【浮き草(ウキクサ)のまとめ!】育て方(増やし方や枯れる原因)と種類等11個のポイント!








 

みなさんこんにちは。

今回は、浮き草(ウキクサ)についてまとめていきたいと思います。

 

浮き草(ウキクサ)はウキクサ亜科ウキクサ属に属する多年草の水生植物の一種です。

学名は「Spirodela polyrhiza」です。

 

(ウキクサ亜科はサトイモ科の亜科のひとつで、もとはウキクサ科とされていたものが、サトイモ科内部の1系統であることがわかって亜科としてサトイモ科に含められたそうです。)

 

北海道〜沖縄の水田や水路・湖沼などの水面に群生する浮遊植物です。

(根を水底に固定せずに水面や水中を浮遊する植物)

 

葉の大きさは直径3〜10mmくらいです。

無者草(なきものくさ)」「鏡草」とも呼ばれます。

 

今回は、浮き草(ウキクサ)についてのポイント、

①浮き草(ウキクサ)の育て方(環境、土、肥料、水やり)
②浮き草(ウキクサ)の画像(写真)!特徴や臭いは?英語でなんていうの?
③浮き草(ウキクサ)の花が咲く時期や季節はいつ頃なの?
④浮き草(ウキクサ)の値段や販売価格はいくらぐらいなの?
⑤浮き草(ウキクサ)の増やし方は?増えすぎるの?
⑥浮き草(ウキクサ)が枯れる原因と対策方法は?アブラムシに注意?
⑦浮き草(ウキクサ)の冬越しのやり方は?
⑧浮き草(ウキクサ)の駆除のやり方は?
⑨浮き草(ウキクサ)は食べることができるの?
⑩浮き草(ウキクサ)とアオウキクサの違いは?
⑪浮き草(ウキクサ)の種類や品種は何があるの?小さい種類はなに?

 

以上11個の点についてお伝えします。

まずは浮き草(ウキクサ)の育て方からお伝えします!

 

目次(クリックで飛べます)

浮き草(ウキクサ)の育て方(栽培方法)は?手入れはどうする?メダカや熱帯魚を育てる際に使用するのが最適なの?

 

浮き草(ウキクサ)は水に浮かばせたままで簡単に育てられます。

難しい管理はいらないので、メダカと一緒に手軽なアクアリウムとして楽しめます。

 

浮き草(ウキクサ)は寒さに弱く、温暖な気温と水温で育つ植物です。

冬の間は水面から姿を消し、春の田植えの時期などに姿を表します。

 

ここからさらに詳しくお伝えします。

最初は、浮き草(ウキクサ)が好む環境についてお伝えします!

 

浮き草(ウキクサ)の育て方!環境はどうする?日陰でも育つの?

 

浮き草(ウキクサ)の成長する季節は6〜8月です。

 

真夏の強い日差しでは、葉色が褪せたりするので直射日光を避けられる場所に置きましょう。

 

浮き草(ウキクサ)は、陽性植物です。

日光がよく当たる場所を好みます。

 

次は、浮き草(ウキクサ)に適した用土についてお伝えします!

 

浮き草(ウキクサ)を育てる際の適した用土は何?

 

浮き草(ウキクサ)は水面を浮遊して育つので、用土は不要です。

 

次は、浮き草(ウキクサ)に必要な肥料についてお伝えします!

 

浮き草(ウキクサ)の育て方!肥料はどうする?農薬は使っていいの?

 

浮き草(ウキクサ)に肥料は特に必要ありません。

藻が発生する原因になることもあるので、入れない方が良いでしょう。

 

浮き草(ウキクサ)に農薬の使用は出来るだけ避けた方がいいでしょう。

 

では次は、浮き草(ウキクサ)の水やりポイントについてお伝えします!

 

浮き草(ウキクサ)を育てる際の水の量はどうする?

 

浮き草(ウキクサ)と一緒にメダカを楽しむのであれば、メダカが泳げるような大きさの水槽や睡蓮鉢を用意します。

毎日の水やりは必要ないですが、水の量が減ってきたらつど足すようにします。

 

以上で基本的な浮き草(ウキクサ)の育て方については終わりです。

次は浮き草(ウキクサ)の写真をお見せします!

 

浮き草(ウキクサ)の画像(写真)!特徴や臭いは?英語でなんていうの?

 

 

浮き草(ウキクサ)の葉は卵をさかさまにした時のような、広倒卵形をしています。

水田や池などでは、仲間のアオウキクサミジンコウキクサなどと見ることができるでしょう。

 

浮き草(ウキクサ)は、秋ごろから葉(葉状体)が枯れ始めます。

水面に浮かんでいるために、枯れた葉(葉状体)が腐敗して臭います。

 

浮き草(ウキクサ)は英語で「Great duckweed」です。

 

次に、浮き草(ウキクサ)の花が咲く時期をお伝えします!

 

浮き草(ウキクサ)の花が咲く時期や季節はいつ頃なの?

 

浮き草(ウキクサ)の開花時期は7〜8月の夏です。

 

花弁がない状態の雄花と雌花が咲きます。

花はごく小さく目立たないです。

 

浮き草(ウキクサ)は、娘葉状体を作って増えるため、花を咲かせることはまれです。

 

次は、浮き草(ウキクサ)の値段や販売価格をお伝えします!

 

浮き草(ウキクサ)の値段や販売価格はいくらぐらいなの?

 

浮き草は、550円位から販売されています。

 

それでは次に、浮き草(ウキクサ)の増やし方をお伝えします!

 

浮き草(ウキクサ)の増やし方は?増えすぎるの?

 

浮き草(ウキクサ)は、成長点から葉状体が娘葉状体をつくり、どんどん増えます。

 

(葉状体=ようじょうたいとは、浮き草のように葉と茎が分かれていない、平らな葉を持つ植物の事をいいます。)

(娘葉状体=むすめようじょうたいとは、葉状体から分芽して繁殖する葉状体をいいます。)

 

生育条件が当てはまると、爆発的に増殖します。

10日ほどで10~20倍に増えるといわれています。

 

暖かな日当たりのよい場所で、自然に増えるでしょう。

 

次は、浮き草(ウキクサ)が枯れる原因と対策方法をお伝えします!

 

浮き草(ウキクサ)が枯れる原因と対策方法は?アブラムシに注意?

 

浮き草が枯れる原因は、日照不足と気温(水温)が考えられます。

 

光合成ができなければ、増える事ができません。

また、秋に気温が下がってくると休眠します。

 

浮き草(ウキクサ)に茶色い小さな虫がつくことがあります。

羽のあるアブラムシが飛んできて浮き草につき、そこで増えます。

 

アブラムシは、葉に傷をつけて汁を吸います。

傷口からアブラムシを介してウィルスが入り込んで枯れる原因になります。

 

細かな浮き草(ウキクサ)からアブラムシを取り除くのはとても大変です。

薬剤を使用して駆除する方法もありますが、一緒にメダカを飼っている場合には使えません。

 

水中に沈めて駆除するくらいでしょう。

 

次に、浮き草(ウキクサ)の冬越しのやり方をお伝えします!

 

浮き草(ウキクサ)の冬越しのやり方は?

 

浮き草(ウキクサ)は、秋の後半に差し掛かるとだんだんと葉数を減らしていきます。

寒い冬に備えて根をもたない休眠芽をつくり、水底で越冬します。

 

以上のことから浮き草(ウキクサ)の冬越しは姿を消した容器をそのまま春までおいておけば、再び浮き草(ウキクサ)は姿を現して増え始めます。

 

次は、浮き草(ウキクサ)の駆除のやり方をお伝えします!

 

浮き草(ウキクサ)の駆除のやり方は?

 

 浮き草(ウキクサ)は、10日で10~20倍に増えるほど、繁殖力の強い植物です。

条件が合えば、あっという間に水面を覆いつくしてしまいますので、必要に応じて取り除く必要があります。

 

 適時網で掬って処分します。

 

金魚を一緒に入れておけば喜んで食べるでしょう。

金魚を入れる場合には、メダカと一緒にしないように注意します。

(メダカでは、浮き草が大きすぎて食べられません)

 

それでは次に、浮き草(ウキクサ)は食べることができるのかをお伝えします!

 

浮き草(ウキクサ)は食べることができるの?

 

浮き草(ウキクサ)は、食べることができるという記述は見当たりませんでした。

しかし、漢方として用いたことはあるようです。

 

また東南アジアのほうでは、ミジンコウキクサを栽培して食べる習慣があるようです。

キャビアのような形状でプチプチとした食感があり、ほんのりキャベツのような甘味があるそうです。

 

次は、浮き草(ウキクサ)とアオウキクサの違いをお伝えします!

 

浮き草(ウキクサ)とアオウキクサの違いは?

 

アオウキクサとは、ウキクサ亜科のアオウキクサ属に属する水草です。

浮き草(ウキクサ)と同じく、水田や池などに多く生育しています。

 

浮き草(ウキクサ)は長さ3~10mm・幅2~8mm程度の大きさで、広倒卵形(平らな卵をさかさまにしたような形)をしています。

アオウキクサは長さ3~5mm・幅2~4mm程度の大きさ倒卵形~楕円形です。

 

それでは最後に、浮き草(ウキクサ)の種類や品種をお伝えします!

 

浮き草(ウキクサ)の種類や品種は何があるの?小さい種類はなに?

 

浮き草(ウキクサ)の種類は主にアオウキクサミジンコウキクサがあります。

 

ミジンコウキクサもウキクサやアオウキクサと同じく水田や池などで生育しています。

ウキクサやアオウキクサと交じってよく浮かんでいます。

 

ミジンコウキクサ世界最小の種子植物で、「仁丹藻」・「メダカ藻」とも呼ばれています。

メダカが好んで食べます。

 

大きさの比較としてはウキクサ>アオウキクサ>ミジンコウキクサです。

 

「アオウキクサ」

 

 

 

 

 

「ミジンコウキクサ」

 

それでは最後に、これまでのおさらいをしていきましょう。

 

浮き草(ウキクサ)のまとめ!

 

いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは11個ありました。

覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!

 

①浮き草(ウキクサ)の育て方(環境、土、肥料、水やり)

浮き草(ウキクサ)は水面を浮遊して育つので、用土は不要です。

浮き草(ウキクサ)に肥料は特に必要ありません。

水の量が減ってきたらつど足すようにします。

 

②浮き草(ウキクサ)の画像(写真)!特徴や臭いは?英語でなんていうの?

浮き草(ウキクサ)の葉は卵をさかさまにした時のような、広倒卵形をしています。

秋ごろから葉(葉状体)が枯れ始め、枯れた葉(葉状体)が腐敗して臭います。

浮き草(ウキクサ)は英語で「Great duckweed」です。

 

③浮き草(ウキクサ)の花が咲く時期や季節はいつ頃なの?

浮き草(ウキクサ)の開花時期は7〜8月の夏ですが、花を咲かせることはまれです。

 

④浮き草(ウキクサ)の値段や販売価格はいくらぐらいなの?

550円位から販売されています。

 

⑤浮き草(ウキクサ)の増やし方は?増えすぎるの?

暖かな日当たりのよい場所で、自然に増えるでしょう。

10日ほどで10~20倍に増えるといわれています。

 

⑥浮き草(ウキクサ)が枯れる原因と対策方法は?アブラムシに注意?

浮き草が枯れる原因は、日照不足と気温(水温)が考えられます。

秋に気温が下がってくると休眠します。

羽のあるアブラムシが飛んできて浮き草について増えます。

浮き草(ウキクサ)を水中に沈めて駆除します。

 

⑦浮き草(ウキクサ)の冬越しのやり方は?

浮き草(ウキクサ)の冬越しは、姿を消した容器をそのまま春までおいておけば、再び浮き草(ウキクサ)は姿を現して増え始めます。

 

⑧浮き草(ウキクサ)の駆除のやり方は?

適時網で掬って処分します。

金魚を一緒に入れておけば喜んで食べるでしょう。

 

⑨浮き草(ウキクサ)は食べることができるの?

浮き草(ウキクサ)は、食べることができるという記述は見当たりませんでした。

 

⑩浮き草(ウキクサ)とアオウキクサの違いは?

浮き草(ウキクサ)は長さ3~10mm・幅2~8mm程度の大きさで、広倒卵形(平らな卵をさかさまにしたような形)をしています。

アオウキクサは長さ3~5mm・幅2~4mm程度の大きさで倒卵形~楕円形です。

 

⑪浮き草(ウキクサ)の種類や品種は何があるの?小さい種類はなに?

浮き草(ウキクサ)の種類は主にアオウキクサとミジンコウキクサがあります。

最も小さいのはミジンコウキクサです。

 

それでは今回はこれで失礼します。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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