みなさんこんにちは。
今回は、イタヤカエデについてまとめていきたいと思います。
イタヤカエデは、ムクロジ科カエデ属に属する落葉高木です。
北海道から九州まで日本の広い範囲に分布するカエデの仲間ですが、亜種、変種がたくさんあり、それぞれに和名や別名があります。
そのため、ここで言う「イタヤカエデ」は、総称名の意味合いで使用させていただきます。
今回は、イタヤカエデについてのポイント、
以上8個の点についてお伝えします。
まずはイタヤカエデの育て方からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
イタヤカエデの育て方は?成長速度は早いの?
イタヤカエデは、丈夫であまり環境を選ばずに育ちます。
成長速度が早く、巨木になりやすいので、直径1mに達するものも見られます。
ここからさらに詳しくお伝えします。
最初は、イタヤカエデが好む環境についてお伝えします!
イタヤカエデの育て方!環境はどうする?
イタヤカエデは、乾燥に弱く、日が長時間当たると葉が焼けてしまいます。
そのため、日当たりを好みますが、育てるなら半日陰~日陰の場所で育てましょう。
次は、イタヤカエデに適した用土についてお伝えします!
イタヤカエデを育てる際の適した用土は何?
イタヤカエデは、水はけが良く肥沃な土壌を好みます。
植え付ける際には、庭の土に対し、堆肥と腐葉土を2割ほどしっかり混ぜてから植え付けましょう。
次は、イタヤカエデに必要な肥料についてお伝えします!
イタヤカエデの育て方!肥料はどうする?
イタヤカエデは、土が痩せていると白紋葉病(しろもんぱびょう)が発生しやすくなります。
そのため、元肥はもちろんですが追肥も必要です。
4月~5月の開花前後に油かすと腐葉土を混ぜ、株周りの土を掘って入れ込んでおきましょう。
では次は、イタヤカエデの水やりポイントについてお伝えします!
イタヤカエデを育てる際の水の量はどうする?
イタヤカエデは、ほぼ降雨のみで育ちます。
しかし、乾燥には弱いので夏場など乾燥が続く場合は、たっぷりと水やりをしましょう。
以上で基本的なイタヤカエデの育て方については終わりです。
次はイタヤカエデの写真をお見せします!
イタヤカエデの画像(写真)!花や実や冬芽の特徴は?メープルシロップや木材として使われるの?
イタヤカエデは、カエデの仲間としては花が目立つ樹木で、開花時期になると枝いっぱいに黄緑色の花を房状に咲かせます。
花には雌雄がありますが、1つの花序に雌雄が混じって開花するのが特徴です。
花の後にできる果実は2個に分かれていて、それぞれに2枚の羽根があり、熟すとクルクルと回転しながら落ちていきます。
冬芽には褐色の3対~4対の芽鱗があり、先端はやや尖っています。
また、イタヤカエデは日本産のメープルシロップが取れることで有名で、木材としても使用されている使用価値の高い樹木です。
また、イタヤカエデに似た植物にイロハモミジやトウカエデあります。
次に、イタヤカエデの樹液の採取時期をお伝えします!
イタヤカエデの樹液の採取時期や季節はいつ頃なの?紅葉を楽しむことはできるの?
イタヤカエデの樹液は、2月中旬に採取します。
また、4月~5月頃に開花をし、秋には紅葉を楽しむことができます。
次は、イタヤカエデの値段や販売価格をお伝えします!
イタヤカエデの値段や販売価格はいくらぐらいなの?北海道で販売されているの?
イタヤカエデは、500円~30000円ほどで販売されています。
株の大きさによって値段が変わりますので、お好きなものを選んでみてください。
また、北海道でも販売されています。
それでは次に、イタヤカエデの苗木を庭に植え付け(植え方)や植え替えのポイントをお伝えします!
イタヤカエデの苗木を庭に植え付け(植え方)や植え替えのポイントは?
イタヤカエデの植え付けや植え替えは、12月~3月の間に行いましょう。
しかし、北海道など寒冷地では、極寒期の12月~2月は避け、11月に行ってください。
また、地植えの場合は植え替えは必要ありませんが、鉢植えの場合は2年~3年ごとに植え替えましょう。
植え替えは、1度土を丁寧に落として、古い根や黒ずんでいる根は切り落としてから植え付けます。
次は、イタヤカエデを盆栽として育てる際の剪定(切り戻し)のポイントをお伝えします!
イタヤカエデを盆栽として育てる際の剪定(切り戻し)のポイントは?
イタヤカエデは、枝の伸びが早いので、芽摘みや剪定が忙しくなります。
剪定は、基本外側に出ている枝を残して、立ち枝や内側に伸びる枝を剪定しましょう。
次に、イタヤカエデの増やし方をお伝えします!
イタヤカエデの増やし方!種まき時期と種まきのポイントは?
イタヤカエデの種は、10月頃に成熟します。
そのため、成熟して落ちた種を種まきポットを用いて種まき用の用土に撒きます。
乾燥しないように水やりをしながら、半日蔭の場所で管理しながら育てましょう。
それでは最後に、イタヤカエデの種類や品種をお伝えします!
イタヤカエデの種類や品種は何があるの?ヤマモミジとの違いはなに?
(ヤマモミジ)
イタヤカエデの仲間には、イタヤカエデと同じくムクロジ科カエデ属に属するミネカエデがあります。
ミネカエデは、花期が~6月~7月で、亜高山帯に生える落葉小高木です。
花は、花弁が5枚あり、たまに紫色を帯びる黄緑色をしています。
ヤマモミジも、イタヤカエデと同じくムクロジ科カエデ属に属する落葉高木です。
1つの花序に雄花と両性花が混生するのはイタヤカエデと同じですが、花弁は5枚で、淡黄色〜淡紅色をしているのが違いの1つです。
それでは最後に、これまでのおさらいをしていきましょう。
イタヤカエデのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは8個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①イタヤカエデの育て方(環境、土、肥料、水やり)
イタヤカエデは、半日陰~日陰の場所で育てましょう。
水はけが良く肥沃な土壌で育て、4月~5月の開花前後に油かすと腐葉土を混ぜ、株周りの土を掘って入れ込んでおきましょう。
イタヤカエデは、ほぼ降雨のみで育ちますが、乾燥には弱いので夏場など乾燥が続く場合は、たっぷりと水やりをしましょう。
②イタヤカエデの画像(写真)!花や実や冬芽の特徴は?メープルシロップや木材として使われるの?
イタヤカエデは、カエデの仲間としては花が目立つ樹木で、開花時期になると枝いっぱいに黄緑色の花を房状に咲かせます。
花には雌雄がありますが、1つの花序に雌雄が混じって開花するのが特徴です。
花の後にできる果実は2個に分かれていて、それぞれに2枚の羽根があり、熟すとクルクルと回転しながら落ちていきます。
冬芽には褐色の3対~4対の芽鱗があり、先端はやや尖っています。
また、イタヤカエデは日本産のメープルシロップが取れることで有名で、木材としても使用されている使用価値の高い樹木です。
③イタヤカエデの樹液の採取時期や季節はいつ頃なの?紅葉を楽しむことはできるの?
イタヤカエデの樹液は、2月中旬に採取します。
また、4月~5月頃に開花をし、秋には紅葉を楽しむことができます。
④イタヤカエデの値段や販売価格はいくらぐらいなの?北海道で販売されているの?
イタヤカエデは、500円~30000円ほどで販売されています。
また、北海道でも販売されています。
⑤イタヤカエデの苗木を庭に植え付け(植え方)や植え替えのポイントは?
イタヤカエデの植え付けや植え替えは、12月~3月の間に行いましょう。
また、地植えの場合は植え替えは必要ありませんが、鉢植えの場合は2年~3年ごとに植え替えましょう。
植え替えは、1度土を丁寧に落として、古い根や黒ずんでいる根は切り落としてから植え付けます。
⑥イタヤカエデを盆栽として育てる際の剪定(切り戻し)のポイントは?
イタヤカエデは、枝の伸びが早いので、芽摘みや剪定が忙しくなります。
剪定は、基本外側に出ている枝を残して、立ち枝や内側に伸びる枝を剪定しましょう
⑦イタヤカエデの増やし方!種まき時期と種まきのポイントは?
イタヤカエデの種は、10月頃に成熟します。
そのため、成熟して落ちた種を種まきポットを用いて種まき用の用土に撒きます。
乾燥しないように水やりをしながら、半日蔭の場所で管理しながら育てましょう。
⑧イタヤカエデの種類や品種は何があるの?ヤマモミジとの違いはなに?
イタヤカエデの仲間には、イタヤカエデと同じくムクロジ科カエデ属に属するミネカエデがあります。
ヤマモミジも、イタヤカエデと同じくムクロジ科カエデ属に属する落葉高木です。
1つの花序に雄花と両性花が混生するのはイタヤカエデと同じですが、花弁は5枚で、淡黄色〜淡紅色をしているのが違いの1つです。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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