みなさんこんにちは。
今回は、雛菊(ヒナギク)についてまとめていきたいと思います。
雛菊(ヒナギク)は「キク科 」「ヒナギク属」のヨーロッパ地中海沿岸が原産地で、草丈が15cm~40cmにもなる一年草です。
学名は「Bellis perennis 」です。
別名は「デイジー」「デージー」「延命菊(エンメイギク)」「長命菊(チョウメイギク)」「ベリス」と呼ばれています。
雛菊(ヒナギク)は朝に花弁を開き、夜になると閉じることから
「Day’seye(デイズアイ)」=「陽の目」といい、それが訛って「デイジー」として主に呼ばれるようになりました。
雛菊(ヒナギク)は、元々は一重咲きの白い花ですが、品種改良により様々な形と色の種類があります。
花色は白・赤・ピンク・紫などがあります。
雛菊(ヒナギク)はイタリアの国花でもあり、ヨーロッパでは大変人気です。
今回は、雛菊(ヒナギク)についてのポイント、
以上8個の点についてお伝えします。
まずは雛菊(ヒナギク)の育て方からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
雛菊(ヒナギク)の育て方は?
雛菊(ヒナギク)は、苗の植え付けと種まきの両方で育てれます。
種まきでの栽培もあまり手間がかからないのですが、苗から育てる方が簡単なので初心者におすすめです。
雛菊(ヒナギク)は、日当たりが良い場所を好み、苗の時にしっかりと日に当ててあげることが最も重要です。
多湿が苦手で、乾燥にも強くないので水切れには注意が必要です。
直接、霜が降りるような場所や寒風が当たるような場所は避けてください。
土の表面が乾いてから、たっぷりと水やりを与えてくださいね。
ここからさらに詳しくお伝えします。
最初は、雛菊(ヒナギク)が好む環境についてお伝えします!
雛菊(ヒナギク)の育て方!環境はどうする?
雛菊(ヒナギク)は、日当たりがよく、水はけと水もちのよい土壌を好みます。
室内で育てる鉢植えや盆栽の場合も、日当たりが良い、窓辺などの場所に置きましょう。
次は、雛菊(ヒナギク)に適した用土についてお伝えします!
雛菊(ヒナギク)を育てる際の適した用土は何?
雛菊(ヒナギク)は、水はけの良い環境を作れば、土にそこまでこだわらなくても大丈夫です。
雛菊(ヒナギク)に使用する用土は、市販されている「花と野菜の培養土」でも育てられます。
ですが、雛菊(ヒナギク)は湿り気のある粘土質な土を好みます。
粘土質な土を使用する場合は、有機質の「腐葉土」や「堆肥」などを加えてよく耕しておく準備が必要になります。
雛菊(ヒナギク)にとって適した用土で育てると、株や茎がしっかりと成長していきます。
次は、雛菊(ヒナギク)に必要な肥料についてお伝えします!
雛菊(ヒナギク)の育て方!肥料はどうする?
雛菊(ヒナギク)は、肥料が欠かせません。
雛菊(ヒナギク)は肥料が足りないと花付きが悪くなるので、花付きを多くしたいのであれば、「リン酸」が多く配合されている肥料を与えるようにしてくださいね。
それとは逆に、「窒素」が多く配合された肥料を使うと雛菊(ヒナギク)の葉の部分は盛大に茂らせられますが、その代わりに花付きが悪くなるので窒素の多い肥料は避けましょう。
また、雛菊(ヒナギク)は苗を植えてから花が終わるまでの間に月1〜2回のペースで液体肥料を与え、開花時期には週1回のペースで液体肥料を与えてください。
では次は、雛菊(ヒナギク)の水やりポイントについてお伝えします!
雛菊(ヒナギク)を育てる際の水の量はどうする?
雛菊(ヒナギク)を庭植えで一年草として育てる場合、水やりはあまり必要ありません。
ですが、夏の時期やよく乾くようなときはこまめに水やりをしてあげましょう。
春から夏にかけての季節は気温が上がってくると同時に雛菊(ヒナギク)が最も生育が旺盛になるので水切れを起こしやすくなります。
鉢植えの場合は、切れを起こしやすいので土の表面がよく乾いたらたっぷりと水やりをしてください。
以上で基本的な雛菊(ヒナギク)の育て方については終わりです。
次は雛菊(ヒナギク)の写真をお見せします!
雛菊(ヒナギク)の花の画像(写真)!特徴は?
雛菊(ヒナギク)は日本の環境下では夏の時期に枯れる一年草です。
雛菊(ヒナギク)は「マーガレット」に似た白色や薄いピンク色の花弁で花径は5cmくらいです。
次に、雛菊(ヒナギク)の開花時期をお伝えします!
雛菊(ヒナギク)の開花時期や季節はいつ頃なの?
雛菊(ヒナギク)の開花時期は、12月下旬~5月上旬です。
種まきから栽培した場合は、3月頃から花が咲きます。
雛菊(ヒナギク)は花が咲いている期間が長いことから、別名「長命菊(ちょうめいぎく)」「延命菊(えんめいぎく)」とも呼ばれています。
しかし近年改良された品種で、八重咲きなど種類は開花時期は短めになっています。
次は、雛菊(ヒナギク)を盆栽で育てるポイントをお伝えします!
雛菊(ヒナギク)を盆栽で育てるポイントは?
ここ最近の盆栽ブームで雛菊(ヒナギク)も使用されます。
雛菊(ヒナギク)の種類の中でも「ヒメヒナギク」は盆栽の中も一番使われているようです。
茎が細く小ぶりで小さな「ヒメヒナギク」の花は可愛らしく他の植物とも相性が良いようです。
それでは次に、雛菊(ヒナギク)とデイジーの違いをお伝えします!
雛菊(ヒナギク)とデイジーの違いはなに?
雛菊(ヒナギク)は、イタリアの国花としても有名です。
ヨーロッパで、デイジーは自生していてよく見かけることができます。
花弁や色、形などはそれぞれの特徴があり、別の科の植物なのですが「ブルーデージー」「チロリアンデージー」などと語尾に「デイジー」や「デージー」という名がつきます。
デイジーは「キク科」「ベリス属」の草花で、10種ほどの種類のデイジーがヨーロッパや北アフリカなどの地域で発見されていますが、デイジー以外の品種はあまり栽培されていないようですがどれも育てやすく、初心者には最適です。
次は、雛菊(ヒナギク)の花束の価格相場をお伝えします!
雛菊(ヒナギク)の花束の価格相場はいくらなの?
雛菊(ヒナギク)は、12cmのポット苗で400円前後くらいで販売されています。
次に、雛菊(ヒナギク)の花言葉と英語でなんて言うのかをお伝えします。
雛菊(ヒナギク)の花言葉はなに?英語でなんて言うの?
雛菊(ヒナギク)の花言葉は「純潔」「控えめな美しさ」「美人」「平和」「希望」「無意識」「無垢」。
ヨーロッパでいわれている花言葉も日本とほぼ同じ意味でつかわれているようです。
雛菊(ヒナギク)は世界共通で、明るく可憐に思われているんですね。
雛菊(ヒナギク)は、英名「Daisy」といいます。
なので様々な品種名の語尾に「~デージー」や「~デイジー」と名付けられています。
赤いデイジーは「無意識」
白いデイジーは「無邪気」
と花の色ごとに花言葉があります。
最後に、雛菊(ヒナギク)の種類をお伝えします!
雛菊(ヒナギク)の種類や品種は何があるの?
雛菊(ヒナギク)の種類の中で3つ紹介します。
1つめは、「チロリアンデージー(Tyrolian Daisy)」です。
花径5cmくらいの大きめの丸い花で、花が小さい品種と比べると少し寒さに弱いのが特徴です。
2つめは、「イングリッシュデージー(English Daisy)」です。
花径2cmくらいの小さめの一重咲きで花つきが良いのが特徴です。
*イングリッシュデージーの育て方や豆知識等はこちらをご覧ください。
3つめは、「ポンポネット(Pomponette)」です。
花径は3cmくらいで花が全体的に丸く、昔から「ヒナギク」の名で呼ばれている品種です。
それでは最後に、これまでのおさらいをしていきましょう。
雛菊(ヒナギク)のまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは8つありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①雛菊(ヒナギク)の育て方(環境、土、肥料、水やり)
雛菊(ヒナギク)の日当たりが良い場所で、苗の時にしっかりと日に当ててあげて水切れに注意しながら、土の表面が乾いたらたっぷり水やりをしましょう。
②雛菊(ヒナギク)の花の画像(写真)!特徴は?
「マーガレット」に似た白色や薄いピンク色の花弁で花径は5cmくらいです。
③雛菊(ヒナギク)の開花時期や季節はいつ頃なの?
雛菊(ヒナギク)の開花時期は、12月下旬~5月上旬です。
④雛菊(ヒナギク)を盆栽で育てるポイントは?
雛菊(ヒナギク)の種類の中でも、茎が細く小ぶりで小さな「ヒメヒナギク」は盆栽の中も一番使われているようです。
盆栽の土にも合うので、粘土質な土や水はけと水持ちの良い環境で育てましょう。
⑤雛菊(ヒナギク)とデイジーの違いはなに?
デイジーは「キク科」「ベリス属」の草花で、雛菊(ヒナギク)とは別の科の植物です。
「ブルーデージー」「チロリアンデージー」などと語尾に「デイジー」や「デージー」という名がつきます。
⑥雛菊(ヒナギク)の花束の価格相場はいくらなの?
12cmのポット苗で400円前後くらいで販売されています。
⑦雛菊(ヒナギク)の花言葉はなに?英語でなんて言うの?
雛菊(ヒナギク)の花言葉は「純潔」「美人」「平和」「希望」「純潔」「控えめな美しさ」「美人」「平和」「希望」「無意識」「無垢」。
英名は「Daisy」。
⑧雛菊(ヒナギク)の種類や品種は何があるの?
「チロリアンデージー(Tyrolian Daisy)」「イングリッシュデージー(English Daisy)」「ポンポネット(Pomponette)」など。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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