みなさんこんにちは。
今回は、ウラシマソウについてまとめていきたいと思います。
ウラシマソウは、サトイモ科の宿根性の球根植物です。
海岸沿いの林の中や、人里近くの林によくみられます。
今回は、ウラシマソウについてのポイント、
以上9個の点についてお伝えします。
まずはウラシマソウの育て方からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
ウラシマソウの育て方(栽培)は?
ウラシマソウを育てるには鉢植えがおすすめです。
鉢は中深鉢以上の深さがあり、やや硬めで釉薬の塗られた鉢が良いでしょう。
植え付け時期は、休眠期の11月から3月に行います。
植え付けの際は、球根を水洗いし古い皮や汚れた部分は落としましょう。
鉢土は、2cmから3cmの深さに掘り、芽の先端が埋まる程度に植え付けましょう。
植え付け後は、冬場の凍結に注意して暖かい場所で管理するようにしましょう。
ここからさらに詳しくお伝えします。
最初は、ウラシマソウが好む環境についてお伝えします!
ウラシマソウの育て方!環境はどうする?
ウラシマソウの好む環境は、日陰です。
葉は日差しが当たるとすぐに傷むため、遮光を考える必要があります。
発芽から開花期までは、日当たりの半分ほどの日陰を作るようにしましょう。
開花後は、日の当たらない場所に移動して葉焼けや傷みを防ぐように管理して下さい。
次は、ウラシマソウに適した用土についてお伝えします!
ウラシマソウを育てる際の適した用土は何?
ウラシマソウに適した用土は、乾燥しない水はけのよい土です。
鉢植えする際は、赤玉土5、鹿沼土5を混ぜた土を入れるようにしましょう。
また、凍結防止に軽石を1割程度入れておくのもおすすめです。
次は、ウラシマソウに必要な肥料についてお伝えします!
ウラシマソウの育て方!肥料はどうする?
ウラシマソウの肥料については、植え付け時に、元肥を一つまみ施しましょう。
ウラシマソウは肥料を好むので、葉が開いたら置き肥をし、葉が枯れるまで2週間に1回程度、市販のリンカリ肥料(液体)を施すと効果的です。
では次は、ウラシマソウの水やりポイントについてお伝えします!
ウラシマソウを育てる際の水の量はどうする?
ウラシマソウは、乾燥が大の苦手なため、水やりはたっぷりと行いましょう。
水やりは茎が折れないように株元から与え、冬場も乾燥する度水やりを行うようにして下さい。
以上で基本的なウラシマソウの育て方については終わりです。
次はウラシマソウの写真をお見せします!
ウラシマソウの画像(写真)!ウラシマソウの仲間はどんな草花?
こちらがウラシマソウの写真です。
ウラシマソウはサトイモ科の宿根性の多年草で、草丈は30cmから80cmほどあり、球根はサトイモのような形をしています。
春になると芽を伸ばし、10枚ほどの葉を広げ蝋燭のような黒褐色の苞が開きます。
この苞は、仏の炎に見えることから「仏炎苞」と呼ばれています。
ウラシマソウの仲間には、テンナンショウがあり、ウラシマソウと同様に緑色の苞を咲かせます。
次にウラシマソウの実や葉は食べられるのかお話します!
ウラシマソウの実や葉は食べられる?毒性は?
ウラシマソウの実や葉は食べることはできません。
実は成熟すると甘くなりますが、実や葉にはサポニンという有毒成分が含まれており、間違って食べてしまうと、嘔吐や胃腸障害、麻痺症状が起こります。
昔は、飢饉の時に根茎の部分を水に晒して毒を抜き食べていたようですが、現実的ではないため、
あくまでも、観賞用の植物として楽しむ様にしましょう。
続いてウラシマソウの名前の由来をお伝えします!
ウラシマソウの名前の由来は?
ウラシマソウの名前の由来は、「浦島太郎」のお伽話からきています。
苞の先から花序が伸びて垂れ下がる様子を浦島太郎が釣りをする時に使った釣りざおに見立て名前がつけられたそうです。
浦島太郎が釣りをする絵を見ると、釣りざおが長く描かれており、海岸に自生している事から、想像されたのかもしれませんね。
では次に、ウラシマソウの開花時期や季節についてお伝えします!
ウラシマソウの開花時期や季節はいつ頃なの?
ウラシマソウの開花時期は、春先の4月から5月です。
開花期が短いので、開花したウラシマソウを見つけた人は幸運なのかもしれませんね。
続いてウラシマソウの値段や販売価格についてお伝えします!
ウラシマソウの値段や販売価格はいくら位なの?
ウラシマソウは、園芸店やインターネットで苗が販売されています。
苗は700円から4000円台の価格帯で販売されていますよ。
次はウラシマソウとマムシグサの違いについてお話します!
ウラシマソウとマムシグサの違いは何?
ウラシマソウと似た植物には、マムシグサがあります。
違いとしては、マムシグサは茎に蝮に似た班模様がついており、苞の色が緑色をしています。
苞の形から、蝮が鎌首をもたげているように見えるそうです。
それでは次にウラシマソウの花言葉をお伝えします!
ウラシマソウの花言葉はなに?
ウラシマソウの花言葉には、
「注意を怠るな」
「回顧」
「回想」
「不在の友」
「過ぎ去った日々」
という意味があります。
全て浦島太郎のお伽話から着想されており、竜宮城での日々を回顧しながら懐かしむ一方で、注意(玉手箱)を怠る(開ける)なという意味も込められています。
では最後にウラシマソウの種類や品種についてお伝えします!
ウラシマソウの種類や品種は何があるの?
ウラシマソウには、日本各地に様々な種類があり、代表的な品種としては、ナンゴクウラシマソウ、ヒメウラシマソウ、ユキモチソウなどがあります。
ナンゴクウラシマソウは、四国、九州に分布し、小振りな濃い紫色の苞をつけます。
ヒメウラシマソウは、本州南部と九州に分布する小型種で、赤褐色の苞が湾曲し、黒と緑のラインが入っているのが特徴です。
ユキモチソウは、四国に分布し、黒褐色の苞をつけ、花序の先端が餅のように丸い形で美しいです。
どのウラシマソウも苗が売られているため、違いを楽しみながら育てても良いかもしれませんね。
それでは最後に、これまでのおさらいをしていきましょう。
ウラシマソウのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは9個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①ウラシマソウの育て方(環境、土、肥料、水やり)
ウラシマソウを育てるには鉢植えがおすすめです。
植え付け時期は、休眠期の11月から3月に行います。鉢土は、2cmから3cmの深さに掘り、芽の先端が埋まる程度に植え付けましょう。
好む環境は、日陰です。発芽から開花期までは、日当たりの半分ほどの日陰を作り、開花後は、日の当たらない場所に移動して下さい。
適した用土は、乾燥しない水はけのよい土です。鉢植えする際は、赤玉土5、鹿沼土5を混ぜた土を入れるようにしましょう。
肥料については、植え付け時に、元肥を一つまみ施し、葉が開いたら置き肥をし、葉が枯れるまで2週間に1回程度、市販のリンカリ肥料(液体)を施すと効果的です。
水やりは茎が折れないように株元から与え、冬場も乾燥する度水やりを行うようにして下さい。
②ウラシマソウの画像(写真)!ウラシマソウの仲間はどんな草花?
ウラシマソウはサトイモ科の宿根性の多年草で、 春になると芽を伸ばし、10枚ほどの葉を広げ蝋燭のような黒褐色の苞が開きます。
仲間には、テンナンショウがあり、ウラシマソウと同様に緑色の苞を咲かせます。
③ウラシマソウの実や葉は食べられる?毒性は?
ウラシマソウの実や葉は食べることはできません。
実や葉にはサポニンという有毒成分が含まれており、間違って食べてしまうと、嘔吐や胃腸障害、麻痺症状が起こります。
④ウラシマソウの名前の由来は?
名前の由来は、「浦島太郎」のお伽話からきています。
苞の先から花序が伸びて垂れ下がる様子を浦島太郎が釣りをする時に使った釣りざおに見立て名前がつけられたそうです。
⑤ウラシマソウの開花時期や季節はいつ頃なの?
ウラシマソウの開花時期は、春先の4月から5月です。
⑥ウラシマソウの値段や販売価格はいくら位なの?
苗は園芸店などで700円から4000円台の価格帯で販売されています。
⑦ウラシマソウとマムシグサの違いは何?
ウラシマソウとの違いは、マムシグサは茎に蝮に似た班模様がついており、苞の色が緑色をしています。
⑧ウラシマソウの花言葉はなに?
ウラシマソウの花言葉には、「注意を怠るな」「回顧」「回想」「不在の友」「過ぎ去った日々」という意味があります。
⑨ウラシマソウの種類や品種は何があるの?
ウラシマソウには、日本各地に様々な種類があり、代表的な品種としては、ナンゴクウラシマソウ、ヒメウラシマソウ、ユキモチソウなどがあります。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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