みなさんこんにちは。
今回は、エニシダについてまとめていきたいと思います。
エニシダは、寒さにも暑さにも強く大変育てやすい落葉性の低木です。
エニシダの葉は、水分の蒸発を防ぐために小さいのが特徴です。
枝は緑色をしており、枝でも光合成ができるようになっています。
エニシダの寿命は10年ほどなんです。
育て方のポイントを覚えて、10年元気に育ててみましょう!
今回はエニシダについてのポイント、
以上14個の点についてお伝えします。
まずはエニシダの育て方からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
エニシダの育て方(栽培)は?
エニシダの種まきは3月中旬~下旬に行います。
苗の植え付けは、3月~4月頃に行いましょうましょう。
種をまいてから、鹿沼土など清潔な土を軽くかぶせて、土が乾燥しないように管理しましょう。
エニシダは、移植に向いていないので苗が小さいうちに、鉢や庭に植えましょう。
種をまいてから、約3年で花が咲きます。
苗植えは、後述する鉢植えの方法を参考にして下さい。
病気や害虫はつきにくい品種ですが「アブラムシ」がつく事があるので、見つけたらすぐに駆除しましょう。
種からだと、開花まで3年と長い時間が掛かりますが、愛情をもって育てれば、開花したときに確かな達成感と庭が映える事は間違いありません。
最初は、エニシダが好む環境についてお伝えします!
エニシダ育て方!環境はどうする?
エニシダは、日当たりが良く、風通しが良い場所を好みます。
梅雨の時期など湿度が高い時期は、根腐れを起こして枯れてしまいますので、風通しが良い場所を選んで下さい。
また、日差しが十分に当たらないと開花しませんので、これらを踏まえて場所を選ぶ必要があります。
元気に育ってもらうには、場所選びが一番大切です。なので、しっかりと確認しましょう!
次は、エニシダに適した用土についてお伝えします!
エニシダを育てる際の適した用土は何?
エニシダは、水はけが良い土を好みます。
鉢植えの場合は、「赤玉土、日向土、完熟腐葉土または樹皮堆肥度を2:2:1」で混ぜ合わせて使うと良いです。
庭植えの場合は、植え穴に「緩効性化成肥料」を元肥として施しましょう。
エニシダは連作障害を起こすので、エニシダを植えたことのない場所に植えるようにしましょう。
次は、エニシダに必要な肥料についてお伝えします!
エニシダの育て方!肥料はどうする?
鉢植えは、育ちが良くないと思われたら3月に化成肥料を株元に追肥すると良いでしょう。
こうすることによって花付きが良くなりますよ。
庭植えの場合は、寒肥として2月に有機質肥料をまくと良いです。
可愛らしい花を咲かせる為にも、肥料をあげるのを怠らないようにしないといけませんね。
では次は、エニシダの水やりポイントについてお伝えします!
エニシダを育てる際の水の量はどうする?
庭植えの場合は、一度根がついてしまえば、水をやる必要はありません。
植えてから2年ほどで根がつくと考えていて下さい。
鉢植えの場合は、開花時、花芽形成期である夏にたっぷりとあげて下さい。
その他の時期は、土が乾いたら水をあげましょう。
夏は、エニシダが一番元気な時期です。
水や手入れを特によく行ってあげましょう。
以上で基本的なエニシダの基本的な育て方については終わりです。
次に、エニシダの画像(写真)をお見せします!
エニシダの画像(写真)!特徴や香りは?毒性はあるの?多年草なの?
エニシダは柑橘系に似た爽やかな甘い香りがします。
ただし木全体に毒性があるので誤って口にすると嘔吐や下痢の症状が出るので気を付けましょう。
またエニシダは多年草なので、長い間その美しい姿を見る事が出来ます。
それでは次に、エニシダの開花時期や季節はいつ頃なのかをお伝えします。
寿命はどれくらいなのでしょうか。
エニシダの開花時期や季節はいつ頃なの?寿命は?
エニシダの開花時期は4月~5月頃の春です。
また、エニシダの寿命は冒頭でお伝えした通り、寿命は10年くらいです。
エニシダの苗を新しく植え付けるのであれば、この寿命を考慮しつつ植える場所を決めると良いでしょう。
次は、エニシダの苗の植え付けや植え替えのポイントをお伝えします。
エニシダの苗の植え付けや植え替えのポイントは?
鉢植えや地植え共に適期は3月~4月または10月~11月です。
根鉢の約2~3倍の穴を掘り、根鉢を崩さないように気を付けながら穴の中央に置きましょう。
鉢植えの場合は根づまりを防ぐために鉢2年に1回一回り大きな鉢に植え替えましょう。
地植えの場合は植え替えは移植を嫌うニシエダが根付かない可能性があるため行いません。
なのでしっかりと場所の選定を行いましょう。
次はエニシダの鉢植えや地植えで育てるポイントについてお伝えします!
エニシダの鉢植え(プランター)や地植え(花壇)で育てる際のポイントは?
エニシダを鉢植えにする際には、鉢植えの底に元肥として「有機質肥料」か「緩効性化成肥料」を入れておくと良いでしょう。
これらの肥料は地植えの場合も利用します。
植え付ける際は、1回り大きな鉢に、根を傷つけないように古い土を落とさずそのまま植えます。
多湿が苦手なので、鉢植えの場合は乾燥気味に育てましょう。
また地植えをする際はエニシダは枝を横に広げて伸びる性質があるため剪定の手間などを考え
広いスペースを用意するのが良いでしょう。
次に、エニシダの寄せ植えに合う植物はなにがあるのかをお伝えします。
エニシダの寄せ植えに合う植物はなにがあるの?
移植を嫌うエニシダに寄せ植えするならば毎年花を咲かせる植物が良いでしょう。
多彩な花色があるプラムジュリアンや丸いボール状の花が愛らしいアルメリアなどの春の花がおすすめです。
他にもガーベラ・バコパ・ビオラ・アッサムなども全体像がとても映えるので、ぜひ挑戦して下さい!
次は、エニシダの剪定方法についてお伝えします。
エニシダの剪定(切り戻し)の時期や仕方(方法)は?
エニシダの剪定ですが、木が若いうちは形が自然にまとまるので、剪定の必要はありません。
3年ほど経つと、枝が絡んできますので、絡んでいる箇所を切りましょう。
剪定時期は「6月~7月」が適期です。
枝を切った後は幹への日当たりをよくしてあげましょう。
また、育ちきった花に黒い実ができる事があります。
見つけたら、摘み取るようにしましょう。
養分が実に吸い取られ、発育が悪くなります。
剪定も少ない回数で済みそうで、手が掛かりませんね。
次は、エニシダの挿し木の方法についてお伝えします。
エニシダの増やし方!挿し木のやり方はどうするの?
エニシダの挿し木の適期は「3月~4月」「6月~7月」です。
3月~4月は、昨年伸びた枝を切り、6月~7月のは新しく伸びた枝を切って挿し木にします。
枝を5~10cm程切り、水揚げをします。
なぜ、水揚げをするのかというと水揚げをしなければ、根が乾燥してうまく水を吸収できなくて最悪の場合枯れてしまう恐れがあるからです。
水揚げをした後は、挿し木用の土がありますので、そちらに植えて根が張るのを待ちます。
根が張ったらエニシダに適した用土に植えて下さい。
挿し木には手間が掛かりますが、その分、庭が華やかになるので是非チャレンジしてみてはどうでしょうか?
次に、エニシダのかかりうる病気や害虫の対策方法をお伝えします。
エニシダのかかりうる病気や害虫の対策方法は?
エニシダには目立つ病気や害虫はいませがアブラムシやコガネムシによる被害に合う場合があります。
アブラムシは幹や枝葉に寄生して養分を吸い取ってしまいそれがすす病を引き起こす時があります。
木酢液などの殺虫効果のある液を薄めてスプレーすれば駆除できます。
コガネムシは成虫は葉を幼虫は根を食べてしまいます。
とくに幼虫の食欲は凄まじく放っておくとあっという間にエニシダが枯れてしまいます。
対策としては農薬がありますがエニシダへの影響も考えると捕殺が良いでしょう。
また成虫を発見したら卵を地中に産み付けている可能性があるため土を掘り返し幼虫が居ないか確認しましょう。
次は、エニシダが枯れてしまう原因と対策についてお伝えします。
エニシダの花が咲かない原因や枯れる(しおれる)原因は?対策方法も!
エニシダは、とても短命な木です。
寿命がとても早く、10年ほどで枯れてしまうので、大木が存在しません。
「日が当たらない」「湿度が強く根が腐ってしまう」などに注意すれば寿命を迎えることができます。
具体的には日当たりの良い場所を選び植えるか、鉢植えなら日陰にならないよう移動させましょう。
湿度に弱いので水のやり過ぎや、梅雨の時期などの雨が多い時期には水はけの具合を見ておきましょう。
短い期間ですが、一生懸命花を咲かせて、必死に生きようとするエニシダはとても素晴らしい植物ですね。
なので、精一杯愛情を込めて、育ててあげましょう。
次に、エニシダの冬越しのやり方をお伝えします。
エニシダの冬越しのやり方は?耐寒性はあるの?
エニシダは寒さに強い植物です。
約-5℃までは耐えられますので南関東以西では地植えでそのまま冬を越すことができます。
その他の地域では室内で冬を越す必要があるので鉢植えがおすすめです。
次は、エニシダに似た花は何があるのかをお伝えします。
ヒメエニシダとの見分け方はあるのでしょうか。
エニシダに似た花は何がある?ヒメエニシダとの見分け方はなに?
エニシダに似た花として代表的な植物としてキングサリがあります。
見た目も大きさも育つ環境も似ていますがキングサリの方が多くの花をつけます。
エニシダとヒメエニシダは見た目の大きさが違います。
エニシダは約2~3mまで成長するのに対して30~40㎝ほどです。
なのでエニシダは地植えヒメエニシダは鉢植えに適しています。
次は、エニシダの花言葉についてお伝えします。
エニシダの花言葉や別名はなに?漢字でどう書くの?風水との関係性は?◎
エニシダの花言葉は「謙遜」「謙虚」「はかない恋」「恋の苦しみ」です。
とても儚い言葉ばかりですね。
エニシダがより愛おしく思えます。
次は、エニシダの種類や品種についてお伝えします。
エニシダの種類や品種は何がある?
エニシダは、マメ科に属していて、日本でよく見る黄色い花を咲かす種類は「ヒメエニシダ」と言います。
エニシダには多くの種類がありますが、ここでは代表的な3種類を紹介します。
「ヒメエニシダ」
日本で一番多くみられるエニシダで、鉢植えに向いてる、庭うえにすると1mほどの高さにになる。
「シロバナエニシダ」
落葉性のエニシダでエニシダの中でも木の高さがが3mと大きく育つ。
名前の通り、白い花を咲かせ、白と緑の色合いが美しい。
「エニシダ」
常緑性で耐寒がこの中では一番強く、寒さに強い。標高は1~2m程。
それでは、今回お伝えした事をまとめていきたいと思います!
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エニシダのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは14個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①エニシダの育て方(環境、土、肥料、水やり)
・環境は風通しが良く日当たりが良い場所
・土は水はけが良い土で鉢植えは「赤玉土、日向土、完熟腐葉土または樹皮堆肥度を2:2:1」を混ぜ合わせて使う
庭植えは暖効性化成肥料を元肥として施す
・庭植えは水やりの必要がないが鉢植えは夏にたっぷりとあげて他は土が乾いたらあげる
②エニシダの画像(写真)!特徴や香りは?毒性はあるの?多年草なの?
・エニシダは嘔吐や下痢の原因を引き起こす毒性がある
・柑橘系の爽やかな香りがする
・多年草である
③エニシダの開花時期や季節はいつ頃なの?寿命は?
・開花時期は4月~5月の春
・寿命は約10年
④エニシダの苗の植え付けや植え替えのポイントは?
・鉢植え地植え共に適期は3月~4月または10~11月
・根鉢の約2~3倍の穴を掘りの穴の中央に苗を置く
・鉢植えは2年に1回一回り大きな鉢に植え替える
・地植えは植え替えの必要はなし
⑤エニシダの鉢植え(プランター)や地植え(花壇)で育てる際のポイントは?
・元肥として「有機質肥料」か「暖効性化成肥料」を利用する
・多湿が苦手なので鉢植えの場合は乾燥気味に育てる
・エニシダは横に広く伸びる性質があるため地植えはスペースに気を付ける
⑥エニシダの寄せ植えに合う植物はなにがあるの?
・プラムジュリアンやアルメリアなどの春の花がおすすめ
⑦エニシダの剪定(切り戻し)の時期や仕方(方法)は?
・3年ほどすると枝が絡んでくるので絡んだ部分を切る
・時期は6月~7月が適期
⑧エニシダの増やし方!挿し木のやり方はどうするの?
・「3月~4月」「6月~7月」が適期
・枝を5~10cm程切り水揚げをする
・挿し木用の土に植え根が張るのを待つ
⑨エニシダのかかりうる病気や害虫の対策方法は?
・目立つ病気や害虫は居ないがアブラムシとコガネムシには注意
⑩エニシダの花が咲かない原因や枯れる(しおれる)原因は?対策方法も!
・「日が当たらない」「湿度が強く根が腐ってしまう」とうのが主な原因
・日が当たる場所に植えるか日陰の当たらない場所へ移動させる
・水のやりすぎや雨の多い日は水はけに注意する
⑪エニシダの冬越しのやり方は?耐寒性はあるの?
・エニシダは寒さに強い植物
・約-5℃までは耐えられる
⑫エニシダに似た花は何がある?ヒメエニシダとの見分け方はなに?
・似た花としてキングサリがある
・ヒメエニシダと違いは大きでエニシダが約2~3m育つのに対して
ヒメエニシダは約30~40㎝ほど
⑬エニシダの花言葉や別名はなに?漢字でどう書くの?風水との関係性は?
・エニシダの花言葉は「謙遜」「謙虚」「はかない恋」「恋の苦しみ」
⑭エニシダの種類や品種は何があるの?
・エニシダはマメ科に属しており品種としては「ヒメエニシダ」「シロバナエニシダ」などがある
短命で美しく咲き誇りながらも、健気に一生懸命に命を全うする姿に命は有限で尊いものだと訴えているようにも思えますね。
そんな素敵なエニシダを皆さんも育ててみてはいかがですか?
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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