みなさんこんにちは。
今回は、ギリシャ語で「畑に咲く王冠」という意味のアグロステンマをご紹介します。
「王冠」という意味とは裏腹に、アグロステンマは元々、畑の雑草でした。
なのでとても丈夫で育てやすいのが特徴です!
「ちょっとしたポイント」に気をつければ、初心者の方でも育てることができますよ!
ポイントを覚えて、ご自宅で「畑に咲く王冠」を育ててみましょう。
今回はアグロステンマについてのポイント、
以上7個の点についてお伝えします。
まずはアグロステンマの育て方からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
アグロステンマの育て方は?
アグロステンマは、草丈が70~100㎝にもなる花で「4~5月」が一番大きくなります。
花が倒れないように支柱を立ててあげましょう。
霜柱が立つ時期には、霜柱が根を持ち上げないように注意する必要があります。
放置しておくと、霜柱が根を土から出してしまい、根に水が吸収されず枯れてしまう恐れがあります。
浮き上がっている場合は、根元を手でしっかりと押さえてあげましょう。
アグロステンマは、雨期になると「灰色かび病」にかかりやすくなります。
予防法は、雨期には風通しをよくして、雨に濡らさない事です。
9月、10月には「アブラムシ」も見られます。
発見したら、早急に駆除しましょう。
ここからさらに詳しくお伝えします。
最初は、アグロステンマが好む環境についてお伝えします!
アグロステンマの育て方!環境はどうする?
アグロステンマは寒さにすごく弱いわけではないので、神経質になる必要はありません。
庭植えで育てる場合は、水はけの良い日向で育てましょう。
アグロステンマは草丈が高いので、倒れないように強い風の当たらない場所で育てましょう。
次は、アグロステンマに適した用土についてお伝えします!
アグロステンマを育てる際の適した用土は何?
アグロステンマは、水はけの良い弱アルカリ性の土を好みます。
「赤玉土中粒、腐葉土、酸度調整済みのピートモス=5:3:2」で混ぜたものを使うと良いです。
庭植えの場合は特別な用土は必要ありません。
次は、アグロステンマに必要な肥料についてお伝えします!
アグロステンマの育て方!肥料はどうする?
鉢植えの場合は、10月~4月に緩効性化成肥料をあげて下さい。
庭植えの場合は特に必要ありません。
では次は、アグロステンマの水やりポイントについてお伝えします!
アグロステンマを育てる際の水の量はどうする?
鉢植えの場合、土が乾いたらたっぷりと水をあげて下さい。
湿度で根が腐るのを避けるために、鉢底石を引くと過湿を防げますよ。
庭植えの場合、水をあげる必要はありません。
雨だけで水分は足ります。
アグロステンマは、鉢植えの方が手間が掛かります。
ですが、手塩にかけて育てた分、愛着が湧きますね。
以上で基本的なアグロステンマの育て方については終わりです。
次に、アグロステンマの画像をお見せします!
アグロステンマの画像(写真)!特徴は?
風に揺れる柔らかい草姿とピンク色の花が可憐なアグロステンマ。
花びらに縦にくっきりとラインが入っているのが大きな特徴といえます。
ナデシコ科の花らしく、葉は細長く、全体的に野に咲くやさしい雰囲気がありますね。
花色は濃いピンクが多いのですが、白い改良種も存在します。風にたなびく姿が清楚で可愛らしいですね。
もともと野原や畑に生えていた雑草なので、耐寒性もあり乾燥にも比較的強いのも特徴です。
日当たりと水はけの良い適地に植えれば、勝手に育つ上手な花です。
次に、アグロステンマの開花時期や季節はいつ頃なのかをお伝えします。
アグロステンマの開花時期や季節はいつ頃なの?
アグロステンマの開花時期は、5月~6月です。
春の季節に濃いピンク色のアグロステンマが、咲いていると春の暖かい風や光と相まって季節を感じることができそうですね。
次にアグロステンマの苗から植える場合のポイントについてお伝えしますね。
アグロステンマの苗の植え付けのポイントは?倒れることを防ぐために支柱をつかうの?
アグロステンマの苗植えは、「3月~4月」「10月~12月」が適しています。
霜が降りる時期になる前に、植え付けをして根を張らせる必要があります。
根が十分に張らないうちに霜の時期を迎えてしまうと、苗が霜柱で押し上げられてしまうので、植え付け時期に注意しましょう!
株元に「腐葉土」を敷いてあげると防寒対策にもなり、オススメですよ!
次は、アグロステンマの種まきのポイントをお伝えします。
芽が出てくるのをずっと待っていても芽が出てこない!なんてならないようにしっかりと学んでいきましょう。
アグロステンマの増やし方!種まき時期と種まきのポイントは?こぼれ種でも育つの?
アグロステンマの種まきは、9月~10月行いましょう。
発芽率が高いので、直まきで植えると良いでしょう。
植える際ですが、20cm~30cm程、間隔を空けて植えてあげると育ちやすいです。
種をまいた後は、芽が出るまで日陰で管理しましょう。
芽が出たら、日の光を当ててあげます。
寒い地域の場合は、種をまいた所(または鉢)に囲いをつけて、冬越しができるような環境にすると安心ですよ。
花が成熟すると、茶色く変色しカラカラの状態になります。
中に種ができていますので、取り出して、封筒などに入れて、なるべく暗くて冷たい場所で保存すると良いです。
来年も種を植えて、花を育てられれば、もっと楽しいですよね!
次は、アグロステンマの花言葉についてお伝えします。
アグロステンマの花言葉はなに?
アグロステンマの花言葉は、「自然を好む」「気持ちがなびく」「育ちの良さ」です。
畑の中に咲く、アグロステンマ。
自然に受け入れられ、畑の中でひと際、上品で美しい色を誇る姿を想像するとまさにぴったりな言葉ですね。
最後に、アグロステンマの種類や品種は何があるのかをお伝えします。
アグロステンマの種類や品種は何があるの?
改良種をいくつかご紹介しますね。
ギタゴ 濃いピンク色の品種です。紫色のラインが入って王冠のように見えます。最もよく見かけるかもしれません。
桜貝 淡いピンク色の品種。花びらに赤いラインが入り、先端が尖っているのが可愛らしい印象です。
パープルクイーン 赤紫色の品種。はっきりした色合いが好きな方におすすめです。
オーシャンパール 白い花が清楚で人気があります。
野性的な野花の雰囲気のある花で、ナチュラルガーデンに似合い、洋風和風ともにもうまく溶け込みます。
草姿が華奢で、株が倒れやすいため、広めの花壇にある程度まとめて植えるとよいでしょう。
それでは最後に、これまでのおさらいをしていきましょう。
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アグロステンマのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは7個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①アグロステンマの育て方は?
アグロステンマは、大きくなるので、倒れないように支柱を立てましょう。
発芽するまでは、日陰で管理します。発芽したら日をたっぷりと浴びせましょう。
寒い地域の場合、冬越しができる場所を確保する必要があります。
種まきは、9月、10月に行いましょう。20cm~30cm間を空けて植えます。
苗植えは、3月~4月、10月~12月に植え付けしましょう。
用土は、水はけの良い弱アルカリ性の土を好みます。
赤玉土中粒、腐葉土、酸度調整済みのピートモスを5:3:2で苦土石灰と緩効性化成肥料を混ぜるとよいでしょう。
肥料は、10月~4月に緩効性化成肥料を与えます。
水やりは、土が乾いたらたっぷりとあげましょう。
過湿に弱いので、鉢底石を置いてあげると根腐れを防げます。
②アグロステンマの画像(写真)!特徴は?
柔らかい草姿とピンク色の花。花びらに縦にくっきりとラインが入っているのが特徴です。
ナデシコ科の花らしく、葉は細長く、全体的に野花のような優しい雰囲気がありますね。
③アグロステンマの開花時期や季節はいつ頃なの?
アグロステンマ開花時期は、5月~6月です。
④アグロステンマの苗の植え付けのポイントは?倒れることを防ぐために支柱をつかうの?
日当たりが悪い場所では苗はうまく育ちません。種を直接蒔いて地植えにしても比較的楽に育てられます。
また、肥料を与えすぎると徒長するので注意しましょう。やせ地のほうがうまく適応しますよ。
草丈が高く茎も華奢なので、強い風などに倒れやすので、鉢植えでは支柱を使ってくださいね。
⑤アグロステンマの増やし方!種まき時期と種まきのポイントは?こぼれ種でも育つの?
秋まきの一年草で、花の見頃は5月~6月。開花は4月~7月まで比較的長く楽しめますよ。
9月~10月に、種を蒔いて地植えにしておけば放ったらかしでも丈夫に育ちます。
日当たりと水はけ、風通しのよい適地に種をまいておけば、こぼれ種で育つのも魅力かもしれませんね。
鉢植えは、種を蒔いたら発芽までは日陰で、発芽後は日向で管理しましょう。
耐寒性は比較的あるほうなので、寒冷地では軒下やフレーム内で冬越しさせますが、関東以西では真冬でも屋外で管理してください。
⑥アグロステンマの花言葉はなに?
アグロステンマの花言葉は、「自然を好む」「気持ちになびく」「育ちの良さ」です。
⑦アグロステンマの種類や品種は何があるの?
育てやすい改良種を4つご紹介しました。
ギタゴ 濃いピンク色の最もよく見かける品種です。
桜貝 淡いピンク色の品種。
パープルクイーン 赤紫色の品種。
オーシャンパール 白い花の品種。
濃いピンク色が可愛らしく、初心者の方にも手軽に育てられるアグロステンマ。
是非、育ててみてはいかがでしょうか?
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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