みなさんこんにちは。
今回は、ヒメトクサについてまとめていきたいと思います。
ヒメトクサは、トクサ科、トクサ属に属する湿性の多年草の植物です。
「ヒメドクサ」、「チシマヒメドクサ」とも呼ばれています。
北海道の湿地に自生していますが、草もの盆栽やビオトープとして栽培もされています。
今回は、ヒメトクサについてのポイント、
以上6個の点についてお伝えします。
まずはヒメトクサの育て方からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
ヒメトクサの育て方は?
ヒメトクサは、栽培しやすく増えやすいので、少し大きめの鉢で育てましょう。
草もの盆栽やビオトープ、どちらでもそれぞれ趣きがあり、楽しむことができます。
ここからさらに詳しくお伝えします。
最初は、ヒメトクサが好む環境についてお伝えします!
ヒメトクサの育て方!環境はどうする?
ヒメトクサは、直射日光が当たらない明るい日陰が栽培に適しています。
絶えず土が湿った状態を保つようにします。
寒さに強く、屋外でも冬越しはできます。
次は、ヒメトクサに適した用土についてお伝えします!
ヒメトクサを育てる際の適した用土は何?
ヒメトクサを 草もの盆栽にするなら、苔玉を作ってみましょう。
ケト土を7割、赤玉土を3割に混ぜ合わせ練ります。
他に鹿沼土や富士砂などの用土を混ぜてもよいです。
水は少しずつ入れていき、耳たぶぐらいの柔らかさになるまで練っていきます。
練り終えて丸めたら、内側にくぼみを作り、ヒメトクサの根を包みます。
最後は、表面に苔を貼り付けていきます。
ビオトープにするなら、赤玉土を使用します。
次は、ヒメトクサに必要な肥料についてお伝えします!
ヒメトクサの育て方!肥料はどうする?
ヒメトクサは、あまり肥料を必要としません。
与えるとしたら、 緩効性の化成肥料を、3月~9月の間、2ヶ月に1回します。
では次は、ヒメトクサの水やりポイントについてお伝えします!
ヒメトクサを育てる際の水の量はどうする?
ヒメトクサは、株元が常に水に浸かっている状態、または土が常に湿っている状態にしておきます。
草もの盆栽では、苔が乾いてきたらたっぷり水やりをします。
以上で基本的なヒメトクサの育て方については終わりです。
次はヒメトクサの写真をお見せします!
ヒメトクサの画像(写真)!特徴は?
ヒメトクサは、草丈が10~20㎝程度です。
茎はトクサより細く、約1㎜の太さで節があります。
冬にはいったん枯れてしまいますが、春になればまた新しい芽が出ます。
伸びた茎の先端に、ツクシに似た胞子茎ができ、その中の胞子のうに胞子が入っています。
次に、ヒメトクサの開花時期をお伝えします!
ヒメトクサの胞子茎が見られる時期はいつ頃なの?
ヒメトクサの胞子茎が見られる時期は、7月~8月です。
また、トクサの仲間でミズトクサの記事も書いているので、ぜひご覧になってください!
次は、ヒメトクサの値段や販売価格をお伝えします!
ヒメトクサの値段や販売価格はいくらぐらいなの?
ヒメトクサの販売価格は、400円~1000円程度です。
草もの盆栽として完成されたヒメトクサは、10000円を超える高価なものもあります。
次に、ヒメトクサの苗の植え付け(植え方)や植え替えのポイントをお伝えします!
ヒメトクサの苗の植え付け(植え方)や植え替えのポイントは?
ヒメトクサの植え付けは、鉢植えもできますが、地植えもできます。
3月~4月に、4号以上の鉢に植え付けします。
ヒメトクサは、株が増えてきたら、春に株分けして植え替えします。
その時、悪くなった根は切り取ります。
それでは最後に、ヒメトクサを盆栽やビオトーブにする際のポイントをお伝えします!
ヒメトクサを盆栽やビオトーブにする際のポイントは?メダカと一緒に育てるのがおすすめ?
草もの盆栽のヒメトクサは、初めの頃は苔が定着するように苔玉を糸で巻いておきます。
黒糸ならあまり目立たないでしょう。
繁殖力が強いので、毎年植え替えをしましょう。
ヒメトクサをビオトープにするなら、ヒトメクサだけではなく、他の水生植物を入れ、石を置いたりして、レイアウトします。
そこにメダカを入れて飼育すれば、ちいさな池のようで、いやしの空間ができます。
ヒメトクサや他の植物が、メダカの隠れ家や産卵場所になります。
また酸素も出してくれるので、エアーポンプの設置も不要になります。
植物が育ちすぎるのに注意し、切り取るなどして調整します。
それでは最後に、これまでのおさらいをしていきましょう。
ヒメトクサのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは6個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①ヒメトクサの育て方(環境、土、肥料、水やり)
ヒメトクサは、明るい日陰で、栽培します。
ヒメトクサを 草もの盆栽にするなら、苔玉を作り栽培します。
ビオトープにするなら、赤玉土を使用します。
あまり肥料を必要としませんが、与えるなら、緩効性の化成肥料を与えます。
株元が常に水に浸かっている状態、または土が常に浸かっている状態にしておきます。
②ヒメトクサの画像(写真)!特徴は?
ヒメトクサは、草丈が10~20㎝程度で、茎は細く、節があります。
冬にはいったん枯れてしまいますが、春になればまた新しい芽が出ます。
伸びた茎の先端に、ツクシに似た胞子茎ができ、その中の胞子のうに胞子が入っています。
③ヒメトクサの開花時期や季節はいつ頃なの?
ヒメトクサの胞子茎が見られる時期は、7月~8月です。
④ヒメトクサの値段や販売価格はいくらぐらいなの?
ヒメトクサの販売価格は、400円~1000円程度です。
⑤ヒメトクサの苗の植え付け(植え方)や植え替えのポイントは?
ヒメトクサの植え付けは、鉢植えや地植えができます。
ヒメトクサは、株が増えてきたら、春に株分けします。
⑥ヒメトクサを盆栽やビオトーブにする際のポイントは?メダカと一緒に育てるのがおすすめ?
ヒメトクサを草もの盆栽にするなら、糸で苔玉を巻いておき、毎年植え替えをしましょう。
ヒメトクサをメダカの飼育とともにするビオトープもおすすめです。
ヒメトクサは、メダカ が住みやすい環境を作ってくれます。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
(アイキャッチ画像は yasuo_yonekawa様 より)
(本文写真は _selvaggio_様 より)
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