みなさんこんにちは。
今回は、ヤエベニシダレ(八重紅枝垂)についてまとめていきたいと思います。
ヤエベニシダレはバラ科サクラ属の学名Prunus spachiana ‘Pleno-rosea’の落葉小高木です。
ヤエベニシダレは江戸時代から栽培されているエドヒガンの園芸品種であり、名前の通り八重咲きの桜で淡紅色の花を咲かせます。
ヤエベニシダレは明治時代、遠藤庸治が全国に広めたことから遠藤桜とも呼ばれています。
今回は、ヤエベニシダレ(八重紅枝垂)についてのポイント、
以上8個の点についてお伝えします。
まずはヤエベニシダレ(八重紅枝垂)の育て方からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
ヤエベニシダレ(八重紅枝垂)の育て方は?
ヤエベニシダレは日当たりと水はけ、風通しの良い場所を好みます。
ただ、ほかの桜よりも日陰に強いので、そこまで気にする必要はありません。
また、桜のまとめの記事もあります。
有名な桜の一覧をまとめていますので、こちらの記事もぜひご覧になってください!
ここからさらに詳しくお伝えします。
最初は、ヤエベニシダレが好む環境についてお伝えします!
ヤエベニシダレの育て方!環境はどうする?
ヤエベニシダレは日当たりや水はけ、風通しの良い場所を好みます。
また、比較的成長が早いので、その点を考慮して育てなければなりません。
庭植えで、一つではなく二つ並べて育てたり、ほかの木々と一緒に育てたいときは少し距離をとることをおすすめします。
次は、ヤエベニシダレに適した用土についてお伝えします!
ヤエベニシダレを育てる際の適した用土は何?
ヤエベニシダレは水はけの良い土壌を好みます。
庭植えをする場合はそのままの土壌で構いませんが、必要に応じて腐葉土を混ぜると良いでしょう。
鉢植えの場合は、赤玉土と腐葉土を7:3で混ぜたものを使うのがおすすめです。
次は、ヤエベニシダレに必要な肥料についてお伝えします!
ヤエベニシダレの育て方!肥料はどうする?
ヤエベニシダレに与える肥料は、開花前に腐葉土や油かす、緩効性肥料を穴を掘った根の周りに与えます。
ただし、植えたばかりの場合は根が枯れてしまうことがあるので、直接肥料を与えるのは控えたほうが良いかもしれません。
では次は、ヤエベニシダレの水やりポイントについてお伝えします!
ヤエベニシダレを育てる際の水の量はどうする?
ヤエベニシダレを庭植えする場合は特に水やりをする必要はありません。
あまりにも雨が降らない場合は水やりをしなければなりませんが、通常であれば特に気にする必要はありません。
鉢植えの場合は、表土が乾いたら水やりをし、特に開花後~梅雨入りまでの期間は水切れに注意しましょう。
以上で基本的なの育て方については終わりです。
次はヤエベニシダレの写真をお見せします!
ヤエベニシダレ(八重紅枝垂)の画像(写真)!特徴は?
ベニヤエシダレの原産は中国や日本であり、生長すると5~10mほどです。
日本では江戸時代から栽培されており、全国の神社や公園などで見ることができます。
ヤエベニシダレはほかのシダレザクラよりも開花時期は遅く、花は比較的小さな淡紅色です。
次はヤエベニシダレの開花時期と見頃についてお伝えします!
ヤエベニシダレ(八重紅枝垂)の開花時期や見頃はいつ頃なの?
ヤエベニシダレの開花時期は3月下旬~4月中旬で、ソメイヨシノより約1週間ほど開花が早いです。
東京では3月下旬に満開になります。
桜で有名な青森県の弘前公園では、毎年4月下旬に満開になるようです。
次はヤエベニシダレをみられるスポットをお伝えします!
ヤエベニシダレ(八重紅枝垂)を東京で見たい!どこで見ることができる?
ヤエベニシダレは全国各地の公園や神社で見ることができます。
特に京都にある平安神宮のヤエベニシダレは有名です。
平安神宮のヤエベニシダレは、明治時代に仙台市長の遠藤庸治が贈ったものであり、木の大きさと古さが相まってとても壮観です。
そんなヤエベニシダレですが、もちろん東京でもみることができます。
東京でのおすすめは小石川後楽園のヤエベニシダレです。
こちらも大きな木があり、満開の時期には多くの人が訪れますので、皆さんもぜひ訪れてみてはいかかでしょうか!
次はヤエベニシダレの増やし方をお伝えします!
ヤエベニシダレ(八重紅枝垂)の増やし方!挿し木のやり方は?
ヤエベニシダレに関わらず、サクラの仲間は強剪定を嫌います。
剪定をし過ぎたり、切り口を放置してしまうと菌が入り枯れてしまうこともあるほどです。
ヤエベニシダレを増やす場合は混みあった枝を剪定したものを利用するなど、再利用の形が良いでしょう。
ヤエベニシダレの挿し木は6月~7月と3月~4月が適しており、その時期に枝を10~15㎝程に切り取ります。
親木の剪定した切り口が大きい場合は、塗布材を塗りましょう。
切り取った枝の挿す方の先を斜めに切り、葉がついている場合は葉を2~3枚残して落とします。
作った挿し穂に発根促進剤を塗り土に挿しますが、その時用いるのは赤玉土とピートモスを混ぜたものや、用意が大変な場合は市販の挿し木用の用土がおすすめです。
(上の商品が発根促進剤です。)
用意した土に挿し、明るい日陰で管理し水をたっぷり与えましょう。
その後、根がついたらポットや鉢に植え替えましょう。
次はヤエベニシダレの苗木の値段についてお伝えします!
ヤエベニシダレ(八重紅枝垂)の苗木の値段はいくら位なの?
ヤエベニシダレの苗木は大きさにもよりますが、60㎝の苗木で約1700円です。
手の届きやすい価格なので、ぜひ挑戦してみてくださいね!
次はヤエベニシダレの花言葉についてお伝えします!
ヤエベニシダレ(八重紅枝垂)の花言葉はなに?
ヤエベニシダレの花言葉ではなく、ヤエザクラ全体の花言葉ではありますが「善良な教育」「しとやか」「教養」などがあります。
可憐な花を咲かせるヤエザクラにぴったりな花言葉ですね!
次はヤエベニシダレの種類や品種についてお伝えします!
ヤエベニシダレ(八重紅枝垂)の種類や品種は何があるの?
ヤエベニシダレのもとは野生のエドヒガンザクラです。
このエドヒガンザクラから品種改良されたエドヒガン系の園芸品種はヤエベニシダレなどのシダレザクラに限らず多くあります。
ヤエベニシダレのようなシダレザクラではベニシダレ、よく見られるサクラではもっとも有名なソメイヨシノもその一つです。
他にもたくさんの種類があるので、お気に入りのサクラを探してみるのもいいかもしれませんね。
それでは最後に、これまでのおさらいをしていきましょう。
ヤエベニシダレ(八重紅枝垂)のまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは8つありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①ヤエベニシダレ(八重紅枝垂)の育て方(環境、土、肥料、水やり)
ヤエベニシダレは日当たりや水はけ、風通しの良い場所を好みます。
用土は、庭植えをする場合はそのままの土壌で、鉢植えの場合は赤玉土と腐葉土を7:3で混ぜたものを使うのがおすすめです。
ヤエベニシダレに与える肥料は、開花前に腐葉土や油かす、緩効性肥料を穴を掘った根の周りに与えます。
水は、庭植えでは自然の降雨にまかせ、鉢植えの場合は表土が乾いたら水やりをしましょう。
②ヤエベニシダレ(八重紅枝垂)の画像(写真)!特徴は?
ヤエベニシダレの原産は中国や日本であり、生長すると5~10mほどです。
ほかのシダレザクラよりも開花時期は遅く、花は比較的小さな淡紅色になります。
③ヤエベニシダレ(八重紅枝垂)の開花時期や見頃はいつ頃なの?
ヤエベニシダレの開花時期は3月下旬~4月中旬で、東京では3月下旬に満開になります。
桜で有名な青森県の弘前公園では、毎年4月下旬に満開になるようです。
④ヤエベニシダレ(八重紅枝垂)を東京で見たい!どこで見ることができる?
東京でのおすすめは小石川後楽園のヤエベニシダレです。
こちらも大きな木があり、満開の時期には多くの人が訪れます。
⑤ヤエベニシダレ(八重紅枝垂)の増やし方!挿し木のやり方は?
ヤエベニシダレの挿し木は6月~7月と3月~4月が適しており、その時期に枝を10~15㎝程に切り取ります。
親木の剪定した切り口が大きい場合は、塗布材を塗りましょう。
切り取った枝の挿す方の先を斜めに切り、葉がついている場合は葉を2~3枚残して落とします。
作った挿し穂に発根促進剤を塗り土に挿しますが、その時用いるのは赤玉土とピートモスを混ぜたものや、用意が大変な場合は市販の挿し木用の用土を用い、明るい日陰で管理し水をたっぷり与えましょう。
⑥ヤエベニシダレ(八重紅枝垂)の苗木の値段はいくら位なの?
ヤエベニシダレの苗木は大きさにもよりますが、60㎝の苗木で約1700円です。
⑦ヤエベニシダレ(八重紅枝垂)の花言葉はなに?
ヤエベニシダレの花言葉ではなく、ヤエザクラ全体の花言葉ではありますが「善良な教育」「しとやか」「教養」などがあります。
⑧ヤエベニシダレ(八重紅枝垂)の種類や品種は何があるの?
ヤエベニシダレのもとは野生のエドヒガンザクラです。
エドヒガン系の園芸品種には多くの種類があり、シダレザクラではベニシダレ、よく見られるサクラではもっとも有名なソメイヨシノもその一つです。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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