みなさんこんにちは。
今回は、トウカエデについてまとめていきたいと思います。
トウカエデは、カエデ科カエデ属に属する落葉高木です。
「トウカエデ」という名前は、唐(中国)の楓という意味で、江戸時代に中国から徳川幕府に寄贈されたのが始まりです。
当初は江戸城や大名の庭にのみ植えられていましたが、明治以降になって庶民の間にも広まり、現在では北海道から九州まで日本各地に植栽されるようになりました。
学名は、「Acer buergerianum」です。
今回は、トウカエデについてのポイント、
以上9個の点についてお伝えします。
まずはトウカエデの育て方からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
トウカエデの育て方は?
トウカエデは、日当たりの良い場所で育てた方が秋の紅葉がきれいに染まります。
また、強めの剪定も避けた方がより良く育ちます。
ここからさらに詳しくお伝えします。
最初は、トウカエデが好む環境についてお伝えします!
トウカエデの育て方!環境はどうする?
トウカエデは、日当たりと水はけの良い場所で育てましょう。
日当たりが悪い場所や高温の場所で育てると、紅葉が冴えません。
次は、トウカエデに適した用土についてお伝えします!
トウカエデを育てる際の適した用土は何?
トウカエデは、水はけと日当たりさえよければ特に土質は選びません。
次は、トウカエデに必要な肥料についてお伝えします!
トウカエデの育て方!肥料はどうする?
トウカエデは、痩せた土地でも十分育ちますが、4月~5月頃に緩効性肥料を追肥するとより良く育ちます。
では次は、トウカエデの水やりポイントについてお伝えします!
トウカエデを育てる際の水の量はどうする?
トウカエデは、ほぼ降雨のみで育ちます。
植え付けてから根が張るまでは、土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをしましょう。
以上で基本的なトウカエデの育て方については終わりです。
次はトウカエデの写真をお見せします!
トウカエデの画像(写真)!葉や花の特徴は?樹形はどんな形なの?
トウカエデは、樹高20mほどになる落葉高木で、樹形や紅葉が美しいため、庭木や公園樹、街路樹として用いられることが多いのが特徴です。
樹皮は、縦に割れて剥がれるのが特徴で、若枝には毛があり、前年枝は灰白色をしています。
葉は、長さ4cm~8cmほどで3浅裂し、基部は円形をしています。
シュートや若い個体の葉はより深裂し、ギザギザがあるのが特徴です。
花期になると、その年に伸びた枝の先に淡い黄色の両性花の花を房状に付けますが、花はあまり目立ちません。
似た植物でイロハモミジもありますよ。
次に、トウカエデの季節や新芽や冬芽が出る時期をお伝えします!
トウカエデの季節や新芽や冬芽が出る時期はいつ頃なの?紅葉は楽しむ事ができるの?
トウカエデの開花時期は、4月~5月です。
また、新芽は春に出てきて、秋には紅葉を楽しむことができます。
次は、トウカエデの値段や販売価格をお伝えします!
トウカエデの値段や販売価格はいくらぐらいなの?
トウカエデは、約400円~25000円と、大きさによって値段が変わります。
お好みに合わせて購入してみてください。
それでは次に、トウカエデの苗木の植え付け(植え方)や植え替えのポイントをお伝えします!
トウカエデの苗木の植え付け(植え方)や植え替えのポイントは?
トウカエデの植え付けや植え替えは、落葉する11月下旬~12月が適期です。
しかし、大きくなってからの植え替えにはあまり適さないので、植え付ける場所を良く選んでから植え付けることが大切です。
次は、トウカエデを盆栽や庭木で育てる際の剪定(切り戻し)の時期ややり方をお伝えします!
トウカエデを盆栽や庭木で育てる際の剪定(切り戻し)の時期ややり方は?
トウカエデの剪定は、葉が落ちた後の11月~1月頃に行いましょう。
樹形を乱す徒長枝は積極的に切ってしまっても良いですが、根元近くまで切り詰めるような強めの剪定は避けるのがポイントです。
芽吹く力が強く、枝もよく伸ばすのでスペースに応じて小さくまとめる剪定には適していますが、樹形ができあがってしまったら、大がかりな剪定はせずに、自然樹形で楽しみましょう。
次に、トウカエデの増やし方をお伝えします!
トウカエデの増やし方!挿し木や種まきのやり方はどうするの?
トウカエデの挿し木は、春から夏にかけて行いましょう。
やり方は、その年に伸びた枝先を10cmほど斜めに切り落とします。
切り落としたら、半日くらい水に挿しておきましょう。
よく水を吸ったら、挿し木用の土を入れた育苗ポットや鉢に挿して、直射日光の当たらない風通しのよいところに置き、土が乾かないようにこまめに水やりをしながら管理しましょう。
トウカエデの種まきは、秋の終わりになると実が付くので、よく熟したものを採取しておきます。
種は、乾燥させると発芽率が下がってしまうので、採取したらすぐに種まきをするか、冷蔵庫で保存して春に種まきをする方法があります。
発芽適温が20度前後なので、後者の方が発芽率が高くなりますが、種の乾燥には注意しましょう。
次は、トウカエデのかかりうる病気(最近)や害虫の対策方法をお伝えします!
トウカエデのかかりうる病気(最近)や害虫の対策方法は?うどんこ病や首垂細菌病に注意?
トウカエデは、うどんこ病になることもあります。
うどんこ病は、植物の葉や茎に発生する病気で、うどん粉のような白い粉状の病斑部が現れる病気です。
病気を放置しておくと株全体に広がり、最悪の場合枯れてしまいます。
うどんこ病は多湿の環境で発生しやすいため、梅雨時期など湿気の多い時期にはできるだけ風通しの良い環境で育て、特に注意しておきましょう。
また、うどんこ病を見つけたらすぐに病斑部を切り取って駆除することも大切です。
首垂細菌病は、4月下旬~5月頃、新梢の柔らかい枝葉が侵される病気です。
はじめは葉の基部から水侵状の病斑が現れ、やがて黒変し、しおれて垂れ下がり、乾いて落葉してしまいます。
病気が進行すると、木全体が丸坊主のようになり、枯死寸前のように見えますが、気温上昇とともに病勢は収まり、梅雨明け以降は新たな枝葉が出てきて被害は目立たなくなるそうです。
樹木類では数少ない細菌病で、生態などは不明な点が多いですが、放っておいても心配はいらないでしょう。
それでは最後に、トウカエデの花言葉をお伝えします!
トウカエデの花言葉はなに?
トウカエデの花言葉は、「豊穣」です。
この花言葉は、紅葉した美しい姿から名付けられたのでしょうか。
それでは最後に、これまでのおさらいをしていきましょう。
トウカエデのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは9個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①トウカエデの育て方(環境、土、肥料、水やり)
トウカエデは、日当たりと水はけの良い場所で育てましょう。
特に土質は選びませんが、4月~5月頃に緩効性肥料を追肥するとより良く育ちます。
水やりは、ほぼ降雨のみで育ちます。
②トウカエデの画像(写真)!葉や花の特徴は?樹形はどんな形なの?
トウカエデは、樹高20mほどになる落葉高木です。
樹皮は、縦に割れて剥がれるのが特徴で、若枝には毛があり、前年枝は灰白色をしています。
葉は、長さ4cm~8cmほどで3浅裂し、基部は円形をしています。
シュートや若い個体の葉はより深裂し、ギザギザがあるのが特徴です。
花期になると、その年に伸びた枝の先に淡い黄色の両性花の花を房状に付けますが、花はあまり目立ちません。
③トウカエデの季節や新芽や冬芽が出る時期はいつ頃なの?紅葉は楽しむ事ができるの?
トウカエデの開花時期は、4月~5月です。
また、新芽は春に出てきて、秋には紅葉を楽しむことができます。
④トウカエデの値段や販売価格はいくらぐらいなの?
トウカエデは、約400円~25000円と、大きさによって値段が変わります。
⑤トウカエデの苗木の植え付け(植え方)や植え替えのポイントは?
トウカエデの植え付けや植え替えは、落葉する11月下旬~12月が適期です。
しかし、大きくなってからの植え替えにはあまり適さないので、植え付ける場所を良く選んでから植え付けることが大切です。
⑥トウカエデを盆栽や庭木で育てる際の剪定(切り戻し)の時期ややり方は?
トウカエデの剪定は、葉が落ちた後の11月~1月頃に行いましょう。
樹形を乱す徒長枝は積極的に切ってしまっても良いですが、根元近くまで切り詰めるような強めの剪定は避けるのがポイントです。
⑦トウカエデの増やし方!挿し木や種まきのやり方はどうするの?
トウカエデの挿し木は、春から夏にかけて行いましょう。
やり方は、その年に伸びた枝先を10cmほど斜めに切り落とします。
切り落としたら、半日くらい水に挿しておきましょう。
よく水を吸ったら、挿し木用の土を入れた育苗ポットや鉢に挿して、直射日光の当たらない風通しのよいところに置き、土が乾かないようにこまめに水やりをしながら管理しましょう。
トウカエデの種まきは、秋の終わりになると実が付くので、よく熟したものを採取しておきます。
種は、乾燥させると発芽率が下がってしまうので、採取したらすぐに種まきをするか、冷蔵庫で保存して春に種まきをする方法があります。
⑧トウカエデのかかりうる病気(最近)や害虫の対策方法は?うどんこ病や首垂細菌病に注意?
トウカエデは、うどんこ病になることもあります。
うどんこ病は、植物の葉や茎に発生する病気で、うどん粉のような白い粉状の病斑部が現れる病気です。
病気を放置しておくと株全体に広がり、最悪の場合枯れてしまいます。
うどんこ病を見つけたらすぐに病斑部を切り取って駆除することが大切です。
首垂細菌病は、4月下旬~5月頃、新梢の柔らかい枝葉が侵される病気です。
はじめは葉の基部から水侵状の病斑が現れ、やがて黒変し、しおれて垂れ下がり、乾いて落葉してしまいます。
病気が進行すると、木全体が丸坊主のようになり、枯死寸前のように見えますが、気温上昇とともに病勢は収まり、梅雨明け以降は新たな枝葉が出てきて被害は目立たなくなるそうです。
樹木類では数少ない細菌病で、生態などは不明な点が多いですが、放っておいても心配はいらないでしょう。
⑨トウカエデの花言葉はなに?
トウカエデの花言葉は、「豊穣」です。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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