みなさんこんにちは。
今回は、ガガイモについてまとめていきたいと思います。
ガガイモは、キョウチクトウ科ガガイモ属に属するツル性の多年草です。
本州、四国、九州で自生がみられ、学名は「Cynanchum rostellatum」です。
今回は、ガガイモについてのポイント、
以上10個の点についてお伝えします。
まずはガガイモの育て方(栽培方法)からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
ガガイモの育て方(栽培方法)は?
ガガイモは、日当たりのよい空き地や草原、道端などに自生しています。
そのため、日当たりの良い場所で育てるのがポイントです。
また、ツル性なのでツルを巻き付けるための支柱などを用意してあげましょう。
ここからさらに詳しくお伝えします。
最初は、ガガイモが好む環境についてお伝えします!
ガガイモの育て方!環境はどうする?
ガガイモは、日当たりの良い場所で育てましょう。
また、適度に湿気がある環境を好みます。
次は、ガガイモに適した用土についてお伝えします!
ガガイモを育てる際の適した用土は何?
ガガイモは、適度に保湿性のある用土で育てましょう。
鉢植えの場合は、市販の草花用培養土で十分です。
次は、ガガイモに必要な肥料についてお伝えします!
ガガイモの育て方!肥料はどうする?
ガガイモには、特に肥料は必要ありません。
痩せた土でも十分に育ちます。
では次は、ガガイモの水やりポイントについてお伝えします!
ガガイモを育てる際の水の量はどうする?
ガガイモは、乾燥を嫌います。
そのため、土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをしましょう。
以上で基本的なガガイモの育て方については終わりです。
次はガガイモの写真をお見せします!
ガガイモの花や実の画像(写真)!多肉や綿毛が特徴!毒性はあるの?
![](https://botanicaljapan.com/wp-content/uploads/2021/06/ガガイモ1-300x200.jpg)
ガガイモは、古くから日本に自生していて夏の季語にもなっています。
花はくるっと曲がったヒトデのような花弁で、綿毛が付くのが特徴ですが多肉植物ではなく、ツル性の植物です。
ガガイモは、ツルを延ばすと5m以上にもなる長いツルを持っています。
多肉植物の旧ガガイモ科に属するものは、フェルニア属かスタペリア属に属している別の植物になります。
また、ガガイモの茎を切ると乳白色の液体が出てきますが、毒性はありません。
次に、ガガイモの開花時期をお伝えします!
ガガイモの開花時期や季節はいつ頃なの?
ガガイモの開花時期は、8月です。
葉腋から出た集散花序に、淡紫色~白色の花を咲かせてくれますよ。
また、多年草なので毎年花が観られます。
次は、ガガイモの種子の値段や販売価格をお伝えします!
ガガイモの種子の値段や販売価格はいくらぐらいなの?
ガガイモの種子は、約250円で販売されています。
種子にも綿毛が付いているので、購入する際は綿毛が付いているものを選んで観察してみてくださいね。
それでは次に、ガガイモの増やし方をお伝えします!
ガガイモの増やし方!挿し木のやり方はどうするの?
![](https://botanicaljapan.com/wp-content/uploads/2021/06/ガガイモ3-300x200.jpg)
ガガイモの挿し木をするなら、成長期の若いツルを10cmほどの長さに切り落としましょう。
切り落としたら、20分~30分水に挿しておきましょう。
水に挿し終わったら、挿し木用の培養土などの清潔な土に挿していきます。
初根するまでは乾燥しないように水やりをし、日陰で管理してください。
次は、ガガイモの種まき時期と種まきのポイントをお伝えします!
ガガイモの種まき時期と種まきのポイントは?
ガガイモの種まきは、3~5月又は10~11月に行いましょう。
種には綿毛が付いていて、風に乗って運ばれ、自然と芽を出しますので種まきは難しくありません。
種をばら蒔きにして、覆土は5mm程度で構いません。
撒いたらたっぷりと水やりをして、適湿な状態で管理しましょう。
次に、ガガイモは食べることができるのかをお伝えします!
ガガイモは食べることができるの?食べ方は?
ガガイモの食べられる部分は、若い芽と熟していない果実の部分です。
若い芽は炒めものや煮物に向いていて、熟していない果実は天ぷらにして食べるのがおすすめです。
「ガガイモ」という名前なので、イモが付いていると誤解しそうですが、イモは付きません。
若い芽と熟していない果実のみ食用にできます。
次は、ガガイモの駆除のポイントをお伝えします!
ガガイモの駆除のポイントは?おすすめの除草剤はなに?
ガガイモは繁殖力がとても強く、ツルや葉を刈り取っても根が残っているとまた繁殖してしまいます。
そのため、駆除したいのであれば、根まで駆除できるような除草剤を使うのがポイントです。
具体的には、グリホサート系のサンフーロンやラウンドアップなどが挙げられます。
グリホサート系のものは、葉から入って根まで枯らしてくれるので、葉や茎に散布すると効果的です。
次に、ガガイモの花言葉をお伝えします!
ガガイモの花言葉はなに?
![](https://botanicaljapan.com/wp-content/uploads/2021/06/ガガイモ2-300x212.jpg)
ガガイモの花言葉は、「清らかな祈り」・「味わい深い」です。
「清らかな祈り」は、大国主と少彦名が協力して日本の国固めをしたという神話からきているそうです。
それでは最後に、ガガイモ科の種類や品種をお伝えします!
ガガイモ科の種類や品種は何があるの?
![](https://botanicaljapan.com/wp-content/uploads/2021/06/マダガスカルジャスミン-300x200.jpg)
(マダガスカル・ジャスミン)
1998年に植物の新しい分類法が発表され、採用されるようになりました。
それによりガガイモ科は消滅し、キョウチクトウ科に含められました。
そのため、現在ではガガイモ科はありませんが、以前にガガイモ科に属していた植物を少しだけご紹介します。
①マダガスカル・ジャスミン
マダガスカル地方原産地の熱帯植物で、常緑低木なので一年中茂った葉を見ることができます。
②イエライシャン
中国南部からインドシナ半島、インドにかけて自生していて、開花するととてもいい香りがします。
それでは最後に、これまでのおさらいをしていきましょう。
ガガイモのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは10個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①ガガイモの育て方(環境、土、肥料、水やり)
ガガイモは、日当たりの良い場所で育てましょう。
適度に保湿性のある用土で育て、肥料は必要ありません。
水やりは、土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをしましょう。
②ガガイモの花や実の画像(写真)!多肉や綿毛が特徴!毒性はあるの?
ガガイモは、古くから日本に自生していて夏の季語にもなっています。
花はくるっと曲がったヒトデのような花弁で、綿毛が付くのが特徴ですが多肉植物ではなく、ツル性の植物です。
多肉植物の旧ガガイモ科に属するものは、フェルニア属かスタペリア属に属している別の植物になります。
また、ガガイモの茎を切ると乳白色の液体が出てきますが、毒性はありません。
③ガガイモの開花時期や季節はいつ頃なの?
ガガイモの開花時期は、8月です。
葉腋から出た集散花序に、淡紫色~白色の花を咲かせてくれますよ。
また、多年草なので毎年花が観られます。
④ガガイモの種子の値段や販売価格はいくらぐらいなの?
ガガイモの種子は、約250円で販売されています。
⑤ガガイモの増やし方!挿し木のやり方はどうするの?
ガガイモの挿し木をするなら、成長期の若いツルを10cmほどの長さに切り落としましょう。
切り落としたら、20分~30分水に挿しておきましょう。
水に挿し終わったら、挿し木用の培養土などの清潔な土に挿していきます。
初根するまでは乾燥しないように水やりをし、日陰で管理してください。
⑥ガガイモの種まき時期と種まきのポイントは?
ガガイモの種まきは、3~5月又は10~11月に行いましょう。
種をばら蒔きにして、覆土は5mm程度で構いません。
撒いたらたっぷりと水やりをして、適湿な状態で管理しましょう。
⑦ガガイモは食べることができるの?食べ方は?
ガガイモの食べられる部分は、若い芽と熟していない果実の部分です。
若い芽は炒めものや煮物に向いていて、熟していない果実は天ぷらにして食べるのがおすすめです。
⑧ガガイモの駆除のポイントは?おすすめの除草剤はなに?
ガガイモは繁殖力がとても強く、ツルや葉を刈り取っても根が残っているとまた繁殖してしまいます。
そのため、駆除したいのであれば、根まで駆除できるような除草剤を使うのがポイントです。
具体的には、グリホサート系のサンフーロンやラウンドアップなどが挙げられます。
⑨ガガイモの花言葉はなに?
ガガイモの花言葉は、「清らかな祈り」・「味わい深い」です。
⑩ガガイモ科の種類や品種は何があるの?
1998年に植物の新しい分類法が発表され、採用されるようになりました。
それによりガガイモ科は消滅し、キョウチクトウ科に含められました。
そのため、現在ではガガイモ科はありませんが、以前にガガイモ科に属していた植物として、「マダガスカル・ジャスミン」などが挙げられます。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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