多肉植物ブームのきっかけとなった植物、セダム。
セダムはベンケイソウ科マンエンングサ属の多肉植物です。
育てやすく、種類も豊富であるため、インテリアとしても人気です。
セダムの魅力を存分に紹介していきます。
もう育てている方もこれから育てる方も、ぜひチェックしていってください。
今回はセダムについてのポイント、
以上の14個についてお伝えします。
まずはセダムの育て方からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
セダムの育て方は?
セダムには夏型、春秋型、冬型のものがあります。
どの種類なのかを確認してから育てていきましょう。
セダムは耐暑性も耐寒性も持ち合わせており、非常に丈夫な植物です。
注意点としては、多肉植物なので過湿には弱いです。
ですが、とっても育てやすい植物ですので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
ここからさらに詳しくお伝えします。
最初は、セダムが好む環境についてお伝えします!
セダムの育て方!環境はどうする?
セダムは多肉植物であるため、多湿な環境に弱いです。
ですので、梅雨には雨が当たらない、風通しのいい場所で管理しましょう。
他の時期は、日当たりと風通しのいい場所で育てましょう。
強い霜に当たったとしても、傷むことはありません。
1年を通して、屋外でも育てることができる植物です。
次は、セダムに適した用土についてお伝えします!
セダムを育てる際の適した用土は何?
セダムは水はけのいい土が適しています。
自分で作る場合、赤玉土(小粒)を5、腐葉土を3、パーライトを2の割合で混ぜるとよいでしょう。
また、川砂を混ぜると排水性や通気性が増します。
排水性や通気性が増すことで、根腐れを防ぐこともできます。
参考にしてみてくださいね。
次は、セダムに必要な肥料についてお伝えします!
セダムの育て方!肥料はどうする?
セダムは多肉植物ですので、葉や茎に栄養分を蓄えます。
ですので、肥料はほとんど必要ありません。
植える際に、腐葉土を混ぜる程度で構いません。
逆に肥料を与えてしまうと、肥料焼けを起こしてしまうことがあります。
肥料焼けが原因で最悪の場合、枯れてしまうこともあるので注意してくださいね。
次は、セダムの水やりポイントについてお伝えします!
セダムを育てる際の水の量はどうする?
セダムは葉に水を貯め込む多肉植物ですので、過湿を嫌います。
鉢植えの場合、セダムの生育期である3~6月と9~11月には、3日1度の頻度で水を与えます。
土の表面が乾燥したらたくさん水を与えましょう。
冬には生育が鈍るため、週に1度、霧吹きで与えるくらいで大丈夫です。
庭植えの場合、ほとんど水やりは必要ありません。
雨の多い梅雨の時期には、雨除けカバーなどを用いて、過湿の状態にならないようにしましょう。
以上で基本的なセダムの育て方については終わりです。
次はセダムの開花時期についてお伝えします!
セダムの開花時期はいつ頃?
セダムの開花時期は、種類によって異なりますが、2~11月です。
主に、6~9月に咲く種類が多いです。
ですが、冬まで咲き続けてくれる種類もあるため、様々な季節で楽しむことができます。
白から黄色、オレンジ、赤、紫など色のバリエーションも豊富です。
ぜひ、お気に入りのセダムを見つけてみてください。
次は、セダムの剪定についてお伝えします!
セダムの剪定時期と剪定ポイントは?
セダムはよく生長するので、通気性を確保するためにも剪定を行いましょう。
セダムの剪定は3月か9月が適期です。
セダムの剪定は、切り戻しが基本です。
伸びすぎている枝は切り戻していきます。
このとき、枯れている茎なども取り除いていきましょう。
剪定を行うことで、新芽の生育がよくなります。
ですので、1年に1度は剪定を行いましょう。
次は、セダムを鉢植えで育てるポイントについてお伝えします!
セダムを鉢植えで育てるポイントは?
セダムは非常に丈夫な植物なので、底に穴が空いている鉢であればどんなものでも育ちます。
ここから鉢植えの手順について、紹介します。
まず、鉢の底にネットを敷き、その上から軽石を敷きます。
次に、鉢に2/3くらい土を入れ、苗を植えます。
その後、苗と鉢をなじませるように土を入れていきます。
植え付けが完了したら、1週間ほどは水を与えないようにします。
根が定着するまでは日陰で、定着してからは日当たりのいい場所で育てましょう。
次は、セダムを地植え(庭植え)で育てるポイントについてお伝えします!
セダムを地植え(庭植え)で育てるポイントは?
セダムは鉢植えだけでなく、地植えでも育てることができます。
場所は、日当たりと風通しのいい場所が適しています。
まず、植える場所を決めたら、土を10cmほど掘りましょう。
そこへセダムの苗を植えていくのですが、このとき、根をほぐしながら植えましょう。
植え付けが完了したら、鉢植えと同じように、1週間ほどは水を与えないようします。
次は、セダムの植え替えについてお伝えします!
セダムの植え替えの時期とポイントは?
セダムの植え替えは、生育期である3~5月が適期です。
頻度としては2年に1度、植え替えます。
植え替えをする際はまず、セダムを乾かし気味にします。
そして、鉢から取り出して植え替えましょう。
植え替えをして5日ほど経ったら、水を与えます。
次は、セダムの寄せ植えについてお伝えします!
セダムの寄せ植えのポイントは?
セダムの寄せ植えのポイントとしては、同じような育ち方をする植物と一緒に植えることです。
同じ多肉植物であったとしても、夏型のものや冬型のものなど様々です。
違う育ち方をするものと一緒に植えてしまうと、必要とする水の量の違いなどから枯れてしまうこともあります。
注意してください。
また、寄せ植えをする際には色や形を意識すると、素敵な寄せ植えが完成すると思います。
多肉植物での寄せ植えは可愛らしく、インテリアとしても映えるため、参考にしてみてください。
次は、セダムが枯れる原因と対策についてお伝えします!
セダムが枯れる原因と対策方法は?
セダムは常緑種と落葉種があります。
落葉種の場合には、花を咲かせた後に枯れます。
ですが、その後にはしっかりと葉をつけるので安心してください。
また、害虫が原因で枯れてしまうことがあります。
注意すべき害虫は、カイガラムシやアブラムシです。
見つけ次第、駆除していきましょう。
次は、セダムの冬越しについてお伝えします!
セダムの冬越しはどうするの?
セダムは耐寒性が強いため、冬越しさせやすいです。
基本的に、気温が0℃を下回ったら室内へと取り込みましょう。
冬には生育が鈍るため、水はあまり与えないようにします。
霧吹きで与える程度で十分でしょう。
与えるタイミングは、葉の表面に張りがなくなったように感じたときです。
次は、セダムの増やし方についてお伝えします!
セダムの増やし方は?
セダムの増やし方には、挿し木、葉挿し、株分けの3つがあります。
株分けは、植え替えと同時期に行うとよいでしょう。
鉢から株を抜き、根の周囲についている土を落としたら、手で株を分けていきます。
分けた株は、1週間ほど日陰で管理し、乾燥させます。
その後、植え付ければ完了です。
挿し木と葉挿しについては以下で詳しく紹介していきます。
次は、セダムの挿し木についてお伝えします!
セダムの挿し木のやり方は?
セダムの増やし方の1つ、挿し木について詳しく紹介していきます。
セダムの挿し木は3~4月か9~10月が適期です。
まず、挿し木に使う茎を選びます。
基本的にどこを切っても構いません。
切り終えたら、下葉を3枚ほど摘み取ります。
その後、1ヶ月ほどかけて切り口を乾燥させます。
乾燥させている間に切り口から根が出てきたら、土へと植えていきます。
植え付け後は1週間ほどは日陰で管理し、水を与えないようにします。
1週間ほど経ったら、日当たりのいい場所へ移し、水を与えてください。
次は、セダムの葉挿しについてお伝えします!
セダムの葉挿しのやり方はどうする?
セダムの増やし方のもう1つである、葉挿しについて詳しく紹介していきます。
セダムの葉挿しは挿し木と同様、3~4月か9~10月が適期です。
まず、付け根部分から葉を取ります。
次に、トレイなどに土を敷いたその上に葉を並べ、半日陰で管理します。
そうすると切り口から根がでてくるので、根を確認したら、土を湿らせます。
そして、1ヶ月ほど経過したら、鉢上げすることができます。
このときチェックするポイントは、古い葉は枯れているか、2cm以上の新しい葉がついているかです。
次は、セダムの花言葉についてお伝えします!
セダムの花言葉はなに?
セダムの花言葉には「落ち着き」「静寂」「枯れることのない愛」などがあります。
「落ち着き」は、どんな場所でも育ちやすいことからきているといわれています。
「静寂」は、岩場や海岸でひっそりと広がっている姿からつけられたといわれています。
「枯れることのない愛」は、花を咲かせる期間が長いことからきているそうです。
プレゼントをするときなどの参考にしてみてくださいね。
次は、セダムの種類や品種についてお伝えします!
セダムの種類や品種は何がある?
セダムは世界で500種以上が確認されています。
日本で見かけるものでは、日本が原産のものとメキシコやロシアが原産のものの2つに分けることができます。
日本が原産のものには、キリンソウやマンネングサなどがあります。
キリンソウは、岩などに群生しており、斜めに向かって生えているのが特徴です。
マンネングサは、長いものでは草丈が20cmほどにもなります。
メキシコやロシアが原産のものには、メキシコマンネングサやコーカサスキリンソウなどがあります。
メキシコマンネングサは、黄色の花を密に咲かせることが特徴です。
コーカサスキリンソウは、赤と白の斑が入るもので、可愛らしい品種です。
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セダムのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは14個ありました。
覚えているでしょうか?1個づつ振り返っていきましょう!
①セダムの育て方(環境、土、肥料、水やり)
日当たりと風通しのいい場所で育てましょう。
土は、水はけのいいものが適しています。
肥料は、ほとんど必要ありません。
水は、鉢植えの場合には生育期である3~6月と9~11月に、3日1度の頻度で水を与えます。
庭植えの場合、ほとんど水やりは必要ありません。
②セダムの開花時期はいつ頃?
セダムの開花時期は、種類によって異なりますが、2~11月です。
主に、6~9月に咲く種類が多いです。
③セダムの剪定時期と剪定ポイントは?
セダムの剪定は3月か9月が適期です。
伸びすぎている枝は切り戻していきます。
④セダムを鉢植えで育てるポイントは?
鉢の底にネットを、その上から軽石を敷いて、2/3ほど土を入れます。
そして、苗を植え、苗と鉢をなじませるように土を入れていきます。
植え付けが完了したら、1週間ほどは水を与えないようにします。
⑤セダムを地植え(庭植え)で育てるポイントは?
植える場所を決めたら、土を10cmほど掘りましょう。
そこへ、根をほぐしながら苗を植えていきましょう。
植え付け後は1週間ほどは水を与えないようします。
⑥セダムの植え替え時期とポイントは?
セダムの植え替えは、生育期である3~5月が適期です。
セダムを乾かし気味にし、鉢から取り出して植え替えましょう。
植え替えをして5日ほど経ったら、水を与えます。
⑦セダムの寄せ植えのポイントは?
セダムの寄せ植えのポイントとしては、同じような育ち方をする植物と一緒に植えることです。
また、寄せ植えをする際には色や形を意識すると、素敵な寄せ植えが完成すると思います。
⑧セダムが枯れる原因と対策方法は?
落葉種の場合には、花を咲かせた後に枯れます。
また、害虫が原因で枯れてしまうことがあります。
見つけ次第、駆除していきましょう。
⑨セダムの冬越しはどうするの?
気温が0℃を下回ったら室内へと取り込みましょう。
冬には生育が鈍るため、水はあまり与えないようにします。
⑩セダムの増やし方は?
セダムの増やし方には、挿し木、葉挿し、株分けの3つがあります。
⑪セダムの挿し木のやり方は?
セダムの挿し木は3~4月か9~10月が適期です。
挿し木用の茎を切ったら、下葉を3枚ほど摘み取り、1ヶ月ほどかけて切り口を乾燥させます。
乾燥させている間に切り口から根が出てきたら、土へと植えていきます。
⑫セダムの葉挿しのやり方はどうする?
セダムの葉挿しは挿し木と同様、3~4月か9~10月が適期です。
付け根部分から葉を取り、レイなどに土を敷いたその上に葉を並べ、半日陰で管理します。
そうすると切り口から根がでてくるので、根を確認したら、土を湿らせます。
そして、1ヶ月ほど経過したら、鉢上げすることができます。
⑬セダムの花言葉はなに?
セダムの花言葉には「落ち着き」「静寂」「枯れることのない愛」などがあります。
⑭セダムの種類や品種は何がある?
セダムは世界で500種以上が確認されています。
日本が原産のものにはキリンソウやマンネングサなど、メキシコやロシアが原産のものには、メキシコマンネングサやコーカサスキリンソウなどがあります。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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