みなさんこんにちは。
今回は、ヤシオツツジについてまとめていきたいと思います。
ヤシオツツジは「ツツジ科」「ツツジ属」に分類される「落葉広葉樹」です。
ヤシオツツジは、栃木県の県花としても有名です。
実はヤシオツツジはアカヤシオ、シロヤシオ、ムラサキヤシオというツツジの総称です。
アカヤシオの学名は「Rhododendron pentaphyllum var. nikoense」です。
シロヤシオの学名は「Rhododendron quinquefolium」です。
ムラサキヤシオの学名は「Rhododendron albrechtii」です。
ヤシオツツジは丈夫なので、病気や乾燥にも強いため放任ぎみに育てても大丈夫です。
さらに鉢植えでも十分に育てられるので、初心者でも育てやすい植物です。
ぜひ挑戦してみてください!
今回は、ヤシオツツジについてのポイント、
以上10の点についてお伝えします。
まずはヤシオツツジの育て方からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
ヤシオツツジの育て方(栽培)は?
ヤシオツツジは半日陰でも育てることができます。
ですがたくさん花を咲かせたいのであれば、日当たりのよい場所に植え付けるようにしましょう。
土は水はけと保水性の高いものがよいです。
ここからさらに詳しくお伝えします。
最初は、ヤシオツツジが好む環境についてお伝えします!
ヤシオツツジの育て方!環境はどうする?
上記でお伝えしたとおり、ヤシオツツジは半日陰でも育てることができます。
ですがたくさん花を咲かせたいのであれば、日当たりのよい場所に植え付けるようにしましょう。
日陰で育てられたヤシオツツジは、極端に花つきが悪くなったり、花が咲かなくなってしまう場合があります。
鉢植えの場合では、移動が可能であれば半日影のお庭でも栽培できます。
ベランダで育てる場合でも、日が当たる場所で育てられれば問題ありません。
ヤシオツツジは通年戸外で育てます。
ヤシオツツジは極端な乾燥に弱いので、夏の直射日光は避けて管理します。
夏場以外では、日当たりのよい場所で育ててあげるとよいです。
ヤシオツツジは寒さにも弱いので、冬場は霜よけをしておくとよいでしょう。
次は、ヤシオツツに適した用土についてお伝えします!
ヤシオツツジを育てる際の適した用土は何?
ヤシオツツジは酸性土壌を好みます。
また、ヤシオツツジは土壌が酸性でなくなってくると枯れてしまう場合があります。
ですが、日本は土壌が自然と酸性になっていく気候なのであまり気にしなくても大丈夫です。
植え付け時は、酸性用土を作って植えつけます。
具体的には「赤玉小粒」「鹿沼土」「ピートモス」「バーミキュライト」を混ぜてください!
混ぜる割合はおおよそ赤玉土小粒:4 鹿沼土:3 ピートモス:2 バーミキュライト:1がよいです。
肥料も混ざっていて土づくりの手間も省ける「ツツジ専用土」を使うのもお勧めです!
次は、ヤシオツツジに必要な肥料についてお伝えします!
ヤシオツツジの育て方!肥料はどうする?
ヤシオツツジの肥料は、「緩効性化成肥料」や「固形の油かす」などを与えましょう。
1月には「油粕」・「骨粉」や「化成肥料」を施すとよいでしょう。
その他の時期には、「化成肥料」をまくとよいです。
では次は、ヤシオツツジの水やりポイントについてお伝えします!
ヤシオツツジを育てる際の水の量はどうする?
ヤシオツツジは、地中の根が細く、また地表近くに根を張るため極度の乾燥に弱いです。
鉢植えで育てている場合、ヤシオツツジはよく水切れを起こします。
水不足は枯れる原因にもなる場合があるので、乾燥には注意しましょう。
夏などの暑い日はできるだけ土を乾かさないように、朝と夕の二回に行います。
そのほかの季節は用土が乾いていれば水やりをしましょう。
以上で基本的なヤシオツツジの育て方については終わりです。
次はヤシオツツジの写真をお見せします!
ヤシオツツジの画像(写真)!栃木で見ることが出来るの?
それでは、今回ご紹介したヤシオツツジの画像を見てみましょう!
鮮やかな紅色はとても見ごたえがありますね!
栃木ではヤシオツツジが県花にされていることもあり、とても有名です。
日光の月山などがお勧めです!
次に、ヤシオツツジの開花時期をお伝えします!
ヤシオツツジの開花時期や季節はいつ頃なの?
アカヤシオの開花時期は4~5月ごろです。
シロヤシオの開花時期は4~6月ごろです。
ムラサキヤシオの開花時期は5~6月ごろです。
ちょうど暖かくなってきた春が見頃なのもうれしいですね!
次は、ヤシオツツジの剪定のポイントをお伝えします!
ヤシオツツジの剪定のポイントは?
ヤシオツツジの剪定は、 花後と夏の間に過湿で蒸れないように枝を空かせる程度に行います。
剪定の際は枝先から3cm程度に軽く刈り込みます。
そして、枯れた枝があれば根元から切ることで風通しをよくします。
また、ヤシオツツジは翌年の蕾が夏にできます。
そのため、秋に剪定してしまうと分化した枝がなくなってしまい、 蕾もいっしょに切り落としてしまいます!
翌年も花を楽しみたいのであれば、剪定は必ず秋までに終わらせましょう!
それでは次に、ヤシオツツジの増やし方をお伝えします!
ヤシオツツジの増やし方!
ヤシオツツジの増やし方には「種」と「挿し木」などの方法があります。
ツツジの種は、11月頃に採取したものを保管しておき、3月下旬~5月下旬頃に鉢植えなどに植え付けます。
用土は、上で言ったような水はけがよく、保水性の高いものを準備しましょう!
次は、ヤシオツツジの挿し木のやり方をお伝えします!
ヤシオツツジの挿し木のやり方はどうするの?
ヤシオツツジの挿し木は6月から7月に行いましょう。
挿し木のポイントは、まず枝は充実して堅く太めのものを選びます。
次に、その枝の先を10cmほど切ってから、1日水を吸わせておきます。
そして、「鹿沼土小粒」もしくは市販の「挿し木用土」に刺しておきます。
挿し木した鉢植えは、半日影の場所で管理します。
そうすれば秋には発根します。
次に、ヤシオツツジの花が咲かない原因をお伝えします!
ヤシオツツジの花が咲かない原因は?枯れる原因も!
ヤシオツツジは定期的な植え替えをしないと、年数を重ねていくごとにあまり開花しなくなってきます。
これはツツジの特性によるもので、「いやち」と呼ばれています。
そのため、定期的に新しく土づくりをして、株を更新したり、一回り大きな鉢に植え替えましょう。
鉢植えの場合は2~3年に1度ほど、鉢に根が回ってきたと感じたら、植え替えを行いましょう。
ツツジが枯れる原因には、「水切れ」「アルカリ土壌」「寒さ」「蒸れ」「肥料やけ」「害虫病」 などが考えられます。
これまでにご紹介した環境づくりやお手入れ方法に気をつけて予防しましょう!
それでは次に、ヤシオツツジに似た花をお伝えします!
ヤシオツツジに似た花は何がある?
ヤシオツツジに似た花には「サツキ」や「シャクナゲ」などがあります。
サツキもシャクナゲもヤシオツツジと同じくツツジ属に分類される仲間です。
ですがヤシオツツジの開花時期は3~5月ですが、サツキは5~7月、シャクナゲは4~6月と少し時期が異なります。
また、ヤシオツツジは「落葉樹」ですが、サツキとシャクナゲは「常緑樹」という点に違いがあります。
次は、ヤシオツツジの花言葉をお伝えします!
ヤシオツツジの花言葉はなに?
ツツジ全般の花言葉は「節度」「慎み」です。
アカヤシオの花言葉は「柔らかな視線」です。
シロヤシオの花言葉は「愛の喜び」です。
ムラサキヤシオの花言葉は「優美」「貴婦人」です。
ヤシオツツジの優雅な姿にぴったりですね!
最後に、ヤシオツツジの種類をお伝えします!
ヤシオツツジの種類や品種は何があるの?価格はいくらぐらいするの?
ヤシオツツジというのは「アカヤシオ」、「シロヤシオ」、「ムラサキヤシオ」というツツジの総称です。
アカヤシオは別名「アカギツツジ」とも言います。
葉が枝先に輪生状に5個つき、5月ごろ、枝先に淡い紅色の花を1個つけます。
主に福島県から兵庫県の山地に広く自生しています。
実はシロヤシオは別名で、一般名は「ゴヨウツツジ」と呼ばれています。
葉が枝先に輪生状に5個つき、5~6月ごろ、枝先に白色の花を1~2個つけます。
主に東北から近畿地方、そして四国の山地に自生しています。
ムラサキヤシオは、別名「ミヤマツツジ」とも呼ばれています。
葉が枝先にやや輪生状につき、5~6月ごろに濃い紅色の花を枝先に2~6個つけます。
主に本州中部以北、そして北海道の山地に自生しています。
それでは最後に、これまでのおさらいをしていきましょう。
ヤシオツツジのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは10つありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①ヤシオツツジの育て方(環境、土、肥料、水やり)
ヤシオツツジの花つきをよくしたいのであれば、日当たりのよい場所で育てましょう。
土は酸性になるように、「赤玉小粒」「鹿沼土」「ピートモス」「バーミキュライト」を混ぜましょう。
ヤシオツツジの肥料は、「緩効性化成肥料」や「固形の油かす」などを与えましょう。
水は夏の高温期には朝と夕の2回、それ以外は1日に1回たっぷりと与えます。
②ヤシオツツジの画像(写真)!栃木で見ることが出来るの?
今回ご紹介したヤシオツツジの画像を改めて見てみましょう!
花びらのコントラストがとてもきれいですね!
ヤシオツツジは栃木県の県花として有名です。
日光の月山などがお勧めです!
③ヤシオツツジの開花時期や季節はいつ頃なの?
アカヤシオの開花時期は4~5月ごろです。
シロヤシオの開花時期は4~6月ごろです。
ムラサキヤシオの開花時期は5~6月ごろです。
④ヤシオツツジの剪定のポイントは?
ヤシオツツジの剪定は、 花後と夏の間に過湿で蒸れないように枝を空かせる程度に行います。
剪定の際は枝先から3cm程度に軽く刈り込みます。
そして、枯れた枝があれば根元から切ることで風通しをよくします。
⑤ヤシオツツジの増やし方!
ヤシオツツジの増やし方には「種」と「挿し木」などの方法があります。
ツツジの種は、11月頃に採取したものを保管しておき、3月下旬~5月下旬頃に鉢植えなどに植え付けます。
⑥ヤシオツツジの挿し木のやり方はどうするの?
ヤシオツツジの挿し木は6月から7月に行いましょう。
挿し木のポイントは、まず枝は充実して堅く太めのものを選びます。
次に、その枝の先を10cmほど切ってから、1日水を吸わせておきます。
そして、「鹿沼土小粒」もしくは市販の「挿し木用土」に刺しておきます。
挿し木した鉢植えは、半日影の場所で管理します。
そうすれば秋には発根します。
⑦ヤシオツツジの花が咲かない原因は?枯れる原因も!
ヤシオツツジは定期的な植え替えをしないと、年数を重ねていくごとにあまり開花しなくなってきます。
これはツツジの特性によるもので、「いやち」と呼ばれています。
そのため、定期的に新しく土づくりをして、株を更新したり、一回り大きな鉢に植え替えましょう。
鉢植えの場合は2~3年に1度ほど、鉢に根が回ってきたと感じたら、植え替えを行いましょう。
ツツジが枯れる原因には、「水切れ」「アルカリ土壌」「寒さ」「蒸れ」「肥料やけ」「害虫病」 などが考えられます。
⑧ヤシオツツジに似た花は何がある?
ヤシオツツジに似た花には「サツキ」や「シャクナゲ」などがあります。
サツキもシャクナゲもヤシオツツジと同じくツツジ属に分類される仲間です。
ヤシオツツジの開花時期は3~5月ですが、サツキは5~7月、シャクナゲは4~6月と少し時期が異なります。
また、ヤシオツツジは「落葉樹」ですが、サツキとシャクナゲは「常緑樹」という点に違いがあります。
⑨ヤシオツツジの花言葉はなに?
ツツジ全般の花言葉は「節度」「慎み」です。
アカヤシオの花言葉は「柔らかな視線」です。
シロヤシオの花言葉は「愛の喜び」です。
ムラサキヤシオの花言葉は「優美」「貴婦人」です。
⑩ヤシオツツジの種類や品種は何があるの?価格はいくらぐらいするの?
ヤシオツツジというのは「アカヤシオ」、「シロヤシオ」、「ムラサキヤシオ」というツツジの総称です。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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