スイセンは古くから日本でも親しまれてきました。
よく育ち管理もしやすいので、ガーデニング初心者の方にもおすすめの花です。
園芸品種がとても豊富で、花の形や色はさまざまなものがあります。
お好みの品種を探して育ててみましょう。
この記事では、毎年きれいな花を咲かせるためのポイントを、わかりやすくまとめました。
あわせて「あの言葉」の語源にもなっている英名などについてもご紹介します。
どうぞ最後までご覧ください!
今回は水仙(スイセン)についてのポイント、
以上18個の点についてお伝えします。
まずは水仙(スイセン)の育て方からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
水仙(スイセン)の育て方は?
水仙は、寒さに強く屋外で越冬できることから、地植えで育てることができます。
雪の多い地域では鉢植えにして、冬は雪が積もらない場所に移動してあげましょう。
花は切り花としても人気があり、ほかにも水栽培や寄せ植えなど、さまざまな楽しみ方ができます。
ここからさらに詳しくお伝えします。
最初は、水仙(スイセン)が好む環境についてお伝えします!
水仙(スイセン)の育て方!環境はどうする?
水仙を育てる環境ですが、日当たりと風通しのよい場所を好みます。
開花まではよく日に当てて育て、開花後は強い直射日光を避けて管理しましょう。
夏は涼しく乾燥気味に、冬は霜が降りない程度の気温でほどよい保水性のある環境づくりがポイントになります。
スイセンは「〇〇な土」に植えることで球根がよく育ち、毎年きれいな花を咲かせてくれますよ。
次は、水仙(スイセン)に適した用土についてお伝えします!
水仙(スイセン)を育てる際の適した用土は何?
スイセンは、水はけと通気性のよい、砂質の用土が適しています。
市販の培養土は「球根の土」を使いましょう。
配合する場合は「赤玉土6:腐葉土3:パーライト1」の割合がおすすめです。
庭土が粘土質な場合は、腐葉土や川砂を加えてよく耕しておいてください。
肥料を与える場合は、「成分」と「量」に注意が必要です。
次は、水仙(スイセン)に必要な肥料についてお伝えします!
水仙(スイセン)の育て方!肥料はどうする?
スシセンを育てる際には、元肥として緩効性化成肥料を用土によく混ぜ込んでおきます。
追肥は11月頃(発芽時期)に、液肥を水やりの代わりに施します。
リン酸が多めの液肥(チッソ6:リン酸10:カリ5)を、規定よりも薄めに希釈して使いましょう。
花後にお礼肥として、おなじ液肥を与え、翌年に備えて球根に栄養を与えます。
過肥になると球根が腐りやすくなるので、肥料はあげ過ぎないように注意してください。
スイセンは多湿も乾燥も嫌います。
適した水やりを行うためには、次のポイントをしっかりとチェックしましょう!
では次は、水仙(スイセン)の水やりポイントについてお伝えします!
水仙(スイセン)を育てる際の水の量はどうする?
鉢植えの表土が乾いたら、鉢底から流れるくらいたっぷり水を与えます。
時間帯は午前中に行いましょう。
冬は乾燥し過ぎないように注意してください。
水仙を地植えで育てる場合は、雨が降らず土が乾燥しているときに、水やりをします。
過湿は球根が腐りやすくなる原因のひとつです。
土をよく見て、水をあげ過ぎないように注意しましょう。
以上で基本的な水仙(スイセン)の育て方については終わりです。
次は水仙(スイセン)の画像をご紹介します!
水仙(スイセン)の画像(写真)!
スイセンは、ヒガンバナ科スイセン属の多年性球根植物です。
スイセン属には「二ホンズイセン」や「ラッパスイセン」など多くの種類が分類されていますが、それらを総称して「スイセン」と呼びます。
原産地は地中海沿岸~アフリカ北部で、約30種の原種があると言われています。
草丈は10~50㎝で、品種によって大きさ、花の形や色など種類は豊富です。
そんなスイセンの花が咲くのはいつ頃なのでしょうか?
次は、スイセンの開花時期や季節についてお伝えします!
水仙(スイセン)の開花時期や季節はいつ?花はどんな香り?
スイセンは初春~春に咲く花で、開花時期は3~4月頃です。
ニホンズイセンはほかよりもやや早く、11月頃から開花します。
花の中心に「副花冠(フクカカン)」という花弁をもつのがスイセンの特徴です。
花色は、白、黄、オレンジ、複色など。
咲き方には八重咲き、房咲き、カップ咲きなどがあります。
芳香は強めで、ジャスミンやロウバイに似た甘さのなかに、バイオレットの新緑を思わせる爽やかな香りが感じられます。
スイセンの香りは、香水や芳香剤としても人気です。
香りもよく凛とした花姿のスイセンですが、注意しなければいけないのが「毒」です。
次は、スイセンの毒についてお伝えします!
水仙(スイセン)は毒に注意!
スイセンは花のない状態だとニラやノビルと似ており、球根は玉ねぎと間違って食べてしまったケースが実際にあります。
スイセンはじめとするヒガンバナ科の植物には、「ヒガンバナアルカロイド」という有毒成分が含まれているんです。
この有毒成分は全草とくに鱗茎に多く含まれ、食べたり樹液に触れると、食中毒症状や皮膚炎を発症します。
中毒症状には、悪心、嘔吐、下痢、発汗、頭痛、意識障害や体温低下など、最悪の事態では命に関わる危険性も。
誤って食べてしまわないために、「香り」をチェックしてみましょう。
ニラや玉ねぎは切ると強い刺激臭があるのに対して、スイセンはほとんど臭いません。
臭いがしない場合は絶対に食べないように注意しましょう。
もしも食べてしまった場合は、すぐに医療機関を受診してください。
皮膚炎を起こすのは、シュウ酸カルシウムという成分です。
鱗茎(球根の一部)や葉や花を切るときは、必ず撥水性のある手袋を着用してくださいね。
スイセンの球根を買うときは、ネット通販よりも、園芸店などで直接球根の状態を見て購入することをおすすめします。
よい球根は、重さがあって表面がぼこぼこしていないものを選びましょう。
汚れがなくしっかりと締まっているのが健康な状態です。
よい球根を購入できたら、さっそく植え付けしてみましょう!
次は、スイセンの植え付けについてお伝えします!
水仙(スイセン)の球根の植え付けのポイントは?
水仙の植え付けは10~11月頃が適期です。
植え付けが遅れると、球根がうまく成長できなくなるため、11月中には終わらせましょう。
鉢植えの場合は、球根の頭が隠れるくらいの浅植えにします。
株間を10~15㎝ほどあけて、5号鉢に3球が植え付けの目安になります。
地植えの場合は、球根2つ分ほどの植穴をあけて、株間は15~20㎝とりましょう。
ポット苗を植え付けする場合は、根鉢よりも1~2周り大きな鉢へ植え付けします。
地植えは深植えにならないように注意してください。
鉢植えやプランターで育てる場合は、水分管理に注意が必要です。
次は、スイセンの鉢植えのポイントについてお伝えします!
水仙(スイセン)の鉢植え(プランター)のポイントは?
鉢植えやプランターで育てる場合は、球根が腐りやすいので注意しなければいけません。
必ず底石を入れて、水はけのよい土で育てましょう。
習慣的に水やりをするのではなく、土の状態をよく見て水を与え、過湿にならないように管理しましょう。
冬は水やりを忘れがちになるので、水切れにも気を付けてくださいね。
地植えで育てる場合は、環境に注目してみましょう。
次は、スイセンの地植えのポイントについてお伝えします!
水仙(スイセン)の地植えのポイントは?
地植えで育てるのに一番適しているのは、庭木の下など木陰のある場所です。
スイセンは日照不足だと花が咲きませんが、強い直射日光は苦手とします。
午前中はよく日が当たり、午後からは日陰になるような、半日陰の環境で育てましょう。
雨が直接当たったり、雪が積もる場所では、土の中が多湿になって球根が腐りやすくなります。
こういった条件を満たすためにも、木漏れ日の当たる木の下は理想的な環境と言えます。
植え替えの頻度は、鉢植えと地植えで違いがあるので、チェックしておきましょう。
次は、スイセンの植え替えの時期についてお伝えします!
水仙(スイセン)の植え替えの時期はいつ?
水仙の植え替えは7~9月頃が適期です。
鉢植えの場合は年に1回、地植えの場合は3~4年に1回が目安になります。
傷んでいる根は切り落として根を整理し、子球ができている場合は分球しましょう。
植え替えの適期から植え付けの時期まで、少し期間があきますよね。
この場合は、すぐに植え替えてよいのでしょうか?
次は、スイセンの球根の掘り上げについてお伝えします!
水仙(スイセン)の球根を掘り上げる時期はいつ?球根の保存方法は?
植え替えで掘り上げた球根は、植え付けの時期まで保存します。
葉が3分の2くらい黄変したら、球根を掘り上げましょう。
葉をつけたまま風通しのよい日陰で乾燥させてから、ネットの袋に入れて冷暗所で保存します。
適期がきたら鉢植えや花壇に植え付けしましょう。
スイセンのような球根植物は、水栽培にも適しています。
ガラスの容器でオシャレに育てられるのが、水栽培の魅力です。
次は、スイセンの水栽培についてお伝えします!
水仙(スイセン)の水栽培のポイントは?
球根の底が軽く水面に触れる程度に水を入れましょう。
球根を水に浸してしまうのはよくありません。
腐る原因になるので、ぎりぎりに水を入れることが最初のポイントです。
発芽するまでは風通しのよい日陰で管理します。
根が出てきたら、根の先端が水に浸かるくらいに、水量を調節してください。
芽が出てきたら、レースカーテンなどで遮光した、やわらかい日の当たる場所に移動させましょう。
水はこまめに取り換えて、常にきれいな状態に保つことがポイントになります。
スイセンは「ある植え方」をすることで、きれいな寄せ植えをつくることができるんです。
次は、スイセンの寄せ植えについてお伝えします!
水仙(スイセン)の寄せ植えの仕方!
寄せ植えには、深さのある鉢やプランターを使いましょう。
スイセンの球根を2倍の深さに植えます。
それよりも浅い位置に、ほかの球根植物や苗を植え付けしていきます。
一緒に植えるのは「クロッカス」「パンジー」「ビオラ」などがおすすめです。
(写真はクロッカス)
スイセンの花が咲き終わったら次のように管理して、翌年の開花の準備をしましょう。
次は、スイセンの花後の管理についてお伝えします!
水仙(スイセン)の花後の管理はどうするの?
花がしおれてきたら、花の根元から切り取ります。
子房(花の根元の膨らんだ部分)をしっかりと取ることがポイントになります。
しおれてしまう前に花茎の半分くらいから切り取って、切り花にするのもおすすめですよ。
スイセンの葉は取らずに残しておきましょう。
葉は球根に栄養を送るために必要なので、自然と枯れるまでそのまま管理します。
成長した球根は、次の方法で増やすことができるんです。
やり方は簡単なので、ぜひ挑戦してみてくださいね!
次はスイセンの増やし方についてお伝えします!
水仙(スイセン)の増やし方!分球のやり方は?
スイセンは「分球」で増やせます。
植え替えのときに子球ができていたら手で分けましょう。
日陰で乾燥させてから、ネット袋など通気性のよい袋に入れて、冷暗所で保管します。
植え付けの時期になったら、新しい土に植え付けしてください。
大切に育ててきたスイセンが突然枯れたり、葉に病斑が出てきたら、病害虫の被害にあっているのかもしれません。
病害虫はどのようなものに注意が必要なのでしょうか?
次は、スイセンのかかりうる病気や害虫についてお伝えします!
水仙(スイセン)のかかりうる病気や害虫の対策方法は?
スイセンがかかりやすい病気には次のようなものがあります。
「軟腐病」
根元から根にかけて溶けるように腐ってしまう病気です。
発症すると治すのはむずかしいので予防が大事です。
茎や根についた傷口から感染するので、食害する害虫はすぐに駆除して、茎や根は丁寧に扱いましょう。
多湿にしないことも病気の予防につながります。
「モザイク病」
葉や花にモザイク状の病斑が現れたり、表面がぼこぼこと萎縮するといった症状が出ます。
発症した株は取り除いて、薬剤散布して土壌を消毒しましょう。
アブラムシを駆除することで、病気を予防することができます。
「斑点病」
葉に褐色の病斑が出てきます。
発症部分は早めに切り取って処分してください。
密植を避けて通気性と水はけのよい状態にすることで、病気を防ぐことができます。
注意すべき害虫には「アブラムシ」「ハマオトモヨトウムシ」がいます。
害虫はスイセンの葉や茎を吸食害して、その傷口が病気の発症源になることがあります。
アブラムシの分泌物は「モザイク病」の原因にもなるので、見つけ次第すぐに駆除してください。
病害虫の被害を受けている様子はないのに、花が咲かなかったり枯れてしまうのには、次のような原因が考えられます。
次は、スイセンの花が咲かない原因についてお伝えします!
水仙(スイセン)の花が咲かない原因はなに?
スイセンは日照不足になると花が咲きません。
株も弱くなるので、枯れやすくもなります。
屋外の明るい場所で管理しましょう。
スイセンは寒さに当てないと花を咲かせません。
凍結しない程度の気温で、寒さにしっかりと当てることが、花を咲かせるポイントになります。
花が咲かないうえに枯れてしまう原因としては、「球根が腐ってしまった」「葉焼け」が考えられます。
水や肥料が多すぎたり、強い直射日光は避けて、適した管理で枯れてしまうのを予防しましょう。
スイセンの和名は「雪中花(せっちゅうか)」といいます。
早いものでは11月頃から開花して、雪の中でも花を咲かせることから、この名前がつけられました。
では英語ではなんと呼ばれ、どのような意味があるのでしょうか?
次は、スイセンの英名についてお伝えします!
水仙(スイセン)は英語でなんというの?
スイセンは英語で「Narcissus(ナルシッサス)」といいます。
ギリシャ神話に登場する美しい若者「ナルキッソス」が語源です。
ナルキッソスは泉の水面に映る自分の姿に魅了され、ほとりに立ち続けたまま亡くなり、そこにスイセンの花が咲いたという神話があります。
このことは「ナルシスト」の語源にもなっているんです。
花言葉もこの神話に関係するものがつけられているのでご紹介したいと思います。
次は、スイセンの花言葉についてお伝えします!
水仙(スイセン)の花言葉はなに?
スイセンの花言葉には「利己主義」「うぬぼれ」「ナルシスト」などがあります。
上記でご紹介した、ギリシャ神話が花言葉の由来です。
このように自己愛の強い言葉とは違い、次のような花言葉もあります。
「敬意」「騎士道」「片思い」などです。
花色は晴れやかで凛と咲く花姿が、これらの花言葉の由来になっていると言われています。
また、ギリシャ神話から一本で咲くスイセンは「不運」を意味しています。
数本で咲く場合は「幸運」「喜び」といった意味があるようなので、たくさん植えて幸運を呼び込みましょう。
スイセンは古くから品種改良がすすめられ、その数は1万種以上とも言われています。
一部ではありますが、いくつか品種をご紹介します。
次は、スイセンの種類や品種についてお伝えします!
水仙(スイセン)の種類や品種は何があるの?
スイセンの種類には次のようなものがあります。
「カップスイセン」
スイセンの中でも一番多くある花形で、副冠がカップのような形をしているのが特徴です。
「ラッパスイセン」
副冠が長くラッパのような形をしていることから、この名前がつけられました。
「ニホンズイセン」
黄色の小さな盃状の副冠と白い花弁が特徴です。古くに中国から伝来したと言われています。
品種には次のようなものがあります。
「アバロン」
淡黄色の花弁がやわらかい印象を与えてくれます。
大きなカップ状の副冠があり、淡黄からオフホワイトに変化するのが特徴です。
「カムラウデ」
淡いオレンジ色の副冠の縁が、フリル状になっているのが特徴です。
花は豪華なバタフライ咲きで、草丈は30~40㎝に成長します。
それでは最後に、これまでのおさらいをしていきましょう。
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水仙(スイセン)のまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは18個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①水仙(スイセン)の育て方(環境、土、肥料、水やり)
日当たりと風通しのよい場所を好みます。
水はけと通気性のよい、砂質の用土で育てましょう。
元肥として緩効性化成肥料を用土によく混ぜ込んでおきます。
追肥は11月頃(発芽時期)に、リン酸が多めの液肥を水やりの代わりに施してください。
鉢植えの表土が乾いたら、鉢底から流れるくらいたっぷり水を与えます。
地植えの場合は、雨が降らず土が乾燥しているときに、水やりを行いましょう。
②水仙(スイセン)の画像(写真)!
スイセンの画像をご紹介しました。
凛と咲く花姿を、ぜひチェックしてみてくださいね!
③水仙(スイセン)の開花時期や季節はいつ?花はどんな香り?
スイセンは初春~春に咲く花で、開花時期は3~4月頃です。
ニホンズイセンはほかよりもやや早く、11月頃から開花します。
芳香は強めで、ジャスミンやロウバイに似た甘さのなかに、バイオレットの新緑を思わせる爽やかな香りが感じられます。
➃水仙(スイセン)は毒に注意!
ヒガンバナ科の植物には、「ヒガンバナアルカロイド」という有毒成分が含まれています。
この有毒成分は全草とくに鱗茎に多く含まれ、食べたり樹液に触れると、食中毒症状や皮膚炎を発症し死亡例もあります。
ニラやノビル、玉ねぎと間違えて食べてしまったケースがあるので十分に注意が必要です。
⑤水仙(スイセン)の球根の植え付けのポイントは?
植え付けは10~11月頃が適期です。
鉢植えの場合は、球根の頭が隠れるくらいの浅植えにします。
株間を10~15㎝ほどあけて、5号鉢に3球が植え付けの目安になります。
地植えの場合は、球根2つ分ほどの植穴をあけて、株間は15~20㎝とりましょう。
⑥水仙(スイセン)の鉢植え(プランター)のポイントは?
「球根が腐りやすい」ので注意しなければいけません。
必ず底石を入れて、水はけのよい土で育てましょう。
⑦水仙(スイセン)の地植えのポイントは?
午前中はよく日が当たり、午後からは日陰になるような、半日陰の環境で育てましょう。
雨が直接当たったり、雪が積もる場所では、土の中が多湿になって球根が腐りやすくなるので注意して下さい。
⑧水仙(スイセン)の植え替えの時期はいつ?
植え替えは7~9月頃が適期です。
鉢植えの場合は年に1回、地植えの場合は3~4年に1回が目安になります。
⑨水仙(スイセン)の球根を掘り上げる時期はいつ?球根の保存方法は?
葉が3分の2くらい黄変したら、球根を掘り上げましょう。
葉をつけたまま風通しのよい日陰で乾燥させてから、ネットの袋に入れて冷暗所で保存します。
⑩水仙(スイセン)の水栽培のポイントは?
球根の底が軽く水面に触れる程度に水を入れましょう。
発芽するまでは風通しのよい日陰で管理します。
根が出てきたら、根の先端が水に浸かるくらいに、水量を調節してください。
芽が出てきたら、やわらかい日光の当たる場所に移動させましょう。
水はこまめに取り換えて、常にきれいな状態に保つことがポイントになります。
⑪水仙(スイセン)の寄せ植えの仕方!
寄せ植えには、深さのある鉢やプランターを使いましょう。
スイセンの球根を2倍の深さに植えます。
それよりも浅い位置に、ほかの球根植物や苗を植え付けしていきます。
⑫水仙(スイセン)の花後の管理はどうするの?
花がしおれてきたら、花の根元から切り取ります。
子房(花の根元の膨らんだ部分)をしっかりと取ることがポイントになります。
葉は自然と枯れるまで残しておきましょう。
⑬水仙(スイセン)の増やし方!分球のやり方は?
スイセンは「分球」で増やせます。
植え替えのときに子球ができていたら手で分けましょう。
日陰で乾燥させてから、ネット袋など通気性のよい袋に入れて、冷暗所で保管します。
⑭水仙(スイセン)のかかりうる病気や害虫の対策方法は?
スイセンがかかりやすい病気には「軟腐病」「モザイク病」「斑点病」などがあります。
通気性と水はけのよい状態にして、害虫を駆除することで病気を防ぐことができます。
注意すべき害虫には「アブラムシ」「ハマオトモヨトウムシ」がいます。
害虫は病気の原因にもなるので、見つけ次第すぐに駆除してください。
⑮水仙(スイセン)の花が咲かない原因はなに?
スイセンの花が咲かない原因には「日照不足」「寒さに当てていない」「球根が腐ってしまった」「葉焼け」が考えられます。
⑯水仙(スイセン)は英語でなんというの?
スイセンは英語で「Narcissus(ナルシッサス)」といいます。
⑰水仙(スイセン)の花言葉はなに?
スイセンの花言葉には「利己主義」「うぬぼれ」「ナルシスト」「敬意」「騎士道」「片思い」などがあります。
⑱水仙(スイセン)の種類や品種は何があるの?
スイセンは古くから品種改良がすすめられ、その数は1万種以上とも言われています。
スイセンの種類には「カップスイセン」「ラッパスイセン」「ニホンズイセン」などがあります。
品種には「アバロン」「カムラウデ」などがあります。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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