みなさんこんにちは。
今回は、ヘリクリサムについてまとめていきたいと思います。
その種類はなんと500種類程もあり、様々な色や形の花が美しく魅力的な植物です。
このヘリクリサムは、キク科ヘリクリサム属の多年草です。
その見た目から、インテリアや寄せ植えとして人気があります。
ヘリクリサムは鉢植えでも地植えでも育てることができます。
ヘリクリサムの基本的な育て方からさらに詳しい情報まで紹介しています。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
今回はヘリクリサムについてのポイント、
以上13個の点についてお伝えします。
まずはヘリクリサムの育て方からお伝えします!
目次(クリックで飛べます)
ヘリクリサムの育て方は?ヘリクリサムは多年草なの?
ヘリクリサムを育てる上で注意すべきポイントは、湿度です。
ヘリクリサムは過湿が苦手な植物です。
過湿の状態が続くと枯れてしまうこともあります。
この性質から、原産国であるオーストラリア、タスマニア周辺等では多年草として育ちますが、
日本では冬越しが難しく、一年草として扱われることが多いです。
ここからさらに詳しくお伝えします。
最初は、ヘリクリサムが好む環境についてお伝えします!
ヘリクリサムの育て方!環境はどうする?
ヘリクリサムは日当たりのいい場所が適しています。
よく日に当てることで元気に育ってくれます。
また、過湿が苦手な植物なので、風通しのいい場所で管理するようにしましょう。
湿度の高い場所では害虫も発生しやすいため、注意してくださいね。
次は、ヘリクリサムに適した用土についてお伝えします!
ヘリクリサムを育てる際の適した用土は何?
ヘリクリサムは水はけのいい土を好みます。
赤玉土や鹿沼土を用いると、水はけがよくなります。
自分で作る場合、赤玉土(小粒)を6、腐葉土を4の割合で混ぜるとよいでしょう。
一般的な草花用培養土でも育てることができます。
次は、ヘリクリサムに必要な肥料についてお伝えします!
ヘリクリサムの育て方!肥料はどうする?
ヘリクリサムに追肥をする際は、生育期である4~7月に行いましょう。
量は少量で構いません。1ヶ月に1度、緩効性の化成肥料がよいでしょう。
植え付けの際に堆肥などを混ぜこんでいたり、緩効性化成肥料を置いていたりした場合、追肥は不要です。
次は、ヘリクリサムの水やりポイントについてお伝えします!
ヘリクリサムを育てる際の水の量はどうする?
先程お伝えしたように、ヘリクリサムは多湿を嫌います。
水を与えすぎないように注意しましょう。
地植えの場合は、降雨で十分です。
鉢植えの場合は、土が乾いているかどうか確認をしてから与えます。
水を与える際は、葉ではなく株元へ注ぐことがポイントです。
以上で基本的なヘリクリサムの育て方については終わりです。
次は、ヘリクリサムの画像をお見せします!
ヘリクリサムの画像(写真)!特徴は?
ヘリクリサムの花の色はピンク、オレンジ、白、黄、紫など大変多様です。
実はこの花びらに見える部分、【総苞片】と呼ばれ、キク科にみられる「つぼみを包むように葉が変形したもの」なのです。
また、【苞葉】とも呼ばれます。
花びらではなかったのですね!
ヘリクリサムの総苞片は、数が多く丸みを帯びているものから、花開いた様子が、上から見ると星のように見えるものなどその形は様々です。
また、光沢があるように見え、かさかさとした触感が特徴です。
次に、ヘリクリサムの開花時期や季節はいつ頃なのかをお伝えします。
ヘリクリサムの開花時期や季節はいつ頃なの?
ヘリクリサムの開花時期は種まきの時期や品種によって多少差が出ます。
4~5月の春播きの場合は7~9月に、9~11月の秋播きの場合は5~6月に開花します。
開花期間は1ヶ月程度と短いのが特徴です。
ヘリクリサムのカサカサとした触感を活かして、ドライフラワーにして楽しむ方も多いのですが、
その場合は開きすぎていない、7分咲きの頃に摘み取ってしまうのがおすすめです。
それでは次に、ヘリクリサムの苗の植え付けのポイントをお伝えします。
ヘリクリサムの苗の植え付けのポイントは?
ヘリクリサムを地植えにする場合、日当たりの良い場所を選び、水はけを良くすることがポイントです。
植え付けの2週間前に苦土石灰を混ぜて少々耕します。
さらに1週間前に腐葉土や堆肥を混ぜこんでおきます。畝を高めにすると、水はけが更に良くなりますよ。
植え付けの際、風通しを良くするために株の間を20~30cm程度あけます。
鉢植えにする場合は、赤玉土(小粒)を6、腐葉土を4で混ぜた土を使用するのがおすすめです。
また、使用する鉢にも注意しましょう。
苗よりも一回り大きなサイズの鉢にしておくと、根詰まりが起こりづらくなります。
次はヘリクリサム鉢植え(プランター)や地植え(庭植えや花壇)で育てる際のポイントをお伝えします!
ヘリクリサムを鉢植え(プランター)や地植え(庭植えや花壇)で育てる際のポイントは?
ヘリクリサムを鉢植えで育てる場合、風通しと日当たりの良い場所で管理するのがポイントです。
地植えにしている、または外に置いている場合、特に水を与える必要はありません。
雨に任せてしまいましょう。
室内に置いている場合は、土の乾燥具合を確認して与えます。
植え付けた後は、生育期の4~7月に少量の追肥を行います。
次は、ヘリクリサムの剪定についてお伝えします!
ヘリクリサムの剪定(切り戻し)はどうする?
皆さんのうち、ヘリクリサムの剪定はどうするのかな?とお考えの方もいると思います。
しかし実は、ヘリクリサムの剪定は特に必要ありません。
その代わり、発芽してから開花するまでに摘心をするようにします。
そうすることで茎の数も増え、多くの花を楽しむことができますよ!
次は、ヘリクリサムの寄せ植えについてお伝えします!
ヘリクリサムの寄せ植えのポイントは?
様々な色や形の種類があるヘリクリサムは、寄せ植えに向いています。
特に、ヘリクリサム・ホワイトフェアリー、ヘリクリサム・ペティオラレなどのシルバーリーフは、白く輝く葉が色々な植物に合わせやすいため、人気があります。
寄せ植えをする上でのポイントは、生育環境が似ている植物同士を植えることです。
つまりヘリクリサムを寄せ植えにする場合は、水はけと乾燥を好む植物と合わせる、ということですね。
また、壁掛けのために乾燥しやすくなるハンギングバスケットに植えても面白いですよ!
次は、ヘリクリサムの増やし方についてお伝えします!
ヘリクリサムの増やし方は?
ヘリクリサムは、挿し木で増やすことができます。
また、花の時期が終わった後に種を収穫し、その種を播くことでも増やすことが可能です。
簡単に増やすことができますので、ぜひ挑戦してみてくださいね。
次は、ヘリクリサムの挿し木についてお伝えします!
ヘリクリサムの挿し木のやり方は?
ヘリクリサムの挿し木は5~7月が適期です。
ですが、夏や冬を避ければいつでも大丈夫です。
まず茎を8~10cmほどの長さに切り取り、先端の葉を3枚ほど残して他の葉は落としていきます。
切り取った茎は、挿し木専用土など水はけの良い土を入れたポットで管理をしましょう。
根が張って植え替えが可能になるまでは、乾燥させないように注意してくださいね。
次は、ヘリクリサムの種まきについてお伝えします!
ヘリクリサムの種まき時期と種まきのポイントは?
ヘリクリサムの種まきは、4~5月(春まき)または9~11月(秋まき)が適期です。
はじめは、種まきに適した育苗箱やポットを使用して育てていくのがおすすめです。
これは、ヘリクリサムの発芽温度が20度程度であるためです。
育苗箱であれば、室内へ移動させることが簡単ですよね。
種をまく際は、種同士が重ならないように注意し、上から土を被せましょう。
このとき、土を被せすぎないのがポイントです。
うっすら、種が隠れるくらい、と覚えておきましょう。
葉がしっかりと出るまでは、乾燥させないように管理しましょう。
育苗箱で本葉が3枚程度に成長したら、ポットへと植え替えます。
次に、ヘリクリサムの値段や販売価格はいくら位なのかをお伝えします。
ヘリクリサムの値段や販売価格はいくら位なの?
ヘリクリサムは、種類にもよりますがホームセンターや園芸店のほか、インターネット通販でも購入することが可能です。
種であればモンストローサという黄やオレンジ、赤色の花を咲かせる種類が150円~。
サルタン、テトラジャイアントという種類が200円~程度と、手に入りやすい価格です。
苗であれば、人気のシルバーリーフが9cmポットで1本300前後~1200円前後と種類によって幅が出るようです。
次は、ヘリクリサムの花言葉についてお伝えします!
ヘリクリサムの花言葉はなに?
ヘリクリサムの花言葉には【永遠の思い出】【記憶】【黄金の輝き】などがあります。
【永遠の思い出】は、ヘリクリサムの開花期間が長いことから、
【黄金の輝き】は、ヘリクリサムの学名からついた花言葉だそうです。
また、ヘリクリサムは2月28日の誕生花です。
次は、ヘリクリサムの種類や品種についてお伝えします!
ヘリクリサムの種類や品種は何がある?ペティオラレやライムミニ、コルマ等
ヘリクリサムの属するヘリクリサム属は、約500種ほど存在しています。
いくつか紹介しますね。
具体的には、鮮やかな彩りのテトラジャイアントや、シルバーリーフであるカレープラント、ペティオラレ、コルマなどがあります。
・テトラジャイアント…丈が40cmと高く育つことが特徴です。
・カレープラント…シルバーリーフです。葉茎からカレーの香りがする独特な種類です。
・ペティオラレ…シルバーリーフで、這うようにして増えていくことからグランドカバーとしても人気があります。
・ライムミニ…鮮やかなライム色の小さな葉をたくさんつける種類です。鉢植えや寄せ植えに人気があります。
・コルマ…花の色や葉の形がカレープラントに似ていますが、香りはありません。
シルバーと言うよりも真っ白に見える葉の色が特徴です。
是非、「自分好み」な、ヘリクリサムの種類を見つけて育ててみましょう!
それでは最後に、今回お伝えしたことをまとめていきたいと思います!
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ヘリクリサムのまとめ!
いかがでしたでしょうか?今回お伝えした重要なポイントは12個ありました。
覚えているでしょうか?1個ずつ振り返っていきましょう!
①ヘリクリサムの育て方(環境、土、肥料、水やり)
ヘリクリサムの種まきは、4~5月または9~11月が適期です。
ヘリクリサムは、日当たりがよく水はけの良い土を好みます。
生育期である4~7月に1ヶ月に1度、緩効性の化成肥料を与えましょう。水は多く与え過ぎてはいけません。
②ヘリクリサムの画像(写真)!特徴は?
ヘリクリサムの花の色はピンク、オレンジ、白、黄、紫など大変多様ですが、
花びらに見える部分は【総苞片】と呼ばれる「つぼみを包むように葉が変形したもの」です。
ヘリクリサムの総苞片は光沢があるように見え、かさかさとした触感が特徴です。
③ヘリクリサムの開花時期や季節はいつ頃なの?
ヘリクリサムの開花時期は種まきの時期や品種によって多少差が出ます。
4~5月の春播きの場合は7~9月に、9~11月の秋播きの場合は5~6月に開花します。
開花期間は1ヶ月程度と短いのが特徴です。
④ヘリクリサムの苗の植え付けのポイントは?
ヘリクリサムを地植えにする場合、日当たりの良い場所を選び、水はけを良くすることがポイントです。
鉢植えにする場合は、赤玉土(小粒)を6、腐葉土を4で混ぜた土を使用するのがおすすめです。
⑤ヘリクリサムを鉢植え(プランター)や地植え(庭植えや花壇)で育てる際のポイントは?
ヘリクリサムを鉢植えで育てる場合、日当たり良くが風通しの良い場所で管理しましょう。
ヘリクリサムを地植えで育てる場合にも、日当たりのいい場所に植え付けます。
⑥ヘリクリサムの剪定(切り戻し)はどうする?
ヘリクリサムの剪定は特に必要ありませんが、発芽してから開花するまでに摘心をすると花が多く咲きます。
⑦ヘリクリサムの寄せ植えのポイントは?
ヘリクリサムのようなシルバーリーフは寄せ植えに向いています。
寄せ植えをする上でのポイントは、生育環境が似ている植物同士を植えることです。
⑧ヘリクリサムの増やし方は?
ヘリクリサムは種まきや挿し木で増やすことができます。
⑨ヘリクリサムの挿し木のやり方は?
ヘリクリサムの挿し木は5~7月が適期です。
茎を8cm~10cmほどで切り取り、先端の葉を3枚ほど残し、他の葉は落としていくのがポイントです。
⑩ヘリクリサムの種まき時期と種まきのポイントは?
ヘリクリサムの種まきは、4~5月(春まき)または9~11月(秋まき)が適期です。
種をまく際は、種同士が重ならないように注意し、上から土を被せましょう。
⑪ヘリクリサムの値段や販売価格はいくら位なの?
ヘリクリサムの種であれば、モンストローサという黄やオレンジ、赤色の花を咲かせる種類が150円~。
サルタン、テトラジャイアントという種類が200円~程度。
苗であれば、人気のシルバーリーフが9cmポットで1本300前後~1200円前後と種類によって幅が出るようです。
⑫ヘリクリサムの花言葉はなに?
ヘリクリサムの花言葉には【永遠の思い出】【記憶】【黄金の輝き】などがあります。
⑬ヘリクリサムの種類や品種は何がある?ペティオラレやライムミニ、コルマ等
ヘリクリサムの属するヘリクリサム属は、約500種ほど存在しています。
テトラジャイアントやカレープラント、ペティオラレ、ライムミニ、コルマなどがあります。
それでは今回はこれで失礼します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
[…] ■ヘリクリサムの育て方・環境・土参考 https://botanicaljapan.com/6772.htmlヘリクリサムは過湿が苦手なので風通しと日当たりの良い場所で管理。土は水はけのいいものを好む。赤玉土や鹿沼土を用いると、水はけがよくなります。一般的な草花用培養土でも育てることができます。水やりは土が乾いたらたっぷりと。やや乾燥気味を好みます。地植えの場合は、降雨で十分かも。※花の開花期間は1ヶ月程度と短い。ヘリクリサムの開花時期は種まきの時期や品種によって多少差が出る。4~5月の春播きの場合は7~9月に、9~11月の秋播きの場合は5~6月に開花。 […]