みなさんこんにちは。
今回は、オオハナウドについてまとめていきたいと思います。
オオハナウドはセリ科ハナウド属の多年草で、アイヌ文化の中では古くより親しまれてきた山野草です。アイヌ語で「ピットク」と呼ばれ、食事や薬に活用されました。
ウドに似ているため日本においては名前に「ウド」がついていますが、ウドとは全く異なる植物になります。
学名は「Heracleum lanatum」です。
今回は、オオハナウドについてのポイント、
以上6個の点についてお伝えします。
まずはオオハナウドの育て方からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
オオハナウドの育て方は?
オオハナウドは寒冷地の植物のため、関東以南の温暖地での栽培は非常に困難です。
また、大型の植物なので十分なスペースを確保してください。
夏の暑さを極力避け、涼しく風通しを良くして管理し、秋から春までは日の当たる場所で育てます。
ここからさらに詳しくお伝えします。
最初は、オオハナウドが好む環境についてお伝えします!
オオハナウドの育て方!環境はどうする?
オオハナウドは夏場の強い日差しを避けて、風通しのいい場所で育てます。
それ以外の季節では日当たりが良いほうが生育がいいです。
暑さにとても弱いので夏場は涼しくするようにします。
寒さには強くて冬場は地上部が枯れるので、特別な管理はいりません。
次は、オオハナウドに適した用土についてお伝えします!
オオハナウドを育てる際の適した用土は何?
オオハナウドには水はけと水持ちを両立させた用土が適しています。
赤玉土や鹿沼土を主体とした用土に、有機質を混ぜ込んで使います。
次は、オオハナウドに必要な肥料についてお伝えします!
オオハナウドの育て方!肥料はどうする?
オオハナウドは肥料はそれほど必要ありません。
秋と春に有機肥料の置き肥をします。
では次は、オオハナウドの水やりポイントについてお伝えします!
オオハナウドを育てる際の水の量はどうする?
オオハナウドは適湿を好みますので用土が乾いたらたっぷりとあたえます。
気温の高い季節に水分が多いと根腐れを起こすので注意します。
以上で基本的なオオハナウドの育て方については終わりです。
次はオオハナウドの写真をお見せします!
オオハナウドの画像(写真)!花の特徴は?北海道で楽しむ事ができるの?
オオハナウドは高く伸びた茎の頂点か、分枝した先端に大型のスプレー状の花序(花のかたまり)をつけます。
花は白色の5弁花で、花序の中央部と周辺部の花弁の形は異なっています。周辺部は外側の1花弁が大きくV字型になって、縁を飾るように咲くのが特徴です。
本州では高山にしか見られませんが、北海道では低地から山地まで広く分布しています。日当たりの良いやや湿った林内にしばしば群生しています。
次に、オオハナウドの開花時期をお伝えします!
オオハナウドの開花時期や季節はいつ頃なの?
オオハナウドの花期は地域によって開きがあり5~9月になります。
春に越冬した根から新芽を出して成長し、花を咲かせます。花後は種をつけ、その後枯れます。
花をつけた株は越冬しません。
次は、オオハナウドの値段や販売価格をお伝えします!
オオハナウドの値段や販売価格はいくらぐらいなの?
オオハナウドの種や苗は残念ながら一般流通していません。
購入は難しいでしょう。
次に、オオハナウドに似た花をお伝えします!
オオハナウドに似た花はなにがあるの?
オオハナウドのように白い小花が集まった大型のスプレー状の花序(花のかたまり)を持つ植物は、ミヤマシシウド、ハクサンボウフウ、エゾニュウなどがあります。
これらを見分けるのは簡単で、オオハナウドだけが周辺部の花の花弁が大きくなります。
他はすべて同じ大きさの花をつけます。
本州の北部ではハナウドとオオハナウドが混在しています。
こちらは花の特徴は同じですが、葉の大きさで区別します。
それでは最後に、オオハナウドの食べ方をお伝えします!
オオハナウドの食べ方は?
オオハナウドはごく若い新芽を食べることができます。
大きく育ったものはアクが強く、苦くて食べられません。
多くの山菜と同様、天ぷらやおひたし、炒めものなどの食べ方が一般的です。
独特の苦味とせり特有の香りが強いため、おつまみ程度がいいようです。
油を通すとクセが和らぐため、天ぷらがおすすめです。
それでは最後に、これまでのおさらいをしていきましょう。
オオハナウドのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは6個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①オオハナウドの育て方
オオハナウドは寒冷地の植物のため、関東以南の温暖地での栽培は非常に困難です。
また、大型の植物のため十分なスペースを確保してください。
夏場の強い日差しを避けて、風通しのいい場所で育てます。
それ以外の季節では日当たりが良いほうが生育がいいです。
水はけと水持ちのいい用土を使い、暑い時期の根腐れに注意します。
適湿で管理し、用土が乾いたらたっぷりと水を与えます。
②オオハナウドの画像(写真)や花の特徴
オオハナウドは高く伸びた茎の頂点か、分枝した先端に大型のスプレー状の花序(花のかたまり)をつけます。
花は白色の5弁花で、花序の中央部と周辺部の花弁の形は異なっています。
周辺部は外側の1花弁が大きくV字型になって、縁を飾るように咲くのが特徴です。
本州では高山にしか見られませんが、北海道では低地から山地まで広く分布しています。
日当たりの良いやや湿った林内にしばしば群生しています。
③オオハナウドの開花時期や季節
オオハナウドの花期は地域によって開きがあり5~9月になります。
花をつけた株はその年に枯れて越冬しません。
④オオハナウドの値段や販売価格
オオハナウドの種や苗は残念ながら一般流通していません。
購入は難しいでしょう。
⑤オオハナウドに似た花
オオハナウドのように白い小花が集まった大型のスプレー状の花序(花のかたまり)を持つ植物は、ミヤマシシウド、ハクサンボウフウ、エゾニュウなどがあります。
これらを見分けるのは簡単で、オオハナウドだけが周辺部の花の花弁が大きくなります。他はすべて同じ大きさの花をつけます。
⑥オオハナウドの食べ方
オオハナウドはごく若い新芽を食べることができます。
大きく育ったものはアクが強く、苦くて食べられません。
多くの山菜と同様、天ぷらやおひたし、炒めものなどの食べ方が一般的です。
独特の苦味とせり特有の香りが強いため、おつまみ程度がいいようです。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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