みなさんこんにちは。
今回は、レッドキャンピオン(ハーブ)についてまとめていきたいと思います。
レッドキャンピオンはナデシコ科マンテマ属に属している、ヨーロッパ原産の短命多年草です。
赤色やピンク色の綺麗な花を咲かせるので、魅力的な花壇作りにもってこいです。
切り花や生け花、グラウンドカバーに使用されます。
葉や花をハーブやエディブルフラワーとして、サラダやスープに利用することもできます。
今回は、レッドキャンピオン(ハーブ)についてのポイント、
以上7個の点についてお伝えします。
まずはレッドキャンピオン(ハーブ)の育て方からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
レッドキャンピオン(ハーブ)の育て方は?どれくらいの高さになるの?
レッドキャンピオンの草姿は直立で、高さ60~100㎝まで成長します。
茎は地際でよく分枝し、株立ちしています。
栽培は容易で、こぼれ種でもよく増えてくれます。
ここからさらに詳しくお伝えします。
最初は、レッドキャンピオン(ハーブ)が好む環境についてお伝えします!
レッドキャンピオン(ハーブ)の育て方!環境はどうする?
レッドキャンピオンは日当たりと風通しの良い環境を好みます。
耐寒性が強く冬越しの準備などは不要ですが、耐暑性は低いです。
真夏の直射日光と多湿で株が弱ることがあるので、半日陰で育てるようにしましょう。
次は、レッドキャンピオン(ハーブ)に適した用土についてお伝えします!
レッドキャンピオン(ハーブ)を育てる際の適した用土は何?
レッドキャンピオンは水はけが良く、弱アルカリ性の土壌を好みます。
鉢植えでは赤玉土中粒5割、腐葉土3割、酸度調整済みピートモス2割などの配合土を使用します。
配合土1リットル当たり2グラムの苦土石灰を施し、元肥としてリン酸分の多い緩効性肥料を適量与えます。
地植えの場合も必要に応じて、改良用土を入れて土壌改善を行った後、腐葉土を3割と元肥を混ぜます。
次は、レッドキャンピオン(ハーブ)に必要な肥料についてお伝えします!
レッドキャンピオン(ハーブ)の育て方!肥料はどうする?
地植えでは肥料を必要としません。
鉢植えでは植え付け時に元肥を与え、生育期間中には緩効性肥料を1ヶ月に1回与えれば問題ありません。
では次は、レッドキャンピオン(ハーブ)の水やりポイントについてお伝えします!
レッドキャンピオン(ハーブ)を育てる際の水の量はどうする?
水やりは鉢植えでは土が乾いたらたっぷり与え、地植えでは降雨で十分に育ちます。
過湿によって根腐れしやすいので、植え付け前に鉢底石を敷くなどして過湿を防ぎます。
以上で基本的なレッドキャンピオン(ハーブ)の育て方については終わりです。
次はレッドキャンピオン(ハーブ)の写真(画像)をお見せします!
レッドキャンピオンの画像(写真)!種や苗の特徴は?
レッドキャンピオンは冒頭でもお伝えしたように、赤色やピンク色の可愛らしい花をつけます。
花に香りは無く、果実は卵型の蒴果で中には多数の種子が入っています。
庭や花壇で地植えしている場合は、こぼれ種でよく増えます。
また、レッドキャンピオンの苗姿は、サラダとしてよく食べられるベビーリーフによく似ています。
もちろん、レッドキャンピオンの若葉もベビーリーフと同じようにサラダにして食べられます。
苗はハーブとして売られていることが多いので、農薬なども使われておらず安心して利用できますよ。
次に、レッドキャンピオンの開花時期や季節はいつ頃なのかについてお伝えします。
レッドキャンピオンの開花時期や季節はいつ頃なの?
レッドキャンピオンは春から秋にかけて咲く花で、5月~9月頃までの長期間に渡って花を楽しむことができます。
開花期間中は、枯れた花を花穂の下から切り取ります。
そうすることで次の花の開花を促すことができ、より長く花を楽しむことができます。
それでは、レッドキャンピオンの値段や販売価格はいくらぐらいなのかについてお伝えします。
レッドキャンピオンの値段や販売価格はいくらぐらいなの?
レッドキャンピオンは1株約400円で販売されています。
ホームセンターや園芸店の他、ネット通販でも多く販売されています。
レッドキャンピオンの若葉はハーブとして利用するため、種子での流通が一般的ですが、近年ではポット苗も出回るようになりました。
種子から育てる手間がかからず、ハーブとして利用したい場合も状態によってはすぐに使うことができます。
次に、レッドキャンピオンの苗の植え付け(植え方)や植え替えの時期とやり方についてお伝えします。
レッドキャンピオンの苗の植え付け(植え方)や植え替えの時期とやり方は?
レッドキャンピオンの植え付け適期は4月~5月、または9月~10月頃です。
必要となる用土や元肥を混ぜ合わせた後に植え付けを行います。
また、株が古くなると枯れやすくなるため、2~3年に1回ほど植え替えを兼ねて株分けも行いましょう。
植え替え・株分けの適期も4月~5月、9月~10月頃です。
株分けを行う前日の夜に水を与えておくことで、株分け後の活着が良くなります。
スコップで株を掘り上げて、根と茎葉がしっかり付いている束を2~3個にハサミなどを使って分けます。
株分け後はすぐに植え付けて水をたっぷりあげましょう。
次は、レッドキャンピオンの花言葉や別名や学名や英語名はなにかについてお伝えします。
レッドキャンピオンの花言葉や別名や学名や英語名はなに?
レッドキャンピオンは別名「シレネ・ディオイカ」と呼ばれています。
この別名は学名の「Silene dioica」からついたもので、レッドキャンピオンという名前は英語名の「Red campion」からついた名前です。
レッドキャンピオンの花言葉は「恋の落とし穴にご注意」です。
他のシレネの花言葉には「偽りの愛」「未練」「しつこさ」などの花言葉があります。
可愛らしい花をつけるシレネですが、粘着性のある液体を出す品種が多いため、このような花言葉がついているようです。
レッドキャンピオンにも茎や葉に少し粘り気のある毛が生えています。
最後に、レッドキャンピオンの種類や品種は何があるのかについてお伝えします。
レッドキャンピオンの種類や品種は何があるの?
レッドキャンピオンの主な園芸種には「ファイヤーフライ」「ローリーズフェーバリット」「ホワイトキャンピオン」があります。
ファイヤーフライは八重咲き品種で、花自体は小さいものの花弁が多くミニバラのような花を咲かせます。
ローリーズフェーバリットは他に比べると小型で、淡いピンク色の花を晩春から晩夏にかけて咲かせる品種です。
ホワイトキャンピオンはヨーロッパと北アメリカ原産で、別名「シレネ・ラティフォリア」です。
白い花を咲かせ、レッドキャンピオンによく似ていますが、葉の形状が少し違うため別種ともされています。
(ホワイトキャンピオン)
レッドキャンピオンとホワイトキャンピオンを近くに植えると、交配し薄ピンク色の花が咲きます。
レッドキャンピオンの他にも、シレネには約400種の品種が存在していますよ。
それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!
レッドキャンピオン(ハーブ)のまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは7個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①レッドキャンピオンの育て方(環境、土、肥料、水やり)
日当たりと風通しの良い環境を好み、高温多湿に弱いので真夏は半日陰で育てます。
水はけが良く、弱アルカリ性の土壌を好みます。
肥料は地植えでは不要で、鉢植えでは植え付け時に元肥を与え、生育期間中に1ヶ月に1回緩効性肥料を与えます。
水やりは鉢植えでは土が乾いたらたっぷり与え、地植えでは降雨で十分に育ちます。
②レッドキャンピオンの画像(写真)!種や苗の特徴は?
花に香りは無く、果実は卵型の蒴果で中には多数の種子が入っていて、こぼれ種でよく増えます。
レッドキャンピオンの苗姿はベビーリーフに似ていて、本種も同じように若葉を食べることができます。
③レッドキャンピオンの開花時期や季節はいつ頃なの?
レッドキャンピオンは春から秋にかけて咲く花で、5月~9月頃に咲きます。
開花期間中は、枯れた花を花穂の下から切り取ります。
④レッドキャンピオンの値段や販売価格はいくらぐらいなの?
レッドキャンピオンは1株約400円で販売されています。
⑤レッドキャンピオンの苗の植え付け(植え方)や植え替えの時期とやり方は?
レッドキャンピオンの植え付け適期は4月~5月、9月~10月頃です。
必要となる用土や元肥を混ぜ合わせた後に植え付けを行います。
植え替え適期も上記と同じで、2~3年に1回ほど植え替えを兼ねて株分けを行います。
⑥レッドキャンピオンの花言葉や別名や学名や英語名はなに?
レッドキャンピオンは別名「シレネ・ディオイカ」と呼ばれています。
学名は「Silene dioica」、英語名は「Red campion」です。
レッドキャンピオンの花言葉は「恋の落とし穴にご注意」です。
⑦レッドキャンピオンの種類や品種は何があるの?
レッドキャンピオンの主な園芸種には「ファイヤーフライ」「ローリーズフェーバリット」「ホワイトキャンピオン」があります。
レッドキャンピオンの他にも、シレネには約400種の品種が存在しています。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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