みなさんこんにちは。
今回は、センニチコウ(千日紅)についてまとめていきたいと思います。
センニチコウは、ヒユ科センニチコウ属に属する一年草です。
熱帯アメリカやアフリカなど、熱帯地方が原産です。
今回は、センニチコウ(千日紅)についてのポイント、
以上14個の点についてお伝えします。
まずはセンニチコウ(千日紅)の育て方からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
センニチコウ(千日紅)の育て方は?
センニチコウは、とても丈夫な植物です。
暑さや乾燥に強い上に、花期が長いのが特徴です。
日当たりと水はけさえ良ければ育ってくれるので、初心者の方でも簡単に育てられるでしょう。
ここからさらに詳しくお伝えします。
最初は、センニチコウ(千日紅)が好む環境についてお伝えします!
センニチコウ(千日紅)の育て方!環境はどうする?
センニチコウは、日当たりよく風通しのよい場所で育てましょう。
また、暖かく乾燥した状態を好みます。
次は、センニチコウ(千日紅)に適した用土についてお伝えします!
センニチコウ(千日紅)を育てる際の適した用土は何?
センニチコウは、水はけの良い用土で育てましょう。
地植えする場合は、庭の土に腐葉土を混ぜると水はけが良くなります。
自分で土を配合する場合は、赤玉土(小粒)6:腐葉土4の割合で配合しましょう。
土質は、特に選ばないので市販の草花用培養土でも十分に育ちます。
次は、センニチコウ(千日紅)に必要な肥料についてお伝えします!
センニチコウ(千日紅)の育て方!肥料はどうする?
センニチコウは、肥料が多すぎると葉だけが茂り、花付きが悪くなります。
そのため、元肥だけで十分ですが葉の色が悪い場合など、追肥をする場合はリン酸分の多いものを使用してください。
では次は、センニチコウ(千日紅)の水やりポイントについてお伝えします!
センニチコウ(千日紅)を育てる際の水の量はどうする?
センニチコウは、乾燥気味に育てましょう。
地植えしている場合は、ほぼ降雨のみで育ちます。
真夏の乾燥が酷い時期のみ、土の表面が乾いたら水やりをしてください。
鉢植えで育てている場合も、土の表面が乾いたら水やりをしましょう。
過湿にすると立枯病という病気の原因になるので、水のやりすぎには注意してください。
以上で基本的なセンニチコウ(千日紅)の育て方については終わりです。
次はセンニチコウ(千日紅)の写真をお見せします!
センニチコウ(千日紅)の画像(写真)!特徴は?どんな花?草丈はどれ位?毒はあるの?
センニチコウは、草丈50cmほどに成長し、全草に毛が生えています。
花は、カサカサとしたこんもりとした球状の苞の間から、小さなものを咲かせます。
(センニチコウの苞と花)
小さな花はよく見ないと分かりませんが、5枚の花びらを持ちます。
雄しべは黄色いものが5本出て、その後雌しべが伸びてきます。
この小さな花が終わっても、苞は落ちないので長期間見ることが出来ます。
苞の色は、紫色、ピンク色、白色が主です。
葉は、広楕円形~狭楕円形をしていて、やや大きめの葉をしています。
また、センニチコウに毒性はありません。
次に、センニチコウ(千日紅)の開花時期をお伝えします!
センニチコウ(千日紅)の開花時期や季節はいつ頃なの?多年草?一年草?
センニチコウの開花時期は、6月~10月です。
また、センニチコウは一年草ですが近縁種のキバナセンニチコウは多年草です。
次は、センニチコウ(千日紅)の苗の植え付けのポイントをお伝えします!
センニチコウ(千日紅)の苗の植え付けのポイントは?
センニチコウの植え付けは、5月~8月に行いましょう。
株と株のあいだは20cmほどあけて植え付け、深植えにならないように植え付けてください。
その際、株元が傷つくと立枯病の原因にもなるため、苗の根鉢は崩さないようにしましょう。
浅く植え付けるので、安定しない場合は支柱を立ててください。
それでは次に、センニチコウ(千日紅)の鉢植えや花壇で育てる際のポイントをお伝えします!
センニチコウ(千日紅)の鉢植えや花壇で育てる際のポイントは?
センニチコウを鉢植えで育てる場合は、5号~6号鉢に1株を目安に植え付けましょう。
センニチコウは横に広がる性質があるので、花壇の場合も地植えの時と同じく株と株の間は20cmほどあけて植え付けてください。
次は、センニチコウ(千日紅)の寄せ植えに合う植物をお伝えします!
センニチコウ(千日紅)の寄せ植えに合う植物はなにがあるの?
センニチコウは、同じような環境を好む植物と寄せ植えをしましょう。
ペンタスやポーチュラカ、バーベナなどは暑さにも強く、乾燥を好むのでおすすめです。
また、カラーリーフと合わせてもおしゃれな寄せ植えに仕上がるでしょう。
次に、センニチコウ(千日紅)の種まき時期と種まきのポイントをお伝えします!
センニチコウ(千日紅)の種まき時期と種まきのポイントは?
センニチコウの種まきは、5月に行いましょう。
発芽適温が20℃~25℃なので、4月にまくと発芽しない可能性があります。
また、収穫した種をまく場合は種に綿毛が付いているので取ってから種まきをしてください。
種まきのやり方は、バーミキュライトなどの種まき用の土に種が重ならないようにまきましょう。
覆土は5mmほどでよく、覆土をしたらたっぷりと水やりをしてください。
日当たりのよい場所で管理し、本葉が2枚~3枚ほどに成長したら植え付けたい場所へ植え付けましょう。
次は、センニチコウ(千日紅)の冬越し(越冬)の方法をお伝えします!
センニチコウ(千日紅)の冬越し(越冬)の方法は?
センニチコウは一年草なので、冬越しはできません。
冬越しをさせたいのであれば、キバナセンニチコウなど近縁種を栽培しましょう。
それでは次に、センニチコウ(千日紅)の販売場所や販売時期をお伝えします!
センニチコウ(千日紅)の販売場所や販売時期は?価格はいくら位なの?
センニチコウの苗は、初夏からホームセンターや園芸店などで販売されます。
種は、一年中購入することができます。
インターネット通販でも購入することができ、苗は1苗約100円~200円、種は約200円で売られています。
苗は、4株セットや10株セットなど、セット売りもされているので様々な花色の組み合わせを購入してみるのも楽しいでしょう。
次は、センニチコウ(千日紅)の切り花での楽しみ方をお伝えします!
センニチコウ(千日紅)の切り花で楽しもう!ドライフラワーやプリザーブドフラワー、リースはどうやって作るの?
センニチコウのドライフラワーは、好みの長さに摘み取り、逆さに吊るすだけです。
その際、根本の方の葉は切り落とし、数本ある場合は切り口付近を輪ゴムで巻いてください。
日の当たらない乾燥した場所や、エアコンの当たる場所へ1週間~2週間吊るしておけば完成です。
(センニチコウのドライフラワー)
また、プリザーブドフラワーにするには生き生きとしたセンニチコウを使用しましょう。
元気なセンニチコウの茎を2cm~3cm残して、斜めに切り落とします。
切り落としたら水に挿して、30分ほど水を吸わせましょう。
吸水させたら、蓋つきの瓶など密閉できる容器にセンニチコウと消毒用エタノールを入れて浸します。
空気を完全に抜くために軽く振り、センニチコウが浮いてくるようならアルミホイルをかぶせてから蓋をしてください。
この状態で1日置き、脱色されていれば着色をしていきます。
グリセリン2:水1の割合の液にお好みの着色料を数滴入れます。
そして、この液体を電子レンジで35℃くらいに温めてから、茎の部分を液体に付けて液体を吸い上げるのを待ちましょう。
日の当たらない場所で1日置いたら乾燥剤を入れた容器に、センニチコウを上向きに置きいてしっかり乾燥すれば完成です。
リースは、ハンドワイヤーでセンニチコウを巻き付けていけば良いので簡単です。
その際、ドライフラワーになると花や茎が細くなっていくのでなるべく花と花の間を開けないようにきつく巻き付けていくのがポイントです。
次に、センニチコウ(千日紅)のお茶の効能をお伝えします!
センニチコウ(千日紅)のお茶の効能は?作り方はどうやるの?
センニチコウのお茶は、工芸茶としてとても人気があるそうです。
特に美容に効果があり、肌を若がえさせるといわれています。
また、生理不順やストレス解消に効果があるとされています。
工芸茶の作り方は、緑茶や紅茶、白茶などの茶葉の中にセンニチコウなどの花を包んで丸めます。
それをガラス容器の中に入れ、お湯を注ぐと茶葉が緩んで中に入れたセンニチコウが咲くように開きます。
その様子がとても美しいので海外でも人気があり、ギフトとしても人気のある商品です。
次は、センニチコウ(千日紅)に似た花をお伝えします!
センニチコウ(千日紅)に似た花は?千日草(センニチコウ)や百日紅(サルスベリ)との違いは何?
センニチコウに似ている花として、「アルテルナンテラ」が挙げられます。
アルテルナンテラは、センニチコウと同じくヒユ科ですが、ツルノゲイトウ属(アルテルナンテラ属)に属しています。
和名は、赤葉千日紅(アカバセンニチコウ)で名前の通りセンニチコウに似ていて葉が赤いのが特徴です。
(アルテルナンテラ)
そして、千日草はセンニチコウの別名です。
百日紅(サルスベリ)はミソハギ科・サルスベリ属に属する花木です。
樹高は2m~10mにもなり、原産地は中国でセンニチコウとは全く別の植物です。
「百日紅」は中国名で、花期が長く7月~10月まで咲き続けることから名付けられたそうです。
センニチコウは、サルスベリよりも長く咲き続けることから、「千日紅」と名付けれられたそうです。
(サルスベリ・赤色)
(サルスベリ・白色)
次に、センニチコウ(千日紅)の種類や品種をお伝えします!
センニチコウ(千日紅)の種類や品種は何があるの?ストロベリーフィールドやファイヤーワークスなど
センニチコウは、熱帯アメリカを中心とした熱帯地域に100種類以上が確認されています。
以下に代表的な他の種類と品種をご紹介します。
①キバナセンニチコウ
地下に球根をつくり、3℃まで耐えられる耐寒性を持つ多年草の種類です。
②ファイヤーワークス
スパイシーな香りがあり、種からでも挿し芽でも増やせる品種です。
名前の通り炎が上がるようなツンツンとした苞をし、軽く凍ってしまっても越冬できる品種です。
③キバナセンニチコウ・ストロベリー・フィールズ
キバナセンニチコウの改良品種で、花はキバナセンニチコウに似ています。
草丈が80cmほどになる、センニチコウのなかでは最も背が高い品種で、地下に球根を作ります。
それでは最後に、センニチコウ(千日紅)の花言葉をお伝えします!
センニチコウ(千日紅)の花言葉はなに?英語や学名では何と言うの?何日の誕生花?
センニチコウの花言葉は、「不朽」・「色あせぬ愛」です。
このような花言葉は、センニチコウの長い花期やドライフラワーにしても長く花色を保つことが由来となっています。
また、センニチコウを英語でいうと「Globe amaranth」で、学名は「Gomphrena globosa」です。
それでは最後に、これまでのおさらいをしていきましょう。
センニチコウ(千日紅)のまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは14個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①センニチコウ(千日紅)の育て方(環境、土、肥料、水やり)
センニチコウは、日当たりの良い場所で育てましょう。
用土は水はけの良いものを使用し、肥料は元肥だけで十分です。
また、乾燥気味に育てるのが良いので、水のやりすぎには注意してください。
②センニチコウ(千日紅)の画像(写真)!特徴は?どんな花?草丈はどれ位?毒はあるの?
センニチコウは、草丈50cmほどに成長し、全草に毛が生えています。
花は、カサカサとした球状の苞の間から、小さなものを咲かせます。
小さな花はよく見ないと分かりませんが、5枚の花びらを持ちます。
花が終わっても、苞は落ちないので長期間見ることが出来ます。
葉は、広楕円形~狭楕円形をしていて、やや大きめの葉をしています。
また、センニチコウに毒性はありません。
③センニチコウ(千日紅)の開花時期や季節はいつ頃なの?多年草?一年草?
センニチコウの開花時期は、6月~10月です。
また、センニチコウは一年草ですが近縁種のキバナセンニチコウは多年草です。
④センニチコウ(千日紅)の苗の植え付けのポイントは?
センニチコウの植え付けは、5月~8月に行いましょう。
株と株のあいだは20cmほどあけて植え付け、深植えにならないように植え付けてください。
その際、苗の根鉢は崩さないようにしましょう。
安定しない場合は支柱を立ててください。
⑤センニチコウ(千日紅)の鉢植えや花壇で育てる際のポイントは?
センニチコウを鉢植えで育てる場合は、5号~6号鉢に1株を目安に植え付けましょう。
花壇の場合も地植えの時と同じく、株と株の間は20cmほどあけて植え付けてください。
⑥センニチコウ(千日紅)の寄せ植えに合う植物はなにがあるの?
センニチコウは、同じような環境を好む植物と寄せ植えをしましょう。
ペンタスやポーチュラカ、バーベナなどは暑さにも強く、乾燥を好むのでおすすめです。
また、カラーリーフと合わせてもおしゃれな寄せ植えに仕上がるでしょう。
⑦センニチコウ(千日紅)の種まき時期と種まきのポイントは?
センニチコウの種まきは、5月に行いましょう。
発芽適温が20℃~25℃なので、4月にまくと発芽しない可能性があります。
種まきのやり方は、種まき用の土に種が重ならないようにまきましょう。
覆土は5mmほどでよく、覆土をしたらたっぷりと水やりをしてください。
日当たりのよい場所で管理し、本葉が2枚~3枚ほどに成長したら植え付けたい場所へ植え付けましょう。
⑧センニチコウ(千日紅)の冬越し(越冬)の方法は?
センニチコウは一年草なので、冬越しはできません。
⑨センニチコウ(千日紅)の販売場所や販売時期は?価格はいくら位なの?
センニチコウの苗は、初夏からホームセンターや園芸店、インターネット通販などで販売されます。
種は一年中購入することができます。
インターネット通販では、苗は1苗約100円~200円、種は約200円で売られています。
⑩センニチコウ(千日紅)の切り花で楽しもう!ドライフラワーやプリザーブドフラワー、リースはどうやって作るの?
センニチコウのドライフラワーは、好みの長さに摘み取り、逆さに吊るすだけです。
また、プリザーブドフラワーにするには生き生きとしたセンニチコウを使用しましょう。
元気なセンニチコウの茎を2cm~3cm残して、斜めに切り落とします。
それを水に挿して30分ほど水を吸わせ、蓋つきの瓶など密閉できる容器にセンニチコウと消毒用エタノールを入れて浸します。
この状態で1日置き、脱色されていれば着色をしていきます。
グリセリン2:水1の割合の液にお好みの着色料を数滴入れます。
そして、この液体を電子レンジで35℃くらいに温めてから、茎の部分を液体に付けて液体を吸い上げるのを待ちましょう。
日の当たらない場所で1日置いたら乾燥剤を入れた容器に、センニチコウを上向きに置きいてしっかり乾燥すれば完成です。
リースは、ハンドワイヤーでセンニチコウを巻き付けていけば良いので簡単です。
⑪センニチコウ(千日紅)のお茶の効能は?作り方はどうやるの?
センニチコウのお茶は、工芸茶としてヨーロッパでとても人気があるそうです。
特に美容に効果があり、肌を若がえさせるといわれています。
また、生理不順やストレス解消に効果があるとされています。
工芸茶の作り方は、緑茶や紅茶、白茶などの茶葉の中にセンニチコウなどの花を包んで丸めます。
それをガラス容器の中に入れ、お湯を注ぐと茶葉が緩んでセンニチコウが咲くように開きます。
⑫センニチコウ(千日紅)に似た花は?千日草(センニチコウ)や百日紅(サルスベリ)との違いは何?
センニチコウに似ている花として、「アルテルナンテラ」が挙げられます。
アルテルナンテラは、センニチコウと同じくヒユ科ですが、ツルノゲイトウ属に属しています。
和名は、赤葉千日紅(アカバセンニチコウ)で名前の通りセンニチコウに似ていて葉が赤いのが特徴です。
そして、千日草はセンニチコウの別名です。
百日紅(サルスベリ)はミソハギ科・サルスベリ属に属する花木です。
樹高は2m~10mにもなり、原産地は中国でセンニチコウとは全く別の植物です。
「百日紅」は中国名で、花期が長く7月~10月まで咲き続けることから名付けられました。
⑬センニチコウ(千日紅)の種類や品種は何があるの?ストロベリーフィールドやファイヤーワークスなど
センニチコウは、熱帯アメリカを中心とした熱帯地域に100種類以上が確認されています。
「キバナセンニチコウ」という種類や、「ファイヤーワークス」などの品種があります。
⑭センニチコウ(千日紅)の花言葉はなに?英語や学名では何と言うの?何日の誕生花?
センニチコウの花言葉は、「不朽」・「色あせぬ愛」です。
また、センニチコウを英語でいうと「Globe amaranth」で、学名は「Gomphrena globosa」です。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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