みなさんこんにちは。
今回は、ヒナスミレについてまとめていきたいと思います。
ヒナスミレはスミレ科スミレ属の多年草で、フジスミレを基本種とする変種です。
一般的に知られるスミレと良く似ていますがサイズは小さく、少しのスペースでも飾ることが出来ます。
穏やかな春の訪れを感じさせてくれる丈夫で育てやすい花なので、初者の方にも育てやすくミニ盆栽としても楽しむことが出来る山野草です。
日本では北海道の石狩地方以南、本州、四国、九州の太平洋側に分布し山地の林内に自生し、海外では中国東北部や朝鮮半島に分布しています。
別名は『アラゲスミレ』、『コウライアラゲスミレ』、『イヌガタケスミレ』で、学名は『Viola tokubuchiana var. takedana』です。
今回は、ヒナスミレについてのポイント、
以上7個の点についてお伝えします。
まずはヒナスミレの育て方からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
ヒナスミレの育て方は?
ヒナスミレは秋~春にかけては日向~半日陰になる場所で、夏は風通しの良い日陰で冬は霜に当たらない場所で育てます。
潅水は土の表土が乾いたらたっぷりと与え、春の花が終わった頃か秋に山野草土に元肥を入れ植え替えを行います。
注意する点は夏に日陰で管理することと水やりだけでとても丈夫な植物なので、山野草を初めて育てる初心者の方でも育てやすい植物なんですよ。
ここからさらに詳しくお伝えします。
最初は、ヒナスミレが好む環境についてお伝えします!
ヒナスミレの育て方!環境はどうする?
ヒナスミレは春~秋は日向~半日陰で育て、夏は風通しの良い場所で管理します。
また、夏は日差しが暑いのである程度の遮光をしてあげると良いでしょう。
次は、ヒナスミレに適した用土についてお伝えします!
ヒナスミレを育てる際の適した用土は何?
ヒナスミレは水はけの良い土壌を好みます。
自分で配合する場合は、赤玉土7:腐葉土3を混ぜ合わせた用土を使用すると良いです。
また、盆栽として育てる場合は大きく育てる必要がないので赤玉土1:鹿沼土1:腐葉土1の割合で混ぜた用土を使用しましょう。
次は、ヒナスミレに必要な肥料についてお伝えします!
ヒナスミレの育て方!肥料はどうする?
ヒナスミレは春先と秋口に化成肥料を置き肥し、1000~2000倍に薄めた液肥を10~1週間に1度のペースで与えます。
また、夏は肥料を与えないようにしましょう。
では次は、ヒナスミレの水やりポイントについてお伝えします!
ヒナスミレを育てる際の水の量はどうする?
ヒナスミレは多少湿り気のある場所を好みます。
春~落葉するまでの間は土の表面が乾いたらたっぷりと水を与え、休眠期には土が乾燥しないよう控えめに水を与えます。
以上で基本的なヒナスミレの育て方については終わりです。
次はヒナスミレの写真(画像)をお見せします!
ヒナスミレの画像(写真)!花や葉っぱ特徴は?レッドデータに載っているの?
(インスタグラム christmas_rose1 様より引用)
ヒナスミレは葉腋から花柄を伸ばし花を横向きにつけます。
花柄には紫色細点と2個の細い小苞葉があり、花の径は1.5㎝で花色はやや淡く淡紅紫色で花弁は波打ち、側面の基部は無毛またはわずかに毛があります。
萼片は披針形または広披針形で先端は尖り、付属帯には切れ込みがあり紫色で雄しべは5個で花頭はカマキリのような形をしています。
葉には長い葉柄があり葉身は2~6㎝で三角状卵形~長卵形で地面に対し水平に広がっています。
葉の縁には粗い鋸歯があり、葉の表面は淡い緑色で光沢はなく裏面は紫色、葉脈には粗い毛が散生しています。
福井県では県域絶滅危惧Ⅱ類、京都府では絶滅危惧種、高知県では絶滅危惧Ⅱ類(VU)、熊本県では絶滅危惧Ⅱ類(VU)として指定されています。
次に、ヒナスミレの開花時期や季節、高尾山や六甲山に分布しているのかについてお伝えします!
ヒナスミレの開花時期や季節はいつ頃なの?高尾山や六甲山に分布しているの?
ヒナスミレは4~5月の春に開花します。
高尾山では1600種類もの四季折々の植物を見ることができ、ヒメスミレもその中の一つで高尾山で見ることが出来ます。
また、六甲山の薄暗いスギ林の中でもヒナスミレが自生していることが確認されているんですよ。
次は、ヒナスミレの値段や販売価格についてお伝えします!
ヒナスミレの値段や販売価格はいくらぐらいなの?
ヒナスミレはインターネット販売価格で、2.5~3号ポットのものが580~660円程で販売されています。
春を代表するヒナスミレは小さくてとても可愛らしい花姿をしており、山野草の中でも丈夫で育てやすい植物なんですよ。
それでは次は、ヒナスミレの苗の植え付け(植え方)や植え替えの時期とやり方についてお伝えします!
ヒナスミレの苗の植え付け(植え方)や植え替えの時期とやり方は?
ヒナスミレは2~6月中旬と9~10月中旬頃に植え付けを行います。
鉢植えで育てる場合は購入した時に苗が入っいたポットより一回り大きめの深さのある鉢やプランターに植え付けます。
地植えで育てる場合も根が長く伸びるので、ある程度スペースのある場所に植え付けましょう。
ヒメスミレの植え替えは毎年行います。
成長に合わせて一回り大きめの鉢に植え替えてあげましょう。
次に、ヒナスミレの漢字や花言葉や学名についてお伝えします!
ヒナスミレの漢字や花言葉や学名はなに?
ヒナスミレは漢字で『雛菫』で、花言葉は『謙虚』、『忠実』、『慎み深さ』、『小さな幸せ』、学名は『Viola tokubuchiana var. takedana』です。
最後に、ヒナスミレの種類や品種、シハイスミレやフモトスミレやエイザンスミレとの違いをお伝えします!
ヒナスミレの種類や品種は何があるの?シハイスミレやフモトスミレやエイザンスミレとの違いはなに?
ヒナスミレの品種には『フイリヒナスミレ』、『シロバナヒナスミレ』、『ミドリヒナスミレ』があります。
シハイスミレはスミレ科スミレ属の植物で、花柱の先端や側弁の毛、距の形や葉の基部の形や鋸歯などに違いがあります。
フモトスミレはスミレ科スミレ属の多年草の植物で、葉の形が卵形~円形と変化が大きく表面暗緑色で光沢がなく裏面は紫色を帯びています。
エイザンススミレは青色を帯びる薄いピンク色の花で、スミレ科スミレ属の中でも葉に特徴があり3裂に細かい切れ込みが入っています。
高地の明るい場所に自生し夏には幅広の3枚の葉に成長することも多いです。
それでは、今回お伝えしたことをまとめていきましょう!
ヒナスミレのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは7個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①ヒナスミレの育て方(環境、土、肥料、水やり)
ヒナスミレは春~秋は日向~半日陰で育て、夏は風通しの良い場所で管理します。
ヒナスミレは水はけの良い土壌を好みます。
ヒナスミレは春先と秋口に化成肥料を置き肥し、1000~2000倍に薄めた液肥を10~1週間に1度のペースで与えます。
春~落葉するまでの間は土の表面が乾いたらたっぷりと水を与え、休眠期には土が乾燥しないよう控えめに水を与えます。
②ヒナスミレの画像(写真)!花や葉っぱ特徴は?レッドデータに載っているの?
ヒナスミレは葉腋から花柄を伸ばし花を横向きにつけます。
葉には長い葉柄があり葉身は2~6㎝で三角状卵形~長卵形で地面に対し水平に広がっています。
福井県では県域絶滅危惧Ⅱ類、京都府では絶滅危惧種、高知県では絶滅危惧Ⅱ類(VU)、熊本県では絶滅危惧Ⅱ類(VU)として指定されています。
③ヒナスミレの開花時期や季節はいつ頃なの?高尾山や六甲山に分布しているの?
ヒナスミレは4~5月の春に開花します。
高尾山では1600種類もの四季折々の植物を見ることができ、ヒメスミレもその中の一つで高尾山で見ることが出来ます。
また、六甲山の薄暗いスギ林の中でもヒナスミレが自生していることが確認されているんですよ。
④ヒナスミレの値段や販売価格はいくらぐらいなの?
ヒナスミレはインターネット販売価格で、2.5~3号ポットのものが580~660円程で販売されています。
⑤ヒナスミレの苗の植え付け(植え方)や植え替えの時期とやり方は?
ヒナスミレは2~6月中旬と9~10月中旬頃に植え付けを行います。
ヒメスミレの植え替えは毎年行います。
⑥ヒナスミレの漢字や花言葉や学名はなに?
ヒナスミレは漢字で『雛菫』で、花言葉は『謙虚』、『忠実』、『慎み深さ』、『小さな幸せ』、学名は『Viola tokubuchiana var. takedana』です。
⑦ヒナスミレの種類や品種は何があるの?シハイスミレやフモトスミレやエイザンスミレとの違いはなに?
ヒナスミレの品種には『フイリヒナスミレ』、『シロバナヒナスミレ』、『ミドリヒナスミレ』があります。
シハイスミレはスミレ科スミレ属の植物で、花柱の先端や側弁の毛、距の形や葉の基部の形や鋸歯などに違いがあります。
フモトスミレはスミレ科スミレ属の多年草の植物で、葉の形が卵形~円形と変化が大きく表面暗緑色で光沢がなく裏面は紫色を帯びています。
エイザンススミレは青色を帯びる薄いピンク色の花で、スミレ科スミレ属の中でも葉に特徴があり3裂に細かい切れ込みが入っています。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
(アイキャッチ画像は、インスタグラム nikonyachan 様より引用)
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