緑色の葉と白い小さな花の色合いが爽やかなネズミモチ。
モクセイ科イボタノキ属、常緑の小高木です。
果実がネズミの糞に、葉がモチノキに似ていることからこの名前になったそうです。
ネズミモチはとても育てやすく、生垣としても活躍してくれます。
ネズミモチを生垣として育てるポイントについても詳しく紹介していますので、チェックしてみてください。
今回はネズミモチについてのポイント、
以上10個についてお伝えします。
まずはネズミモチの育て方からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
ネズミモチの育て方は?
ネズミモチは比較的育てやすい植物です。
環境にも強く、潮風や排気ガスにも耐えてくれます。
また、特に土壌も選びません。
水や肥料も特に与える必要がありません。
とても育てやすい植物なのでぜひチャレンジしてみてください。
ここからさらに詳しくお伝えします。
最初は、ネズミモチが好む環境についてお伝えします!
ネズミモチの育て方!環境はどうする?
ネズミモチは日当たりのいい場所を好みます。
日陰でも育てることができますが、できるだけ日に当てましょう。
また、丈夫な植物なため排気ガスなどにも強く、生垣としても活躍してくれます。
刈り込みにも耐えてくれるため、樹形も整えやすいです。
次は、ネズミモチに適した用土についてお伝えします!
ネズミモチを育てる際の適した用土は何?
ネズミモチは場所を選ばすに育ってくれます。
ですが、乾燥している場所はあまり好まず、湿り気のある土を好みます。
庭植えの場合、まず根鉢より2倍ほど深い穴を掘りだしておきます。
そこへ、腐葉土を3割ほど混ぜておきましょう。
植え付け後に掘りだした土を戻しておきます。
次は、ネズミモチに必要な肥料についてお伝えします!
ネズミモチの育て方!肥料はどうする?
ネズミモチは肥料を特に必要としません。
ですが、生長が悪かったり、葉色が悪いときには与えます。
2~3月に緩効性の化成肥料を与えましょう。
株元にまいておきましょう。
次は、ネズミモチの水やりポイントについてお伝えします!
ネズミモチを育てる際の水の量はどうする?
ネズミモチは水を特に必要としません。
ですが、乾燥しやすい夏には与えるようにします。
昼間を避けた朝か夕方に与えます。
乾燥させすぎてしまうとあまり枝を伸ばしてくれません。
以上で基本的なネズミモチの育て方については終わりです。
次はネズミモチの開花時期についてお伝えします!
ネズミモチの開花時期はいつ頃?
ネズミモチの開花時期は6月です。
小さく白い花をたくさんつけてくれます。
また、モクセイ科の植物特有の甘い香りを放ちます。
緑色の葉色との相性が抜群で爽やかな印象を受けます。
梅雨の時期に確認してみてくださいね。
次は、ネズミモチを生垣で育てるポイントについてお伝えします!
ネズミモチを生垣で育てるポイントは?
ネズミモチで生垣を作る場合には、樹高が50cmほどになっている苗木を使います。
植え付ける前に支柱を立てます。
生垣として欲しい高さより低い支柱を2mほどの間隔で打っていきます。
そこへ竹を3本ほど渡し、支柱を固定させましょう。
そして、支柱の外側に50cmほど間隔を空けながら苗を植えていきます。
次は、ネズミモチの剪定についてお伝えします!
ネズミモチの剪定時期と剪定方法は?
ネズミモチの剪定は、新芽が生長しない6~7月と11~12月が適期です。
ただし、花芽は前の年の夏にできるので、花を咲かせたい場合には開花後すぐに剪定しましょう。
生垣としてネズミモチを育てている場合には、年に2~4度ほど剪定することをオススメします。
刈り込みにも耐えてくれるので、思い切って整えていきましょう。
混み合っている場所や樹形を乱す部分は剪定していきます。
次は、ネズミモチのかかりうる病気や害虫についてお伝えします!
ネズミモチのかかりうる病気や害虫は?対策方法も!
ネズミモチがかかりうる病気には、斑紋病があります。
葉に円の形をした斑紋ができ、どんどん広がって黒くなってしまう病気です。
風通しをよくすることで防除できるので、剪定などをしましょう。
ネズミモチが注意すべき害虫は、マエアカスカシノメイガです。
マエアカスカシノメイガの幼虫は新芽を食べてしまいます。
ですので、見つけ次第、駆除していきましょう。
次は、ネズミモチの増やし方についてお伝えします!
ネズミモチの増やし方は?
ネズミモチの増やし方には、挿し木と種まきがあります。
まずは種まきについて紹介します。
種は秋に収穫することができます。
収穫したら水洗いをして、皮を取り除いていきます。
そして、赤玉土(小粒)などにまけば完了です。
乾燥させすぎないように管理していると、春に発芽します。
次は、ネズミモチの挿し木についてお伝えします!
ネズミモチの挿し木のやり方は?
ネズミモチの増やし方の1つ、挿し木について説明します。
ネズミモチの挿し木は、6~7月、もしくは、9月に行います。
枝先から5cmほどの長さで切り取り、1時間ほど水をあげます。
その後、挿し木用の土などに挿しましょう。
乾燥させないように、水をたっぷりと与え、日陰で管理します。
次は、ネズミモチの効能や薬効についてお伝えします!
ネズミモチの効能や薬効ってどうなの?
ネズミモチは実だけでなく、葉や樹皮にも効能があるそうです。
具体的には、胃腸を丈夫にしてくれたり、心を休めてくれるそうです。
他にも、滋養強壮などの効能もあるようです。
主に、煎じたものをお茶にして飲むことが多いようです。
ぜひ参考にしてみてください。
次は、ネズミモチの値段や販売価格についてお伝えします!
ネズミモチの値段や販売価格っていくらぐらいなの?
ネズミモチは生垣で使われることも多いため、苗をセットで売っていることが多いようです。
1本だと600円ほどで購入できます。
10本だと5000円ほどで購入できるようです。
生垣として利用したい場合にはセットで購入するとよいかもしれません。
ニーズに合わせてお買い求めください。
次は、ネズミモチの花言葉についてお伝えします!
ネズミモチの花言葉はなに?
ネズミモチの花言葉は「名より実」です。
ネズミという名よりも、実用性のあることからきているそうです。
少しユニークな花言葉ですね。
それでは、最後に今回お伝えした事をまとめたいと思います。
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ネズミモチのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは10個ありました。
覚えているでしょうか?1個づつ振り返っていきましょう!
①ネズミモチの育て方(環境、土、肥料、水やり)
日当たりのいい場所を好みます。
土は、湿り気のあるものを好みます。
肥料は、特に必要としません。
水は、特に必要としません。
②ネズミモチの開花時期はいつ頃?
ネズミモチの開花時期は6月です。
③ネズミモチを生垣で育てるポイントは?
植え付ける前に支柱を立て、生垣として欲しい高さより低い支柱を2mほどの間隔で打っていきます。
そこへ竹を3本ほど渡して支柱を固定させ、支柱の外側に50cmほど間隔を空けながら苗を植えていきます。
④ネズミモチの剪定時期と剪定方法は?
ネズミモチの剪定は、新芽が生長しない6~7月と11~12月が適期です。
混み合っている場所や樹形を乱す部分は剪定していきます。
⑤ネズミモチのかかりうる病気や害虫は?対策方法も!
ネズミモチがかかりうる病気には、斑紋病があります。
風通しをよくすることで防除できるので、剪定などをしましょう。
ネズミモチが注意すべき害虫は、マエアカスカシノメイガです。
見つけ次第、駆除していきましょう。
⑥ネズミモチの増やし方は?
ネズミモチの増やし方には、挿し木と種まきがあります。
⑦ネズミモチの挿し木のやり方は?
ネズミモチの挿し木は、6~7月か9月に行います。
枝先から5cmほどの長さで切り取り、1時間ほど水をあげます。
その後、挿し木用の土などに挿しましょう。
⑧ネズミモチの効能や薬効ってどうなの?
胃腸を丈夫にしてくれたり、心を休めてくれるそうです。
他にも、滋養強壮などの効能もあるようです。
⑨ネズミモチの値段や販売価格っていくらぐらいなの?
1本だと600円ほど、10本だと5000円ほどで購入できるようです。
⑩ネズミモチの花言葉はなに?
ネズミモチの花言葉は「名より実」です。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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