個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①タイワンホトトギスの育て方(環境、土、肥料、水やり)
タイワンホトトギスは乾燥しやすい場所を避け、日当たりを好み、半日陰で湿り気のある場所で育てます。
風通しが良く明るい半日陰で空中湿度を50~60%に保ち、乾燥しやすい場所では風を防ぎ、マルチングや打ち水をするとよいでしょう。
水はけのよい用土を好み、市販の草花用培養土か山野草の土、赤玉土小粒・腐葉土・パーライトをそれぞれ3割混ぜたものを使用します。
元肥にリン酸分が多めの緩効性化成肥料を、3~5月に油かすを3~4号鉢で月に1個施し、6~10月に液体肥料を週1回、2000倍に薄めて施します。
春から秋は毎日土の表面が乾いたらたっぷりと与え、7~9月は1日に2~3回株の周囲に打ち水をし、霧吹きで株全体に水をかけ葉水を行います。
②タイワンホトトギスの画像(写真)!花や色の特徴は?絶滅危惧種なの?
タイワンホトトギスの花は鳥のホトトギスの胸のまだら模様に似ている斑点をつけ、白色で先端が紫色で、花の内側には全体に赤紫色の斑点があり、基部には黄色い斑点があります。
タイワンホトトギスは、絶滅危惧1類Aに指定されています。
③タイワンホトトギスの開花時期や季節はいつ頃なの?分布は?原産地はどこ?
タイワンホトトギスは9~11月開花し秋が見ごろで、原産地は台湾で、分布している地域は日本(西表島)・台湾です。
④タイワンホトトギスの値段や販売価格はいくらぐらいなの?
タイワンホトトギスの苗は、1,000円程度~ネット販売されています。
⑤タイワンホトトギスの鉢植えや庭植えで育てる際の苗の植え付け(植え方)や植え替えの時期とやり方は?
タイワンホトトギスの植え付け・植え替え適期はは2~3月で、庭植えの場合は3年に1回掘り上げて株を整理し、植え直します。
鉢の大きさは6〜7号鉢に1株を目安に植え付け、鉢植えの場合は1~2年に1回植え替えが必要です。
鉢植えの植え付けは、鉢底ネットと軽石を入れてから用土と苗を植え付け、鉢底からたっぷりと流れ出すまで十分に水を与えます。
植え替えの場合は水やりを控えて土を乾燥させ、株を取り出し根鉢を少しずつ崩し不要な根を切り取り、1/3くらいまでを目安に根鉢を小さくします。
⑥タイワンホトトギスの剪定(切り戻し)の時期とやり方は?
タイワンホトトギスは基本的に剪定は必要ありませんが、5月下旬~6月に背丈を詰める摘心として茎を切り取ることもできます。
⑦タイワンホトトギスの増やし方!挿し木(挿し芽)のやり方はどうするの?
タイワンホトトギスは5~6月が挿し木の適期で、葉を3~4枚つけた茎を3節に切り赤玉土など清潔な用土にさし、日陰で水やりをして管理します。
⑧タイワンホトトギスの花言葉や和名や学名や英語名はなに?名前の由来はなに?何日の誕生花なの?
タイワンホトトギスの花言葉は、「秘めた意志」「永遠にあなたのもの」「永遠の若さ」です。
タイワンホトトギスの和名は「台湾杜鵑草」、タイワンホトトギスの学名は「Tricyrtis formosana」、英語名は「Tricyrtis formosus」です。
斑点模様が鳥のホトトギスの胸の模様に似ていて、台湾で自生する植物から名前が付けられました。
ホトトギスは、9月11・12・16日、10月9・18日、11月29日の誕生花です。
⑨タイワンホトトギスの種類や品種は何があるの?ホトトギスとの違いや見分け方はなに?
ホトトギス属の植物は東アジアに19種生息して、日本には12種分布しており、この内の10種は日本固有種です。
仲間には「ヤマホトトギス」「 タマガワホトトギス」「シロバナヤマジノホトトギス」「キバナホトトギス」などがあります。
ホトトギスは日本の特産種で、「ホトトギス」と「タイワンホトトギス」との間の交配種も「ホトトギス」の名で流通しています。
タイワンホトトギスは茎の上部が枝分かれして花だけを複数つけ、長い地下茎をもっているのが、葉腋に花を付けるホトトギスとの違いです。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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