【ヒメシャラのまとめ!】剪定方法や花言葉など6個のポイント!








 

ヒメシャラは、ツバキ科に属する日本原産、固有種の落葉高木です。

夏に咲く花は小ぶりで可愛らしく、秋の紅葉は色鮮やかなことから観賞用としての庭木に最適です。

 

 

そして盆栽としても育てることができるため、愛好家の中でも愛されている樹木になります。

 

樹皮がすべすべしているために別名「サルスベリ」とも呼ばれることもありますが、本当のサルスベリとは別物なのでご注意ください。

ヒメシャラのすべすべとした赤褐色の樹皮は美しく、アオギリ、白樺とならぶ日本三大美幹としても有名です。

 

今回はヒメシャラについてのポイント、

①ヒメシャラの育て方(環境、土、肥料、水やり、植え付け)
②ヒメシャラの剪定方法は?
③ヒメシャラを盆栽にして育てる方法は?
④ヒメシャラの害虫や枯れ、病気の原因と対策方法は?
⑤ヒメシャラの紅葉時期はいつ?
⑥ヒメシャラの花言葉はなに?

 

以上6つの点についてお伝えします。

まずはヒメシャラの育て方からお伝えします!

 

目次(クリックで飛べます)

ヒメシャラの育て方は?

 

ヒメシャラは、高さは10メートル以上まで成長する植物です。

 

 

最長速度は遅いため、剪定などはあまり必要ありません。

本州の神奈川から近畿地方付近、四国と九州に生息しています。

 

寒さには強いですが暑さには弱いため、日の当たりすぎる位置だとうまく育ちません。

半日陰に植えて、1日の日当たりは2~3時間ほど。

 

ヒメシャラの苦手な乾燥を防ぐためにも、肥料や土を工夫し水の管理もしっかりすることがポイントです。

あまり難しくはありませんが、そういった一手間を加えることが必要になってきます。

 

ヒメシャラは春の終わりから夏にかけて、白く小ぶりな花を咲かせます。

 

そして秋には紅葉も見せてくれます。

愛らしい花は見る価値あり。

庭のシンボルツリーとしていかがでしょうか。

 

最初は、ヒメシャラが好む環境についてお伝えします!

 

ヒメシャラの育て方!環境はどうする?

 

ヒメシャラは暑さに弱いため、半日陰が適しています。

日光に当たりすぎると、せっかくの愛らしい花がつきにくくなります。

 

 

そのため夏は注意が必要ですが、寒さには強いので冬はあまり手がかかりません。

 

次は、ヒメシャラに適した用土についてお伝えします!

 

ヒメシャラを育てる際の適した用土は何?

 

ヒメシャラは腐葉土を含む、水はけの良い土を好みます。

乾燥に弱いため土の状態をよく見て、乾くようであれば多めに水をあたえてください。

肥料をすき込むと尚いいです。

 

次は、ヒメシャラに必要な肥料についてお伝えします!

 

ヒメシャラの育て方!肥料はどうする?

 

ヒメシャラは、2月ごろに緩効性の肥料を与えるとよく育ちます。

冬の寒い時期、木の根が休眠している時期に与えることで、1年を通しての木の栄養になりますので、緩効性をお選びください。

その他に、花の咲いた際にも緩効性のある肥料を与え、次回の開花に役立つ栄養を与えてあげましょう。

 

では次は、ヒメシャラの水やりポイントについてお伝えします!

 

ヒメシャラを育てる際の水の量はどうする?

 

ヒメシャラは乾燥に弱いため、土の水分量を気にする必要はありますが、自生もしている種ですので、神経質になる必要はありません。

 

夏の時期や、晴れの日が続くようなときはあげましょう。

 

次は、ヒメシャラの植え付けポイントをお伝えします。

 

ヒメシャラの植え付けのポイントは?

 

ヒメシャラの植え付けは春、もしくは秋に行います。

移植は得意ではないため、植え付け後の場所移動は行わない方がいいでしょう。

 

成長が遅いため植え替え頻度は多くありません。

様子を見て2、3年に一度のペースでいいでしょう。

 

以上で基本的なヒメシャラの育て方については終わりです。

次はヒメシャラの剪定方法についてお伝えします!

 

ヒメシャラの剪定方法は?

 

ヒメシャラは剪定があまり得意ではないことと、まっすぐ上に向かって育つ木のため、ほとんど剪定は必要ありません。

花、紅葉以外の好まれるポイントでしょう。

 

剪定の不要で、まっすぐに伸びる性質から、庭にスペースのない場合にも最適です。

 

 

そんなヒメシャラですが、盆栽としても愛されています。

ぜひ興味のある方は盆栽にも挑戦してください。

 

次はヒメシャラを盆栽にして育てる方法についてお伝えします!

 

ヒメシャラを盆栽にして育てる方法は?

 

ヒメシャラの盆栽は挿し木で行います。

盆栽で育てる際、肥料は必要ですが適量で、多すぎると幹肌が荒れる原因になります。

 

盆栽でも育てることのできるヒメシャラですが、一般的には庭木としてが多いです。

そして庭木で大切に育てている木につく悩みのタネが害虫です。

 

次はヒメシャラの害虫や枯れ、病気の原因と対策方法をお伝えします!

 

ヒメシャラの害虫や枯れ、病気の原因と対策方法は?

 

害虫病気はいくつかありあますが、その中でも注意していただきたいものをお伝えします。

 

 

ヒメシャラには害虫としては有名な、チャドクガが発生する恐れがあります。

ヒメシャラはツバキ科の中でもチャドクガの発生しにくい個体ではありますが、毒性のある虫のため注意が必要になります。

 

チャドクガはとにかく早期発見と早期駆除が大切!

繁殖力が高いのでこまめにチェックをしておかないと、痛い目を見ることになるでしょう。

駆除の際はきちんと防備をしておきましょう。

厚手の服長袖長ズボン、ゴーグルなど。

 

出来るだけ肌を見せないように。

 

不安であれば業者に依頼する手もあります。

大切に育てたヒメシャラを害虫の被害から守りましょう!

 

ヒメシャラは紅葉するのをご存知でしたか?

次は、ヒメシャラの紅葉時期についてお伝えします。

 

ヒメシャラの紅葉時期はいつ頃?

 

秋10~11月頃に色鮮やかな紅葉を見せてくれます。

 

※写真はモミジ

 

他の樹木と並んでいてもその色で目を引きますが、1本でしゃんと立ち艶やかに色づく姿も魅力的で目を引きます。

 

そんなヒメシャラには、ぴったりの花言葉もあります。

次はヒメシャラの花言葉についてお伝えします!

 

ヒメシャラの花言葉はなに?

 

ヒメシャラの花言葉は「愛らしさ」そして「謙虚」です。

 

同じツバキ科であるナツツバキに似ているが、ナツツバキよりも全体的に小さく、花も小ぶりな事からつけられた「謙虚」の花言葉。

「愛らしさ」の花言葉も相まってとても女性らしい印象が受けられますね。

 

ここまでが今回お伝えするヒメシャラについてでした。

 

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ヒメシャラもまとめ!

 

いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは6つありました。

覚えているでしょうか?1個づつ振り返っていきましょう!

 

①ヒメシャラの育て方(環境、土、肥料、水やり)

寒さには強いが、暑さに弱いので半日陰に植えることです。

乾燥に弱いので腐葉土含む、水はけいい土が好ましいです。

肥料は冬と開花ごろに緩効性の肥料を与えましょう。

植え付け時期は春か秋に行いましょう。

水は乾燥時は多めに、それ以外は適量で与えます。

 

②ヒメシャラの剪定方法は?

剪定は必要ありません。

 

③ヒメシャラを盆栽にして育てる方法は?

挿し木にて行いましょう。

肥料の与えすぎには注意が必要です。

 

④ヒメシャラの害虫や枯れ、病気の原因と対策方法は?

チャドクガの発生の恐れがあり、早期発見と早期駆除が大切になります。

 

⑤ヒメシャラの紅葉時期はいつ?

紅葉時期は、10月から11月頃です。

 

⑥ヒメシャラの花言葉はなに?

ヒメシャラの花言葉は「愛らしさ」と「謙虚」です。

 

花が可愛く紅葉の美しいヒメシャラ。

是非育てて見てはいかがでしょうか。

 

それでは今回はこれで失礼します。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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