みなさんこんにちは。
今回は、クロモジについてまとめていきたいと思います。
クロモジは、【クスノキ科・クロモジ属】の【落葉低木】になります。
学名は【Lindera umbellata】になります。
今回は、クロモジについてのポイント、
以上13個の点についてお伝えします。
まずはクロモジの育て方からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
クロモジの育て方(栽培)は?
クロモジは沃土な土壌、最低限の肥料、そして水やりが必要になります。
日当たりにも気をつけながら、生育する必要があります。
ここからさらに詳しくお伝えします。
最初は、クロモジが好む環境についてお伝えします!
クロモジの育て方(栽培)!環境はどうする?
クロモジの生育環境は、【半日陰】または、【日陰】が適しています。
注意点としては、直射日光は避けるようにすることです。
日を当てる時間は、【2~3時間程度】でとどめることを意識してください。
あまりにも、強い光をあて当てすぎると【枯れ】の原因になりますので、気をつける必要があります。
次は、クロモジに適した用土についてお伝えします!
クロモジを育てる際の適した用土は何?
クロモジは、【水はけの良い肥沃な土】を必要とします。
具体的には、【赤玉土】、【腐葉土】、【堆肥】で沃土な土壌を作り、水はけを良くしていきます。
そして、土は乾燥をさせないように様子を見ておきましょう。(地植えの場合は雨水以外不要:真夏は土の状態を見て与える)
次は、クロモジに必要な肥料についてお伝えします!
クロモジの育て方(栽培)!肥料はどうする?
クロモジの肥料は、【油粕】と【粒状化成肥料】を適量与えるといいでしょう。
時期は、寒肥として【1~2月】に与えます。
では次は、クロモジの水やりポイントについてお伝えします!
クロモジを育てる際の水の量はどうする?
クロモジの水やりは、必要ですが、あまりにも潤いが深い場合は枯れる場合がありますので、注意が必要です。
地植えの場合は、基本的に水やりは必要ありませんが、乾燥が強いと感じた場合には土の状態を見ながら水を与えてあげてください。
鉢植えの場合には、乾燥を確認し、鉢の底から水が流れるまで水を与えてください。
以上で基本的なクロモジの育て方については終わりです。
次はクロモジの写真をお見せします!
クロモジの画像(写真)!特徴は?花や実はどんな感じ?
クロモジは落葉低木で、【約2~6m】ほどで、幹の直径は、【約5~10㎝】になります。
そして、このクロモジという名前の由来ともいわれる黒い斑点が特徴的です。
この斑点は、若枝の樹皮に表れていますので、確認したいところです。
クロモジは、開花後には、丸みを帯びた緑の実(5mm)をつけるところも特徴になります。(9~10月頃に黒く熟す)
そして、芽吹くのが【3~4月頃】で、小さく可愛いい花を咲かせます。(淡薄黄緑色の花色)
次に、クロモジの開花時期をお伝えします!
クロモジの開花時期や季節はいつ頃なの?
クロモジの開花時期は、【3月~4月頃】になります。
ちょうど、冬から抜けて春に入った暖かい時期に開花します。
開花後には、緑の丸みを帯びた実をつけることも特徴の1つです。
次は、クロモジの価格(値段)はいくら位なのかをお伝えします!
クロモジの価格(値段)はいくら位なの?
クロモジの値段はさまざまです。
楽天市場で見つけると以下になります。↓
【クロモジ 0.4m10.5cmポット 1本(1年間枯れ保証)(山林苗木)】が【価格 1,320円 (税込)】とあります。
その他、ポットのサイズなどのタイプに応じて販売されていますので、チェックしてみてください。
それでは次に、クロモジの苗の植え付けや植え替えのポイントをお伝えします!
クロモジの苗の植え付けや植え替えのポイントは?
クロモジの植え付け時期は、【11~2月】になります。(落葉時期)
植え付ける適した環境は、やはり【直射日光のない場所】と【水はけの良い環境】を作ることです。
クロモジの生育や鑑賞は、基本的には、【地植え】にします。(鑑賞用の木であるため:木ぶりや姿を鑑賞し、楽しむ)
次は、クロモジの鉢植えや庭で育てる際のポイントをお伝えします!
クロモジの鉢植えや庭で育てる際のポイントは?
鉢植えで栽培する場合には、【草花用培養土(市販販売)】を使用するようにしましょう。
鉢のサイズは、苗の大きさから【1~2回り】のものを使用することをオススメします。
注意点は、【5年以内には地植えにする】ことです。
クロモジは植え替えを好まない性質があり、地植えを基本とします。
ですので、5年を目安に地植えに切り替えることが生育に良い影響を与えます。
ちなまに、花を咲かせるまでの経過は、根づいてから【5~6年ほど】かかりますので、覚えておきましょう。(根付きを確認後は、手入れ不要)
庭植えのポイントは、雨水だけで育ちますので、自ら水を与える必要はありません。
ただ、真夏の日が強い時には、土の状態を見て乾燥してる場合には、与えるようにしましょう。
次に、クロモジの剪定のポイントをお伝えします!
クロモジの剪定のポイントは?
クロモジの剪定は、深くこだわる必要はありません。
ただ、伸びすぎたり、枯れたり、または絡み合っているような枝は剪定する必要があります。
軽く整うような感じで剪定していけば問題ありません。
次は、クロモジの挿し木のやり方をお伝えします!
クロモジの増やし方!挿し木のやり方はどうするの?
クロモジの挿し木時期は、【6~7月】になります。
準備する用土は、【腐葉土】と【赤玉土】を使用するといいでしょう。
クロモジの挿し木方法が見つからなかったので、こちらを参考にしてみてください↓
〈※引用:http://www.mitomori.co.jp/hanazukan2/sasiki1.html〉
それでは次に、クロモジのかかりうる病気や害虫の対策方法をお伝えします!
クロモジのかかりうる病気や害虫の対策方法は?
クロモジの気をつけるべき害虫は、【カイガラムシ】です。
主に、【風通しが悪い時】につきますので、基本的な環境は整える必要があります。
対策としては、【カイガラムシ専用殺虫剤】や【ブラシ】などで、取り除くことをオススメします。
また、害虫予防で【オルトラン粒剤】などを使用することオススメしますので、お近くのホームセンターで購入するといいでしょう。
そして、短な対策としては、根本付近の草を取る習慣をつけておくと、害虫から守ることができます。
病気に関しては、【うどんこ病】が発生する恐れがありますので、こちらも風通しはしておく必要があります。
次は、クロモジの楽しみ方をお伝えします!
クロモジの楽しみ方!アロマオイル(精油)やお香、お茶、化粧品など
クロモジ精油(クロモジ(黒文字)油)は、明治時代から日本で人気になり、【石鹸】、【香水】、【化粧品】の香料として使用されてきました。
クロモジの葉のついた枝を採って、蒸留し、精油を抽出する流れの工程を辿ります。
また、効能としては、【リラックス効果】があり、【不眠症改善】になります。(ローズウッドの成分と似ている)
クロモジ精油は日本原産となり、アロマ精油の98%は外国産なので、非常に珍しい精油となっています。
そして、クロモジのお茶があることはご存知でしょうか?
それは健康茶である【自然の恵みクロモジ茶】になります。(クロモジ単味)
葉を【無焙煎の低温乾燥】させ、枝は【遠赤外線焙煎】で作っています。
クロモジ茶に関しては、こちらを参照してください。
〈※引用サイト:http://kuromozi.com/〉
次に、クロモジの漢方・生薬としての効果・効能をお伝えします!
クロモジの漢方・生薬としての効果・効能は?インフルエンザに効く?
クロモジの【クロモジエキス】を配合した飴が抗ウイルス効果があることが分かっています。
これは、【愛媛大学医学部附属病院抗加齢・予防医療センター】と【養命酒製造の共同研究グループ】が証明しました。
研究グループは、クロモジエキスはインフルエンザなどに効果を発揮する証明するため、二重盲検試験を実施しました。
この実験は、愛媛大学医学部附属病院の男女134人が対象となった実験です。(試験期間:1日3回、12週間)
クロモジエキスが配合された飴を口にいれたグループとプラセボ飴を摂取したグループとに分かれ実験していきました。
この2つのグループを比較し、風邪の症状が出るのか?インフルエンザ罹患の有無はなるのか?という実験をしていったのです。
結果として、風邪の症状がプラセボ飴よりもクロモジエキス飴の方が少ないことが分かったのです。
クロモジエキスには、【ウイルスの不活化作用】、また【感染後の増殖を抑える効果】があることが判明したのです。
これは、【非特異的】であるとされた結果でした。
次は、クロモジの花言葉や学名をお伝えします!
クロモジの花言葉や学名はなに?
クロモジの花言葉は、【誠実で控えめ】です。
花言葉の由来は、不明な部分がありますが、非常に優しさや安心感を感じます。
そっとそばで寄り添う有難さも染みてくきます。
それでは最後に、クロモジの種類や品種をお伝えします!
クロモジの種類や品種は何があるの?アオモジやシロモジとの違いはなに?
クロモジとアオモジ、そしてシロモジの違いはそれぞれの特徴を見て判別してみましょう。
アオモジは、【クスノキ科ハマビワ属】になります。(開花時期:3~4月)
そして、白く可愛い花が集まるように咲いています。(花弁状の総苞片があるのが分かる)
また、雄花序は雌花序より大きいです。
枝mに関しては、クロモジに似ており、暗緑色で毛がない状態です。
一方、シロモジは、【クスノキ科クロモジ属】で、葉芽(冬芽)が尖っています。(赤褐色の芽鱗が覆っている状態)
また、短い柄があり、丸みを帯びた花芽も特徴の1つです。(葉芽の基部に2つある)
そして、半円形、または三角形の葉痕があります。
それでは最後に、これまでのおさらいをしていきましょう。
クロモジのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは13個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①クロモジの育て方(環境、土、肥料、水やり)
クロモジに必要な環境は、【半日陰】または、【日陰】です。
注意点は、直射日光は避けるようにすることです。
日を当てる時間は、【2~3時間程度】です。
クロモジは、【水はけの良い肥沃な土】を使います。
土は乾燥をさせないようにします。(地植えの場合は雨水以外不要:真夏は土の状態を見て与える)
クロモジの水やりは、必要ですが、あまりにも潤いが深い場合は枯れる場合があります。
地植えの場合は、基本的に水やりは必要ありませんが、乾燥した場合には、土の状態を見ながら水を与えます。
鉢植えの場合には、乾燥を確認し、鉢の底から水が流れるまで与えます。
②クロモジの画像(写真)!特徴は?花や実はどんな感じ?
クロモジは落葉低木で、【約2~6m】ほどで、幹の直径は、【約5~10㎝】です。
このクロモジという名前の由来ともいわれる黒い斑点が特徴的で、若枝の樹皮に表れていますので、確認するといいでしょう。
クロモジは、開花後には、丸みを帯びた緑の実(5mm)をつけます。(9~10月頃に黒く熟す)
芽吹くのが【3~4月頃】で、小さく可愛いい花を咲かせます。(淡薄黄緑色の花色)
③クロモジの開花時期や季節はいつ頃なの?
クロモジの開花時期は、【3月~4月頃】です。
④クロモジの価格(値段)はいくら位なの?
楽天市場でチェックしてみましょう。
⑤クロモジの苗の植え付けや植え替えのポイントは?
クロモジの植え付け時期は、【11~2月】です。(落葉時期)
植え付ける適した環境は、【直射日光のない場所】と【水はけの良い土】です。
クロモジの生育や鑑賞は、基本的には、【地植え】にします。(鑑賞用の木であるため:木ぶりや姿を鑑賞し、楽しむ)
⑥クロモジの鉢植えや庭で育てる際のポイントは?
鉢植えで栽培する場合は、【草花用培養土(市販販売)】を使用します。
鉢のサイズは、苗の大きさから【1~2回り】のものを使用します。
注意点は、【5年以内には地植えにする】ことです。
クロモジは植え替えを好まない性質で、地植えが基本です。
5年を目安に地植えに切り替えます。
花を咲かせるまでの経過は、根づいてから【5~6年ほど】かかります。(根付きを確認後は、手入れ不要)
庭植えのポイントは、雨水だけで育ちます。
真夏の日が強い時には、土の状態を見て乾燥してる場合には、与えます。
⑦クロモジの剪定のポイントは?
クロモジの剪定は、こだわらなくて問題ありません。
伸びすぎたり、枯れたり、または絡み合っているような枝は剪定し、整えます。
⑧クロモジの増やし方!挿し木のやり方はどうするの?
具体的な挿し木方法は参考サイトをご覧ください。
⑨クロモジのかかりうる病気や害虫の対策方法は?
クロモジの害虫は、【カイガラムシ】です。
【風通しが悪い時】につきますので、改善しましょう。
対策としては、【カイガラムシ専用殺虫剤】や【ブラシ】などで、取り除きます。
害虫予防で【オルトラン粒剤】などを使用することオススメします。(ホームセンターで購入)
短な対策としては、根本付近の草を取る習慣をつけると、害虫から守もれます。
病気に関しては、【うどんこ病】が発生する恐れがあります。(風通しを良くすること)
⑩クロモジの楽しみ方!アロマオイル(精油)やお香、お茶、化粧品など
クロモジ精油(クロモジ(黒文字)油)は、明治時代から日本で人気です。
【石鹸】、【香水】、【化粧品】の香料として使用されていました。
クロモジの葉のついた枝を採り、蒸留して、精油を抽出します。。
効能としては、【リラックス効果】があり、【不眠症改善】ができます。ローズウッドの成分と似ている)
クロモジ精油は日本原産となり、アロマ精油の98%は外国産で、珍しい精油です。
クロモジのお茶に関しては、参考サイトを参照してください。
⑪クロモジの漢方・生薬としての効果・効能は?インフルエンザに効く?
クロモジエキスには、【ウイルスの不活化作用】、また【感染後の増殖を抑える効果】あります。(研究チームの調査)
⑫クロモジの花言葉や学名はなに?
クロモジの花言葉は、【誠実で控えめ】です。
⑬クロモジの種類や品種は何があるの?アオモジやシロモジとの違いはなに?
クロモジの仲間は、アオモジとシロモジです。
それぞれ特徴に違いがありますので、分かりにくいかもしれませんが、上記を参照してみてください。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
コメントを残す