【オオバギボウシ(ウルイ)のまとめ!】育て方(特徴や苗の植え付け)と花言葉等8個のポイント!








 

みなさんこんにちは。

今回は、オオバギボウシについてまとめていきたいと思います。

 

オオバギボウシは、キジカクシ科ギボウシ属の多年草の山野草です。

(キジカクシ科は、クサスギカズラ科やユリ科で分類されることもあります。)

 

学名は「Hosta sieboldiana」で、「トウギボウシ」・「ウノハナギボウシ」など別名も多くあります。

 

また、春の若芽や若葉を「うるい」という名で食用としても売られています。

 

オオバギボウシを漢字で書くと、「大葉偽宝珠」です。

 

今回は、オオバギボウシについてのポイント、

①オオバギボウシの育て方(環境、土、肥料、水やり)
②オオバギボウシの画像(写真)!特徴は?
③オオバギボウシの開花時期や季節はいつ頃なの?
④オオバギボウシの苗の植え付けのポイントは?
⑤オオバギボウシの食べ方は?
⑥オオバギボウシの花言葉はなに?
⑦オオバギボウシとギボウシの見分け方は?
⑧オオバギボウシの種類や品種は何があるの?

 

以上8個の点についてお伝えします。

まずはオオバギボウシの育て方からお伝えします!

 

目次(クリックで飛べます)

オオバギボウシ(ウルイ)の育て方(栽培)は?

 

オオバギボウシは、森の中などに自生している山野草です。

そのため、日光が長く当たるところで育てると葉が焼けることがあります。

 

半日陰の湿り気のある場所で育ててあげましょう。

 

ここからさらに詳しくお伝えします。

最初は、オオバギボウシが好む環境についてお伝えします!

 

オオバギボウシの育て方!環境はどうする?

 

オオバギボウシは、落葉樹の下などの半日陰で育てましょう。

強い日差しの当たる場所は避けてください。

 

次は、オオバギボウシに適した用土についてお伝えします!

 

オオバギボウシを育てる際の適した用土は何?

 

オオバギボウシは、水はけが良く、保湿性もある用土を好みます。

市販の草花用培養土でも十分に育ちますが、土を配合する場合は赤玉土5、腐葉土3川砂2の割合で混ぜた土を使用しましょう。

次は、オオバギボウシに必要な肥料についてお伝えします!

 

オオバギボウシの育て方!肥料はどうする?

 

オオバギボウシは、肥料が無くても十分に育ちます。

植え付けるときに腐葉土を混ぜた土に植えるか、培養土を使用すればとくに追肥は必要ありません。

 

しかし、芽生えの頃の3月~4月や、開花後に追肥をしてあげるとより良く育ちます。

追肥に使用する肥料は、粒状の肥料や油かすの固形で十分です。

 

では次は、オオバギボウシの水やりポイントについてお伝えします!

 

オオバギボウシを育てる際の水の量はどうする?

 

オオバギボウシを鉢植えで育てている場合は、土の表面が乾いたら水をたっぷり与えましょう。

地植えしている場合の水やりは、湿り気のある場所で育てているのであれば、ほぼ必要ありません。

 

オオバギボウシは、夏場の強い乾燥には弱いので、地植えをしていても土が乾燥している場合はたっぷりと水やりをしましょう。

 

以上で基本的なの育て方については終わりです。

次はオオバギボウシの写真をお見せします!

 

オオバギボウシ(ウルイ)の画像(写真)!特徴は?

 

 

オオバギボウシは、その名の通り、大きな葉が特徴です。

「大葉」というだけあり、30㎝以上もの長さの葉を、下の方に集まるように付けます。

 

(オオバギボウシの葉)

 

草丈は50㎝~100㎝程で、花はじょうごのような形のものを下の方から上の方へ次々と開花させます。

花色は、白色又は淡い紫色で下を向いて咲きます。

 

(オオバギボウシの花)

 

また、オオバギボウシのつぼみが、「偽宝珠(ギボシ)」という伝統的な建築物の飾りによく似ていることがら、「大葉偽宝珠」と名付けられたそうです。

 

「偽宝珠(ギボシ)」は、橋の欄干などに付けられる飾りです。

 

(オオバギボウシのつぼみ)

 

果実は「さく果」と言って、実が熟すと自然と皮が裂けて、種子を散布する性質を持っています。

 

次は、オオバギボウシの開花時期をお伝えします!

 

オオバギボウシ(ウルイ)の開花時期や季節はいつ頃なの?

 

オオバギボウシの開花時期は、7月~8月です。

また、オオバギボウシの花は朝に開いて午後にはしぼんでしまう一日花です。

「うるい」として食用にする場合は、4月~5月に出る若芽や若葉を収穫しましょう。

秋になると、オオバギボウシの葉は黄色く紅葉し、徐々に休眠期に入ります。

 

冬になるとオオバギボウシの地上部は枯れますが、根は生きているのでしっかり管理してあげましょう。

 

次に、オオバギボウシの苗の植え付けのポイントをお伝えします!

 

オオバギボウシ(ウルイ)の苗の植え付けのポイントは?

 

オオバギボウシの苗は、2月〜3月または、9月〜10月に植え付けましょう。

 

ポットから苗を抜いて、根は崩さずにそのまま植え付けてください。

深植えにならないようにし、植え付け後はたっぷりと水やりをしましょう。

 

また、オオバギボウシは葉が大きいので、鉢植えよりも地植えをおすすめします。

鉢植えにする場合は、大きな鉢を選びましょう。

 

次は、オオバギボウシの食べ方をお伝えします!

 

オオバギボウシ(ウルイ)の食べ方は?

 

オオバギボウシは、4月~5月に出る若芽や若葉を「うるい」と呼び、食用にします。

葉は、次々と伸びるのでたくさん収穫できるでしょう。

 

(うるい)

 

うるいは、お味噌汁に入れたり、天ぷらやお浸し、浅漬けなど様々な食べ方ができます。

また、茹でて干したうるいのことを「やまかんぴょう」と言い、保存食にすることもできます。

 

塩ゆでをしてそのまま食べると、ぬめりとほろ苦さもあるので、ぬたにして食べるのもおすすめです。

 

このように、オオバギボウシは食用にできますが、バイケイソウという植物がオオバギボウシの若葉に良く似ています。

*バイケイソウの育て方等はこちらをご覧ください!

 

バイケイソウは全草に毒があり、火を通しても毒は抜けません。

バイケイソウを誤食すると、下痢や嘔吐、けいれんやめまいなどを起こし、死に至ることもあります。

 

自生するうるいを採取して食べる場合には、十分に注意しましょう。

 

(バイケイソウ)

 

次に、オオバギボウシの花言葉をお伝えします!

 

オオバギボウシ(ウルイ)の花言葉はなに?

 

オオバギボウシの花言葉は、「落ち着き」・「沈静」・「静寂」・「変わらない思い」などです。

その花言葉は、下向きに咲く花姿から付けられたそうです。

 

次は、オオバギボウシとギボウシの見分け方をお伝えします!

 

オオバギボウシ(ウルイ)とギボウシの見分け方は?

 

ギボウシは、キジカクシ科ギボウシ属(学名Hosta)の総称です。

ギボウシは、東アジアが原産ですが、ヨーロッパでは150年前から栽培され、園芸品種も多数作られています。

 

そのため、オオバギボウシはギボウシの中の1つの種類です。

 

しかし、ギボウシはスジギボウシという品種のことを指す場合もあるそうです。

その理由は、スジギボウシは古くから栽培されており、ギボウシの雑種起源だろうとされているからです。

 

スジギボウシは、オオバギボウシよりも小さく、ギボウシの品種の中で一番早く芽吹きます。

そのため、秋の落葉時期は早いのが特徴です。

 

また、スジギボウシはその名の通り、葉に白いスジが入っています。

 

(スジギボウシ)

 

それでは最後に、オオバギボウシの種類や品種をお伝えします!

 

オオバギボウシ(ウルイ)の種類や品種は何があるの?

 

オオバギボウシには、オオバギボウシが突然変異してうまれた「黄覆輪オオバギボウシ」という品種があります。

 

黄覆輪オオバギボウシは、葉のふちをまわるように黄色い斑が入っており、とても希少価値のある品種です。

また、「金星」と呼ばれるオオバギボウシの斑入り品種や、「天竜」というオオバギボウシよりもおいしいとされる品種もあります。

 

その他にも、ギホシ属に属する植物は約20種類あると言われています。

日本では、オオバギボウシの他に「コバギボウシ」や「イワギボウシ」が主に自生しています。

 

(コバギボウシ)

 

それでは最後に、これまでのおさらいをしていきましょう。

 

オオバギボウシ(ウルイ)のまとめ!

 

いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは8つありました。

覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!

 

①オオバギボウシの育て方(環境、土、肥料、水やり)

オオバギボウシは、半日陰のやや湿り気のある場所で育てましょう。

水はけと保湿性のある用土を使用し、肥料は植え付けの際に腐葉土や培養土を使用すれば十分です。

オオバギボウシを鉢植えで育てる場合は、土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをしましょう。

また、夏場の乾燥には注意して管理しましょう。

 

②オオバギボウシの画像(写真)!特徴は?

オオバギボウシは、「大葉」というだけあり、30㎝以上もの長さの葉を下の方に集まるように付けます。

草丈は50㎝~100㎝程で、花はじょうごのような形の白色又は淡い紫色です。

果実は「さく果」と言って、実が熟すと自然と皮が裂けて種子を散布する性質を持っています。

 

③オオバギボウシの開花時期や季節はいつ頃なの?

オオバギボウシの開花時期は、7月~8月です。

「うるい」として食用にする場合は、4月~5月に出る若芽や若葉を収穫しましょう。

秋になると、オオバギボウシの葉が黄色く紅葉し、徐々に休眠期に入ります。

 

④オオバギボウシの苗の植え付けのポイントは?

オオバギボウシの苗は、2月〜3月または、9月〜10月に植え付けましょう。

ポットから苗を抜いて、根は崩さずにそのまま植え付けてください。

深植えにならないようにし、植え付け後はたっぷりと水やりをしましょう。

 

⑤オオバギボウシの食べ方は?

オオバギボウシは、4月~5月に出る若芽や若葉を「うるい」と呼び、食用にします。

うるいは、お味噌汁に入れたり、天ぷらやお浸し、浅漬けなど様々な食べ方ができます。

 

⑥オオバギボウシの花言葉はなに?

オオバギボウシの花言葉は、「落ち着き」・「沈静」・「静寂」・「変わらない思い」などです。

 

⑦オオバギボウシとギボウシの見分け方は?

ギボウシは、キジカクシ科ギボウシ属(学名Hosta)の総称です。

そのため、オオバギボウシはギボウシの中の1つの種類です。

しかし、ギボウシはスジギボウシのことを指すこともあります。

スジギボウシは、オオバギボウシよりも小さく、葉に白いスジが入っています。

 

⑧オオバギボウシの種類や品種は何があるの?

オオバギボウシには、「黄覆輪オオバギボウシ」、「金星」、「天竜」という品種があります。

 

それでは今回はこれで失礼します。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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