みなさんこんにちは。
今回は、日本水仙(ニホンスイセン)についてまとめていきたいと思います。
日本水仙は、ヒガンバナ科スイセン属に属する球根植物で、多年草です。
学名は、Narcissus tazetta var. chinensisです。
花は香りが良く、美しいですが全草に毒があり、特に球根には強い毒があります。
ニラと間違えて食べてしまうケースもあるので気をつけましょう。
今回は、日本水仙(ニホンスイセン)についてのポイント、
以上8個の点についてお伝えします。
まずは日本水仙(ニホンスイセン)の育て方からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
日本水仙(ニホンスイセン)の育て方は?
日本水仙は、その名の通り日本ではよく育ちます。
日の当たる場所で育て、やや乾燥気味に育てましょう。
ここからさらに詳しくお伝えします。
最初は、日本水仙(ニホンスイセン)が好む環境についてお伝えします!
日本水仙(ニホンスイセン)の育て方!環境はどうする?
日本水仙は、風通しが良く、日当たりのよい場所で育てましょう。
日当たりが良い場所の方が、球根が良く育ち、花付きが良くなります。
次は、日本水仙(ニホンスイセン)に適した用土についてお伝えします!
日本水仙(ニホンスイセン)を育てる際の適した用土は何?
日本水仙は、根がよく張るようにやわらかい土で育てましょう。
腐葉土やピートモスが30%くらい入っている用土が適しています。
用土を作る場合は、赤玉土小粒と腐葉土を7:3の割合で混ぜた土で育てましょう。
また、市販の草花用培養土や球根用培養土を使用しても十分に育ちます。
次は、日本水仙(ニホンスイセン)に必要な肥料についてお伝えします!
日本水仙(ニホンスイセン)の育て方!肥料はどうする?
日本水仙には、チッ素過多の肥料は使わないでください。
チッ素が多いと、球根は大きく育ちますが、球根が腐りやすく、花付きも悪くなります。
そのため、腐葉土、ピートモスなどの有機物をあらかじめ用土に施し、緩効性化成肥料を元肥として与えましょう。
追肥は、発芽後に月に2回、チッ素が少ない液体肥料を追肥しましょう。
では次は、日本水仙(ニホンスイセン)の水やりポイントについてお伝えします!
日本水仙(ニホンスイセン)を育てる際の水の量はどうする?
日本水仙を地植えする場合は、ほぼ降雨のみで育ちます。
何日間も雨が降らずに乾燥している場合は、たっぷりと水をあげてください。
日本水仙を鉢植えで育てる場合は、土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをしましょう。
日本水仙は、多湿になると病気になったり球根が腐敗したりするので、水のやりすぎには注意しましょう。
以上で基本的な日本水仙(ニホンスイセン)の育て方については終わりです。
次は日本水仙(ニホンスイセン)の写真をお見せします!
日本水仙(ニホンスイセン)の花の画像(写真)!香りや見た目の特徴は?
日本水仙の香りには、「リナロール」という、ストレスを軽減してくれる成分が入っています。
「リナロール」は、ラベンダーの香りにも含まれている成分です。
日本水仙を育てれば、癒し効果もある上品な香りが楽しめますよ!
日本水仙の茎と葉は、緑色で細長く、厚さがあり、ニラと似ているので注意してくださいね。
花径は3cmほどで、草丈は約30㎝です。
花の付き方は、1本の花茎に、たくさんの花を咲かせる房咲きです。
また、花弁は広がり反り返らないのが日本水仙の特徴です。
次に、日本水仙(ニホンスイセン)の開花時期をお伝えします!
日本水仙(ニホンスイセン)の開花時期や季節はいつ頃なの?
日本水仙は、12月から翌年の春にかけて開花します。
冬の寒さの中でも花を咲かせることから、「雪中花」とも呼ばれています。
「お正月に見られる花」というイメージがある方も多いでしょう。
次は、日本水仙(ニホンスイセン)の球根の販売価格をお伝えします!
日本水仙(ニホンスイセン)の球根の価格はいくら位なの?
日本水仙の球根は、1球あたり90円~130円くらいです。
球根がいくつか入って売られていることが多いです。
9月に入ると市販が開始されるので、ネット販売なら予約することもできます。
それでは次に、日本水仙(ニホンスイセン)の鉢植えで育てる際のポイントをお伝えします!
日本水仙(ニホンスイセン)の鉢植えで育てる際のポイントは?
日本水仙を鉢植えで育てる場合は、夏場は涼しい場所で管理してあげましょう。
逆に冬場は、植え付け後に外に出してあげてください。
日本水仙は、冬の寒さに当たらないと春に花を咲かせません。
ですが、冬場の水やりで凍結を起こすと球根が傷んでしまうので、水やりは午前中に行ってください。
鉢のサイズは、7~8号鉢に3球ぐらいを目安に植えてください。
次は、日本水仙(ニホンスイセン)の花が咲かない原因をお伝えします!
日本水仙(ニホンスイセン)の花が咲かない原因は?
日本水仙の花が咲かない原因として一番多いケースは、「花が咲いた後に葉と茎を切ってしまうこと」です。
花が終わってしまったあと、伸びた早茎を見た目が悪いからと切ってしまいがちです。
しかし、日本水仙の場合は、葉と茎をそのまま残しておいて、固形燃料も与えてください。
葉が日に当たることで光合成をし、球根に栄養を送り、次の年に花を咲かせます。
これは、日本水仙の特徴と言っても良いでしょう。
そのため、鉢植えの場合は外に出して管理してあげましょう。
また、5年以上経っている球根も花付きが悪くなります。
次に、日本水仙(ニホンスイセン)の花言葉をお伝えします!
日本水仙(ニホンスイセン)の花言葉はなに?
日本水仙の花言葉は、「自己愛」や「自惚れ」です。
その花言葉は、ギリシャ神話に出てくる美少年、ナルキッソスが由来です。
ナルキッソスは、自分の姿に恋をして花にされてしまい、その花が日本水仙だとされています。
最後に、日本水仙(ニホンスイセン)の種類をお伝えします!
日本水仙(ニホンスイセン)の種類や品種は何があるの?
日本水仙は、ヒガンバナ科スイセン属に属しています。
このスイセン属には、野生種で30約種類、改良種は1万以上の品種が存在しています。
今は、日本水仙を含め、これらすべての品種を「水仙」と呼ぶことが多いです。
日本水仙は、古くから栽培されている水仙の代表品種です。
日本水仙は、各地で野生化しており、伊豆下田の爪木崎、福井県越前海岸などで群生を見ることも出来ます。
そのような群生地には異変種も存在し、八重咲日本水仙という異変種があります。
また、越前海岸の日本水仙は「越前水仙」のブランド名で知られています。
潮風にもまれて育ったために日本水仙よりも花が引き締まり、香りも強く日持ちもする品種のようです。
それでは最後に、これまでのおさらいをしていきましょう。
日本水仙(ニホンスイセン)のまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは8個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①日本水仙(ニホンスイセン)の育て方(環境、土、肥料、水やり)
日本水仙は、風通しと日当たりの良い場所で育てましょう。
腐葉土などの有機肥料に、緩効性化成肥料を施した用土で育ててください。
水やりは、乾燥したら与えるようにしましょう。
②日本水仙(ニホンスイセン)の花の画像(写真)!香りや見た目の特徴は?
日本水仙の香りには、「リナロール」という、ストレスを軽減してくれる成分が入っていて上品な香りです。
葉はニラと似ていて、花は房咲きで花弁は反り返りません。
③日本水仙(ニホンスイセン)の開花時期や季節はいつ頃なの?
日本水仙は、12月から翌年の春にかけて開花します。
④日本水仙(ニホンスイセン)の球根の価格はいくら位なの?
日本水仙の球根は、1球あたり90円~130円くらいです。
⑤日本水仙(ニホンスイセン)の鉢植えで育てる際のポイントは?
日本水仙を鉢植えで育てる場合は、夏場は涼しい場所で管理してあげましょう。
逆に冬場は、植え付け後に外に出してあげてください。
鉢のサイズは、7~8号鉢に3球ぐらいを目安に植えてください。
⑥日本水仙(ニホンスイセン)の花が咲かない原因は?
日本水仙の花が咲かない原因は、開花後に葉と茎を切ってしまうことです。
また、5年以上経っている球根も花が咲きにくいです。
⑦日本水仙(ニホンスイセン)の花言葉はなに?
日本水仙の花言葉は、「自己愛」・「自惚れ」です。
⑧日本水仙(ニホンスイセン)の種類や品種は何があるの?
日本水仙は、各地で野生化しており、群生地には八重咲日本水仙などの異変種があります。
また、越前海岸の日本水仙は「越前水仙」のブランド名で知られています。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
コメントを残す