みなさんこんにちは。
今回は、シャコバサボテンについてまとめていきたいと思います。
シャコバサボテンは、名前にサボテンとついていますが、他のサボテンとちょっと違います。
サボテンはトゲのついた茎の形を楽しみますが、シャコバサボテンは葉茎はもちろんのこと「花」も楽しむサボテンです。
この花を上手に咲かせるには、いくつか大事なポイントがあります!
この記事では「シャコバサボテンの花をたくさん咲かせるポイント」などを紹介していますので、どうぞ最後までご覧ください!
今回はシャコバサボテンについてのポイント、
以上16個の点についてお伝えします。
まずはシャコバサボテンの育て方からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
シャコバサボテンの育て方は?
シャコバサボテンは常緑の葉はもちろん、たくさんの花をつけるのが特徴です。
サボテンでは珍しく、暑さに弱い性質をもつので、光の量や温度管理がポイントになります。
きれいな花を咲かせるためには「落蕾」に注意が必要で、「葉摘み」も大事な作業なので覚えておきましょう。
ここからさらに詳しくお伝えします。
最初は、シャコバサボテンが好む環境についてお伝えします!
シャコバサボテンの育て方!環境はどうする?
シャコバサボテンは明るい日陰を好み、寒さと真夏の直射日光が苦手です。
4月中旬~10月中旬は屋外のよく日のあたる場所に置き、そのなかで梅雨時期~9月上旬までは半日陰の環境で、11月からの冬の間は室内で管理しましょう。
シャコバサボテンを育てるための適した環境がわかりましたね。
では次は「土」を用意しましょう。
次は、シャコバサボテンに適した用土についてお伝えします!
シャコバサボテンを育てる際の適した用土は何?
シャコバサボテンは水はけがよく、通気性のよい土を好みます。
配合する場合は「赤玉土3:ピートモス3:腐葉土2:パーライト1:バーミキュライト1」の割合がおすすめです。
シャコバサボテン(デンマークカクタス)専用の用土が売っているので、そちらを使うのもよいでしょう。
用土が用意できたら、肥料についてみてみましょう。
量や時期、頻度はどのようにすればよいのでしょうか?
次は、シャコバサボテンに必要な肥料についてお伝えします!
シャコバサボテンの育て方!肥料はどうする?
4月下旬~7月上旬に緩効性肥料を置き肥または、1000倍に薄めた液肥を7~10日に1回を目安に施します。
7月以降は肥料をとめましょう。
夏は肥料を控えることで、新芽が成長しすぎるのを抑え、花芽のつく成熟した茎を守ることができます。
花芽ができ始めるころには、肥料は切れているような状態にしましょう。
肥料と同じように、水やりも季節によって調整が必要です。
では次は、シャコバサボテンの水やりポイントについてお伝えします!
シャコバサボテンを育てる際の水の量はどうする?
花後~冬の時期と真夏は、シャコバサボテンの休眠期なので水やりは控えましょう。
この時期以外は、土が乾いてからたっぷり水やりを行います。
冬が近づくにつれて、徐々に回数を減らして調整します。
表土だけでなく、土の中も乾いていることを確認してください。
乾いていないうちに水やりをすると、土の中が蒸れて根腐れの原因になるので注意が必要です。
水やりをするときは、花や葉にかからないように株元に与え、時間帯は午前中が好ましいです。
以上で基本的なシャコバサボテンの育て方については終わりです。
次はシャコバサボテンの開花時期や季節についてお伝えします!
シャコバサボテンの開花時期や季節っていつなの?
シャコバサボテンの開花時期は11〜3月です。
ぎざぎざの葉が節でいくつも重なり、その先に赤やピンクなどの花を咲かせます。
花を咲かせるには、たくさん花芽をつけることが大切です。
花芽をつけるにはいくつかポイントがあります。
次はシャコバサボテンの花を咲かせるポイントについてお伝えします!
シャコバサボテンの花を咲かせるポイントは?
シャコバサボテンの花を咲かせるために、花芽をたくさん育てましょう。
そのためにはまず「光の量」が重要なポイントです。
シャコバサボテンは「短日植物」といって、日をあてすぎると花芽が育たない種類の植物です。
これは電気などの明かりも含まれます。
秋以降は蕾がつくまで、夜間に照明があたらない場所へ置くことが、花芽を作るポイントになります。
花芽をつきやすくするためには「葉摘み」という剪定作業も大切なポイントです。
蕾が落ちてしまう「落蕾」にも注意しましょう。
ではまず「落蕾」についてもう少し詳しくみてみましょう。
落蕾と一緒に、花が落ちる原因も合わせてお伝えします!
次はシャコバサボテンの蕾などが落ちてしまう原因と対策についてお伝えします。
シャコバサボテンの蕾などが落ちてしまうけど対策はどうする?
シャコバサボテンは環境に敏感なので、購入してきてすぐなど、環境が変わると蕾が落ちてしまう場合が多くあります。
この場合は動かさずに、環境に慣らしてあげましょう。
蕾がつく時期は9月~11月中旬です。
蕾がつき始めた時期に、シャコバサボテンを移動などすると、蕾が落ちてしまいます。
この時期は動かさずに、同じ場所で管理するようにしましょう。
蕾ができる前に、屋外から室内へと移動するのがよいですね。
花が落ちてしまう原因には、室内の温度に原因があります。
シャコバサボテンの生育適温は15~20℃なので、室内の温度が高すぎると花が落ちてしまいます。
激しい温度差もよくありません。
室温は低めに保つことで長く花が楽しめるので、室内に入れる場合は「一定の温度」と「光の当たり具合」が適した場所を選びましょう。
シャコバサボテンは基本的に鉢植えで育てます。
鉢植えで育てる場合は次のようなことに注意しましょう。
次はシャコバサボテンを鉢植えで育てる際の注意点をお伝えします!
シャコバサボテンを鉢植えで育てる際の注意点は?
シャコバサボテンの鉢植え栽培で最も注意しなければ行けないのが「根腐れ」です。
根腐れを防ぐためには、定期的な植え替えが必要になります。
適した水やりを行うことも大切なポイントです。土が蒸れやすい夏の時期はとくに注意しましょう。
サボテンや多肉植物を水耕栽培で育てるのが、インテリアとしてもオシャレでたいへん人気があります。
ではシャコバサボテンは水耕栽培することができるのでしょうか?
「多湿に注意なんだからできないでしょ!」「サボテンが大丈夫なんだから、できるのでは?」
あなたはどっちだと思いますか?
次はシャコバサボテンの水耕栽培についてお伝えします!
シャコバサボテンの水耕栽培で育てるポイントは?
結論から言うと「不可能ではない」です。
ちょっと曖昧な言い方になった理由は、シャコバサボテンは一般的には水耕栽培に向かない植物とされているためです。
水耕栽培のポイントは「根」にあります。
シャコバサボテンの根を優しくきれいに水洗いをしたら、根の半分が浸るくらいの水、または水を含ませたスポンジに挿しましょう。
スポンジはサイコロ状にし、根が広がるようにするのがポイントです。
根元が水に浸らないように注意してください!
水が傷むと根も腐ってしまうので、直射日光のあたる場所は避けて、水替えを定期的に行い、水の状態を常にきれいに保ちましょう。
土よりも花つきは少なくなるかもしれませんが、水耕栽培に挑戦するときは参考にしてみてくださいね!
シャコバサボテンの花芽をたくさんつけるためには「葉摘み」が大切だとお伝えしましたね。
この葉摘みを含めた「剪定」が花つきをよくするための大切な作業になります。
次はシャコバサボテンの剪定時期や剪定方法についてお伝えします!
シャコバサボテンの剪定時期や剪定方法は?
シャコバサボテンの剪定は「葉摘み」と「切り戻し」を行います。
「葉摘み」は4月頃に全体のバランスを整えるために、株元から5節ほど葉を残しその先を摘み取ります。
節をひねるようにすると簡単に摘み取れますよ。
秋に新しく伸びた赤みを帯びた葉は、取ることで花芽がつきやすくなります。
花つきが悪くなってきたり、茎だけが伸びるようなときは、春に全体の3分の1程度を残して、葉をひねり取る「切り戻し」を行いましょう。
新しい枝がつくのが促され、形を整えることもできます。
剪定で摘み取った葉を、挿し木(葉挿し)に利用することができますよ。
挿し木については後ほどお伝えします!
「鉢植えで育てるポイント」で定期的な植え替えが必要だとお伝えしました。
定期的とは、どのくらいの頻度なのでしょうか?植え替えのやり方も合わせてお伝えします!
次はシャコバサボテンの植え替え時期とやり方についてお伝えします。
シャコバサボテンの植え替え時期とやり方は?
シャコバサボテンは2年に1回のペースで植え替えを行います。あたたかくなる4月頃がよいでしょう。
植え替えの1週間前から、水やりを控えて土を乾燥させます。
根についた土を3分の1ほど落として新しい土に植え替えしましょう。
シャコバサボテンは株があまり大きくならないので、株の大きさが変わっていないようなら、同じ鉢に植えて構いません。
株の状態に合わせて、成長していれば1回り大きな鉢に植え替えしてくださいね。
根に傷がつくと、成長が悪くなってしまうので、根を傷つけないように注意が必要です。
黒く傷んでいる根は取り除きましょう。根が乾いてしまわないように素早く行うのもポイントです。
植え替え後はすぐに水やりを行わず、1週間ほど経ってから水やりや肥料を与えましょう。
育て方のポイントについてお伝えしてきましたが、こうして育てていても、葉が枯れてきてしまうことがあります。
シャコバサボテンの葉はどうして枯れてしまうのでしょうか?
次はシャコバサボテンの枯れる原因と対策についてお伝えします!
シャコバサボテンの枯れる原因と対策は?
シャコバサボテンの葉がしわしわになってしまったり、枯れてしまうのにはいくつか原因が考えられます。
葉がしわしわになってしまうのは、水分不足が考えられます。
土もかなり乾燥している場合は十分に水やり、または潅水(鉢底から水を吸い上げる方法)を行いましょう。
土に湿り気があるのに、葉がしわしわになっている、葉が赤っぽくなってきた場合は「根腐れ」が考えられます。
株を抜いて根が傷んでる部分はすべて切り取り、枯れた葉も落として新しい土に植えてください。
根の傷みがあまりに広範囲の場合は、株がどんどん弱っていくので、元気な葉を取って葉挿しで増やした方がよいでしょう。
直射日光にあたり、葉焼けを起こした可能性もあります。
真夏の直射日光や西日には、とくに注意が必要です。
5℃以下の環境で、霜にあたったり土が凍結してしまうと、枯れてしまうことがあります。
秋には室内に入れて、霜にあたらないようにしましょう。
枯れる原因はこの他に、害虫の被害を受けている可能性もあります。
シャコバサボテンはどのような害虫に注意すればよいのでしょうか?
次はシャコバサボテンが注意する害虫の種類や対策についてお伝えします!
シャコバサボテンが注意する害虫の種類と対策は?
シャコバサボテンが注意しなければいけない害虫に「ナメクジ」「ケムシ」「ヨトウムシ」があります。
やわらかい新芽や葉を食べてしまうので、見つけ次第すぐに駆除しましょう。
薬剤散布で防虫することもできます。
ナメクジとヨトウムシは夜行性なので、夜に様子をみてあげるようにしましょう。
比較的寒さには強いシャコバサボテンですが、冬は外で越冬することは厳しいので室内管理になります。
冬の間は次のようなことに注意しながら、管理をしましょう。
次はシャコバサボテンの冬の管理についてお伝えします!
シャコバサボテンの冬の管理(冬越し)のポイントは?
シャコバサボテンは霜にあたると葉が傷み、土が凍ると根が傷んで枯れる原因になるので、霜が降りる前に室内へ入れましょう。
暖房の効き過ぎた部屋に置くと、花が落ちてしまいます。
適温(15~20℃)を保てる場所に置いてください。
寒暖差が大きいと蕾や花が落ちてしまうので、昼と夜の温度の差が少ない場所が好ましいです。
水やりは控えめに、乾燥気味に管理します。
夜間の照明にも注意しましょう。どうしても夜間、明かりが当たるような場所は、大きめの段ボールを上から被せてあげると、遮光できるので試してみてくださいね。
シャコバサボテンの育成に慣れてきたら、剪定した葉を使って増やしてみませんか?
次はシャコバサボテンの増やし方についてお伝えします!
シャコバサボテンの増やし方は?
シャコバサボテンは「挿し木(葉挿し)」で増やすことができます。
とても簡単なので、ぜひ挑戦してみてくださいね!
では次ではシャコバサボテンの挿し木の方法について詳しくお伝えします!
シャコバサボテンの挿し木(葉挿し)の方法は?
剪定のときに摘んだ葉を使いましょう。
硬くなっていない葉を選び、2~3節の長さにします。
3.5号鉢に植え付け用の土を入れて、10本ほどの葉を丸く円を描くように挿していきましょう。
土が乾燥しないように、風通しのよい明るい日陰で管理します。
根が張ったら、通常通りに育てていきます。大きくなったら植え替えをしましょう。
初めてシャコバサボテンを育てる方のために、シャコバサボテンの値段や価格をご紹介します!
購入の際の参考にしてくださいね。
次はシャコバサボテンの値段や販売価格についてお伝えします!
シャコバサボテンの値段や販売価格はどのくらい?
シャコバサボテンは3.5号鉢で1000円前後で販売されています。
株が大きくなるにつれて、値段が上がります。
よい株の選び方は、葉はつやのある濃緑色のものを選びましょう。
赤っぽいものや、しわのあるものは、おすすめできません。
蕾がついているものが多いですが、小さい蕾は家に持っていくと環境の変化で落ちてしまうことがあります。
しかし環境に慣れれば、また新しい蕾をつけるので安心してくださいね。
シャコバサボテンには別名「デンマークカクタス」「クリスマスカクタス」という名前があります。
これはデンマークで品種改良されたものが普及したことと、シャコバサボテンがクリスマスの時期に花をさかせることに由来しています。
では花言葉にはどのようなものがあるのでしょうか?
次はシャコバサボテンの花言葉についてお伝えします!
シャコバサボテンの花言葉はなに?
シャコバサボテンの花言葉は「冒険」「波乱万丈」「美しい眺め」「一時の美」などがあります。
「美しい眺め」は、シャコバサボテンの花が咲いた姿からこの花言葉がつけられました。
シャコバサボテンには、葉の形や花の色など、実にさまざまな品種があります。
次はシャコバサボテンの種類や品種についてお伝えします!
シャコバサボテンの種類や品種には何がある?
シャコバサボテンの品種を花の色別にご紹介します!
・赤色の花
「スカーレット」「コンペイトウ」「ダークマリー」
・ピンク色の花
「モモコ」「リタ」「エバ」
・黄色系の花
「イエローマジック」「サニーブライト」「オレンジカーニバル」
・白色の花
「ホワイトクリスマス」「キングベル」「ホワイトベル」
まだまだたくさんの品種があるので、お好みのものを探してみてくださいね!
それでは、最後に今回お伝えした事をまとめたいと思います。
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いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは16個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①シャコバサボテンの育て方(環境、土、肥料、水やり)
シャコバサボテンは明るい日陰を好み、寒さと真夏の直射日光が苦手です。
4月中旬~10月中旬は屋外のよく日のあたる場所に置き、そのなかで梅雨時期~9月上旬までは半日陰の環境で、11月からの冬の間は室内で管理しましょう。
シャコバサボテンは水はけがよく、通気性のよい土を好みます。
配合する場合は「赤玉土3:ピートモス3:腐葉土2:パーライト1:バーミキュライト1」の割合がおすすめです。
シャコバサボテン(デンマークカクタス)専用の用土が売っているので、そちらを使うのもよいでしょう。
4月下旬~7月上旬に緩効性肥料を置き肥または、1000倍に薄めた液肥を7~10日に1回を目安に施します。7月以降は肥料をとめましょう。
花後~冬の時期と真夏は、シャコバサボテンの休眠期なので水やりは控えましょう。
この時期以外は、土が乾いてからたっぷり水やりを行います。
表土だけでなく、土の中も乾いていることを確認してください。
乾いていないうちに水やりをすると、土の中が蒸れて根腐れの原因になるので注意が必要です。
②シャコバサボテンの開花時期や季節っていつなの?
シャコバサボテンの開花時期は11~3月です。
③シャコバサボテンの花を咲かせるポイントは?
シャコバサボテンは「短日植物」といって、日をあてすぎると花芽が育たない種類の植物です。
これは電気などの明かりも含まれます。
秋以降は蕾がつくまで、夜間に照明があたらない場所へ置くことが、花芽を作るポイントになります。
花芽をつきやすくするためには「葉摘み」という剪定作業も大切なポイントです。
蕾が落ちてしまう「落蕾」にも注意しましょう。
④シャコバサボテンの蕾などが落ちてしまうけど対策はどうする?
シャコバサボテンは環境に敏感なので、購入してきてすぐなど、環境が変わると蕾が落ちてしまう場合が多くあります。
この場合は動かさずに、環境に慣らしてあげましょう。
蕾がつく時期は9月~11月中旬です。この時期にシャコバサボテンを移動などすると、蕾が落ちてしまいます。この時
期は動かさずに、同じ場所で管理するようにしましょう。
花が落ちてしまう原因には、室内の温度に原因があります。
シャコバサボテンの生育適温は15~20℃なので、室内の温度が高すぎると花が落ちてしまいます。
激しい温度差もよくありません。
室内に入れる場合は「一定の温度」と「光の当たり具合」が適した場所を選びましょう。
⑤シャコバサボテンを鉢植えで育てる際の注意点は?
シャコバサボテンの鉢植え栽培で最も注意しなければ行けないのが「根腐れ」です。
根腐れを防ぐためには、定期的な植え替えが必要になります。
適した水やりを行うことも大切なポイントです。土が蒸れやすい夏の時期はとくに注意が必要です。
⑥シャコバサボテンの水耕栽培で育てるポイントは?
水耕栽培のポイントは「根」にあります。
シャコバサボテンの根を優しくきれいに水洗いをしたら、根の半分が浸るくらいの水、または水を含ませたスポンジに挿しましょう。
スポンジはサイコロ状にし、根が広がるようにするのがポイントです。
根元が水に浸らないように注意してください!
水が傷むと根も腐ってしまうので、直射日光のあたる場所は避けて、水替えを定期的に行い、水の状態を常にきれいに保ちましょう。
⑦シャコバサボテンの剪定時期や剪定方法は?
シャコバサボテンの剪定は「葉摘み」と「切り戻し」を行います。
葉摘みは4月頃に全体のバランスを整えるために、株元から5節ほど葉を残しその先を摘み取ります。
秋に新しく伸びた赤みを帯びた葉は、取ることで花芽がつきやすくなります。
花つきが悪くなってきたり、茎だけが伸びるようなときは、春に全体の3分の1程度を残して、葉をひねり取る「切り戻し」を行いましょう。
新しい枝がつくのが促され、形を整えることもできます。
⑧シャコバサボテンの植え替え時期とやり方は?
シャコバサボテンは2年に1回のペースで植え替えを行います。あたたかくなる4月頃がよいでしょう。
植え替えの1週間前から、水やりを控えて土を乾燥させます。
根についた土を3分の1ほど落として新しい土に植え替えしましょう。
株の状態に合わせて、成長していれば1回り大きな鉢に植え替えしてください。
このとき、根を傷つけないように注意が必要です。
根に傷がつくと、成長が悪くなってしまいます。
黒く傷んでいる根は取り除きましょう。根が乾いてしまわないように素早く行うのもポイントです。
植え替え後はすぐに水やりを行わず、1週間ほど経ってから水やりや肥料を与えましょう。
⑨シャコバサボテンの枯れる原因と対策は?
葉がしわしわになってしまうのは、水分不足が考えられます。
土もかなり乾燥している場合は十分に水やり、または潅水(鉢底から水を吸い上げる方法)を行いましょう。
土に湿り気があるのに、葉がしわしわになっている、葉が赤っぽくなってきた場合は「根腐れ」が考えられます。
株を抜いて根が傷んでる部分はすべて切り取り、枯れた葉も落として新しい土に植えてください。
根の傷みがあまりに広範囲の場合は、株がどんどん弱っていくので、元気な葉を取って葉挿しで増やした方がよいでしょう。
直射日光にあたり、葉焼けを起こした可能性もあります。真夏の直射日光や西日には、とくに注意が必要です。
5℃以下の環境で、霜にあたったり土が凍結してしまうと、枯れてしまうことがあります。
秋には室内に入れて、霜にあたらないようにしましょう。
⑩シャコバサボテンが注意する害虫の種類と対策は?
シャコバサボテンが注意しなければいけない害虫に「ナメクジ」「ケムシ」「ヨトウムシ」があります。
やわらかい新芽や葉を食べてしまうので、見つけ次第すぐに駆除しましょう。
薬剤散布で防虫することもできます。
⑪シャコバサボテンの冬の管理(冬越し)のポイントは?
シャコバサボテンは霜にあたると葉が傷み、土が凍ると根が傷んで枯れる原因になるので、霜が降りる前に室内へ入れましょう。
適温(15~20℃)を保てる場所に置いてください。寒暖差が大きいと蕾や花が落ちてしまうので、昼と夜の温度の差が少ない場所が好ましいです。
水やりは控えめに、乾燥気味に管理します。
夜間の照明にも注意しましょう。どうしても夜間、明かりが当たるような場所は、大きめの段ボールを上から被せてあげると、遮光できるので試してみてくださいね。
⑫シャコバサボテンの増やし方は?
シャコバサボテンは「挿し木(葉挿し)」で増やすことができます。
⑬シャコバサボテンの挿し木(葉挿し)の方法は?
硬くなっていない葉を選び、2~3節の長さにします。
3.5号鉢に植え付け用の土を入れて、10本ほどの葉を丸く円を描くように挿していきましょう。
土が乾燥しないように、風通しのよい明るい日陰で管理します。
根が張ったら、通常通りに育てていきます。大きくなったら植え替えをしましょう。
⑭シャコバサボテンの値段や販売価格はどのくらい?
シャコバサボテンは3.5号鉢で1000円前後で販売されています。
⑮シャコバサボテンの花言葉はなに?
シャコバサボテンの花言葉は「冒険」「波乱万丈」「美しい眺め」「一時の美」などがあります。
⑯シャコバサボテンの種類や品種には何がある?
シャコバサボテンの品種を花の色別にご紹介します!
・赤色の花
「スカーレット」「コンペイトウ」「ダークマリー」
・ピンク色の花
「モモコ」「リタ」「エバ」
・黄色系の花
「イエローマジック」「サニーブライト」「オレンジカーニバル」
・白色の花
「ホワイトクリスマス」「キングベル」「ホワイトベル」
まだまだたくさんの品種があります。お好みのものを探してみてくださいね!
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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