みなさんこんにちは。
今回は、ヘクソカズラについてまとめていきたいと思います。
ヘクソカズラは、アカネ科・ヘクソカズラ属のツル性の多年草です。
ヘクソカズラは漢字で「屁糞葛」と書きます。
この印象的な名前は、葉や茎を切ると屁糞のような悪臭がすることからつけられました。
別名は、ヤイトバナ・サオトメカズラとも呼ばれます。
学名は「Paederia foetida」です。
今回は、ヘクソカズラについてのポイント、
以上7個の点についてお伝えします。
まずはヘクソカズラの育て方からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
ヘクソカズラの育て方は?
ヘクソカズラは、強健な植物で、全国の土手や道の脇で、フェンスや樹木に巻き付いてる姿がよく見られます。
どこからか自然に種が飛んできて、勝手に生えてくる植物と言ってもよいでしょう。
生育がとても旺盛で、たくましく茂る植物です。
ここからさらに詳しくお伝えします。
最初は、ヘクソカズラが好む環境についてお伝えします!
ヘクソカズラの育て方!環境はどうする?
ヘクソカズラは、日当たりのよい場所を好みますが、明るい半日陰くらいでも旺盛に育ちます。
日照不足だと花付き、実付きが悪くなります。
耐暑性・耐寒性どちらもあり、冬は落葉して越冬します。
次は、ヘクソカズラに適した用土についてお伝えします!
ヘクソカズラを育てる際の適した用土は何?
へクソカズラは、特別な土を必要とせずどんな土でも育つくらい強健です。
市販の培養土で問題なく育ちます。
次は、ヘクソカズラに必要な肥料についてお伝えします!
ヘクソカズラの育て方!肥料はどうする?
ヘクソカズラは、土手や藪でも旺盛に生育する植物なので、基本的には肥料は必要ありません。
逆に肥料を与えると育ち過ぎてしまい、雑草化するおそれがあるので注意しましょう。
では次は、ヘクソカズラの水やりポイントについてお伝えします!
ヘクソカズラを育てる際の水の量はどうする?
ヘクソカズラを鉢植えで育てる場合は、表面の土が乾いたらたっぷりと水やりをします。
地植えの場合は、特に水やりは必要なく雨水で十分です。
以上で基本的なヘクソカズラの育て方については終わりです。
次はヘクソカズラの写真をお見せします!
ヘクソカズラの花や実の画像(写真)!特徴は?臭いの?
ヘクソカズラの花は、名前のイメージと違ってとても可愛らしく質感も砂糖菓子のようにふわふわしています。
1㎝~1.5㎝ほどの釣鐘状の形で、中心部が濃いワインレッドの色をしています。
ヘクソカズラは、秋から冬にかけて5mmほどの黄金色の実をつけます。
実の中には、お椀のようにへこんだ種が入っています。
光沢のあるヘクソカズラの実は、リースなどドライフラワーの花材として人気です。
このように可愛い花や実とは裏腹に、独特な嫌な臭いを放つのがヘクソカズラの大きな特徴です。
臭いの原因は、ヘクソカズラに含まれているメルカプタンという物質にあります。この物質は、スカンクの屁の主成分と同じものです。
次に、ヘクソカズラの開花時期をお伝えします!
ヘクソカズラの開花時期や季節はいつ頃なの?
ヘクソカズラの開花時期は、5~8月です。
春・初夏~夏にかけて開花します。
次は、ヘクソカズラの駆除方法をお伝えします!
ヘクソカズラの駆除の仕方は?除草剤はどれを使うと良いの?
ヘクソカズラは、フェンスや周りの植物に絡みついてどんどん生長します。またこぼれ種で容易に増えます。
その茎や葉からは、悪臭を放つため通常雑草として駆除されることが多いです。
また頑丈で生長が旺盛な植物なので、広範囲に広がる前に早めに駆除することをおすすめします。
蔓が絡みあっている場合は、ハサミや手で駆除しますが、根が残っているとそこから新しい芽が出て繁殖が続いてしまいます。
蔓を辿り、根を引き抜くか、他の植物が生えていないときに除草剤をまいて駆除します。
ヘクソカズラの駆除に使う除草剤は、根までしっかり枯らすタイプがおすすめです。
しかしこのタイプの除草剤は、薬剤がかかった植物はなんでも枯らすので、作物が植わっているような場所には使用できません。
初心者でも使用しやすく、安全性が高い除草剤として「ラウンドアップ」や「サンフーロン」がよく使用されています。
それでは次に、ヘクソカズラに似た花をお伝えします!
ヘクソカズラに似た花は何がある?
ヘクソカズラの花によく似たものに「ハマサオトメカズラ」があります。
ハマサオトメカズラは海辺や川べりに生えていることが多く、厚めで光沢がある葉がヘクソカズラと見分けるポイントです。
ヘクソカズラの蔓や葉によく似た種類はいくつかあります。
花姿はそれぞれ違う特徴がありますが、生育場所や葉、蔓の様子が似ていることから、よく見間違えるのが、「ガガイモ」や「アオツヅラフジ」です。
次は、ヘクソカズラの花言葉をお伝えします!
ヘクソカズラの花言葉はなに?
ヘクソカズラの花言葉は、「人嫌い」「誤解を解きたい」「意外性のある」です。
「人嫌い」は、悪臭を放ち、人を寄せ付けないことからつけられました。
「誤解を解きたい」や「意外性のある」は、その嫌な臭いとは裏腹に、可愛い花を咲かせることからつけられたようです。
最後に、ヘクソカズラの種類をお伝えします!
ヘクソカズラの種類や品種は何があるの?
ヘクソカズラには、いくつかの変種があります。
先の項目で紹介した厚めで光沢の葉が特徴の「ハマサオトメカズラ」です。
また「ツツナガヤイトバナ」もヘクソカズラの変種の1つです。
ツツナガヤイトバナは、ヘクソカズラの花に比べて、花筒の部分が長いのが特徴です。
それでは最後に、これまでのおさらいをしていきましょう。
ヘクソカズラのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは7個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①ヘクソカズラの育て方(環境、土、肥料、水やり)
ヘクソカズラは、日当たりのよい場所を好みますが、明るい半日陰くらいでも旺盛に育ちます。
へクソカズラは、特別な土を必要とせずどんな土でも育つくらい強健です。
ヘクソカズラは、基本的には肥料は必要ありません。
肥料を与えると育ち過ぎてしまい、雑草化するおそれがあるので注意しましょう。
ヘクソカズラを鉢植えで育てる場合は、表面の土が乾いたらたっぷりと水やりをします。
地植えの場合は、特に水やりは必要なく雨水で十分です。
②ヘクソカズラの花や実の画像(写真)!特徴は?臭いの?
ヘクソカズラの花は、1㎝~1.5㎝ほどの釣鐘状の形で、中心部が濃いワインレッドの色をしています。
そしてヘクソカズラは、秋から冬にかけて5mmほどの黄金色の実をつけます。
ヘクソカズラは、可愛い花や実とは裏腹に、独特な嫌な臭いを放つことが大きな特徴です。
③ヘクソカズラの開花時期や季節はいつ頃なの?
ヘクソカズラの開花時期は、5~8月です。春・初夏~夏にかけて開花します。
④ヘクソカズラの駆除の仕方は?除草剤はどれを使うと良いの?
ヘクソカズラの蔓が絡みあっている場合は、ハサミや手で駆除しますが、根が残っているとそこから新しい芽が出て繁殖が続いてしまいます。
蔓を辿り、根を引き抜くか、他の植物が生えていないときに除草剤をまいて駆除します。
ヘクソカズラの駆除に使う除草剤は、根までしっかり枯らすタイプがおすすめです。
⑤ヘクソカズラに似た花は何がある?
ヘクソカズラの花によく似たものに「ハマサオトメカズラ」があります。
ハマサオトメカズラは海辺や川べりに生えていることが多く、厚めで光沢がある葉がヘクソカズラと見分けるポイントです。
⑥ヘクソカズラの花言葉はなに?
ヘクソカズラの花言葉は、「人嫌い」・「誤解を解きたい」・「意外性のある」です。
⑦ヘクソカズラの種類や品種は何があるの?
ヘクソカズラには、いくつかの変種があります。
厚めで光沢の葉が特徴の「ハマサオトメカズラ」と、花筒の部分がヘクソカズラのそれより長いのが特徴の「ツツナガヤイトバナ」です。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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