みなさんこんにちは。
今回は、ハイドランジアについてまとめていきたいと思います。
世界でもとても親しまれている日本産の落葉低木のアジサイの椀状や円錐状の花序をつける植物の総称であるハイドランジアは、梅雨時期の雨にピッタリな花を鮮やかに咲かせる代表的な花木です。
丈夫で育成も簡単なことから人気の高いハイドランジアは、土が乾かないように注意して育ててあげれば鉢植えや庭植えなどの環境でも簡単に栽培することが可能です。
今回はハイドランジアについてのポイント、
以上12の点についてお伝えします。
まずはハイドランジアの育て方からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
ハイドランジアの育て方は?
耐陰性のあるハイドランジアですが、花つきをよくする為には、日当たりのよい環境での育成がオススメです。
ただ、種類によっては日光を好む種類もある為、乾燥に十分注意をして水やりをすれば、基本的に日当たりの良い場所でも構いません。
また、乾燥している環境を嫌うので、用土は水分を含んだものにするためにもこまめに水やりをしてください。
ここからさらに詳しくお伝えします。
最初は、ハイドランジアが好む環境についてお伝えします!
ハイドランジアの育て方!環境はどうする?
日本でも本州や四国、九州など各地で広く植えているハイドランジアは、どちらかといえば日陰を好むイメージがあります。
花つきに関しては、意外と日当たりの良い環境に植え付けてあげることで良くなります。
丈夫な植物なハイドランジアを育てる環境は日当たりが良い所の方が適切です。
しかし、北側の日光が当たりにくい場所や、狭い庭でも風通しさえ良ければ育成は可能です。
次に、ハイドランジアに適した用土についてお伝えします!
ハイドランジアを育てる際の適した用土は何?
土の性質によって花色が変化するハイドランジアは、酸性度が高いと花色は青く変化し、アルカリ性が高くなると、花色は赤く変化する特性があります。
青色が鮮やかなハイドランジアを育成させたい場合は、用土を酸性にする必要があります。
なので、まずアルミニウムをふんだんに吸収して、アントシアニンと強く結合させましょう。
培養土とピートモスを酸性土として使用して、割合は赤玉土(中粒)5割:腐葉土4割:ピートモス1割を混合させてください。
美しい赤色のハイドランジア育成させる場合は、用土をアルカリ性する必要がありますので、先ほどとは逆にアルミニウムの吸収しないようにしてください。
そうすると、美しい赤色のハイドランジアの育成ができます。
割合は、赤玉土(小粒)7割:腐葉土3割を混合させてください。
次に、ハイドランジアに必要な肥料についてお伝えします!
ハイドランジアの育て方!肥料はどうする?
ハイドランジアは肥料を定期的に与えてあげると元気の良い花が咲く植物です。
苗を植え付ける3月~4月頃や植え替えの時には特に肥料を与えることが重要となります。
また、花期後の8月~9月頃、冬の休眠期の12月~2月頃にも適度に与えてください。
肥料は長い期間効き目が持続する緩効性肥料がオススメとなります。
では次に、ハイドランジアの水やりポイントをお伝えします!
ハイドランジアを育てる際の水の量はどうする?
ハイドランジアは乾燥をとても嫌い、土が乾燥してしまうと花つきが悪くなってしまう植物です。
ですので、ハイドランジアの水やりを行う時は、水切れに注意して、こまめにたっぷりと与えてあげましょう。
真夏日はすぐに乾燥してしまうので、最低でも朝と夕方に土の乾燥具合をチェックしてください。
以上で基本的なハイドランジアの育て方については終わりです。
次に、ハイドランジアの写真をお見せします!
ハイドランジアの画像(写真)!
淡く雨の日を美しく演出してくれるハイドランジアは、白色の他にも鮮やかなブルー、美しく柔らかいレッドなどの有色な花をつけます。
寄せ植えや日本庭園、洋風のガーデニングなど様々なシュツエーションでも活躍するハイドランジアはどのような植物なのでしょうか。
ハイドランジアの画像はこちらとなります。
次に、ハイドランジアの開花時期や季節についてお伝えします!
ハイドランジアの開花時期や季節はいつ頃なの?
ハイドランジアの開花時期は梅雨時期の6月〜9月頃となります。
梅雨の風物詩としても代表的なハイドランジアは、鑑賞用として庭や公園等至る所で見かけることが可能です。
青色や紫、ピンクや白色等、色彩豊かな花色のハイドランジアは、咲き始めの花色から終わるころまでの花色が徐々に変わっていきます。
次に、ハイドランジアの苗の植え付けのポイントをお伝えします!
ハイドランジアの苗の植え付けのポイントは?
ハイドランジアの苗の植え付けは適時期は3月~4月頃となりますが、落葉時期でも行うことが可能です。
植え付けを行う時に、枝や葉が密集している株であれば、予め全体を短く刈り込んでから植え付けを行ってください。
余計な絵枝葉を切っておくことで、余分な水分が蒸発がせず、根付きが良くなります。
また、植え付け場所は大きめに穴を掘っておき、植え付け後はじゅうぶんに水やりをしてあげましょう。
次に、ハイドランジアの鉢植えのポイントをお伝えします!
ハイドランジアの鉢植えのポイントは?
丈夫で育てやすいハイドランジアは、土が乾かないように注意して育成すれば庭植えや鉢植えでも簡単に栽培することが可能となります。
苗ポットより一回り以上大きい鉢を事前に用意しておき、軽石や鉢底石を鉢底に敷いてから、半分くらいまで用土を入れてください。
苗を苗ポットから取り出して、根を少しほぐしたら、鉢の真ん中に苗を置いて、土をかぶせてあげましょう。
次に、ハイドランジアの地植え(花壇)のポイントをお伝えします!
ハイドランジアの地植え(花壇)のポイントは?
洋風や和風、自然風などどのような庭でも相性の良いハイドランジアは、庭木としても人気の高い植物です。
地植えでの育成は、日当たりが良い環境を好みますが、条件も細かく選びません。
水分を過剰に含んだ場所で無ければ、庭先で育成するだけで、ある程度長く育ちます。
次に、ハイドランジアの植え替えのポイントをお伝えします!
ハイドランジアの植え替えのポイントは?
ハイドランジアの植え替えは、花期後の7月〜9月頃となり、2年に1度行ってください。
成長が早く根詰まりを起こしやすいハイドランジアは、植え替えを行うことで用土の通気性がよくなり、元気に育成ができます。
植え替えの時は現在の苗より一回り大きい鉢を準備して植え替えてください。
次に、ハイドランジアの剪定(切り戻し)のポイントをお伝えします!
ハイドランジアの剪定(切り戻し)のポイントは?
ハイドランジアの庭植えでの剪定は、邪魔にならない場合は、基本的に剪定を行う必要はありません。
ただし、鉢植えでの育成を行う場合には、ハイドランジアの花つきをよくするためには7月上旬~9月中旬に、花がらを摘んだり、剪定をしてあげる必要があります。
剪定をする時は、今年成長した新梢の芽を4個程度残して行ってください。
また、株の風通しを良してあげるために冬の休眠時期にも剪定を行うと、育成を促すことができます。
次に、ハイドランジアの挿し木(挿し芽)のやり方をお伝えします!
ハイドランジアの挿し木(挿し芽)のやり方はどうするの?
ハイドランジアを増やす方法は、挿し木と株分けで可能となります。
株分けでの増やし方に比べ、挿し木で行うと成長も早く、失敗することも少ないので、オススメとなります。
夏が始まる前に挿し木を行うと、株の花つきが良くなりますので、3月から4月に前年枝を用いて春ざしをするか、6月ごろに当年枝を用いて夏ざしをします。
茎は約15㎝切り取って切り口を水に3時間~半日程度つけて、植え付けの時と同じ用土で挿し木を行いましょう。
次に、ハイドランジアとアジサイの違いについてお伝えします!
ハイドランジアとアジサイの違いはなに?
アジサイとハイドランジアの違いについてですが、アジサイは自然雑種のハイドランゲア・セロトフィラ H. × serratophylla 等を人為的に交配させて、様々な栽培品種をつくりだしている総称のことです。
またアジサイという花名は、アジサイ属(ハイドランジア属)の中で、椀・円錐状の花序をつけている植物の総称のことを指し、学名をハイドランジアと呼びます。
ですのでハイドランジアとは、日常でも親しみのある、紫陽花(アジサイ)のことを指します。
次に、ハイドランジアの花言葉についてお伝えします!
ハイドランジアの花言葉はなに?
紫陽花の中でも、花序が装飾花となる品種をHydrangea otaksa Siebold et Zuccarini(ハイドランジア・オタクサ・シーボルト エト ズッカリーニ)と呼ばれたことからハイドランジアという花名がつけられました。
ハイドランジアの花言葉は、土壌のPH値で花色がかわっていくので、その花姿に由来して「浮気」とつけられました。
また、「移り気」という花言葉もついていますが、こちらも同じようにハイドランジアが、用土の状態で花色を変化させることからついた花言葉です。
最後に、ハイドランジアの種類や品種をお伝えします!
ハイドランジアの種類や品種は何があるの?
可愛らしい花を咲かせるハイドランジアの品種はどのようなものがあるでしょうか。
ガクアジサイ
アジサイ科アジサイ属の耐寒性落葉低木に属するガクアジサイは、珊瑚状に咲く植物です。
中心部は紫色をしており、花序の周りに5枚程の萼片からなる装飾花があります。
暖地の海岸の斜面に多く生息する樹木です。
ホンアジサイ
樹形は株立となっており、分枝をよくするホンアジサイは、半球形になる品種となります。
緑色の葉色をしている葉形は、先が尖った卵形となっています。
鋸歯があるのも特徴的で、葉脈はくっきりとしています。
葉には光沢があるのも特徴的な植物です。
それでは最後に、これまでのおさらいをしていきましょう。
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ハイドランジアのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは12個ありました。
覚えているでしょうか?1個づつ振り返っていきましょう!
①ハイドランジアの育て方(環境、土、肥料、水やり)
耐陰性のあるハイドランジアですが、花つきをよくする為には、日当たりのよい環境での育成がオススメです。
ただ、種類によっては日光を好む種類もある為、乾燥に十分注意をして水やりをすれば、基本的に日当たりの良い場所でも構いません。
②ハイドランジアの画像(写真)!
淡く雨の日を美しく演出してくれるハイドランジアは、
白色の他にも鮮やかなブルー、美しく柔らかいレッドなどの有色な花をつけます。
寄せ植えや日本庭園、洋風のガーデニングなど様々なシュツエーションでも活躍する植物です。
③ハイドランジアの開花時期や季節はいつ頃なの?
梅雨の風物詩としても代表的なハイドランジアは、鑑賞用として庭や公園等至る所で見かけることが可能です。
青色や紫、ピンクや白色等、色彩豊かな花色のハイドランジアは、
咲き始めの花色から終わるころまでの花色が徐々に変わっていきます。
④ハイドランジアの苗の植え付けのポイントは?
苗の植え付けは適時期は3月~4月頃となりますが、落葉時期でも行うことが可能です。
植え付けを行う時に、枝や葉が密集している株であれば、
予め全体を短く刈り込んでから植え付けを行ってください。
⑤ハイドランジアの鉢植えのポイントは?
丈夫で育てやすいハイドランジアは、土が乾かないように注意して育成すれば
庭植えや鉢植えでも簡単に栽培することが可能となります。
苗ポットより一回り以上大きい鉢を事前に用意しておき、
軽石や鉢底石を鉢底に敷いてから、半分くらいまで用土を入れてください。
⑥ハイドランジアの地植え(花壇)のポイントは?
洋風や和風、自然風などどのような庭でも相性の良いハイドランジアは、庭木としても人気の高い植物です。
地植えでの育成は、日当たりが良い環境を好みますが、条件も細かく選びません。
水分を過剰に含んだ場所で無ければ、庭先で育成するだけで、ある程度長く育ちます。
⑦ハイドランジアの植え替えのポイントは?
ハイドランジアの植え替えは、花期後の7月〜9月頃となり、2年に1度行ってください。
成長が早く根詰まりを起こしやすいハイドランジアは、植え替えを行うことで用土の通気性がよくなり、元気に育成ができます。
植え替えの時は現在の苗より一回り大きい鉢を準備して植え替えてください。
⑧ハイドランジアの剪定(切り戻し)のポイントは?
庭植えでの剪定は、邪魔にならない場合は、基本的に剪定を行う必要はありません。
ただし、鉢植えでの育成を行う場合には、ハイドランジアの花つきをよくするためには
7月上旬~9月中旬に、花がらを摘んだり、剪定をしてあげる必要があります。
剪定をする時は、今年成長した新梢の芽を4個程度残して行ってください。
⑨ハイドランジアの挿し木(挿し芽)のやり方はどうするの?
ハイドランジアを増やす方法は、挿し木と株分けで可能となります。
株分けでの増やし方に比べ、挿し木で行うと成長も早く、失敗することも少ないので、オススメとなります。
夏が始まる前に挿し木を行うと、株の花つきが良くなりますので、3月から4月に前年枝を用いて春ざしをするか、6月ごろに当年枝を用いて夏ざしをします。
⑩ハイドランジアとアジサイの違いはなに?
アジサイという花名は、アジサイ属(ハイドランジア属)の中で、
椀・円錐状の花序をつけている植物の総称のことを指し、学名をハイドランジアと呼びます。
ですのでハイドランジアとは、日常でも親しみのある、紫陽花(アジサイ)のことを指します。
⑪ハイドランジアの花言葉はなに?
ハイドランジアの花言葉は、土壌のPH値で花色がかわっていくので、その花姿に由来して「浮気」とつけられました。
また、「移り気」という花言葉もついていますが、こちらも同じようにハイドランジアが、
用土の状態で花色を変化させることからついた花言葉です。
⑫ハイドランジアの種類や品種は何があるの?
ガクアジサイ
アジサイ科アジサイ属の耐寒性落葉低木に属するガクアジサイは、珊瑚状に咲く植物です。
中心部は紫色をしており、花序の周りに5枚程の萼片からなる装飾花があります。
暖地の海岸の斜面に多く生息する樹木です。
ホンアジサイ
樹形は株立となっており、分枝をよくするホンアジサイは、半球形になる品種となります。
緑色の葉色をしている葉形は、先が尖った卵形となっています。
鋸歯があるのも特徴的で、葉脈はくっきりとしています。
葉には光沢があるのも特徴的な植物です。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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