みなさんこんにちは。
今回は、ギョイコウザクラについてまとめていきたいと思います。
ギョイコウザクラはバラ科サクラ属であり学名Cerasus lannesiana ‘Gioiko’の落葉中高木の栽培品種です。
ギョイコウザクラの特徴は何といっても、花が緑や黄色で八重咲きであることです。
ピンク色以外の桜は身近な公園ではなかなか見ることができませんよね。
今回はそんなギョイコウザクラのお花見スポットもご紹介しますので、ぜひご覧ください!
今回は、ギョイコウザクラについてのポイント、
以上10つの点についてお伝えします。
まずはギョイコウザクラの育て方からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
ギョイコウザクラの育て方は?
ギョイコウザクラはほかの桜と同様に、日当たりと水はけの良い肥沃な土壌を好みます。
ほかの桜とは大きく異なるということはありませんので、一般的な桜の育て方も参考にしてくださいね。
また、桜のまとめの記事もあります。
有名な桜の一覧をまとめていますので、こちらの記事もぜひご覧になってください!
ここからさらに詳しくお伝えします。
最初は、ギョイコウザクラが好む環境についてお伝えします!
ギョイコウザクラの育て方!環境はどうする?
ギョイコウザクラは良く日の当たる風通しの良いところを好みます。
しかし、あまりにも西日が当たったり、乾燥しすぎてしまう環境には適さないので気を付けましょう。
また、樹高も大きいと10mほどにもなります。
ほかの樹木と異なり桜は剪定を好みませんので、なるべく剪定しなくてもいいような広い場所が好ましいです。
次は、ギョイコウザクラに適した用土についてお伝えします!
ギョイコウザクラを育てる際の適した用土は何?
ギョイコウザクラは水はけの良い環境を好みますが、ある程度の水持ちも必要です。
鉢植えで育てる場合は、赤玉土と腐葉土を7:3に混合したものを使用するのが良いでしょう。
庭植えの場合はそのままの土壌でも構いませんが、必要に応じて腐葉土や土壌改良土を混ぜるとより適した土壌になるので、試してみてくださいね。
次は、ギョイコウザクラに必要な肥料についてお伝えします!
ギョイコウザクラの育て方!肥料はどうする?
ギョイコウザクラは肥沃な土壌を好みます。
ほかの桜と同様に1月~2月の間に一度寒肥として油粕などを与え、花後にお礼肥として化成肥料を与えます。
よく桜以外の植え付け時に与える元肥は、サクラの場合は根が傷んでしまうことがあるので与えないほうが良いでしょう。
では次は、ギョイコウザクラの水やりポイントについてお伝えします!
ギョイコウザクラを育てる際の水の量はどうする?
ギョイコウザクラは乾燥しすぎる環境は苦手です。
鉢植えの場合は、表土が乾燥したらたっぷり水を与えるようにしましょう。
庭植えの場合は自然に任せても構いません。
ただ、真夏に長期間降雨がない場合などは水やりをすると良いでしょう。
以上で基本的なギョイコウザクラの育て方については終わりです。
次はギョイコウザクラの写真をお見せします!
ギョイコウザクラ(ギョイコウ)の画像(写真)!
ギョイコウザクラの特徴は最初にもお伝えしましたが何といっても緑や黄色の花です。
緑や黄色といっても、ギョイコウザクラの花が開いた直後は緑色で、時間が経つにつれて黄色になり花の中心はピンクがかった色になります。
ギョイコウザクラは八重咲きで花が大きく厚みがあるんです。
ソメイヨシノなどのピンク色の花とは違い目立たない花色ではありますが、実際にみてみるととてもきれいなのでぜひお花見に訪れてみてくださいね!
次は、ギョイコウザクラ(ギョイコウ)の開花時期や季節はいつ頃なのかをお伝えします。
ギョイコウザクラ(ギョイコウ)の開花時期や季節はいつ頃なの?
ギョイコウザクラの開花時期は4月中旬~5月上旬です。
一般的にみられるソメイヨシノよりも約半月開花が遅いのでソメイヨシノと一度に楽しむことはできませんが、お花見の最盛期が過ぎたころにゆっくり楽しむことができます。
初夏の訪れを感じさせるギョイコウザクラの散り際はとても美しいので、ぜひみに行ってみて下さいね。
次に、ギョイコウザクラ(ギョイコウ)の苗の植え付けのポイントをお伝えします。
ギョイコウザクラ(ギョイコウ)の苗の植え付けのポイントは?
ギョイコウザクラの苗を植え付けるときのポイントは元肥を与えないことです。
ギョイコウザクラに限らず、桜は元肥をしてしまうとその肥料によって根が傷んで枯れてしまうことがあります。
肥料を与える場合は最低でも1か月は置き、なじむまで待ちましょう。
次は、ギョイコウザクラ(ギョイコウ)の剪定(切り戻し)のポイントをお伝えします。
ギョイコウザクラ(ギョイコウ)の剪定(切り戻し)のポイントは?
ギョイコウザクラなど桜は剪定を好みません。
その理由は、他の樹木よりも剪定後の切り口から菌などが入り、病気にかかりやすいということが挙げられます。
病気にならないためにも必要以上に剪定は避けたほうが無難です。
しかし、枝が混みあって風通しが悪くなったり、伸びすぎてしまったときは剪定が必要ですよね。
その時に抑えるポイントを【しだれ桜のまとめ!】育て方(剪定や鉢植え)や花言葉等15個のポイント!でご紹介しているので、ぜひご覧ください!
次に、ギョイコウザクラ(ギョイコウ)の増やし方をお伝えします。
挿し木はどのようにするのでしょうか。
ギョイコウザクラ(ギョイコウ)の増やし方!挿し木のやり方は?
ギョイコウザクラの増やし方の一つに挿し木という方法があります。
一般的に市販されている桜の多くは接ぎ木で増やされていますが、接ぎ木の台木を用意したり、相性が悪いと枯れてしまうこともあります。
生長はやや遅くなりますが、気軽に増やしてみたいという方は、台木などが要らない挿し木に挑戦してみてはいかがでしょうか。
挿し木をする際の細かなポイントや注意点は【しだれ桜のまとめ!】育て方(剪定や鉢植え)や花言葉等15個のポイント!で詳しく解説していますので、ぜひご覧くださいね!
次は、ギョイコウザクラ(ギョイコウ)のかかりうる病気や害虫の対策方法をお伝えします。
ギョイコウザクラ(ギョイコウ)のかかりうる病気や害虫の対策方法は?
ギョイコウザクラなどの桜は害虫や病気が発生しやすいといわれています。
今回はその一例をご紹介したいと思いますが、これ以外にもたくさんあるので調べてみて下さいね。
ギョイコウザクラに発生しやすい害虫にはアメリカシロヒトリがいますが、この虫は年に2回、6月中旬~7月中旬と8月中旬~9月中旬に発生します。
1匹で1000個ほど卵を産み大量発生しやすく、幼虫になってしばらくしてからでは駆除しにくい害虫です。
駆除のポイントは幼虫の初期は幹や枝に巣網を作ってじっとしているので、その際に薬剤を散布しましょう。
ギョイコウザクラのかかりやすい病気にはせん孔褐斑病があります。
この病気は菌により発生し、葉に穴が開き次第に茶色に染まる病気です。
この病気が発生したら葉を取り除き、処分するのが良いでしょう。
この菌はほかの植物に付着し越冬してしまうので、落としたままにはせず焼却するなどして処分が必要です。
処分後に薬剤を散布し、その後も定期的に散布すると発生しにくくなります。
次に、ギョイコウザクラ(ギョイコウ)が東京や京都のどこで見ることが出来るのかをお伝えします。
ギョイコウザクラ(ギョイコウ)を東京と京都で見たい!どこに行けば見ることができるの?
ギョイコウザクラをみたいと思っても、身近にはなかなかないかもしれません。
今回はそんなギョイコウザクラをみることができるお花見スポットをご紹介します。
なかなか見かけることのないギョイコウザクラですが、東京では新宿御苑でみることができるんです。
新宿御苑はその他にも珍しい植物が多くありますので、ぜひ訪れてみて下さいね!
また、桜で有名な京都では仁和寺がおすすめです。
仁和寺はギョイコウザクラの発祥と言われていますので、興味のある方はぜひ訪れてみて下さいね!
次は、ギョイコウザクラ(ギョイコウ)の花言葉をお伝えします。
ギョイコウザクラ(ギョイコウ)の花言葉はなに?
ギョイコウザクラの花言葉は「精神美」「心の平安」などがあります。
ほかの桜とは異なり、主張せず自然に溶け込みながらも美しい花を咲かせてくれるギョイコウザクラのイメージにぴったりですね!
最後に、ギョイコウザクラ(ギョイコウ)の種類や品種は何があるのかをお伝えします。
ギョイコウザクラ(ギョイコウ)の種類や品種は何があるの?
花色が緑や黄色など珍しいギョイコウザクラですが、他にも黄色の花を咲かせる桜があります。
例えば、鬱金(ウコン)はギョイコウザクラと同じく八重咲きで黄色の花を咲かせます。
しかし、ギョイコウザクラとは異なり、黄色のみで、緑色にはなりません。
また、開花時期も異なり鬱金(ウコン)はギョイコウザクラよりも早いです。
この鬱金(ウコン)も新宿御苑でみることができますので、ぜひ訪れてみて下さいね!
それでは最後に、これまでのおさらいをしていきましょう。
ギョイコウザクラのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは10つありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①ギョイコウザクラ(ギョイコウ)の育て方(環境、土、肥料、水やり)
ギョイコウザクラは良く日の当たる風通しの良いところを好み、水はけのよい肥沃な土壌が適しています。
鉢植えでは、赤玉土と腐葉土を7:3に混合したものを使用するのが良いでしょう。
庭植えではそのままの土壌でも構いませんが、必要に応じて腐葉土や土壌改良土を混ぜるとより良くなります。
肥料は桜と同様に1月~2月の間に一度寒肥として油粕などを与え、花後にお礼肥として化成肥料を与えますが、植え付け時に与える元肥は、根が傷んでしまうことがあるので与えないほうが良いでしょう。
水やりは、鉢植えの場合には表土が乾燥したらたっぷり水を与え、庭植えの場合は自然に任せます。
真夏に長期間降雨がない場合などはとくに水切れに注意しましょう。
②ギョイコウザクラ(ギョイコウ)の画像(写真)!
ギョイコウザクラの特徴は大きく厚みのある緑や黄色の花です。
花が開いた直後は緑色で、時間が経つにつれて黄色になり花の中心はピンクがかった色になります。
③ギョイコウザクラ(ギョイコウ)の開花時期や季節はいつ頃なの?
ギョイコウザクラの開花時期は4月中旬~5月上旬で、ソメイヨシノよりも約半月開花が遅いのです。
④ギョイコウザクラ(ギョイコウ)の苗の植え付けのポイントは?
ギョイコウザクラの苗を植え付けるときのポイントは元肥を与えないことです。
元肥をしてしまうとその肥料によって根が傷んで枯れてしまうことがあるので、最低でも1か月は置き、なじむまで待ちましょう。
⑤ギョイコウザクラ(ギョイコウ)の剪定(切り戻し)のポイントは?
ギョイコウザクラなど桜は剪定を好みません。
病気にならないためにも必要以上に剪定は避けたほうが無難です。
しかし、枝が混みあって風通しが悪くなったり、伸びすぎてしまったときは剪定が必要です。
剪定のポイントは【しだれ桜のまとめ!】育て方(剪定や鉢植え)や花言葉等15個のポイント!でご紹介しています。
⑥ギョイコウザクラ(ギョイコウ)の増やし方!挿し木のやり方は?
生長はやや遅くなりますが、気軽に増やしてみたいという方は、台木などが要らない挿し木がおすすめです。
挿し木をする際の細かなポイントや注意点は【しだれ桜のまとめ!】育て方(剪定や鉢植え)や花言葉等15個のポイント!で詳しく解説しています。
⑦ギョイコウザクラ(ギョイコウ)のかかりうる病気や害虫の対策方法は?
ギョイコウザクラに発生しやすい害虫にはアメリカシロヒトリがあり、年に2回、6月中旬~7月中旬と8月中旬~9月中旬に発生します。
幼虫の初期に幹や枝に巣網を作ってじっとしているので、その際に薬剤を散布して駆除が可能です。
かかりやすい病気には菌により発生し葉に穴が開き次第に茶色に染まる、せん孔褐斑病があります。
この菌はほかの植物に付着し越冬してしまうので、落としたままにはせず焼却するなどして処分が必要です。
処分後に薬剤を散布し、その後も定期的に散布すると発生しにくくなります。
⑧ギョイコウザクラ(ギョイコウ)を東京と京都で見たい!どこに行けば見ることができるの?
東京では新宿御苑、京都では仁和寺がおすすめです。
仁和寺はギョイコウザクラの発祥と言われています。
⑨ギョイコウザクラ(ギョイコウ)の花言葉はなに?
ギョイコウザクラの花言葉は「精神美」「心の平安」などがあります。
⑩ギョイコウザクラ(ギョイコウ)の種類や品種は何があるの?
鬱金(ウコン)はギョイコウザクラと同じく八重咲きで黄色の花を咲かせます。
この鬱金(ウコン)も新宿御苑でみることができます。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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